台北指折りのグルメストリート・永康街で食事をするなら、どこがおすすめ?1人でもふらっと立ち寄れる、おいしいグルメのお店はこちらです!
こんにちは!台北在住も10年目に突入しております、Mae(@qianheshu)です。
さて、みなさんは、台北の有名美食ストリート・永康街を訪れたことはありますか?
看板メニュー・小籠包が超人気の「鼎泰豐」本店や、ふわふわマンゴーかき氷が絶品な「思慕昔」など、世界にその名が轟く名店も軒を連ねているこのエリア。
おいしい台湾ごはんを一番のお目当てに、永康街を訪れる方も少なくないのでは、と想像します。
僕もこれまで、何度となく食べ歩きに向かっている永康街。
今日は、実際に足を運んだことのあるお店の中から、おひとりさまにもおすすめな、永康街のグルメ店5軒をご紹介したいと思います。
コスパ◎なグルメ店で、台湾ならではの味を、存分に堪能しちゃいましょう!
1.【永康刀削麵】刀削麵ロボットが大活躍!ボリューム満点のモチモチ麵が人気。
永康街にはたくさんの
麺料理店が軒を連ねていますが、
僕のイチオシは
「永康刀削麵」。
練り上げた生地から1本1本、
削り出しながら麵を茹で上げる
「刀削麵」の専門店です。
麺の種類は「刀削」と「細麵」の
2種類から選べるように
なっていますが、
せっかくなので、
ここは「刀削」で
いただいてほしいところ。
こちらのお店の麵は
ボリュームがあるので、
「小」でも充分
おなかいっぱいに
なれるかと思います。
今回オーダーしたのは、
「炸醬麵
(小 / 70元=約290円)」。
上にかかっているのは、
ひき肉と豆干(台湾のかたい豆腐)を
ふんだんに使った、
しょっぱめのソース。
茹でたての麵と
しっかり混ぜ合わせたら、
音を立ててすすらないように、
レンゲに取り分けながら
一口ずついただきましょう。
※ズルズルと麺を啜るのは、台湾ではよろしくないマナーです。
刀削麵と言えば、
「これでもかっ!」というほどに
コシを効かせた、強い弾力が特徴。
牛肉麵など
スープ入りの麺もいいのですが、
スープなしでいただける
炸醬麵が一番、
麵そのものの食感を楽しめるので
おすすめです。
濃厚なそぼろソースとの
相性が抜群すぎて、
お箸が止まらなくなること
請け合いですよ。
そして、台北っ子の胃袋まで
ガッチリと掴んでいる、
このお店の麵を担当しているのは、
何と、こちらの
ウルトラマン風刀削麵ロボット!
麺を削る彼の動きは、
職人さんにも負けない
鮮やかな手さばき。
お店についたらぜひ、
観察するのを、お忘れなく 笑
永康刀削麵
住所:台北市大安區永康街10巷5號
営業時間:11:00~14:00 / 17:00-20:30
電話:+886-2-2322-2640
2.【老鄧 Lao Deng 1949】花椒がピリッと効いた炸担麵をセットメニューで。小皿盛りのおかずも、あなどれないおいしさ。
永康街からもう1軒、
おいしい麺料理のお店をご紹介。
鼎泰豐本店のちょうど裏側にある
「老鄧 Lao Deng 1949」は、
担担麵(坦々麺)が
看板メニューのお店です。
店員さんの案内に従って
テーブルについたら、
メニューをいただけるので、
こちらから食べたいものを
選んでいきます。
全て写真つきなので、
中国語が分からない場合でも、
すんなり気になる料理を
見つけられるかと思います。
どれにするか決まったら、
店員さんに直接
食べたいものを伝えて、
先にお会計も
済ませておきましょう。
僕はいつも、
このお店に来たら
「炸担麵套餐
(135元=約550円)」
をいただきます。
ジャージャー麵と坦々麵が
フュージョンした麺に
プラスして、
蛋花湯(たまごスープ)と、
お好きな小菜(小皿のおかず)
1つがついてきます。
麺の辛さは調整できるので、
辛いのが苦手な僕は
「微辣(微辛)」で
作っていただきました。
メインの「炸担麵」は、
お茶碗より少し大きめの
お碗の中で、
あふれんばかりな細麺の上から、
そぼろソースをかけた
シンプルな1品。
麺のぷちぷち
もっちりとした食感に、
ピリッと花椒の香りが弾ける
コクうまそぼろソースが
よーく絡んでくれています。
シャキッとした青菜と、
ネギの食感がアクセント。
麺の味が濃いめな分、
お茶漬けが思い起こされるような、
だしの風味がやさしく香る
たまごスープが、
しっくりマッチします。
好きなものが選べる小菜には、
「紅燒茄子」を。
僕、この茄子の小菜が
すごく好きで、
揚げ浸しの茄子は、
表面パリッ、中はとろっ!
