台湾ならではのデザートをいただくなら、何がおすすめ?現地在住8年目の僕のお気に入りローカルスイーツをまとめてみました。
こんにちは!台湾グルメ食べ歩きが大好きな台北在住Mae(@qianheshu)です。
小籠包に魯肉飯、牛肉麺に臭豆腐…
台湾には、世界にも知られる有名美食が数多くありますが、みなさんはもう試されたことありますか?
外食文化が非常に発達していることもあり、僕も現地生活では、とても頻繁に台湾ローカルグルメのお世話になっております。
そして、ごはんをいただいたら、合わせて堪能したいのが、台湾ならではのローカルスイーツ!
お食事の最後には、ぜひ台湾式のデザートで、締めまでしっかり楽しみたいところです。
とは言っても、本当にたくさんの種類がある台湾スイーツ。
今回はその中から、現地でぜひお試しいただきたい台湾スイーツ10品を選んでみました!
スイート系からさっぱり系、冷たいものから温かいものまで。
それぞれの季節にピッタリなスイーツが、台湾にはたくさん揃っていますよ!
1.【刨氷&雪花冰】台湾式かき氷は大きく2種類。トッピングたっぷりの、夏には欠かせない一品!
台湾スイーツと聞いて、
まず一番に思い浮かべるのは
「かき氷」ではないでしょうか。
日本のかき氷と違って、
フルーツや粉圓(タピオカ)、
芋類、豆類などのトッピングを、
たっぷり加えていただくのが台湾式。
氷の量も、
お碗山盛りの大ボリュームで、
2〜3人でシェアしていただいても
ちょうど良いくらいです。
が、現地では、
一人一碗食べちゃう方も多く、
その光景に出会うたび、
未だに毎度ビックリしちゃいます 笑
台湾のかき氷には、大きく2種類あり、
水を凍らせた氷を削り出していただくのは
「刨冰(剉冰)」。
削り出した氷にトッピングをのせ、
黒糖シロップや練乳をかけていただくのが、
一番よく見かけるスタイルです。
もう一つは、
氷自体にフレーバーがついた
「雪花冰」。
こちらは、アイスクリームを
そのまま削り出したかのような、
ふわっととろける氷の食感が特徴。
「牛奶(ミルク)」や
「巧克力(チョコレート)」など、
オーソドックスなものに加えて、
「芋頭(タロイモ)」や
「芒果(マンゴー)」、
「芝麻(ゴマ)」など。
台湾らしいフレーバーが
豊富に揃ったお店もあります。
僕は、かき氷を食べる時は、
この雪花冰を選ぶことが多いです。
関連記事→【台北在住6年で出会ったおすすめマンゴーかき氷ベスト5!】
2.【冰淇淋】お一人様でも楽しめる伝統のアイスクリーム。台湾らしさ満点のフレーバーに注目。
「冰淇淋」とは、
アイスクリームのこと。
バニラやチョコレート、
ストロベリーなど、
日本でも定番のフレーバーも
もちろんおいしいですが、
現地ではぜひ、台湾伝統のフレーバーを
お試しいただきたいところです。
「鳳梨(パイナップル)」
「桂圓(リュウガン)」などの
フルーツ系のほか、
「芋頭(タロイモ)」
「花生(ピーナッツ)」
「綠豆」などが、台湾らしさを感じられる
フレーバーかと思います。
伝統フレーバーの
アイスクリームを楽しむのであれば、
西門町にある「永福冰淇淋」や、
忠孝敦化駅近くの「北門鳳李冰」などが
おすすめですよ。
関連記事
→【台北・西門町で舌鼓!ゼッタイ食べたい伝統台湾グルメ6選。】
→【台北・忠孝敦化駅周辺6軒のおいしいリーズナブル台湾グルメ。おしゃれタウン・東區ど真ん中で楽しめるおすすめ美食は?】
また、
伝統フレーバーのアイスクリームを、
クレープ生地で包んでいただく
「花生捲冰淇淋」も注目の一品。
巨大な塊から削り出した
花生糖(ピーナッツ砂糖)の粉と、
香菜(パクチー)が一緒にロールされており、
ちょっと不思議なコンビネーションを
楽しむことができます。
台湾の夜市でよく見かけますので、
発見された際は、ぜひともお試しを。
3.【水果切盤】果物店厳選の新鮮切りたてをその場で!台湾南部で堪能したいフルーツ王国・台湾の本領。
台湾と言えば、フルーツの国!
