ユニークな台湾おみやげをお探しの方にオススメ!かわいい雑貨や伝統菓子、こだわりコスメまで揃う「迪化街」でお気に入りアイテムを発掘しちゃいましょう!
こんにちは!台湾三大連休の一つ・端午節の一時帰国に向けておみやげ探しに奔走中の(@qianheshu)です。
台北旅行の人気観光スポットとしてガイドブックでもしばしば登場する「迪化街(ディーフアジエ)」。
僕が台湾にハマって旅行に来始めた6~7年前は、漢方薬や乾物を売る問屋街という色合いが強かったエリアですが、ここ数年で街の様子が急変しています。
昔ながらの街並みが残るレトロな空気に魅せられて、クリエイティブ魂全開の若者たちが迪化街に集結。
リノベーションを施したショップやカフェ、本格派レストランなどが急増し、今や台北で一番ホットなエリアとして生まれ変わりつつあります。
その影響もあって、新旧入り乱れる刺激的な街の通りには、台湾ならではのユニークなアイテムが溢れるように。
おみやげ探しに立ち寄りたいエリアとして、旅行客の間でもますます人気が高まっています。
僕もちょうど地元への帰省が迫っている時期ということで、久しぶりに迪化街でお買いものをしてみることに。
「つかれた~!!!」を連発するボーイフレンドを連れ回しつつ、時には路地裏の袋小路にもぶち当たりながら、みっちり歩いてまいりました!
今日は、迪化街で出会った僕のお気に入りショップをいくつかご紹介したいと思います。
カラダと環境を考えるこだわり石けんの老舗「大春煉皂」
レトロな趣ただよう街並みを歩いていると、
にわかに飛び込んで来たエキゾチックな笑顔をたたえる金属製の看板。
何のお店だろうと思いのぞいてみると、迪化街ではちょっとめずらしい石けんのショップでした。
昔々台湾が日本による統治時代を終える頃、
日本人が経営していたお店を引き継ぐ形で誕生した「大春煉皂」。
「since1950」が語っているように、すでに70年近くの歴史を有する石けんの老舗です。
昔ながらの雰囲気を残しつつもモダンにリノベーションされた店内には、
肌質や使う部位によってカテゴライズされた石けんたちがずらり。
天然由来の成分を使ったクレンジングや化粧水などのコスメ類、洗濯用石けんなども揃っていて、
カラダと環境のことを考えた品揃えがなされています。
試し使いのできるシンクスペースも設けられているので、
使い心地を確認してから購入できるのもありがたいところですね。
今回は、赤ちゃんや敏感肌の方にも使えるという
「舒敏弱酸皂(350元=約1,300円)」を選んでみました。
白地に青の花柄が陶器を連想させる、台湾らしいセンスの光るパッケージがとってもおしゃれです。
普段からワセリンを愛用しているくらいに、肌の弱い僕。
手を洗った後はいつも保湿を欠かさないのですが、この石けんをお店で使ってみてビックリ。
水で泡をすすいだあとの乾燥してつっぱった感じが全くなく、
むしろ洗う前よりもさらにしっとり滑らかになった感じ。
今回はおみやげ用に購入しましたが、自分の普段使いにしたいほど気に入ってしまいました!
ちなみに、店員さんがキリっと王子様風なイケメンなのもチェックポイントですよ 笑
大春煉皂
Address:台北市大同區迪化街一段193號
TEL:+886-2-2553-3062
営業時間:9:00~18:00
Web:http://www.dachuns.com/
Facebook:https://www.facebook.com/大春煉皂-156039814864494/
【2020.07.06 追記】
「大春煉皂」迪化街店は、
2020年6月末をもって閉店となりました。
ただ、「大春煉皂」の商品は、
誠品生活や、永康街のおみやげ店などでも
取り扱いがあります。
取り扱いのある店舗が紹介されていますので、
ぜひご参考ください。
まるで台湾米ミュージアム!お米専門店「葉晋發」
台湾も日本と同じく、お米づくりが盛んな国。
東部の池上地方で生産されている「池上米」が台湾では特に有名ではありますが、
実は台湾全国、土地ごとに色々な品種が栽培されていて、なかなか奥が深かったりします。
「葉晋發」は、お米にまつわる「台湾式ごはんの楽しみ方」を
多角的に提案してくれる、お米の専門店です。
台湾各地のお米はもちろんのこと、
炊きたてごはんと合わせたい瓶詰め食品や調味料、お米を使ったお菓子も。
さらには、ごはんをこんもり盛りたくなるようなおしゃれなお茶碗まで並んでいて、
食卓が楽しくなりそうなアイテムが豊富です。
種類がありすぎて、どれにするかだいぶ迷ったのですが、
選んだのは「玄米」に「黒米」、
台湾ではお粥の材料としておなじみの「小米」が入った白米パックの3種類。
1袋50元(=約185円)と、お財布にやさしい価格設定も魅力ですね。
旅行者にありがたいのは、手のひらサイズのコンパクトなパッケージ。
厚みも2cm程度で全くかさばらないので、持ち帰りもすごく便利ですよ!
