初めての台北を効率よく観光するなら、どこへ足を運ぶのがおすすめ?週末台湾にもピッタリの王道スポットを、現地在住7年目の僕が選んでみました!
こんにちは!台湾国内旅行が大好きな台北在住日本男子Mae(@qianheshu)です。
さて、本ブログ恒例(?)となってきました、台湾各都市での初観光を2日で楽しむためのスポット集。
これまで台南、台中とご紹介してまいりましたが、ここに来てあることに気づきました。
そう言えば、自分の住んでいる街の観光スポットまとめがない!
そう、台湾の首都かつ僕が6年以上も住んでいる台北について、まだ紹介していませんでした 笑
台湾各都市の中でも、日本からのアクセスが一番便利で、短い日数でも訪れやすい台北。
僕も「金曜の夜に来て、日曜の深夜に帰る」週末台湾を実行している友人たちと、何度も台北で会ったことがあります。
では、初めての台北を限られた時間で巡るなら、どこヘ足を運ぶのがおすすめ?
今日は、台北在住の僕が初めての観光でまわっていただきたいスポット10ヶ所をピックアップしてみました。
最寄りMRTの駅名ごとに整理してみましたので、ご旅行時の参考にお役立ていただけると嬉しいです。
目次
1.【台北101/世貿&市政府】台北の都会的な魅力がたっぷり。深夜まで営業のクラブやレストランも集まる夜遊び好きに人気のエリア。
2.【中正紀念堂】衛兵交代式も見学可能!絵葉書になりそうなお庭からの眺めにも注目。
3.【東門】有名小籠包店・鼎泰豐本店やマンゴーかき氷の人気店・思慕昔のある永康街へ。お茶やコスメ、台湾雑貨の揃うおみやげ店も散策。
4.【北門】リノベーションによって生まれ変わったレトロスポット・迪化街でおみやげ探し。桃園空港線直結で滞在にもおすすめ。
5.【龍山寺】建立280年の歴史を有するパワースポット。創業50年以上の老舗グルメ店もずらりの美食エリア。
6.【行天宮】台湾伝統の占いに挑戦。伝統市場周辺では食べ歩きも楽しめる。
7.【忠孝新生】ガジェット好きにはたまらない台北一の電気街。リノベスポット・華山文創園區で異国情緒あふれる記念撮影を。
8.【忠孝復興&忠孝敦化&國父紀念館】台北の流行発信地。路地ナカを隈なく巡りながらのお買いものが楽しい街。
1.【台北101/世貿&市政府】台北の都会的な魅力がたっぷり。深夜まで営業のクラブやレストランも集まる夜遊び好きに人気のエリア。
台北のランドマークで、かつて世界一高いビルとして名を馳せた「台北101」。
縁起が良いとされている
「8」つの節を持つ優雅な外観を、遠目に眺めるだけでも美しいですが、
ビルの真下まで足を運んで、ぐわーっと見上げた時の威風堂々さも圧巻です。
ビルに直結しているMRT「台北101/世貿駅」4番出口すぐのところには、
人気小籠包店「鼎泰豐」の支店も。
広々としたフードコートにスーパー、おみやげもの店なども充実しているので、
観光と合わせて食事やショッピングを楽しまれるにも便利です。
天気が良い日には、ぜひ89階にある展望台へ。
地上382mから台北の街を望んでみると、
近隣の高層ビルさえ低く見えてしまうほど、
圧倒的な高さを体感することができます。
そして、「台北101/世貿駅」と「市政府駅」に囲まれた一帯は、
台北で最も発展著しい「信義區」と呼ばれる場所。
高級志向のデパートや、海外ブランドの集まるファッションビル、
日本上陸決定で話題の「誠品書店」の本店などが並ぶ、
一大ショッピングエリアとなっています。
有名ナイトクラブや、
深夜まで営業しているレストランなども軒を連ねていることから、
夜遊び好きの台北っ子にも人気。
周辺には、四つ星〜五つ星クラスのホテルも数多く立ち並んでいるので、
ナイトライフも含めた煌びやかな台北を満喫したい方には、
ピッタリの滞在エリアかと思います。
そんな台北一の都会的な街並みが並ぶエリアの傍で、
まだまだ生活感漂う風景が残っているのも、信義區のもう一つの顔。
「市政府駅」の北側へと足を運ぶと、
こちらはローカルな趣が今も健在しているエリアです。
リーズナブルな台湾グルメ店の他、おしゃれなカフェなどもありますので、
お食事がてら散策してみるのも良いかと思います。
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→台北101最寄りの夜遊びにおすすめな4つ星ホテル「Home Hotel」。LGBTフレンドリーホテルにも選ばれたMIT(Made in Taiwan)デザインが人気の滞在先です。
