
台北最大のゲイタウン・西門町のおすすめホテル!MRT(地下鉄)駅からも近い台北観光に最適の立地です!
こんにちは!すでに日中は20℃を超えるポカポカな台湾南部・高雄で春節休暇中のMae(@qianheshu)です。
お休み前のお話になりますが、西門をブラブラしていると、たまたま「あるホテル」の前を通りかかりました。
フロントの方をふと眺めてみると、思いがけず目に飛び込んできたのは「レインボーフラッグ」!
レインボーフラッグを掲げたホテルを見かけたのは初めてだったので、ちょっとしたサプライズです。
西門町と言えば、台北指折りの繁華街であると同時に、ゲイ御用達の洋服店や美容室、バーやカフェが多く集まる台湾最大のゲイタウンとしても知られている場所。
おいしい台湾グルメのお店も少なくなく、台北観光の拠点として最適なロケーションも魅力です。
今日は、ゲイスポット・西門紅樓にもほど近いおしゃれホテル「町・記憶旅店 Cho Hotel 」に実際に宿泊してみた際の様子や感想をまとめてみたいと思います。
プライドパレード期間はエントランスがレインボーに!LGBTフレンドリー感満点のロビー。
「町・記憶旅店 Cho Hotel」があるのは、観光名所・西門紅樓にほど近い昆明街。
周辺はメンズサウナやLGBTフレンドリーな美容室などが多く立ち並んでおり、
台北ゲイに人気のエリアとして知られています。
アジア最大級のLGBTプライドである「台灣同志遊行(台湾LGBTプライド)」の開催時期になると、
エントランスがレインボーカラーに染まり、
LGBTフレンドリーなフォトスポットとして注目を集めます。
木の自動ドアをくぐって中に入ると迎えてくれるのは、レトロで落ち着きあるロビー。
賑やかな表通りとは打って変わって、ちょっぴり大人な空間が広がります。
中華風の椅子に革張りソファ、木目のキャビネット…
待ち合いスペースに置かれている調度品も、どこか懐かしさが漂うものばかりです。
そして…
フロント奥に掲げられているレインボーフラッグ。
さらに、フロント隣のフライヤー入れにももう一本、レインボーフラッグが置かれていました!
ロビーに入ってすぐ、ここまで徹底的にゲイフレンドリーな姿勢が見えると、
カップルでご旅行中の方もすごく入りやすいのではないかと思います。
石鹸や歯ブラシなどはフロント横に置かれているので、必要な分だけセルフサービスで。
「エコ」への取り組みにも、好感が持てます。
街の喧噪を忘れるクラシック&モダンなダブルルーム。
チェックインを済ませたら、いよいよお部屋へ向かいます。
エレベーターを上がって、8階までやってきました。
廊下の窓辺に飾られたタイプライターや電話機も、かなりの年代物。
こんな何気ないところにも、このホテルらしい遊び心が感じられます。
今回予約したのは、行政套房(Executive Double)。
二人部屋の中では「最高クラス」のお部屋ということです。
解鍵はフロントで渡されたこちらのカードキーを使います。
お部屋内のインテリアは、ロビーよりもさらに一段と大人な雰囲気!
クラシックで洗練された感じがGOODです!
鉄パイプと針金でできたテーブルランプもカッコイイ!
無機質な感じが、インテリアの良いアクセントになってます。
ミネラルウォーターとお茶、ミニチョコレートはサービス。
テーブル下のミニ冷蔵庫には、冷えたミネラルウォーターもさらに2本準備されていました。
ベッド正面にはもちろんテレビも完備です。
お掃除が不要な時は、この札をドアノブにかけておきましょう。
ドアに書かれているパスワードを入力すれば、Wifiもしっかりつながりますよ!
一面ガラス張り!開放感抜群のオープンなバスルーム。
行政套房(Executive Double)一番の魅力は、何と言っても広々バスルーム。
足を伸ばせる大きなバスタブにゆっくり浸かりながら、
遠目には繁華街・西門町のネオンを眺めることができます。
恋人と一緒にロマンチックなお風呂タイムが楽しめること、間違いありません!
