インスタで大人気の朝ごはん店や、台湾伝統の麺がいただけるローカルグルメ店まで!パワースポット・行天宮周辺は、おいしいものが密集するグルメ地帯です。
こんにちは!台湾グルメの食べ歩きが大好きな台北在住Mae(@qianheshu)です。
みなさんは、龍山寺と並ぶ台北の有名なお寺「行天宮」を、ご存知でしょうか?
神様へのお参りはもちろん、周辺には占いのお店もたくさん並んでいるとあって、日本から訪れるみなさんにも人気の高いこちらのエリア。
たっぷりパワーをもらうのも良いけれど、忘れちゃいけないのはやっぱり、ここでしか食べられない、おいしいグルメたちです!
周辺には「インスタ映えする!」と話題の美食を始め、伝統グルメやスイーツのお店も盛りだくさん!
行天宮まで来たらぜひ、心だけでなく、おなかもしっかり満たしちゃってください!
ということで今日は、台北指折りのパワースポット・行天宮より、僕のおすすめグルメ店を8軒ご紹介したいと思います。
1.【良粟商號】朝ごはんにピッタリ!とろける半熟たまごがインスタで話題のトーストサンド店。
行天宮と聞くと何となく、
台湾の伝統的なグルメ店が
集まっている光景を
思い浮かべてしまいそうに
なりますが、
実は若者たちからの支持が厚い、
モダンな注目のグルメ店も
少なくありません。
その中でも、
人気店の1つとして知られているのが、
こちらの『良粟商號』です。
カフェやバルを思わせる
おしゃれな店内は、
いつ来てもほぼ満席状態な盛況ぶり。
食事時や週末には、
お店の外に席待ちのお客さんが
溢れることもザラにあります。
『良粟商號』の看板メニューは、
台湾の朝ごはんとしてお馴染みの
「吐司(トーストサンド)」。
オーダーが入ってから
炭火で焼き上げる
こだわりのトーストには、
その味はもちろんのこと、
他にも話題となっている
「ある秘密」があります。
今回選んだのは
「炭燒雞腿排吐司
(75元=約290円)」。
ペーパーに包まれたトーストを、
切れ目の部分からオープンすると…
半熟たまごの黄金色が彩る、
鮮やかな断面が登場!
そう、これこそが、
インスタで話題となっている
一番のポイント。
タイムラインに流れてくる、
この反則すぎるルックスに悩殺されて、
みなさん気づいた時には、
お店の扉を跨いでいるのでしょう 笑
香ばしく焦げ目のついた
このパン生地も、
ついつい写真に収めたくなる
絶妙な焼き加減。
その上で、
やわらかチキンに絡む半熟たまごが、
滴り落ちんばかりのクリーミーさ。
チキンとたまご、パンという、
たった3つの具材だけで、
ここまでおいしく
仕上げられるものなのかと、
思わず驚いてしまう
完成度の高さです。
そして、より台湾らしい風味を
味わいたい方は、
あま~いピーナッツバターをプラスした、
不思議なコンビネーションの
「炭燒花醬雞腿排吐司」もおすすめ。
他にも、
朝ごはんにぴったりなメニューが
揃っているので、
ぜひ立ち寄ってみてください!
良粟商號
Address:台北市中山區松江路330巷8號
営業時間:7:00~14:00(土曜定休)
TEL:+886-2-2100-1177
Facebook:https://www.facebook.com/良粟商號-462103514208646/
2.【洪記豆漿大王】これぞ、王道の豆漿店!ふわっふわな鹹豆漿には、これまたふわっふわな馬來糕を合わせて。
台湾で、朝ごはん&夜食を
楽しめるお店と言えば、
豆漿店!
行天宮エリアでは、
錦州街から吉林路へと出たところに
「洪記豆漿大王」という
お店があります。
この日は、
仕事が終わるのが遅くなり、
遅めの夜ごはんとして
立ち寄りました。
「豆漿店と言えば、
まさにこんな感じ!」な、
ローカル感満点な雰囲気が
また良い。
「你要吃什麼〜?(何が食べたいの〜?)」
と、調理スペースにいるおばちゃんが
話しかけてくださるので、
食べたいものを直接伝えましょう。
おいしそうな台湾式のパイや、
蒸し立ての饅頭、
蛋餅に飯糰まで、
豆漿店オールスターズが
勢ぞろい!
「全制覇するには、
何回足を運べばいいだろうか?」
と、思わず考えてしまうくらい
豊富なメニューが揃っています。
迷った時はまず、定番の
「鹹豆漿(35元=約140円)」
から。
ほんの少しだけ
かたまり始めた豆乳は
ふわっとした口あたりで、
もっちりとした油條がよく合う!
