とっても素朴なキャベツごはんから、食後にピッタリのお餅かき氷まで。迪化街でのおみやげ探しと合わせて楽しみたい、台北・延三夜市のおすすめグルメを集めました。
こんにちは!台湾グルメの食べ歩きが大好きな、台北在住のMae(@qianheshu)です。
先日、迪化街の近くを歩いていた時に、気になる夜市との出会いが。
MRT大橋頭駅を出てすぐの「延三夜市」には、絶対においしいものしか置いてなさそうな、見るからに老舗なグルメ店がずらりと並んでいて、久しぶりに食べ歩きたくなって、うずうずさせられました。
それからというもの、仕事が終わったら速攻でYouBikeを走らせ、おいしいものを探しにダッシュ。
何度か通う度に、お気に入りのお店もいくつか発見することができ、ますます入り浸りそうな予感しかしておりません。
まだまだ気になるお店や屋台はたくさんあるのですが、一旦現段階にて、台北・延三夜市で見つけたおすすめグルメ店3軒を、ご紹介したいと思います。
1.【灶頂 原汁排骨湯 高麗菜飯】露天のカウンター席で楽しむ、とっても素朴なキャベツごはん。ワイルドに堪能したいスペアリブスープと共に。

まずは延三夜市と言えば
「このグルメ!」な1軒へ。
迪化街側から夜市へと入ってすぐ、
「高麗菜飯・原汁排骨湯」
と、書かれた
緑のオーニングが目印の
「灶頂
原汁排骨湯 高麗菜飯」
にて、台湾ごはんを
いただきます。


店員さんに
直接オーダーするのも
OKですが、
じっくり選びたい時は
入口に置かれているオーダー票を
1枚いただいてから、
厨房のすぐ真横に設けられた
露天のカウンター席へ。
この屋外の座席に座って
ごはんをいただける感じがまた、
なんとも台湾らしくて
お気に入りです。
食べたいメニューの
数量を記入して店員さんに渡すと、
1分と待たず(!)爆速で
お料理が運ばれてくるので、
このタイミングでお会計も
済ませておきます。

今回オーダーしたのは、
お店の名前にもなっている
ごはんとスープ。
「高麗菜飯」は
小と大の2サイズありますが、
30元(=約140円)の
小サイズにて、
オーダーしてみました。
高麗菜とは、
キャベツのこと。
「キャベツごはんって、
一体どんなご様子?」
と、実際に食べる前は
想像がついていなかったのですが、
やさしく塩味が効いていて、
とっても素朴な炊き込みごはん
といった風合い。
どこか懐かしさを感じるお味に、
すっかり心奪われて
しまいました。

炊き込まれている
キャベツの
シャクシャクとした食感が、
アクセント。
大サイズにしておけば
良かったかと、
ちょっぴり後悔したくらい、
おかわりしたくなる
おいしさでした。

そして、スープの
「原汁排骨飯
(90元=約430円)」は、
ドカンと入った
特大骨付きスペアリブの
インパクトがすごい!
お肉は、お箸でも
スッと骨からほぐれる
やわらかさですが、
手に持ってかぶりつきながら、
ワイルドにいただくのもアリ。
だしの香りがとっても強く、
スープにうまみがしっかりと
溶け込んでいます。
持ち前の甘みがほんのりと香る、
芯までスープが染み込んだ
ほろほろ大根も
絶品でございました。
灶頂 原汁排骨湯 高麗菜飯
住所:台北市大同區延平北路三段17巷2號
営業時間:10:00〜20:00
2.【施家鮮肉湯圓】もっちり、なめらか、とろける。ジューシー肉餡を包んだ大ぶりお団子のスープが大人気の名店へ。

延三夜市には、
いつ訪れても行列ができている
グルメ店や屋台が
いくつかありますが、
その中の1軒である
「施家鮮肉湯圓」も、
お気に入りのお店。
こちらも、
いつも行列ができているのですが、
回転は速めなので、
だいたい10分ほどで
入れることが多いです。


この日はなんと運がいいことに、
ほぼ待ち時間なしで入店。
入店前に店員さんより
オーダー票を手渡されますので、
こちらに食べたいメニューの
数量を記入していきましょう。
お店の外には
写真付きのメニューも
貼られているので、
行列している時に眺めてみると、
オーダーの参考になるかと
思います。
オーダー票に記入できたら、
忙しく動き回っている店員さんへ、
タイミングを見計らいながら
手渡し。
お料理が運ばれてきたら、
オーダー票をテーブルに
のこしてくださるので、
食後にレジにて提示すれば
お会計ができます。

