
リッチなレストランだけじゃない?! 台北101観光の後はローカルグルメに舌鼓を打ってみませんか?
こんにちは!最近お気に入りの本屋さんがある市政府駅直結のデパートに入り浸っております、台北在住日本男子Mae(@qianheshu)です。
台北へ旅行にやって来た海外からのお客さんが、ほぼ必ず訪れると言っても過言ではない台北101のおひざもと「信義區·(シンイー・エリア)」。
周辺は台北随一のデパート&ファッションビル密集地帯ということもあり、ショッピングの定番スポットとして人気を博しているエリアです。
近代的なビルがずらりと立ち並び、今も開発の真っ只中。
都会的な街並みに映えるおしゃれなレストランやカフェも軒を連ね、週末ともなると「夜貓族(夜遊び好きの若者たち)」の交流の場として深夜まで賑わう、華やかな場所としても知られています。
しかし、発展に伴ってお食事代も成長中。
このエリアで手軽に食事を済ませようとすると、ちょっと困ってしまうのが難点ではあります。
ところが、そんな信義區にも実は存在している、リーズナブルなローカルグルメ店。
一人旅行でも気軽にふらっと立ち寄れそうな庶民派なお店をお探しなら、MRT市政府駅(駅番号:BL18)の北側が狙い目なんです!
そこで今日は、台北101にほど近い市政府駅周辺からおすすめの台湾美食をご紹介!
観光の合間はもちろん、周辺に滞在をご予定の方もぜひご参考にされてみてくださいね。
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栄養&ボリューム満点の具材たっぷり大滷麺が絶品!「小樂天餃子館」
市政府駅4番出口を出てそのまままっすぐ、
2分ほど歩くと見えてくるのが「小樂天餃子館」。
名前の通り餃子の専門店なのですが、
こちらでいただける「大滷麵(ダールーメン)」という台湾式スープ麺が僕はとても大好きで、
このエリアに来ると良く足を運んでいます。
元気でフレンドリーな店員さんに人数を告げたら、案内されたテーブルに着席。
オーダーを聞きに来てくれるので、直接食べたいものを伝えましょう。
メニューは、壁に書かれているものをご参考に。
「餃子1品+スープ1品」か、「スープ入り麺1品」、
プラスお好みで小皿メニューの「小菜」を1品加えれば、
一人分としてちょうど良い分量になるかと思います。
「大滷麵(小/90元=約340円)」は、
酸辣湯(サンラータン)に瓜二つのとろみスープに麺を加えた料理。
入っているもの自体は全く同じなのですが、お酢や唐辛子が使われておらず、
ダシで楽しむあっさりとした味わいが特徴です。
にんじんにキクラゲ、豆腐、豚肉、溶きたまごなど、食材がふんだんで栄養満点。
ふわりと立ち上るごま油の香りもポイントで、
小サイズとは思えない大ボリュームながら、するすると胃袋に収まってしまいます。
もちろん、看板メニューの餃子も絶品。
「豬肉鍋貼(10個入/90元=約340円)」には、
お箸で持ち上げるとズシッと重みを感じるほどにぎっしりの豚肉あんが。
適度に焦げ目のついた厚めの皮がパリッと香ばしく、ヤミつきになること間違いなしの一品です。
小樂天餃子館
Address:台北市信義區忠孝東路五段151號
TEL:+886-2-2753-0793
営業時間:11:00~22:30
健康にこだわった手づくりスープがポイント!エレガントな滷味専門店「清菜滷」
市政府駅周辺エリアきってのグルメストリート・永吉路30巷へ入ってすぐのところにある
「清菜滷」は、台湾式ごった煮「滷味(ルーウェイ)」の専門店。
真っ赤な地色に白い明朝の店名を施した看板からは、
滷味のお店とは思えないエレガントさが漂います。
店内のカラーリングも、なかなかにユニーク。
気品漂う落ち着いた雰囲気の中にビビッドなアイテムがよく映えて、
どことなくポップな印象すらも感じられます。
お店に入ってすぐのところにあるカウンターの中には、