シャワースペースは、バスタブの向かい側。
頭上からお湯が出るひまわりタイプと手持ちタイプ、2種類のシャワーが完備されています。
シャンプーとボディソープは備え付け。
石鹸や歯ブラシなど、その他のアメニティはフロントでもらっておきましょう。
外に向かって「全面ガラス張り」なので、
シャワーの時だけは景色を楽しみたい気持ちはひとまず抑えて、
カーテンを下ろすのをお忘れなく。
そして、トイレもシンクも清潔感◎。
シャワースペースとの間には仕切りがあるので、水びたしの心配もありません。
トイレットペーパーはゴミ箱へ。
うっかり詰まらせてしまわないように気をつけましょうね。
オリジナルデザインのおしゃれなペーパーアイテム付き。
ところで、フロントでルームキーと一緒に渡される、こちらの小さなパッケージ。
エアメールをモチーフにクラフト紙+箔押しという
手の込んだデザインがとってもオシャレですよね。
中には何が入っているかというと…
「町・記憶旅館」オリジナルのペーパーアイテムがぎっしり!
パズル型のメッセージボードや朝ごはんチケット、スーツケースに結べるネームタグ…
ホテルオリジナルの西門町マップも同封されています!
こういうささやかな心配りも、旅の思い出に残る大切なポイントですね。
ホテル内?それとも朝ご飯屋さん?お店が選べるモーニング。
朝ごはんへは、パッケージに同封されていた「Breakfast Voucher」を持って向かいます。
宿泊プランに朝食代金は含まれていませんが、
ホテルと提携している周辺の朝ごはん屋さんにこのチケットを提示すれば
「一人50元引き」になる仕組みです。
ホテル1階のカフェでも食事ができるということなので、今回はこちらでモーニングをいただきます。
メニューはワッフルやパニーニなどをメインに、コーヒーがついたシンプルなもの。
先にやってきたアメリカンを飲みながら、料理が運ばれてくるのを待ちます。
僕がオーダーしたのは「チキンパニーニ」。
外はサクサク、中はふわふわな食感で焼き加減が絶妙!
サラダと果物がついたワンプレートで100元(=約350円)です。
続いては、ボーイフレンドオーダーの「ポテトチーズワッフル」。
サクサク焼きたてのワッフルにポテトサラダがこんもり乗った、かわいらしい一品です。
こちらは、お値段80元(=約280円)。
50元引きでコーヒー付きなのを考えれば妥当とも思えますが、
どちらもボリュームからするとちょっと割高…
モーニングに関しては、若干心残りですね。
そして、チェックアウト前にメッセージを書いていくのをお忘れなきよう。
パズル型のカードに、あなたのクリエイティブを発揮しましょう!
ロビーの壁にメッセージがずらりと並んでいるので、
空いているスペースにカードを埋め込めばOKですよ。
ゲイスポットに美味しいグルメ。ホテル周辺には見どころも豊富。
「町・記憶旅店」もう一つのおすすめポイントなのが、観光に最適なロケーション。
ゲイタウン・西門町の一番人気スポットである西門紅樓へは、
なんと徒歩1分で到着できます。
建物の裏側に広がるオープンスペースには、
深夜まで営業しているカフェやバーがたくさん並んでいるので、
台湾ならではのフレンドリーな空気を夜遅くまでみっちり満喫することが可能です。
成都路を挟んで西門紅樓の反対側に足を運ぶと、昼夜を問わず賑わう歩行者天国も。
東京の渋谷やソウルの明洞と同じく、
ファストファッションやコスメ、映画館、カラオケなどが勢揃いしているため、
台北中から若者たちが集まってくる大人気エリアとして知られています。
また、西門町は昔ながらの伝統美食もあちこちに存在しているエリア。
「蚵仔煎(牡蠣オムレツ)」や「魯肉飯(ルーローファン)」、「牛肉麵」など
台湾を代表するグルメを気軽に味わえるお店がたくさんあるので、
いろいろと食べ歩いてみるのもおもしろいと思います。
詳しくは【台北・西門町で舌鼓!ゼッタイ食べたい伝統台湾グルメ5選。】でご紹介していますので、
ぜひ合わせてご参考くださいね。
「町・記憶旅店 Cho Hotel」への行き方。
MRT西門駅(駅番号:BL11 / G12)から「町・記憶旅店 Cho Hotel」までのルートはとってもシンプル。