看板メニューをいただく前に、
まずは「控肉飯
(75元=約360円)」
で、腹ごしらえ(?)。
そぼろソースをかけた
白ごはんの上に
盛り付けられているのは、
大ぶりにカットされた
豚肉の煮込みと
タケノコの煮物。
そぼろソースは、
脂身少なめな
あっさり仕上げですが、
それゆえに、豚肉煮込みの
脂身のおいしさを
じっくりと味わえる。
とろけるほどに
うまみがじんわりと
溶け出してきて、
絶妙にまろやかさが
プラスされていきます。

タケノコの
ハリハリとした食感が、
小気味良いアクセントに。
ボリュームもたっぷりで、
しっかりおなかを
満足させてくれる1品です。

そして、お店の看板メニューは、
こちらの「鮮肉湯圓
(65元=約310円)」。
真っ白でつるっと
ふくよかなお団子・湯圓が、
お碗に4個仲良くキレイに
収まっています。
水分をたっぷりと含んでいて、
とびっきりにもっちりで、
とびっきりになめらか。
とろけるような
不思議な食感のお団子の中には、
ジューシーな肉餡が
ギュッと包み込まれています。

見るからに食欲をそそられる、
このほとばしること必至の
濃い味肉汁。
やさしくだしが香る
うす味スープとのバランスも
素晴らしく、
肉汁が溶け出すほどに
少しずつ塩分が増していく
風味の変化もじっくりと
楽しみたいところです。
スパイシーさが
欲しくなってきたら、
テーブル上の白胡椒を
加えてみるのもおすすめですよ。
施家鮮肉湯圓
住所:台北市大同區延平北路三段58號
営業時間:11:30〜15:00 / 17:00〜22:30
電話:+886-2-2585-7655
3.【魏祥記純糖麻糬】サラサラなピーナッツ粉と、パリパリな荒削りかき氷が相性抜群!おひとりにもピッタリなお餅かき氷を、食後の締めに。

延三夜市には、
台湾らしいスイーツを
いただけるお店も
たくさんあって、
こちらも優秀なお店
だらけなのですが、
その中から1軒だけを
選ぶのであれば、
僕は、
「魏祥記純糖麻糬」
を、おすすめしたい。
先ほどの施家鮮肉湯圓と
少し重なりますが、
とあるお餅デザートが絶品で、
延三夜市に来ると
毎度食べたくなってしまいます。


お店に到着したら先に、
騎樓(屋根付き歩道)に設けられた
カウンターに並んで、
オーダー&お会計。
お餅単体で、かき氷と合わせて、
どちらも悩ましいところですが、
今回はかき氷にトッピングして
いただくタイプを
オーダーしてみます。

「小花生粉麻糬冰
(55元=約260円)」は、
見た目はシンプルだけど
侮るなかれ。
ひとくちサイズにカットされた
もちもちのお餅と、
きな粉のように細かく砕かれた
花生(ピーナッツ)の粉、
荒削りのかき氷の相性が
とにかく素晴らしいのです。
ピーナッツ粉のサラサラ食感と、
かき氷のパリパリ食感は、
お互いの良さを上手に高め合う
ベストコンビ。
練乳がたっぷりとかかっていて
しっかり甘いけれど、
この食感のおかげで
爽やかさが維持されており、
くどさも全くないので、
暑い季節にもピッタリです。

冷たい氷の上にのっていながら、
もっちり感がしっかり
保たれているお餅も、
見事な仕上がり。
台湾のかき氷は
特盛サイズのことが多いですが、
おひとりさまにちょうど良い
小サイズでオーダーできるのも、
夜ごはんの締めに
ふらっと立ち寄りたくなる
ポイントです。
僕は、
お餅トッピングのかき氷を
いただくことが多いですが、
さらにタロイモや小豆を
トッピングしたり、
お餅なしのかき氷メニューも
揃っていますで、
夏のデザートにぜひ。
魏祥記純糖麻糬
住所:台北市大同區延平北路三段30號
営業時間:17:00〜23:00
電話:+886-2-2594-2328
まとめ

今日は、
台北・延三夜市の
おすすめグルメ店3軒
を、ご紹介しました。
MRT大橋頭駅を出てすぐで、
アクセス抜群。
おみやげ探しに人気のスポット・
迪化街からも近く、
お昼から空いているお店も
ありますので、
観光合間のお食事に
ピッタリのスポットかと
思います。
この記事でご紹介した以外にも、
おいしそうなグルメや
スイーツのお店&屋台は、
まだまだたくさん。
ぜひじっくり食べ歩いて、
みなさんのお気に入りを
探してみてくださいね!
※記事中の日本円表記は1元=4.77円で計算しています。(2025年5月25日現在)
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