ネギと唐辛子の香りたっぷりな
タレがかかっていて、
小皿じゃもの足りないくらい、
ぱくぱくいただけちゃいます。
他にも、おいしそうな小菜が
そろっていたので、
麺と合わせて、
次回もいろいろ
試してみたいと思います。
老鄧 Lao Deng 1949
住所:台北市大安區信義路二段198巷4號
営業時間:11:00~14:30/17:00~21:00(火曜定休)
電話:+886-2-2343-5808
3.【無一物海產粥】台南名物・蝦仁飯を台北で!おひとりさまでも気軽に立ち寄れる海鮮料理店へ。
淡江大學のすぐ向かい側にある
「無一物海產粥」は、
おいしい海鮮を使った料理が
いただけるお店。
台湾では、海鮮料理と言うと、
大人数で食べるイメージですが、
こちらには、
おひとりさまにも
ピッタリのメニューが。
ふと海の幸を
いただきたくなった時に、
ふらっと立ち寄ることができます。
お店へ入ってすぐのところに
オーダー票が置かれているので、
こちらに食べたいものを記入。
(白のオーダー票が、店内でいただく用です。)
カウンターにいる店員さんから、
テーブルを指定いただけるので、
告げられた番号の
テーブルに着きましょう。
おひとりさまにも
ピッタリなメニューと言うのが、
1人分の海鮮料理に、
ごはんとスープ、
4種の小菜がセットになった
「特餐」。
カウンター後ろの黒板には、
日替わりの特餐も書かれているので、
オーダーの際の参考に
してみてください。
僕がすごーく気になって
オーダーしてみたのが、
「蝦仁飯特餐
(160元=約660円)」。
「蝦仁飯」は、台湾南部の街・
台南の名物グルメとして
有名なのですが、
台北では
ほとんど見かける機会がないので、
思わず「おおっ!」と惹かれました。
赤く色づいたゆで小エビと、
緑のネギのコントラストが美しく、
見るからに食欲をそそられます。
1粒1粒の芯まで
味がしっかり染み渡った、
しっとりあつあつなごはん。
口へと運んだ瞬間から、
濃厚なだしの香りが
鼻へと抜けて、
このごはんだけでも、
すでにごちそう級です。
そこに絡んでくるのが、
うまみがギュッと詰まった、
やわらかなゆで小エビ。
シャキッとネギの香りも
アクセントに効いてきて、
あまりの相性の抜群さに、
ひとくちでとりこに
なってしまいました。
まさか台北で、
こんなにも絶品の蝦仁飯に
出会えるとは…
本場・台南の蝦仁飯にも、
全く引けを取らないおいしさです!
コリッコリの
軟骨つき豚肉のスープも、
野菜たっぷり4種の小菜も、
とっても素朴な仕上がり。
毎日でも通いたくなるくらい、
クオリティにもボリュームにも
大満足です。
無一物海產粥
住所:台北市大安區金華街183巷22號
営業時間:11:00~14:00/17:00~20:30(月曜定休)
電話:+886-2-2321-2336
Facebook:https://www.facebook.com/wuyiwu22/
4.【餃子樂】絶品餃子の人気店が永康街に登場!かわいくてジューシーな仕上がりに、一目惚れ間違いなし。
【台北・大安駅周辺のおすすめ台湾グルメ6選。
新旧入り混じる穴場美食エリアのイチオシをご紹介します!】
にも登場していますが、
台北には、僕が特にお気に入りの
「ある餃子店」が。
東門店がオープンし、
永康街でも絶品餃子が
楽しめるようになったので、
再度ご紹介しておきたいと思います。
「餃子樂」は、
餃子のお店とは思えない、
カフェさながらのおしゃれさも魅力。
2Fにあるテーブル席に着いたら、
店員さんよりオーダー票を
いただけますので、
食べたいものを
記入していきましょう。
大ぶり焼き餃子の
「招牌煎餃」シリーズも
おいしいのですが、
今回は
「手工餃子(水餃子)」の中から
選んでみました。
5個単位になっているので、
いろんな具材の水餃子を
オーダーしてみるのも
おすすめですよ。
僕が「餃子樂」で
一番よく食べるのが、
「經典韭菜水餃
(5個 / 45元=約180円)」。
もっちもちの皮の中に
包まれているのは、
刻みニラ入りの豚肉餡。
水餃子なので
あっさりとしていながらも、
中からはうまみ濃縮の
肉汁がジュワッ。
初めて口にして以来、
この類まれなるジューシーさに、
胃袋をガッツリ掴まれっぱなしです 笑
餃子のほか、
麺やスープ、小菜、
どれをオーダーしても
もれなくおいしい「餃子樂」。
台北で餃子をいただくなら、
ぜひとも訪れていただきたい
1軒です。
餃子樂(東門店)