ほんのりと酸味を感じる
菜脯(大根の漬物)の
コリッ、シャキッとした食感と、
時折ピリッとくる
胡椒も抜群のアクセント効果を
発揮しています。
だしの風味もしっかり感じられて、
何だかほっこりしちゃいます。
鹹豆漿のおともには、
まさにスポンジなルックスの
「馬來糕(30元=約120円)」
をオーダーしてみました。
見た目を裏切らない、
ほかほかふわふわの生地に
かぶりつく瞬間が、もう幸せ!
たまごカステラのような、
素朴でやさしい甘みが
じんわりと広がります。
おなかにやさしい風合いでは
ありますが、
ボリュームがハンパなく、
ついつい食べ過ぎてしまうのが
たまにキズです 笑
洪記豆漿大王
住所:台北市中山區吉林路252-1號
営業時間:24時間営業
電話:+886-2-2543-2626
3.【真味堂傳統意麵】まるでスープなし豚骨ラーメン!? 素朴な台湾式麺がいただける隠れた名店。
インスタ映えまっしぐらな、
超フォトジェニックなお店が
あるかと思いきや、
その一方で、そんなのお構いなし(?)な
昔ながらの趣で勝負するお店も
たくさんあるのが、
行天宮エリアのおもしろいところ。
いかにも台湾らしい
素朴な麺料理をいただくなら、
MRT行天宮駅3番出口から
すぐのところにある
『真味堂傳統意麵』へ。
すごくコンパクトで
ローカル感も満点なので、
穴場好きにはたまらない
お店ではないかと。
小さな店内で、
相席になりながらごはんをいただくのも、
旅の良い思い出になるかもしれません。
「意麵」「米粉」「粿條」と
3種類の麺がありますが、
イチオシはやはり、
お店の名前にもなっている「意麵」。
「魚丸(魚のつみれ入り)」か
「扁食(ワンタン入り)」、
「乾(スープなし)」か
「湯(スープあり)」が
それぞれ指定できますので、
お好みに合わせて
選んでみてください。
僕のおすすめは、
魚のつみれ入りでスープなしタイプの
「魚丸乾意麵
(50元=約200円)」。
プラス10元(=約40円)で、
魯蛋(煮卵)もトッピングして
もらいました。
このお店の意麵が
少しユニークなのは、
一般的な意麵に比べるとだいぶ細めで、
どちらかというとラーメンの麺に
近い点。
タレと合わさると、
まるでスープのない
豚骨ラーメンのような。
福岡に住んでいた時に
よくバリカタで食べるのが
大好きだった僕は、
一口でストライクゾーンに入りました 笑
そして、この魚丸がまた絶品!
日本のお鍋に入っている
魚のつみれのような、
素材のうまみが生きた素朴な味がして、
ついつい懐かしさを感じてしまいました。
あまり目立たないお店だからと、
侮るなかれ。
行天宮周辺で食べられるグルメの中でも、
僕はこの1碗、かなりのお気に入りです。
真味堂傳統意麵
Address:台北市中山區錦洲路243號
営業時間:11:00~15:00 / 16:30~20:30(月~金 / 土曜午後、日曜定休)
4.【珍饌小餐館】「これぞ台湾!」なグルメが勢ぞろい。ふわもち角煮まん+台湾伝統の臓物スープが相性抜群!
何を食べたいかは分からないけれど、
「とりあえず、
台湾っぽいものが食べたい!」
そんな時には、錦州街にある︎
「珍饌小餐館」が
ピッタリかと思います。
写真つきのメニューを開いてみると、
角煮まんにスープ、
ごはんものに麺まで、
「これぞ台湾グルメ!」な
メニューがたくさん!
ふわっ、もちっの真っ白な生地に
豚角煮をサンドした「刈包」は、
目玉焼きプラスで
1個65元(=約250円)。
「全瘦」「偏瘦」「偏肥」と、
赤身と脂身のバランスによって
3種類用意されており、
今回は、その中から
「偏瘦」を選んでみました。
ふんわりとした生地にかぶりつくと、
まず感じるのが、
花生糖(ピーナッツ砂糖)の甘み。
「えっ!角煮に砂糖!?」
と、思われるかもしれませんが、
これがまた不思議とよく合うんです!
しっかりとした食感の赤身と、
とろりととろける脂身の
バランスがちょうど良く、
偏瘦を選んで正解だったかも。
ボリュームもたっぷりで、
これ1つでもかなり満足です。
刈包のおともを選ぶなら、
僕はいつも
「︎綜合四神湯
(65元=約250円)」。
このお店の四神湯は、
だしの風味と塩気が
しっかり効いていて、
すごく好み!