お米はあまり好き嫌いが分かれないという意味でも、おみやげとしてはピッタリな食べもの。
ごはんのおとも系アイテムと合わせて、「台湾式ご飯セット」としてプレゼントすると、
ユニークで喜ばれるかもしれませんね。
注意点として、お米は日本入国時に持ち込み量を制限されている食品なので、
税関での申告をお忘れなく。
とはいえ、個人で食べる分であれば年間100kgまで(!)が免税範囲。
税金の心配はご無用かと思われます。
葉晋發
Address:台北市大同區迪化街一段296號
TEL:+886-2-2550-5567
営業時間:11:00~17:30(月・水~金)/ 11:00~18:00(土・日)
Facebook:https://www.facebook.com/yehjinfa/
迪化街指折りの大人気蒸しケーキのお店「合興壹玖肆柒」
迪化街に並ぶ名店の中において、特に注目を集めているお菓子屋さん「合興壹玖肆柒」。
小さなお店ながら、いつ通りかかってもお客さんが途切れているのを見たことがないほど、
盛況を博しています。
看板メニューは「鬆糕」と呼ばれる、お米をベースにした蒸しケーキ。
店内の厨房からはいつも蒸気が立ち上っていて、お持ち帰りのみならず、
蒸したてあつあつをお店で直接いただけるのもファン急増の秘密かもしれません。
おみやげとしてオススメなのは、5個セットで箱詰めしてくれる
「鬆糕禮盒(5個入 / 250元=約930円)」(10個入は490元=約1,800円)。
鬆糕と一口に言っても、小豆餡を包んだオーソドックスなものから、
生地に黒ごまを練り込んだもの、季節限定の食材を取り入れたものなど、
バリエーションは10種類近く。
その中から好きなものを選ぶと、左右両端の曲線が美しい真っ赤なパッケージに包んでくれます。
パッケージもおしゃれなら、お菓子自体にも咲き乱れる遊び心。
花の形をした鬆糕には、和菓子にも似た繊細さが感じられます。
お米の香りがふんわりと立ちのぼる生地を一口かじれば、
ギュッと密集していた細かな粒がほろほろとくずれて不思議な食感。
中の餡も甘さひかえめで、日本人の味覚にすごく馴染みやすい風味だと思います。
ただし、鬆糕は「なまもの」ということで、日持ちは2日間。
帰る直前に購入するしかないのが時間の限られた旅行者にとっては悩ましいところですが、
タイミングが合えばぜひともお試しいただきたい、迪化街イチオシの一品です。
合興壹玖肆柒
Address:台北市大同區迪化街一段223號
TEL:+886-2-2557-8060
営業時間:11:00~19:00(月曜定休)
Facebook:https://www.facebook.com/hoshing1947/
90年の歴史を誇る台湾伝統菓子の老舗「十字軒糕餅舖」
台湾の伝統的なお菓子を一挙に揃えたいなら「十字軒糕餅舖」がオススメ。
迪化街にほど近い「延平北路」沿いに並ぶ、台湾菓子の老舗中の老舗です。
店内は現代的にリノベーションされていて、
黒いタイルが敷き詰められたおしゃれなパン屋さんのようなインテリア。
90年という歳月を経て来たとは言われないと気づかないくらいに、
モダンでクールな雰囲気が漂います。
パイナップルケーキをはじめ、太陽餅(タイヤンビン)や綠豆糕(緑豆ケーキ)、
芋頭酥(タロイモケーキ)などなど、台湾伝統菓子の代表格が勢ぞろい。
あらかじめセットになったギフト箱もありますが、
せっかくなのでバラ売りされているお菓子の中から、
気になるものを1つずつ選んでいくほうがおもしろいかと思います。
おみやげ用に、台湾らしく花布のデザインがあしらわれたパッケージに包んでもらいました。
デフォルトだとプラ製レジ袋に詰め込まれるので、贈り物らしくしてもらいたいときは、
その旨を伝えた方が良いですね。
今回は、8種類選んで280元(=約1,040円)。
個別の値段までは詳しく見ていなかったので忘れてしまいましたが(←すみません!)、
1個30~40元程度を見積もっておけば、予算から大きく外れることはないはずです。
自分用おやつとして試しに買ってみた「黑豆沙狀元餅」を食べてみると、
日本の餡以上にしっかり効かせたインパクト抜群の甘みが口いっぱいに。
「台湾風」に慣れていない方は驚いてしまうかもしれませんが、
これぞまさに「台湾伝統の味」を地でいくスタイルに間違いありません!
