スープが飛び出すジューシー小籠包の名店や、みずみずしい豆花を堪能できるローカルスイーツ店も!中正紀念堂へ観光に来たら、おいしいグルメの食べ歩きも楽しんじゃいましょう。
こんにちは!台湾のローカルグルメ食べ歩きが大好きな、台北在住Mae(@qianheshu)です。
台北観光で外せない有名スポットとして知られる「中正紀念堂」。
実は周辺には、おいしいグルメ店もたくさん集まっており、日々行列の絶えない人気店から、地元の方御用達のローカル店まで、バリエーション豊かに軒を連ねています。
僕も近くまで来たら、無性に食べたくなるグルメがたくさんあるのですが、今日はその中から、中正紀念堂周辺で出会ったお気に入りの台湾グルメ店を4軒、ご紹介!
観光と合わせての現地での食べ歩きに、お役立ていただけるとうれしいです。
1.【鼎元豆漿】薄味さっぱりなふわふわ鹹豆漿を、朝ごはんに。毎日行列の絶えない大人気豆乳店へ。
中正紀念堂周辺で
朝ごはんをいただきたい時は、
「鼎元豆漿」へ。
海外からのお客さんが多い
有名店ですが、
現地でよく豆乳朝ごはんを
食べている僕も、
ぜひおすすめしたい1軒です。
お店の前に行列が
できているかと思うので、
加わって、しばし待機。
レジまで到着したら、
スタッフさんに直接、
オーダーしましょう。
写真付きの
日本語メニューがある他、
スタッフさんも簡単な日本語が
話せるので、
スムーズにオーダーできるかと
思います。
料理を受け取ったら、
お会計を先に済ませてから、
店内の空いている席に
座りましょう。
豆乳のお店ということで、
やはり一番に
お試しいただきたいのは、
「鹹豆漿
(35元=約170円)」。
おぼろ豆腐のように
ふわふわな豆乳には、
刻みネギや刻みザーサイ、
小エビなども加えられています。
これまで、
台北のいろいろな豆乳店で
鹹豆漿を食べてきましたが、
鼎元豆漿のものは、
中でも、特に薄味。
だしの風味がしっかりと感じられ、
さっぱりとした仕上がりなので、
まだ目覚め切っていないカラダにも、
とてもしっくりと馴染んでくれます。
ほんのりごま油の香りと
刻みネギのシャキシャキ、
刻みザーサイのハリハリ食感が
アクセント。
ひとくち大にカットされた油條も
スープをたっぷり吸い込んでいて、
ジュワッと滲み出る瞬間が
至福です。
鹹豆漿のおともには、
「燒餅夾蛋
(35元=約170円)」
を、選んでみました。
燒餅とは、
パイのような層になった
生地の表面に、
ごまをたっぷりとまぶして、
こんがり焼き上げた食べもの。
たまごプラスでオーダーしたので、
ふっくらと仕上がった
ネギ入り卵焼きが
サンドされています。
かぶりつくと、
ハラハラと崩れるほど
デリケートな燒餅は、
サクッと香ばしい風味も
感じますが、
食べ進めてみると
より強く感じるのは、
もっちりとした生地の食感。
見た目以上に食べごたえもあって、
朝からでもしっかり
おなかを満たせる1品です。
鼎元豆漿
住所:台北市中正區金華街30-1號
営業時間:5:00〜11:30
電話:+886-2-2351-8527
2.【黃龍莊】スープ飛び出すジューシーさがたまらない!王道の小籠包には、ごま油が香る酸辣湯を合わせて。
中正紀念堂周辺には、
おいしい小籠包をいただける
お店がたくさん!
行列ができる有名店もあって、
どこで食べるべきか
悩ましいほどですが、
今回は、ちょっとローカルな
「黃龍莊」を、
ご紹介したいと思います。
スタッフさんに人数を告げたら、
案内に従って
空いているテーブルへ。
食べたいメニューの
数量を記入するオーダー票の他、
写真付きで紹介されている、
おすすめをまとめたメニューも
ありますので、
オーダー時の参考に
してみてください。
テーブルの上に準備されている
香ばしいお茶を堪能しながら、
小籠包が蒸し上がるまで、
しばし待ちましょう。
蒸したてあつあつでやって来た、
黃龍莊の
「小籠湯包
(180元=約850円)」。
うっすらデリケートな皮を
プチュッと弾けさせると、
中からあふれるのは、
たっぷりのスープ!
豚のうまみが
ギューッと詰まっていて、
まろやかさが
口いっぱいに広がります。
あんのほろっと崩れるような
食感も◎。
シャキシャキの針しょうがを
たっぷり合わせていただくのも、
お忘れなきよう。
小籠湯包と一緒にオーダーした
「酸辣湯
(小/90元=約430円)」は、
にんじん、キクラゲ、タケノコ、
豆腐などがふんだんに入って
栄養満点!