山芋に豚ホルモン、ハトムギなど、
具材もたんもりで、
1碗にいろいろな食感が
詰まっているのもおもしろいです。
あっさりといただけるので、
脂身多めの刈包でも、
相性バッチリかと。
「珍饌小餐館」には、
僕もまだまだ試してみたいメニューが
たくさんあるので、
今後も少しずつ
開拓していきたいと思います。
珍饌小餐館
住所:台北市中山區錦州街262號1樓
営業時間:11:30~21:00
電話:+886-2-2503-2321
5.【土包子饅頭店】ふわっふわ&デリケート。何個でもいけちゃいそうなジューシー肉まんに、胃袋がっちり掴まれてます。
朝ごはんや、お昼ごはんを
軽めにしておきたい時は、
蒸し立てほかほかの
台湾式おまんじゅうなど
いかがでしょう?
行天宮周辺なら、
僕は民生東路にある
「土包子饅頭店」へ
よく立ち寄ります。
軒先のカウンター奥に
メニューがかけられているので、
こちらを参考に直接オーダー。
朝11:00までであれば、
蛋餅などの朝ごはんメニューも
いただけますよ。
僕はよく買っていくのは、
「上肉包(30元=約120円)」。
蒸し器から出したての
おまんじゅうは、
やけどしそうになるほど
あつあつなので、
少しだけ冷ましてから
いただきます。
とってもやわらかで
ぷるんとした感触は、
やさしく持たないと
つぶしてしまうのではと、
思わず心配になるデリケートさ。
ふわっふわの生地を
パクっとほおばると、
素朴ながらしっかりとした甘みが、
口いっぱいに広がります。
甘みを堪能しながら
断面を観察してみると、
中から現れているのは、
ジューシーな豚肉あん。
あんもほろっとくずれる
デリケートな仕上がりで、
ふわっふわ生地との相性が最高!
ジューシーながら軽い食感なので、
思わず2個3個と
いきたくなってしまいます。
ちなみに、この日は
蒸したてが売り切れで
買えなかったのですが、
このお店の「豆沙包」も、
ちょっとユニークで絶品。
どのあたりがユニークなのか
と言いますと…
いやっ、ここでは
敢えて伏せておきましょう 笑
現地へお越しの際に、
ぜひチェックしてみてください。
土包子饅頭店
住所:台北市中山區民生東路二段136號
営業時間:6:30〜18:00(日曜定休)
電話:+886-2-2581-6526
6.【黑岩古早味黑砂糖剉冰】ガイドブックにも引っ張りだこ!黒糖が香る台湾伝統かき氷の専門店。
行天宮エリアで、
つめた~い台湾スイーツをいただくなら、
『黑岩古早味黑砂糖剉冰』
は外せないところ。
ガイドブックにしばしば登場しているので、
ご存知の方も少なくないかもしれませんね。
入り口を入ったところの
黒板にあるメニューを参考にしながら、
カウンターで直接
食べたいものをオーダー。
日本語のメニューも
用意されているので、
中国語が分からない場合でも安心です。
今回は、
「黑岩八寶冰」を
オーダーしてみます。
「甜度呢?(甘さはどうしますか?)」
と聞かれたので、
ここは「正常(デフォルト)」で
お願いしました。
八寶冰という名前の通り、
トッピングは8種類。
他のお店だと、
すでにトッピング内容が
決まっていることが多いですが、
こちらでは8種類全て
自分で好きなものをチョイス可能!
カウンターに並ぶ
色とりどりの食材の中から、
気になるものをどんどん
盛ってもらいましょう。
かき氷を受け取ったら、
店内の空いているテーブルへ。
この日もお店に入った時には
まだまだ余裕がありましたが、
食べているうちにすっかり満席に。
特に週末は、
席待ちしないと入れないほど
賑わうことも多々あります。
「黑岩八寶冰」は、
直径25cmほどはあろうかという
大きなお碗に、
雪山のごとくこんもりの、
このボリュームで
85元(=約330円)。
現地の人はこれを
1人でぺろりと
平らげていたりしますが(!)、
相当ボリューミーなので、
可能であれば2人以上で
シェアするのがおすすめです。
氷の下を掘り起こしていくと、
惜しげも無く盛られた
トッピングが出てくる出てくる!
濃ゆい黒糖シロップとの
相性も抜群で、
どんな組み合わせにしても
ハズレなしだから、
これまた不思議です。
ちなみに、
まだ食べてみたことはないのですが、
夏の季節は、
黒糖シロップのかかった
「マンゴーかき氷」も人気とのこと。
マンゴーの季節に
台北へお越しの際には、ぜひ。
黑岩古早味黑砂糖剉氷
Address:台北市中山區錦洲路195號
営業時間:11:00~23:00
TEL:+886-2-2536-2122
7.【食芋堂】タロイモ好き必食!パリッパリのパイ生地にタロイモペーストぎっしりなシュークリームを堪能。
台湾スイーツを語る上で
外せないのが「芋頭(タロイモ)」。
日本では、
見かける機会の少ない食材ですが、
台湾ではごはん・スイーツを問わず、
とてもポピュラーに食べられているものの
1つです。
そんな芋頭を使った
おいしいスイーツが揃っているのが
「食芋堂」。
松江路から脇道へと入ったところに、
「食芋堂」と書かれた
紫色の看板が見えてきます。
店内のテーブルや冷蔵ケースには、
タロイモを使った
お菓子やケーキがたくさん!