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2.【中正紀念堂】衛兵交代式も見学可能!絵葉書になりそうなお庭からの眺めにも注目。
台北を代表する有名スポット「中正紀念堂」へは、
MRT「中正紀念堂駅」を降りてすぐ。
台北の街のど真ん中にありながら、
切り取られない大きな空を眺められる広大な敷地が広がり、
市民の憩いの場としても親しまれています。
真っ白な外壁に青い屋根、金色の擬宝珠がちょこんとのった
可愛らしいルックスの中正紀念堂。
中華民国憲法施行後の初代総統・蔣介石氏の銅像が鎮座する建物内では、
毎日9:00〜17:00それぞれきっかりの時間に、衛兵の交代式が行われますので、
間近で見学したい方はタイミングを逃されないよう。
紀念堂正面に向かって、左右両方に建つ立派な中華風の建物は、
世界各国の優秀なオーケストラや劇団などが公演を行う
「國家音樂廳」と「國家戲劇院」。
パフォーマンスを鑑賞できるのはもちろんですが(チケットは要予約)、
地下フロアにはそれぞれ、カフェやレストラン、書店などのお店も並んでいて、
館内をぐるっとまわるだけでも充分楽しめます。
そして、敷地内に広がる美しいお庭にも注目。
台湾が春節を迎える頃には、園内にサクラが咲き誇り、
お花見も楽しめるので、シーズン中にお越しの際には
ゆったりとお散歩されてみるのもおすすめです。
また、中正紀念堂周辺には、美味しい台湾グルメ店も盛りだくさん。
特に、MRT中正紀念堂駅の2番出口を出たところにある
「南門市場」という伝統市場周辺には、
リーズナブルに食事ができるローカル店が多く集まっているので、
お見逃しのなきよう。
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3.【東門】有名小籠包店・鼎泰豐本店やマンゴーかき氷の人気店・思慕昔のある永康街へ。お茶やコスメ、台湾雑貨の揃うおみやげ店も散策。
「永康街」は、台北を訪れる旅行客が、
必ず足を運ぶと言っても過言ではないグルメストリート。
中正紀念堂からも近く、信義路に面した大忠門からは歩いて10分ほどです。
MRT「東門駅」5番出口の目の前にあるのは、
日夜大盛況の超有名小籠包店「鼎泰豐」本店。
人だかりができていない瞬間を見ないことの方が少ないくらい、
常に混雑していますので、オープン直後や、
食事どきを避けた時間帯に訪れるのが良いかと思います。
(上の写真がガラガラなのは、春節の休業日に撮ったからです 笑)
マンゴーかき氷の人気店「思暮昔」へは、鼎泰豐から歩いて2〜3分。
こちらも、常にお客さんでいっぱいのことが多いですが、
永康街から一本入った麗水街にある2号店は比較的空いているので、
そちらへ向かわれるのもアリです。
世界に名だたる有名グルメはもちろんですが、
グルメストリートと言われるゆえんは、それだけじゃない永康街。
メイン通りから伸びる脇道にも注目の美食が少なくなく、
周辺の大学に通う学生さん御用達のおしゃれなカフェもたくさん。
かわいい台湾雑貨やお茶、コスメなど、
おみやげ屋さんもたっぷり揃っているので、大切な方へのプレゼント選びや、
自分用にちょっといいものをお探しの時にピッタリです。
さらにさらに。
信義路を挟んで永康街と反対側のエリアは、
「東門市場」という伝統市場が広がっています。
こちらには、旅行客にはまだあまり知られていない、穴場なグルメも。
「こんなところに、こんなフォトジェニックグルメが!」と
驚くようなお店も並んでいたりするので、
時間とおなかに余裕がある方はぜひ歩かれてみてください。
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4.【北門】リノベーションによって生まれ変わったレトロスポット・迪化街でおみやげ探し。桃園空港線直結で滞在にもおすすめ。
台北には、「迪化街」と呼ばれている、
昔ながらの街並みがのこるスポットがあります。
僕が初めて台北を訪れた10年ほど前、
濃厚な漢方のにおいが立ち込めるその一帯は、
ただただ乾物屋さんばかりが並ぶだけで人通りも少なく、
あまりパッとしない印象。
ところが、ここ数年になって、迪化街は台北の新たなおしゃれエリアとして、
注目を集めるようになりました。
レトロな趣はそのままに、数々のリノベーションスポットが登場。
デザインに力を入れたおみやげ店や雑貨店、
古民家カフェやお茶屋さんが増え始め、