駅から歩いて5~6分ほどで到着できます。
西門紅樓前の1番出口を出ると、目の前が「成都路」と「漢中街」の交差点になっているので、
まずはそのまままっすぐ。
道を挟んで正面に見える、黒い建物のスポーツショップの方向へ進みましょう。
「蜂大咖啡」というコーヒーショップの前も、そのまま通り過ぎて行きます。
ちなみに、このお店のコーヒーは昼夜を問わず行列ができるほどの人気ですので、
朝ごはん時や旅の合間の休憩に、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
「西寧南路」との交差点も「AT」の文字が見える正面側に渡って、さらに道なりに。
足つぼマッサージのお店が立ち並ぶ通りにさしかかったら、間もなく左折ポイントです。
道を挟んで正面にFamily Martが見える「昆明街」との交差点に出たら、ここで左折。
横断歩道は渡らず、そのまま左方向に進んで行けば、ホテルは間もなくです。
深みのある色合いの木造扉が見えて来たら、エントランスに到着!
ロビーに入って右側にカウンターがあるので、チェックイン手続きに進みましょう。
まとめ
今日は、台北・西門紅樓徒歩1分のLGBTフレンドリーホテル「町・記憶旅店」
をご紹介しました!
ポイントを整理しておくと、
良かった点
・西門町中心街でアクセス便利
・LGBTフレンドリーでカップルでも安心
・インテリア、グッズのセンスが◎
・バスルームが広々快適(行政套房)
・スタッフさんが親切
・夜遊び&食べ歩きに最適なロケーション
イマイチだった点
・モーニングが付いていない(別支払い)
課題点として思いつくのは、朝ごはんに関してくらいですね。
ホテル付近には朝ごはん屋さんもたくさんあるので、
提携のお店にこだわらず楽しむのもアリだと思います。
次回の台北旅行は、
西門町でLGBTフレンドリーな滞在を
楽しんでみるのはいかがですか?
→Agodaで「町・記憶旅店 Cho Hotel」の料金をチェックしてみる。
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→Booking.comで「町・記憶旅店 Cho Hotel」の料金をチェックしてみる。
町・記憶旅店 Cho Hotel
Address : 台北市萬華區昆明街119號
TEL : +886-2-2370-9830
Web : http://www.chohotel.com/
Facebook : https://www.facebook.com/119chohotel
※記事中の日本円表記は1元=3.5円で計算しています。(2016年2月現在)
※予約シーズンや旅行出発までの日数により料金は変動する可能性がありますので、予約時には最新情報のチェックをお願いいたします。
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はじめまして。
いつも更新楽しみにしています。
今回のお宿、モダンでとても素敵ですね。でも、宿泊費が16,000円からというのは、ちょっと気軽に泊まるにはお高いかな…
その値段なら朝食サービスしてよ!って言いたくなりますね。笑
こんにちは!確かに朝食込みだったらもっとうれしかったと僕も思います。
料金はAgoda等ホテルサイトでおトクに泊まれることもあるので、ぜひ覗いてみてください。
参考にさせていただきました。他の記事も色々読ませていただいて、初めての台湾旅行、最高に楽しめました。cho-hotel早くに予約いれると、6000円程度で宿泊できました。また楽しい記事期待してます。もう一度台湾行きたくなりました。
ご参考にしていただけたとのこと、ありがとうございます。
これからも色々な角度から記事を書いていけたらと考えているので、
引き続き読んでいただけるよう、がんばりますね!
最終的に値段と口コミでcho-hotelを選んだんですが、一番はLGBTに泊まりやすいと紹介されてたから。カミングアウトすることは無いと思いますが、台湾に来てみて、こんな所で生活できたらな~…って言う気持ちになりました。