Address:台北市大安區金華街223-3號
営業時間:11:30〜21:00(木曜定休)
TEL:+886-2-3343-3130
Web:https://www.happydumpling.com.tw/
Facebook:https://www.facebook.com/wangsdumpling/
【2023.02.06】
「餃子樂(東門店)」は、
残念ながら閉店となりました。
大安駅エリアの「東豐店」と
市政府駅エリアの「信義店」は、
引き続き営業中ですので、
おいしい餃子をお探しの方は、
ぜひ足を運んでみてくださいね。
5.【白水豆花】台湾東部こだわりの食材を使ったごちそう級豆花。デリケートな食感に一口でとりこに。
台湾東部の街・宜蘭からやって来た
「白水豆花」は、
2019年7月のオープン以来、
行列の絶えない大人気店。
もともとは、
永康公園の正面で
営業していましたが、
現在は、
永康街と金華街の交差点から
ほど近いところに
リニューアルオープンしています。
おすすめは、
「麥芽糖花生桃膠豆花」。
お豆腐以外に、
台湾ならではの
ユニークなトッピングを
堪能することができます。
お店を入ってすぐのカウンターで
オーダーとお会計を終えたら、
店内の空いている席につきましょう。
きらびやかでゴージャスな
「麥芽糖花生桃膠豆花
(70元=約290円)」は、
ルックスを裏切らない
ハイレベルな仕上がり。
雪山山脈の湧き水や、
海洋深層水から作ったにがりが
使われており、
ミネラルがたっぷり!
店員さんから告げられた、
「混ぜずにやさしく
すくって食べてね。」
のお言葉の通り、
驚くほどにデリケートで
きめ細やかな食感に
仕上げられています。
トッピングには、
荒削りの花生糖や、
彩りを添えるパクチーのほかに、
「桃膠」というゼリーが。
こちらは、
桃の木から分泌される天然食材で、
カラダにもすごく良いんだそう。
素材の1つ1つまで、
とことんこだわり抜かれているのが、
一口ごとに
ひしひしと伝わってきます。
永康街での食べ歩きはぜひ、
「ごちそう級豆花」で締めてみては
いかがでしょうか。
関連記事→【台北・永康街(東門)でいただける「豆花」コレクション。有名グルメストリートで台湾伝統スイーツを堪能したい時に。】
白水豆花(台北永康)
Address:台北市大安區永康街34號
営業時間:14:00〜21:00(水・木定休)
Facebook:https://www.facebook.com/baishuidouhua.yk/
まとめ
今日は、1人でも楽しめる
台北・永康街のリーズナブル
台湾グルメ5選
を、ご紹介しました。
台北指折りの
グルメストリートとして
名高い永康街。
メインの通りはもちろん、
少し外れた脇道にも
おいしいものは隠れているので、
おひとりの方も、グループの方も、
ぜひじっくりと
食べ歩きを楽しんでみてくださいね!
※記事中の日本円表記は1元=4.1円で計算しています。(2021年11月12日現在)
▼魅惑の台湾グルメを眺めながら、旅への想いを盛り上げておきましょう!▼
▼こちらの記事もよくお読みいただいています!▼
→台北・東門エリアのおすすめグルメ店6軒。永康街の外にも美味しいものが盛りだくさんです!
→台北・永康街(東門)でいただける「豆花」コレクション。有名グルメストリートで台湾伝統スイーツを堪能したい時に。
→台北・永康街「來好 LAI HAO」で見つけた台湾フード系おみやげ5点。いいものぎっしりショップには、フォトジェニックなアイテムが満載でした。
→台湾で革靴を買う。職人魂が宿るハイクオリティなシューズブランド「林果良品 ORINGO」。
コメント
コメント一覧 (2件)
こういう投稿を待ってました(笑)
好公道の店は盲点でした。
1人でも入りやすい小籠包の店は「板橋小籠包」(南雅夜市)しか知らなかったので選択肢が増えます♪
知高飯も美味しそう。
横浜中華街でも近い値段で食べられる店あるけど灶紅了の方がクオリティ高そうですね
永康刀削麵は7年前の冬に行ったときは日曜昼間にもかかわらずガラガラでしたが実は繁盛店なのですね。再訪したくなります。
さすが台北屈指のグルメストリートというだけあって、永康街は完成度の高いものが揃ってますね。
永康刀削麵はもしかすると、平日の方が混んでいるのかもしれません。
僕が行った時はもうすぐお昼の営業が終わるくらいの時間でしたが、それでも続々お客さんが入ってきていました。