平日の昼間に訪れましたが、
それでもお客さんが
ひっきりなしにやってくる
人気ぶりです。
たくさんのタロイモスイーツがある中から、
今回は「脆皮芋泥泡芙
(60元=約230円)」
を選んでみました。
「脆皮」という名前の通り、
サックサクのパイ生地の中に
ぎっしりと詰まっているのは、
たっぷりのタロイモを使った
タロイモペースト。
ところどころにタロイモが
そのままゴロッと入っていて、
素材そのままの風味が超濃厚!
ほんのり塩気の効いたパイ生地が、
タロイモの甘みを
さらに引き立ててくれています。
「タロイモって、どんな味?」と、
初挑戦の方はもちちん、
「我こそはタロイモ好き!」という方には、
たまらない1軒かと。
常温保存できるお菓子もあるので、
台湾ならではのおみやげを
買いに訪れるのもおすすめです。
食芋堂
住所:台北市中山區松江路297巷5號
営業時間: 12:00~18:00(月〜木)/ 12:00~17:00(金〜日)
電話:+886-2-7716-3336
Web:https://taro1985.com/
8.【Why Banana?】バナナづくしの装飾が超キュート!フルーツどっしりのヨーグルトドリンクで、たっぷり栄養補給。
「黑岩古早味黑砂糖刨冰」と同じく、
松江市場近くにある
「Why Banana?」は、
おいしいフルーツドリンクが
いただけるスタンド。
ローカル感満点なお店が集まる中にふと、
リアルバナナやバナナのオブジェ、
バナナイラストが飾られた、
かわいすぎるお店が見えてきます。
こんなにもバナナ推しなのは、
「香蕉牛奶(バナナミルク)」の
専門店だから。
香蕉牛奶ももちろんおいしいのですが、
今回は僕の好きなもう1つのドリンクを
ご紹介したいと思います。
カウンターの下に
メニューが貼られていますので、
オーダーの際のご参考に。
フルーツミルク以外にも、
ミルクを使わないフルーツや
野菜オンリーのドリンクも
揃っています。
僕のお気に入りは、
フルーツオンリードリンクの
「戀愛配方(75元=約290円)」。
ロマンチックな名前の通り、
カップの中はキュートなピンク色に
染まっています。
手に持った瞬間、
「おおっ?!」とずっしりくるのは、
フルーツがふんだんに
使われている証拠。
火龍果(ドラゴンフルーツ)、
鳳梨(パイナップル)、
蘋果(リンゴ)に加えて、
優酪乳(ヨーグルト)が
ミックスされています。
持った時の第一印象を裏切らない、
フルーツの繊維や、
つぶつぶまでしっかり感じられる
濃厚さ。
砂糖不使用に
こだわっているだけあって、
フルーツそのものの自然な甘みや
香りがふわっと広がります。
さわやかさを引き立ててくれている、
ヨーグルトのほのかな酸味が
また絶妙!
街歩きの合間に
しっかりビタミン補給したい時にも、
ピッタリの1杯かと思います。
Why Banana?
住所:台北市中山區松江路330巷37-1號
営業時間: 11:00~20:00
まとめ
今日は、
台北・行天宮周辺8軒の
おすすめ台湾グルメ
をご紹介しました。
インスタで人気の
トーストサンドもあれば、
一方で、昔ながらの
伝統的な麵の穴場店もある。
行天宮エリア一番の魅力は
何と言っても、
グルメのバリエーションの豊かさに
あると思います。
こちらでご紹介した以外にも、
まだまだ周辺には
たくさんのお店が並んでいますので、
気になるグルメを見つけたらぜひ、
片っ端から堪能してみてくださいね!
くれぐれも、
お参りと占いだけで
帰ってしまうことのありませんように。
※記事中の日本円表記は1元=3.9円で計算しています。(2021年5月3日現在)
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MIT(Made in Taiwan)アイテムにこだわったLGBTフレンドリーホテルや、
有形文化財で暮らすように泊まれる古民家ゲストハウスなど、
旅のスタイルに合わせて、様々な選択肢がある台北滞在。
どこに泊まろうかとお悩み中の方は、ぜひご参考いただけるとうれしいです!
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