野菜や肉類、つみれや魚の練りものなどがずらり。
スタッフさんからカゴとトングを渡されるので、
セルフ方式で食べたいものをカゴに盛っていきます。
野菜系やつみれ系など、どのくらいの量が1人前か分からないものは、
とりあえずひとつかみ入れておくと、後から量を調整してもらえるのでご安心ください。
選び終わるとお値段を伝えられるので、食事の前にお会計を済ませておきましょう。
ここから、滷味おなじみのスープでぐつぐつ煮込む調理に。
ナンバープレートを受け取ったら、できあがりまでしばらく待ちましょう。
今回は、揚げ豆腐、豚肉、ブロッコリー、しいたけ、生拉麵の5点セットで、
1杯150元(=約570円)でした。
このお店の特徴は、何と言ってもオリジナルブレンドの手作りスープ。
スープがここまでたっぷりと注がれている滷味はかなり珍しく、
どちらかというと「湯麵(スープ入り麺)」を食べているような感覚です。
滷味は短時間で食材を煮込むためか、濃いめの味付けが多いのですが、
こちらはその反対を行く薄めの味付け。
一口目は「ちょっと薄すぎ?」と思ったのですが、
食べ進めていくうちに「これくらいがちょうど良い」と思えてくる塩加減が絶妙です。
化学調味料は一切使わず、素材にこだわった、とことんカラダに優しい一杯。
最後の一滴まで、すっかり平らげさせていただきました。
ちなみに、デフォルトだと唐辛子がかなり効いているので、
辛いのが得意でない方は「小辣(シャオラー)」や「不要辣(ブヤオラー)」で
オーダーするのがおすすめです。
清菜滷
Address:台北市信義區永吉路30巷158弄2號
TEL:+886-2-2765-3415
営業時間:11:30~14:00 / 16:30~21:00(土日定休)
Facebook:https://www.facebook.com/清菜滷-132897583410116/
角煮まんのお供に味噌だれでいただく台湾式おでんをぜひ。「林家刈包」
さらに手軽かつリーズナブルに食事を楽しみたい方には、
永吉路30巷のメイン通りからさらに一本脇道へ入ったところにある「林家刈包」へ。
少し奥まったところにありながらも、お昼ごはんどきには
周辺オフィスに務めるお客さんたちで、たちまち満席になってしまう人気のお店です。
お店に入ったら、店員さんがテーブルを指定してくれるので、まずは人数を告げましょう。
台湾の会社員たちに囲まれながらいただく食事は、まさに台湾の日常風景といった趣。
周囲の都会的な雰囲気とは違った、ローカルさを感じられるのもまた魅力です。
カウンターにオーダー表がおかれているので、
空欄のところに食べたい数量を記入していきましょう。
麺やごはんメニューもありますが、やはり2大看板メニューはぜひ試していただきたいところ。
「甜不辣(小/50元=約190円)」は、魚の練りものや大根、厚揚げ、
豬血糕(豚の血ともち米を混ぜ合わせて固めた食べもの)などに、
味噌ダレをかけていただく料理。
タレ自体は日本で食べ慣れたものとほぼ同じですが、
台湾ならではのユニークな食材がたくさん入っているので、
違いを見つけながら食べ比べてみるのもおもしろいかと思います。
どの素材にもダシの旨みが染み込んでいて、ホッと一息つきたくなるようなやさしい風味です。
そして、台湾式の角煮まん「刈包(45元=約170円)」も、
甜不辣と合わせていただきたい一品。
真っ白ふわふわな生地の中には、食べ応えのある豚の角煮とパリパリ食感の高菜、
甘めのピーナッツの粉がサンドされています。
赤身と脂身の比率で4種類から選べるようになっているのですが、
おすすめは50:50の「半肥半瘦」。
ほどよくまろやかさがありながらも、
脂っぽさをほとんど感じない絶妙なバランスがお気に入りです。
こちらのお店のお肉はあっさり目に仕上げられているので、
こってり系がお好みの方は、脂身多めの「偏肥」を試されてみるのも良いかと思います。
林家刈包
Address:台北市信義區永吉路30巷102弄26號