かき氷にトッピングしていただくのも
おいしいですが、種類豊富なフルーツ
そのものの風味を直に楽しめるのも、
台湾ならではかと思います。
僕が特にお気に入りなのが、
主に台湾南部でいただける
「水果切盤」。
果物屋さん選りすぐりの
旬の新鮮フルーツを、
注文が入ってからその場でカット。
フルーツ1種類のみもいただけますが、
せっかくなら数種類のフルーツが
盛り合わせになった
「綜合」でいただくのがおすすめです。
「鳳梨(パイナップル)」
「芭樂(グアバ)」
「蓮霧(レンブ)」などに加えて、
台湾ではフルーツ扱いの
「番茄(トマト)」が入っていることも!
お好みで、梅の粉や、
甘じょっぱい醤油ダレをつけながら
堪能するのが台湾式です。
この、果物屋さんで
切りたてを堪能できるスタイル。
台湾北部では、
なかなかお目にかかれないので、
いつも南部へ行った時には
必ず足を運ぶお楽しみとなっています。
関連記事→【台南・孔廟周辺で出会ったおすすめ台湾グルメ店5軒。朝ごはんやデザートにピッタリのご当地美食をまとめました。】
4.【豆花】夏はかき氷、冬はしょうが汁を加えて。1年を通して楽しめる台湾式のお豆腐デザート。
台湾スイーツの代表格である、
お豆腐デザート「豆花」。
暑い日には、
かき氷を加えてひんやりと。
寒い日には、
しょうが汁を加えてポカポカで。
夏冬問わず、
1年を通して楽しめるのも、
豆花の魅力です。
豆花もかき氷同じく、
いろいろなトッピングをプラスして
いただくのが現地式。
「芋頭(タロイモ)」
「地瓜(サツマイモ)」
「芋圓(タロイモ団子)」
「紅豆(小豆)」
「花生(ピーナッツ)」…などなど、
お好みに合わせて選ばれてみてください。
また、お店によっては、
シロップであっさりといただくタイプ、
豆乳でまろやかさを楽しむタイプと、
お豆腐に合わせるスープを選べる場合も。
ふわふわのお豆腐にトッピング、
スープ、温or冷と、
様々な組み合わせが楽しめる、
とても奥が深いスイーツです。
関連記事→【台北・永康街(東門)でいただける「豆花」コレクション。有名グルメストリートで台湾伝統スイーツを堪能したい時に。】
5.【芋圓&粉圓】脇役に徹するだけじゃない!時には主役として楽しみたいタロイモ団子&タピオカ。
先ほど、かき氷や豆花に
「粉圓(タピオカ)」や
「芋圓(タロイモ団子)」を
トッピングしていただくと書きましたが、
実はこれらはデザートのメインとしても
楽しめるもの。
「芋圓(タロイモ団子)」は、
台北近郊の有名スポット・
九份の名物としても
知られているスイーツ。
小豆や緑豆などと一緒に、
甘いシロップやミルクなどを
かけていただきます。
「粉圓(タピオカ)」も同様に、
他のトッピングと合わせて、
主役としていただくことができます。
台北では、
特に有名ですので、
お近くまでお越しの際には、
ぜひ立ち寄られてみてください。
6.【仙草】火照ったカラダを冷ましたい時に最適!台湾名物・真っ黒ゼリーのお味は?