真の台湾菓子を味わってみたいという方はぜひ、
こちらでおみやげを選ばれることをオススメいたします。
十字軒糕餅舖
Address:台北市大同區延平北路二段68號
TEL:+886-2-2558-0989
営業時間:8:00~21:30(月~土)/ 9:00~18:00(日)
Web:http://www.ten-cake.com.tw/
Facebook:https://www.facebook.com/十字軒糕餅舖-256840007828313/
台湾の超人気ファブリック雑貨と言えばココ!「印花樂 in Bloom」
台湾ならではのモチーフをふんだんに取り入れたデザインで一躍有名となった
「印花樂 in Bloom」のファブリック雑貨。
ガイドブックや台北各地のセレクトショップなどでも頻繁に紹介されているので、
ご存知の方もおられるのではないでしょうか。
実は印花樂の本店があるのは、迪化街から一本通りを入ったところにある「民樂街」という通り。
店内には、オリジナルの生地を使ったリュックやポーチ、ペンケース…などなど、
ポップなカラーリングのアイテムが盛りだくさん!
製品にする前の布生地をそのまま買うこともできるとあって、女性のお客さんに大人気です。
「男女関係なく使ってもらえそうなモノないかな~」と思いながら店内を見て回っていたところ、
出会ったのがこちらの「美濃手工布扇(390元=約1,440円)」。
うちわはうちわでもファブリック雑貨のお店らしく、
紙ではなく布を使っているあたりにオリジナリティを感じます。
高雄の美濃地区に伝わる伝統製法を駆使して作られているという柄の部分は、
丈夫でよくしなる竹製。
ところどころに垣間見える手づくりならではの温かみにも、
台湾らしい和やかさが感じられてステキです。
そして、ポイントは何と言っても、スーパーキュートなこのデザイン!
かき氷をテーマにした絵柄もさることながら、
ブルーとイエローのコントラストが醸し出す賑やかさ、
かつ隠し味的に漂うレトロ感がもうたまりません!
これから日本にも訪れるであろう納涼の季節、
長~い台湾の夏と、つめた~いスイーツに思いを馳せながら、
しみじみと使っていただきたいところです。
他にも、愛おしみながら使いたくなるアイテムが目白押しですので、
おみやげと一緒に自分用アイテムを探すのもお忘れなきよう。
印花樂(大稻埕本店)
Address:台北市大同區民樂街28號
TEL:+886-2-2555-1026
営業時間:9:00~19:00
Web:https://www.inblooom.com/
Facebook:https://www.facebook.com/inblooom/
まとめ
今日は、台湾おみやげ探しで回りたい台北・迪化街のおすすめ店5選
をご紹介しました!
数年前までの人通りの少なかった問屋街からは信じられないくらいに、
大変身真っ最中の迪化街。
足を運ぶたび、どこかしらに新しいショップがオープンしていて、
クリエイティブなパワーがますます集中して来ているのを感じずにはいられません。
伝統的な食品類を探すも良し、モダンでおしゃれなアイテム類を探すも良し。
観光を楽しむのももちろんですが、
ひと味違ったユニークなおみやげを揃えたいときにはピッタリのエリアだと思います。
ここでご紹介した以外にも、まだまだ魅力的なお店がたくさん揃っているので、
台北旅行のおみやげ探しにはぜひ、迪化街をじっくりと歩いてみてくださいね!
※記事中の日本円表記は1元=3.7円で計算しています。(2017年5月現在)
▼台湾らしさ満点のおみやげがギュッと詰まってます!▼
「せっかくの台北旅行、普通のホテルじゃな物足りない!」という方におすすめしたい
迪化街のおしゃれなリノベゲストハウス「OrigInn Space」。
有形文化財にも指定されている建築様式を間近に観察しながら、
レトロモダンな空間でタイムスリップしたかのような宿泊体験ができる
貴重なスポットです。
最寄り駅は桃園機場線とも直結しており、
アクセスが非常に便利なのも旅行者にはうれしいポイント。
詳しくは【台北・迪化街のおしゃれな古民家リノベゲストハウス「OrigInn Space」。】
にまとめていますので、ぜひ合わせてご参考くださいね!
▼こちらの記事もよくお読みいただいています!▼
コメント
コメント一覧 (4件)
同性婚が認められる運びとなりましたね。
そちらでの反応はいかがですか?
そうなんです!概ね歓迎するモードに包まれていますよ!
今注目されているのは、2年以内のいつ実現されるかという点と、法律改正か新法設立かという点ですね。
はじめまして。8月末に台北に行った時に、友人へのお土産として石鹸とお米、使わせてもらいました。どちらもとてもオシャレで、店員さんの雰囲気も良かったです(乾物屋さんの奥に、こんな素敵なお店があるなんて!)。次回のために他の投稿も楽しく読んでます。耳寄り情報
ありがとうございました。
ご参考いただけて何よりです!
せっけん屋さんの化粧水を今使っているのですが、
こちらも肌にすっと馴染む感じ&台湾っぽいエキゾチックな香りでかなり気に入っています。
迪化街はどんどんおしゃれなお店が増えているので、
次回の台北旅行でもぜひ足を運ばれてみてくださいね!