TEL:+886-2-2765-3173
営業時間:11:30~15:00 / 17:00~20:30(土日定休)
番外編:シンガポール発祥の黄金チキンライスが名物!「瑞記海南雞飯」
最後にもう一つ、とっておきの美味しいグルメをご紹介。
台湾の食べものではないのですが、
僕が個人的に大好きなので(!?)合わせてご紹介しておきたいと思います。
「瑞記海南雞飯」は、 シンガポールの名物グルメ
「海南雞飯(ハイナンチキンライス)」がいただけるお店。
しかも、他の海南雞飯のお店とは一味違ったユニークなポイントがあるのですが、
それは後ほど、お料理登場の際に改めて。
店内はすっきりと整理されたミニマルな空間で、清潔感満点。
訪れた時はなぜか、キッチンから水蒸気が鬼のように立ち上っていたため、
多少もやがかっておりました 笑
まずは、カウンターでメニューのオーダーから。
今回は看板メニューの「海南雞飯(130元=約490円)」を選んでみましたが、
他にも鶏もも肉や手羽先を使ったタイプのチキンライスも用意されています。
ここで、先ほど触れたユニークポイント登場!
こちらのお店のチキンライス、なんと黄金色に輝くまばゆいルックスであられるのです!
海南雞飯というと、一番オーソドックスなのは、白いご飯にさくら色のチキン。
その固定観念を見事に打ち破るかのごとく、ターメリックで色付けされたチキンとごはんに、
初めて見たときはかなりビックリさせられました。
厚切りチキン(おそらくムネ肉)がドカンと豪快に載っていて、
食べてみると見た目以上にボリュームたっぷり。
チキンのエキスが染み渡ったごはんはもちろんのこと、
すべすべ滑らかな口当たりのチキンにお箸がどんどん進みます。
そして、この3種類のソースも重要。
左から、甘辛な醤油ソース、すっぱ辛い唐辛子ソース、
素材の香りが詰まったねぎソースとなっていて、チキンを浸しながらいただきます。
どのソースも全く趣が異なっているので、
それぞれの風味を楽しみながら最後まで飽きずに食べられるのも、おもしろいポイント。
がっつりごはん系でおなかを満たしたいときにピッタリですので、
台湾グルメ以外のものも楽しみたい方は足を運ばれてみてください。
瑞記海南雞飯
Address:台北市信義區永吉路30巷145號
TEL:+886-2-8787-3366
営業時間:11:30~21:00
Facebook:https://www.facebook.com/瑞記海南雞飯-Ruikee-Hainanese-Chicken-Rice-1901891479949740/
まとめ
今日は、台北101エリアのリーズナブル台湾グルメ3選+1をご紹介しました。
冒頭でも触れましたように、ローカルグルメはMRT市政府駅の北側に密集しています。
特に「永吉路30巷」がメインの通りとなっており、
ここでご紹介させていただいた以外にも、たくさんのお店が並んでいますので、
ぜひ歩きながらおいしいものを探索してみてくださいね。
台北101がある駅の南側エリアとはまた違った、地元感満点の雰囲気にも注目ですよ!
※記事中の日本円表記は1元=3.8円で計算しています。(2018年1月現在)
▼魅惑の台湾グルメを眺めながら、旅への想いを盛り上げておきましょう!▼
台北101へも至近距離の「Home Hotel」は、
台湾のLGBTフレンドリーホテル12選にもランクインしたハイクラスホテル。
MIT(Made In Taiwan)にこだわったアイテム類でまとめられたぬくもり溢れるお部屋では、
都会のど真ん中にいることを忘れてしまうほどの、穏やかで贅沢な時間を体験できます。
詳しくは【台北101最寄りの夜遊びにおすすめな4つ星ホテル「Home Hotel」。】
にまとめましたので、ぜひ合わせてご覧くださいね!
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