酸辣湯ですが、酸味はひかえめで、
だしの風味を生かした
やさしい仕上がりに
なっています。
ごま油とネギの香りの
アクセントの利き具合も
素晴らしく、
最後の1滴まで、
きっちり飲み干したくなる
おいしさです。
黃龍莊
住所:台北市中正區牯嶺街43號100
営業時間:10:00~20:30(月曜定休)
電話:+886-2-2322-4295
3.【四兩刈包】豚煮込みのクリーミーな口あたりに一目惚れ!絶品の刈包(台湾バーガー)をいただける、イチオシのグルメ店。
寧波西街にある
「四兩刈包」で
堪能できるのは、
日本では
「台湾バーガー」の名で
呼ばれることの多いグルメ
「刈包」。
これまで台北生活の中でも、
刈包はたくさん食べてきましたが、
その中でも指折りにお気に入りの
1軒です。
オーダー票は、
レジの前または各テーブルに。
お肉をサンドした刈包は、
「五花肉(脂身多め)」「瘦肉(赤身多め)」
「綜合(両方とも)」の、いずれか。
「香菜(パクチー)」「酸菜(ザーサイ)」
「花生粉(ピーナッツ砂糖)」が
不要な場合は、
それぞれ「不加」の欄に
チェックできますが、
僕はやっぱり全部入りが
一番おいしいと思うので、
まずはチェックを入れずに
試していただきたいところです。
オーダー票に書き込めたら、
先にレジにて
お会計を済ませておきましょう。
真っ白ふんわりな生地に、
大きな豚の煮込みが
サンドされた、
四兩刈包の
「刈包(五花肉/
70元=約330円)」。
「花生粉多めがおすすめだけど、
どうする?」と、
オーダー時に尋ねられたので、
多めで仕上げていただきました。
じっくりと煮込まれている
脂身多めな豚バラ肉の、
とろけるようなまろやかさが
たまらない!
塩分が強めに効いた刻みザーサイと、
きなこのような香ばしさのある
サラサラなピーナッツ砂糖の
コンビネーションがまた素晴らしく、
あまじょっぱい風味に、
思わずガブガブ
かぶりついてしまいます。
おともには、
僕の大好きな四神湯の中から、
「綜合四神
(75元=約350円)」を。
お碗を持った瞬間に
ずしっと重みを感じるほど、
だしと塩気が効いたスープには、
豚の臓物系お肉やハトムギなどの
具材がふんだん。
クニュッ、コリッ、もちっと、
様々な食感が1碗に大集合していて、
スープながら食べごたえ満点です。
四兩刈包には他にも、
碗粿や肉圓、油飯など、
台湾ならではのグルメが
たくさん揃っていますので、
刈包のおともにぜひ。
︎四兩刈包
住所:台北市中正區寧波西街63號
営業時間:11:40〜20:30(月〜金)/ 11:40〜19:30(土・日)
TEL:+886-2-2397-1227
4.【豆味行】台湾風おでんと豆花が一度に堪能できるローカルグルメ店。豆花には、しょうがをしっかり効かせて。
食事にもデザートにも
利用できるお店「豆味行」も、
地元の方がひっきりなしに訪れる
ローカルグルメ店。
夜は、店内が満席になるほど
賑わうこともありますが、
お昼は意外と落ち着いているので、
ゆったりいただきたい方は
狙い目です。
オーダー票は置かれていないので、
壁に貼られたメニューを見ながら、
カウンターにいるスタッフさんに
直接オーダー。
ごはんとして利用したい方は
「甜不辣」を、
デザートとして楽しみたい方は、
看板メニューの「豆花」の中から
選んでみてください。
甜不辣は、
辛さ(小辣がおすすめ)を、
温かい豆花の場合は、
しょうがを入れるかどうかを
選べますので、
お好みに合わせて指定しましょう。
「甜不辣
(70元=約330円)」は、
魚のすり身からつくった
「てんぷら」が名前の由来。
(中国語では「ティエンブラ」と読みます。)
てんぷら、揚げ豆腐、
ちくわ、大根など、
たねをだしでじっくり煮込んだ
おでんにそっくりの1品です。
具材の1つ1つに、
うまみが芯までしっかり。
甘さ強めのソースが多い中、
味噌だれの甘さもひかえめ。
初めてでもしっくりと味わえる、
どこかほっとするような
馴染み深い風味が魅力です。
デザートに選んだのは、
「芋圓豆花
(温/50元=約240円)」。
しょうが入りで
注文してみたところ、
香り付けどころでなく、
ピリピリと辛みを感じるほど、
がっつりと効かせて
くださりました。
かろうじて形を保っているような、
みずみずしくデリケートな食感の
お豆腐。
それに合わせる芋圓(芋団子)も、
噛むほどに素材の風味が立ってきて、
素朴な味わいの1碗を堪能できます。
豆味行
住所:台北市中正區南昌路一段64號
営業時間:11:15~21:00(日曜定休)
電話:+886-2-2351-8939
まとめ
今日は、
台北・中正紀念堂周辺の
おすすめ台湾グルメ店4軒
を、ご紹介しました。
中正紀念堂周辺には他にも、
おいしいグルメのお店が
本当にたくさん!
食べ歩きもしっかり楽しめるので、
観光と合わせてぜひ
散策してみてくださいね!
※記事中の日本円表記は1元=4.72円で計算しています。(2024年5月3日現在)
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どこに泊まろうかとお悩み中の方は、ぜひご参考いただけるとうれしいです!
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コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは。
みればみるほど早く行きたくなります・・・しかし日本はまだまだコロナ状況も落ち着かず。今年も旅行にいけるかどうかと思う今日この頃です。
・・・ルーロー飯は必須のグルメですね。大鍋貼が気になります。台湾おでんも。
中正紀念堂周辺はあまり歩いたことのないので次回は是非散策してみます。
中正紀念堂周辺は本当にグルメ盛りだくさんです!
小籠包のお店もたくさんあるので、
今度また改めて記事にしますね!