まるでパスタなおしゃれ台湾麺から、トッピング選び放題な豆花の名店まで!台北を代表する繁華街・忠孝復興駅周辺でいただける、おいしいグルメはこちらです!
こんにちは!台湾グルメの食べ歩きが大好きな、台北在住Mae(@qianheshu)です。
台湾好きのみなさん、「東區(ドンチュ)」という名前を、聞いたことがあるでしょうか?
地図で調べても出てこないので、「?」と思った方もおられるかもしれませんが、台北ではとても有名な場所。
MRT忠孝復興駅、忠孝敦化駅、國父紀念館駅の3つの駅周辺を指しており、台北を代表する繁華街として知られています。
中でも「忠孝復興」駅は、MRT文湖線と板南線の2路線が乗り入れ、台北で最も利用者が多い駅の1つ。
ホテルもたくさん集まっているので、滞在したことがあるという方も、少なくないかもしれませんね。
そして、メイン通りから脇道へと入っていくと、おいしいグルメも目白押し!
食事どきともなれば、周辺のデパートやショップ、美容院で働くスタッフさんたちの台所として、どのお店も大いに賑わいます。
そんな台北随一の繁華街で、おいしい台湾ごはんを楽しむなら、どこへ足を運べばいい?
今日は、忠孝復興駅周辺でいただける、僕のお気に入りグルメ店5軒をご紹介したいと思います。
1.【今頂小吃】ごはんものでがっつり満たされたい時に。ほろほろ絶品鶏肉がのった、ボリューム満点ごはんを堪能。
忠孝復興エリアで
ごはんものが恋しくなった時は、
「今頂小吃」ヘ。
メイン通りの忠孝東路から
「77巷」の脇道へと
入ったところに見えてくる、
「今」の文字をモチーフにした
ロゴが目印です。
この日は13:00過ぎに
立ち寄ったのですが、
店内はほぼ
満席状態の大繁盛。
テイクアウトのお客さんが、
途切れなく次々に
やって来るところからも、
その人気ぶりを
うかがい知ることが
できます。
オーダーは、入口を入って
すぐのところに置かれている
オーダー表に。
空いているテーブルを見つけて
メニューを吟味したら、
書き込んだオーダー表を持って、
レジでお会計を
済ませておきましょう。
今回オーダーしたのは、
「黃燜雞飯
(155元=約700円)」
という、鶏肉のせごはん。
水玉模様の
お皿に盛られてやって来る、
かわいいルックスにも
キュンときます。
お箸でサッと崩れるくらい、
ほろほろに煮込まれた鶏肉が、
たっぷりのって
ボリューム満点!
付け合わせには、
煎り卵や野菜炒め、
花椒がピリリと効いた
麻婆豆腐なども。
毎日食べても飽きのこないような、
素朴で安定のおいしさが、
お客さんに愛される理由の
1つなのかもしれません。
ごはんものでは他にも、
豚足のせごはんや、
フライドチキンのせごはんなど、
がっつりおなかを
満たしてくれそうな
メニューが10種類以上。
麺やスープのメニューも
揃っているので、
その日の気分に合わせて
楽しめるのも、
魅力かと思います。
今頂小吃
住所:台北市大安區忠孝東路四段77巷28號
営業時間:11:30~14:00 / 17:00~20:30(日曜定休)
電話:+886-2-2721-1287
2.【老媽拌麵】まるでパスタな、おしゃれ台湾麺!コシの効いた細麺に、塩気ビシッなネギソースが相性最高です。
僕の大好きな雑誌図書館・
bovenのすぐ近くにある
台湾式麺料理のお店
「老媽拌麵」。
お店の名前にもなっている
「拌麵(スープなし混ぜ麺)」
をはじめ、
「牛肉麺」や
「小菜(小皿のおかず)」など、
メニューも豊富に揃っています。
お店に到着したら、
入口を入ってすぐのところに、
オーダー用のマシンがあるので、
そちらから食べたいものを選択。
写真付きで
メニューが整理されているので、
初めてでも
とても分かりやすくて助かります。
オーダーと支払いを終えたら、
プリントされたオーダー票を、
座席前のカウンターに
置いておけばOK。
カウンター席オンリーの店内は、
インテリアもすごくおしゃれで、
スタイリッシュな
ラーメン屋さんにでも
来たかのような心持ちに
なってきます。
今回オーダーしたのは、
スープなし混ぜ麺の中から
「雙蔥油嫩雞拌麵
(120元=約540円)」。
きのこ、チキン、アスパラ、
ヤングコーンに煮たまご、
薬味には糸唐辛子と、
くるくる青葱。
カラフルでたっぷりの具材が、
パスタみたいなおしゃれな
盛り付けでやって来ました。
コシがビシッと効いた細麺には、
塩気強めのしょっぱい
ネギソースが相性最高!