台湾のガイドブックや
グルメ本を眺めていると、
しばしば登場する
見た目が真っ黒なゼリー。
これは「仙草」と呼ばれる食べもので、
台湾ではとても広く親しまれています。
カラダを冷ます効果があることから、
うだるような暑さが厳しい
台湾の夏にピッタリのスイーツです。
見た目は、
コーヒーゼリーに似ていますが、
ゼリー自体にほとんど味はなし。
ただ、表現するのが少し難しいですが、
海藻のような、漢方のような、
独特の後味がうっすらと感じられます。
仙草もかき氷や豆花と同じく、
トッピングを加えて、
甘いシロップやミルクをかけていただくのが、
オーソドックスな食べ方です。
また、ゼリーではなく、
温かい仙草スープにトッピングを加えていただく
「燒仙草」というメニューもありますので、
冷たいものが苦手な方はぜひ。
7.【愛玉】台湾でしか味わえない珍しいゼリー。レモン風味でさわやかにいただくのが現地式。
台湾で仙草と並ぶ、
ゼリー界(?)もう一つの
代表格と言えば「愛玉」。
キラキラと
金色に透き通ったルックスで、
暑い季節に恋しくなる
一品です。
愛玉は、
台湾にしか自生しないという
珍しい植物。
種を水の中でもみもみした後、
しばらく常温で置いておくだけで
ゼリーになっちゃうという、
不思議な食べものです。
愛玉自体には
ほとんど味がないのですが、
レモンシロップに浸して、
甘酸っぱい風味に仕上げるのが、
一番よく見かける食べ方。
暑さが一挙に吹き飛ぶような
さわやかな風味と、
ツルッと滑らかなのどごし。
飲みものの中に入れられることも多く、
ドリンクのスタンドや屋台で
出会えるチャンスもあるかもしれません。
8.【雞蛋糕】台湾式ベビーカステラは、カタチのバリエーション豊富!素朴でやさしい甘みが不思議となつかしい。
毎夜縁日さながらに盛り上がる
台湾の夜市には、
現地ならではのグルメが楽しめる
屋台がずらり。
僕が夜市に行くと、
食後になぜか、必ずと言っていいほど
買ってしまうのが「雞蛋糕」です。
雞蛋糕は、
日本で言うところの、
ベビーカステラ。
台湾でもポピュラーな食べもので、
動物や乗り物のカタチをしていたり、
中にクリームが入っていたりと、
お店によって
様々なバリエーションがあります。
焼き立てほかほかの雞蛋糕は、
外側香ばしく、中はふわふわ。
素朴でやさしい甘みに、
どこかなつかしさを感じてしまうのは、
きっと僕だけではないはずです。
9.【地瓜球】噛めば噛むほどサツマイモの甘み!もっちもちの食感がクセになる台湾夜市の名物スイーツ。
夜市でいただけるスイーツの中でも、
もう一つぜひお試しいただきたいのが
「地瓜球」。
「地瓜」とは、
サツマイモのこと。
地瓜球は、
サツマイモを生地に練りこんだ揚げ団子、
と言ったところでしょうか。
揚げたてあつあつの地瓜球は、
外側サクッ、中はもっちもち!
噛めば噛むほどに、
サツマイモそのものの香りや
甘さが立ち上ってきます。
とてもシンプルで素朴ながら、
ついついクセになっちゃう、
夜市の名物スイーツです。
油で揚げられてはいますが、
油っぽさはほとんど気にならない
軽い食感ですので、
食後でもペロッといただけるかと思います。
10.【湯圓】寒い季節は、台湾式ぜんざいでホッ。白玉からごまペーストがとろりな「芝麻湯圓」がおすすめ。
寒い季節になると、
無性に食べたくなるのが、
台湾式のぜんざい「湯圓」。
日本でもお馴染みの
「紅豆(小豆)」スープの他、
「花生(ピーナッツ)」や
「酒釀(甘酒に似た風味)」のスープ。
豆花に使われるのと同じような
甘いシロップでいただくのも、
台湾では非常にポピュラーな食べ方です。
スープは日本のものと比べると、
甘さひかえめな印象。
大粒or小粒、
中に餡が包まれているものなど、
白玉にもいくつかの種類があります。
僕が湯圓を食べるときは、
「紅豆」スープに、
ごまの餡を包んだ「芝麻湯圓」を
合わせることが多いです。
また、台湾の湯圓は、
冬の節句の時にも食べられるもの。
冬至と元宵節の夜は、
湯圓のお店に大行列ができる光景も、
台湾の冬の風物詩です。
ちょうどそんなタイミングで
台湾へお越しの際には、
現地の方たちに混じって
湯圓をいただいてみるのも、
おもしろい体験になるかもしれません。
まとめ
今日は、現地でお試しいただきたい
台湾スイーツ10品をご紹介しました。
台湾スイーツと言うと、
何となく冷たいものを
思い浮かべることが多いかと思いますが、
実は温かいスイーツも豊富!
暑い日も寒い日も、
一年中しっかり楽しめますので、
台湾を訪れる季節に合わせて、
堪能されてみてください。
ちなみに、記事中で挙げた中でも、
僕が一番大好きな台湾スイーツは、
お豆腐デザートの「豆花」。
の記事では、台北のおすすめ豆花のお店を
ご紹介していますので、
合わせてご参考いただけるとうれしいです。
▼魅惑の台湾スイーツを眺めながら、旅への想いを盛り上げておきましょう!▼
次回の台湾旅行、どこに泊まるかはもうお決まりですか?
【台湾各地で出会ったおすすめホテル&ゲストハウス集。】には、
台北はもちろん、台中や台南、高雄、花蓮、台東など、
僕とボーイフレンドが台湾各都市を旅する中で出会った
素敵なホテルとゲストハウスをエリアごとにまとめていますので、
旅の滞在先でお悩み中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
▼こちらの記事もよくお読みいただいています!▼
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