伝統と現代が見事に融合したユニークな街へと、変身を遂げています。
今では、「文青(文藝青年)」と呼ばれる文化系台北っ子たちの間で、
人気を博すようになり、若い人たちの姿もたくさん見かけるようになりました。
また、古民家ならではの味わいを生かした
ゲストハウスも登場している迪化街。
普通のホテル滞在では味わえない、
昔ながらの台湾の姿を間近に観察しながら、
暮らすような旅を体験できるようにもなりました。
迪化街最寄り駅のMRT「北門駅」は、桃園空港行きMRTの発着駅。
アクセスの面でもとても便利なので、
迪化街周辺に宿泊するというのは、かなりアリな選択かと思います。
また、迪化街のお店は18:00頃から店じまいを始めるところが多いのですが、
歩いて10分弱のところには「寧夏夜市」もあるので安心。
小さな夜市ながら、ハイレベルなグルメが揃っていると評判で、
台北っ子の間でも支持の厚い夜市として知られています。
特に、牡蠣オムレツ「蚵仔煎」は、寧夏夜市の名物グルメ。
牡蠣オムレツだけでもたくさんのお店が並んでいるので、
食べ比べしながら歩いてみるのも、おもしろいかと思います。
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5.【龍山寺】建立280年の歴史を有するパワースポット。創業50年以上の老舗グルメ店もずらりの美食エリア。
MRT「龍山寺駅」の名前にもなっている「龍山寺」は、
台湾ならではの文化に触れたい時、訪れたいスポット。
1738年に建立され、台北の街の発展を見守り続けてきた、最も古い時代のお寺。
280年が経った現在でも、人々の深い信仰を集める場所として讃えられています。
昼夜を問わず参拝客で賑わう境内では、
台湾式のお参りを体験してみるのはもちろんのこと、
伝統の建築様式にも注目しながら巡られてみてください。
台北の街の中でも、最も早い時代に栄えた龍山寺一帯は、
創業50年以上を誇る老舗グルメ店も数多く軒を連ねるエリア。
昔ながらの伝統の味をお目当てに、
この場所を訪れる現地の方も少なくないので、
お参りが終わったら食べ歩きも楽しまれてみてください。
龍山寺から歩いて3分のところにある「剝皮寮」は、
250年ほど前の清朝時代の貴重な街並みがのこる歴史地区。
修復が施され見学が可能となってからは、
ノスタルジックな写真が撮れると話題となり、
龍山寺エリアを代表する人気のフォトスポットになっています。
建物内では、無料で入場できる写真展などの展覧会に出会えることも多いので、
気になるイベントをを見つけたら、
ふらりと立ち寄られてみるのも良いかと思います。
「艋舺夜市」や「華西街夜市」など、
台北で最もローカル色濃厚な夜市があるのも、龍山寺エリア。
行列のできる屋台もたくさん揃っており、
美味しいものを求めて訪れる地元の方達で、夜もかなり賑わいます。
が、治安の良い台北にありながら、特に注意すべきなのがこのエリア。
路地裏には、迂闊に入り込むと
男子の僕でも「しまった…」と思ってしまうくらい、
危うい空気が立ち込めています。
昼であれ夜であれ、
歩くのであれば、人通りの多い通りだけにしておきましょう。
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6.【行天宮】台湾伝統の占いに挑戦。市場周辺では食べ歩きも楽しめる。
龍山寺と並ぶ、台北のもう一つのパワースポットと言えば
MRT「行天宮駅」から徒歩5分の「行天宮」。
三国時代の名将・関羽が祀られているこの場所も、
台北中からお祈りに訪れる参拝客で賑わう場所。
特に、台湾の新年である春節期間中は、
交通整理が出動する凄まじい人出となり、
新年ならではの賑やかな雰囲気を体験することができます。
行天宮エリアと言えば、占い。
一番よく知られているのは、
地下道に占いのお店がずらりと並ぶ「占い横丁」ですが、
お寺周辺にも日本語OKな占い店がたくさん。
お参りが終わったら、台湾伝統の占いで運勢を見てもらうのも、
行天宮エリアならではの楽しみ方です。
おなかが空いたら、行天宮駅4番出口を出たところにある「松江市場」周辺へ。
現地で人気のローカルグルメが堪能できる一方で、
フォトジェニックなルックスで話題を集めるモダングルメも多数。
路地ナカには、おしゃれなカフェなども登場してきており、
その時の気分に合わせて、
様々にお食事を楽しめるのもこのエリアらしい魅力です。