フレッシュなくるくる青葱の
ピリッと効いた風味も
アクセントとして、
抜群の効果を発揮しています。
チキンもまた、
うまみが上手に
封じ込められたような、
やわらか仕上げ。
ルックスから味わいまで、
文句のつけどころがない
ハイレベルな1品を
堪能させていただきました。
辛いのがお好きな方は、
テーブル備え付けの
「豆鼓辣椒」を
ちょっぴり振りかけると、
深みのある唐辛子の香りが
プラスされるので、
ぜひお試しください。
老媽拌麵
住所:台北市大安區復興南路一段107巷5弄3號
営業時間:11:30~14:30 / 17:30~20:30
電話:+886-2-2711-9002
Facebook:https://www.facebook.com/laomanoodlehouse/
3.【同心圓水晶紅豆餅】台湾でもポピュラーな大判焼きを、街歩きのおともに。ふわふわの生地が、雞蛋糕みたいでお気に入り。
街歩きの合間に、
「ちょっとおなかが
空いてきたかな?」
という時は、
台湾でもポピュラーな
ホットスイーツ・
大判焼き(紅豆餅)は
いかがでしょう?
SOGO忠孝館(白い方)から、
復興南路を北上して、
5分ほど。
「同心圓水晶紅豆餅」は、
忠孝復興エリアでは
とても有名な
大判焼きのお店です。
餡の種類は、
カウンター横に貼られている
11種類の中からチョイス。
写真つきのメニューも
用意されているので、
どういう餡なのか
ピンとこない時は、
そちらも参考にしてみると
良いかもしれません。
オーダーを伝えたら、
その場ですぐ紙袋に
入れてくださるので、
受け取りと同時にお会計。
近くの公園などに
腰を下ろして、休憩がてら、
いただいてみましょう。
まずは、
お店の名前にもなっている
「水晶紅豆
(25元=約110円)」から。
素朴な甘みの
ふっくらとした生地に
包まれているのは、
あずき餡。
しかし、ただあずき餡が
入っているわけではなく、
わらび餅のような
透明なおもちの層に包まれており、
もちっ、とろっとした食感が
プラスされています。
中身の半分が、
生地で埋まっているタイプの
紅豆餅には初めて出会いましたが、
雞蛋糕(台湾式たまごカステラ)が
大好きな僕は、
この生地多めスタイルが
すごくお気に入り。
あずき餡の甘さもひかえめなので、
ボリュームの割にペロッと
あっさり平らげてしまいました。
クリーミーな大判焼きを
楽しみたい時は、
「招牌奶油(25元=約110円)」
も、ぜひ。
持つ指に
少し力を加えただけでも
あふれ出してくるほど、
カスタードクリームが
たっぷりと詰め込まれています。
そしてまた、
このクリームがとっても濃厚!
バニラアイスが
思い出されるような風味で、
とろっとまろやかな食感が
たまりません!
カスタードクリームに
レモンをプラスした
「檸檬卡士達」というメニューも
気になったので、
次回来たときにまた
試してみなくては。
他にも、
「水晶花生(おもち包みピーナッツ)」や
「原味芋頭(タロイモ)」など、
台湾っぽい餡も揃っていますので、
小腹が空いた時のおやつにぜひ。
同心圓水晶紅豆餅
住所:台北市大安區復興南路一段66號
営業時間:11:00~20:00
電話:+886-2-2775-4706
4.【米玥麻糬堂】台中発祥のおもちスイーツ店の味を、台北で。たっぷりの餡に鐵觀音茶を混ぜ込んだ大福に、ひとめぼれ。
SOGO忠孝館から歩いて
5分ほどのところに伸びる
「大安路」は、
ローカルグルメ店が
ずらりと軒を連ねる通り。
通りの中ほどにある
「米玥麻糬堂」は、
台湾中部の街・
台中からやってきた
スイーツのお店です。
お店の名前にも入っている
「麻糬」とは、おもちのこと。
大判焼きと同じく、
おもちも、台湾では
とても親しまれている食べもの。
こちらのお店では、
ユニークな餡を包んだ
おもちスイーツ(大福)を、
お持ち帰りできます。
偶数日と奇数日によっても
変わるメニューは、
季節限定のものも含めて、
全11種類。
食べたいものが決まったら、
カウンター内にいる店員さんに
直接伝えましょう。
4つ買うと、
かわいいうさぎパッケージに
包んでもらえます。
今回買った中から、
特にお気に入りの2つを
挙げてみると、
まずは、
「橙又青(45元=約200円)」。
パッケージを開けて
手に持ってみると、
とろんとこぼれ落ちそうに
なるほどの、
デリケートな仕上がりです。
こちらは、
季節限定のメニュー。
豆餡に四季春茶を練り込んだ餡と、
フレッシュオレンジの果肉を
包んだおもちは、
フルーティで爽やか。
弾けるオレンジの酸味と、