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7.【忠孝新生】ガジェット好きにはたまらない台北一の電気街。リノベスポット・華山文創園區で異国情緒あふれる記念撮影を。
「台北の秋葉原」と呼ぶにふさわしいMRT「忠孝新生駅」周辺は、
電気街として有名な界隈。
パソコンやその周辺グッズ、デジカメ、スマホなど、
3Cグッズのお店やデパートがずらりと並んでおり、
ガジェット好きの方にはたまらないエリアとなっています。
お買いものをする時は、値段交渉にも応じてくれるので、
リーズナブルにゲットしたい時は、ぜひチャレンジしてみてください。
「華山文創園區」も、忠孝新生まで来たら足を運んでおきたい場所。
こちらは、大型の展覧会が行われるアートスペース、
デザイングッズのショップ、映画館、ユニークなカフェやレストランなどが立ち並ぶ、
おしゃれ好きな台北っ子御用達スポット。
園内には大きな芝生広場もあり、
週末にはピクニックに訪れる、お子様連れファミリーの姿もよく見かけます。
酒蔵として利用されていたレンガ造りの建物群が並ぶ園内は、
台湾にいることを忘れそうになるほど、異国情緒たっぷり。
あちこちで記念撮影に励む女子たちの姿が見られ、
フォトジェニック・スポットとしての人気ぶりもうかがい知ることができます。
騒々しいローカル感満点の電気街と、閑静でモダンなリノベスポット。
2つが混在している独特の空気感が、忠孝新生駅周辺ならではの特徴です。
8.【忠孝復興&忠孝敦化&國父紀念館】台北の流行発信地。路地ナカを隈なく巡りながらのお買いものが楽しい街。
台北を代表する繁華街の一つ「東區」は、
センスの良いお店が軒を連ねる流行の発信地。
MRT「忠孝復興駅」「忠孝敦化駅」「國父紀念館駅」の
3つの駅で結ばれたエリア周辺を指します。
目ぬき通りの「忠孝東路」には、
世界に名だたるファストファッションのお店やデパートが並び、
ショッピングに訪れる人々で賑やか。
しかし、東區の本領は、路地ナカにあります。
一本脇道へと入ってみると、
そこにはおしゃれピープル御用達のアパレルショップやカフェ、
美容院などがずらり。
東京で言うところの原宿に近いイメージで、
街ゆく台北っ子たちも、おしゃれ度がグッとアップします。
國父紀念館駅まで来たら、「松山文創園區」というリノベスポットへ。
その昔、タバコ工場として使われていた土地であったことから
「松菸」の名でも親しまれています。
園内には、ライフスタイルにスポットライトを当てたショップ「誠品生活」や、
各種展覧会が行われるアートスペース、カフェなどが営業中。
瓦屋根の倉庫や、学校が思い起こされるような旧工場内など、
昔ながらの建築様式にも注目です。
そして、駅名にもなっている「國父紀念館」は、
中華民国の父と呼ばれている孫中山氏(孫文)を記念する場所。
孫中山の銅像前では、中正紀念堂と同じく
毎日9:00〜17:00それぞれきっかりの時間に衛兵の交代式も見られますので、
お近くまでお越しの際はぜひ見学されてみてください。
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9.【西門】若者に一番人気の歩行者天国。LGBTフレンドリースポットで台北ならではのオープンな雰囲気を体験。
東區と並ぶ一大繁華街・西門町は、
台湾の若いパワーが一番に感じられるスポット。
MRT「西門駅」6番出口前の広場は、
昼夜を問わず、待ち合わせに集まる若者たちで活気にみちています。
歩行者天国の中へと進んでいくと、
アパレルやコスメのショップなどが盛りだくさんで、
街並みも雰囲気も、東京の渋谷やソウルの明洞にそっくり。
映画館やカラオケ店なども集まっており、
エンターテインメントの街として、夜遅くまでわいわい賑わいます。
そんな賑やかさの一方で、一本路地を入ってみると、そこには昔ながらの風景が。
狭い小道に台湾グルメ店がひしめく光景は、
繁華街の中心部とは思えないほど、ローカル色濃厚な空間になっています。
そして、西門町を代表する古跡「西門紅樓」の周辺へと足を運ぶと、
見えてくるのは、レインボーフラッグが至るところに掲げられた一角。
カフェやバー、ショップなどが集まるこの場所は、
台北一のLGBTフレンドリーエリア。
週末ともなれば、オープンテラスのテーブルがほとんど埋まってしまうほど、
ドリンク片手に盛り上がるお客さんたちで大いに賑わいます。
アジア最大のLGBTプライド・台灣同志遊行(台湾LGBTプライド)の期間中や、
大晦日などには、特別イベントなども開催されますので、
そのタイミングで立ち寄られると、さらに賑やかな夜を楽しめるかと思います。
もちろん、セクシャリティに関わらず、
あらゆる人に開放されたウェルカムなエリアですので、
台湾ならではの多様性を体験されたい方におすすめです。
また、台湾政治のトップを司る場所・總統府へも西門駅から徒歩6分ほど。
日本統治の時代に建てられたレンガ造りの建物は、
現在も現役で使われており、日本人なら一度は訪ねておきたい場所。
午前中に限り、館内の見学もできますので、
台湾についての歴史や政治について理解を深めたい方は、
西門での観光と合わせて向かわれてみてください。
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10.【劍潭】台北最大の夜市・士林夜市へ。台北っ子御用達のホントに美味しいグルメは北側エリアにあり。
台北一有名かつ最大の規模を誇る「士林夜市」へ向かうなら、
MRT「劍潭駅」へ。
一つ先には士林駅もあるのですが、
夜市からは少し遠くなってしまいますので、お間違えのないように。
士林夜市というと、ランドマークとなっている地下美食街が有名ではありますが、
美味しいものにうるさい台北っ子が集まるのは、さらに北側のエリア。
人気屋台がずらりと並ぶ「大南路」や、
閑静な道沿いにグルメ店が軒を連ねる「大北路」が狙い目です。
漢方の力がギュッと詰まったスペアリブ入りそうめん「排骨麵線」や、
ふわっふわな口当たりと濃厚な風味を堪能できる
台湾式かき氷「雪花冰」など。
適度にひなびた(?)伝統的なお店から、モダンでおしゃれなインテリアのお店まで、
いろいろなスタイルのお店が並んでいて、
様々に楽しめるのは士林夜市の魅力かと思います。
最後に一つ、注意事項。
旅行者が最もよく集まる地下美食街周辺は、
法外な値段をふっかけてくる屋台もありますので、気をつけてください。
僕も以前、カットフルーツの屋台で
危うく700元(普通の5~6倍の値段)のフルーツを買わされそうになった経験があります。
そういう意味でも、現地の人お墨付きの北側エリアが、
食べ歩きを楽しまれるならおすすめです。
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まとめ
今日は、初の台北観光を2日で満喫するためのおすすめスポット10選
をご紹介しました。
台北はMRTが発達しているため、どこへ足を運ぶにも本当に便利。
2日で10のエリアと言うと、多すぎるように思えるかもしれませんが、
おそらく予想以上にラクラクで巡れるのではないかと思います。
もし、これらの場所を巡ってまだ時間に余裕があるという方は、
さらにプラスして台北一の温泉街「北投」や、
お茶の産地としても知られる「貓空」などへ足を伸ばしてみるのもおすすめです。
初めての台北旅行は、
MRTを活用して、ぜひ充実の時間を過ごされてくださいね!
▼台北旅行出発の前に、旅の予習にたっぷり耽ってみては?▼
次回の台北旅行、どこに泊まるかはもうお決まりですか?
『【筆者宿泊済み】台北と九份のおすすめホテル&ゲストハウス9軒。』では、
僕が実際に宿泊させていただいた台北の快適なホテル&ゲストハウスを
ご紹介しています。
MIT(Made in Taiwan)アイテムにこだわったLGBTフレンドリーホテルや、
有形文化財で暮らすように泊まれる古民家ゲストハウスなど、
旅のスタイルに合わせて、様々な選択肢がある台北滞在。
どこに泊まろうかとお悩み中の方は、ぜひご参考いただけるとうれしいです!
おまけ:本日の台灣男子
『本日の台灣男子』は、僕が台湾の街で出会った台湾男子たちを、
思わず胸キュンしてしまったエピソードと共に、イラストで綴るインスタアカウントです。
時にかっこよく、時にかわいく、時にゆるゆるな台湾男子の魅力は、
ID:todaystaiwaneseboy に詰め込んでいますので、
ご覧いただけるとうれしいです!
▼こちらの記事もよくお読みいただいています!▼
→台湾個人旅行でフル活用したい旅行サイト「KKday」。おトクに効率的にユニークに観光ツアーを楽しむなら必見のプランが満載です。
→台北旅行おすすめガイドブック4選+1。台湾在住デザイナーの視点から選んだイチオシは?
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