ふんわりと立つ
緑茶のような香りとの相性が
素晴らしく、
暑い季節にピッタリな1品と
なっています。
もう1点は、
「王牌奶茶鐵觀音
(30元=約140円)」。
見た目は、
あずきのこし餡のように
見えますが、
実はこちら、
鐵觀音茶が混ぜ込まれた
豆餡。
ひとくちいただいてみると、
なめらかな口あたりとともに
感じるのが、
驚くほどに濃厚な
烏龍茶のような香りです。
お茶の芳醇な香りに続いて、
後になるほど甘みが立ってくる、
気品あふれる仕上がり。
本当にお茶を
嗜んでいるかのような気持ちを
体験できる、
印象深い1品でした。
「米玥麻糬堂」には、
台湾式の大根の漬物と
ピーナッツを包んだ
「老派菜脯花生」や、
タロイモ餡に
しょっぱい黄身を合わせた
「芋頭鹹蛋黃超人」など、
日本の大福とは一味違った、
台湾ならではのフレーバーが
たくさん揃っていますよ。
米玥麻糬堂(台北大安店)
住所:台北市大安區大安路一段22號
営業時間:12:00~20:00
電話:+886-2-2741-5578
Facebook:https://www.facebook.com/miyuemochi
5.【庄頭豆花担】ヘルシーなトッピングが選び放題!台湾伝統スイーツ・豆花を忠孝復興エリアでいただくなら、こちら。
東區の中心部からは
少し離れますが、
食後のデザートには、
市民大道四段沿いにある
「庄頭豆花担」へ。
ミントブルーの外観が目を惹く
こちらのお店では、
台湾の名物スイーツ・豆花が
いただけます。
カウンター向かったら、
まずは「白豆花(大豆の豆花)」
「黑豆花(黒豆の豆花)」
の、どちらかをチョイス。
黒豆の豆花は
なかなか見かける機会が
少ないので、
僕はいつも「黑豆花」ばかり
いただいています。
隣の冷蔵ケースの中に並ぶのは、
豆花に合わせるトッピング。
かぼちゃペーストや
石花凍(ところてん)など、
ヘルシーな食材が揃っています。
しかも、こちらのトッピングは
なんと選び放題!
何種類選んでも
お値段は変わりませんが、
風味のバランスを考えると、
2〜3種類がおすすめ
と、店員さんからアドバイス
いただきました。
最後に、
かき氷を入れるか、
入れないかを
チョイスしたら完成!
このかき氷もただの氷ではなく、
黒糖の風味がふわりと香る
黒糖氷なので、
プラスしていただくのが
おすすめですよ。
これで、
1碗55元(=約250円)
でした。
とろけるような豆花の食感と、
すっきり甘いシロップの
コンビネーションが最高!
ボリュームたっぷりでは
ありますが、
食後でもペロッと
平らげられてしまう、
ライトで軽い食感が魅力。
忠孝復興エリアで
台湾伝統のスイーツを
堪能したい時に、
イチオシの1軒です。
庄頭豆花担
住所:台北市松山區市民大道四段73號
営業時間:12:00~22:00(第2・4月曜日と祝祭日定休)
電話:+886-2-8771-6301
まとめ
今日は、台北・忠孝復興駅周辺
(東區)のおすすめグルメ5選
を、ご紹介しました。
脇道へと入っていくと、
グルメ店がひしめき合っている
忠孝復興エリアですが、
特に注目は、
SOGO忠孝館の裏側〜大安路
にかけての一帯。
こちらでご紹介した以外にも、
本当にたくさんのローカル店が
並んでいます。
街歩きやお買い物の合間に、
そして、周辺でご滞在の際に。
台湾ならでは
おいしいグルメを探しに、
ぜひ足を運んでみてくださいね!
※記事中の日本円表記は1元=4.5円で計算しています。(2022年6月24日現在)
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コメント
コメント一覧 (2件)
いつも楽しく拝読してます。
紹介されてる食べ物がいつもおいしそうなので
コロナが明けたら台湾にいって食べるぞ~!とリストを作ったのですが
過去に紹介されてる分も含めたらすごい数になってしまいました(笑)
でもそれだけおいしいものが沢山あるということだと思うので
いまから旅行がとても楽しみです!
台湾は現在暑いかと思いますので、お体に気を付けてお過ごしください。
これからも応援してます。
ご参考いただき、ありがとうございます!
自分でもブログに
どのくらいのグルメを載せているのか、
もはや把握できていないのですが、
まさかそれほどとは 笑
ちょうど次のグルメ記事に向けて、
準備を進めているところなので、
またお読みいただけると、
すごくうれしいです!
日本も高温が続いているとのお知らせを
耳にしています。
しもんぬさんも、
体調にお気をつけてお過ごしくださいね。