「台湾旅行に行くけれど、料理の種類が多すぎて選べない!」と感じているあなたへ。台湾在住5年の僕が食べておけば間違いないと思う台湾グルメをまとめてみます!
こんにちは!旅行でやって来ていた時から数えること、台湾とのご縁は7年近くになるMae(@qianheshu)です。
今や、日本からの旅行客の間でNo.1人気の海外旅行先となっている台湾。
本屋さんには台湾旅行のガイドブックがずらりと並び、紹介されているグルメたちを眺めながら、次回の旅行へと胸を膨らませておられる方も少なくないのではないでしょうか。
グルメ天国と呼ばれるだけあって、料理の種類は星の数ほど。
僕のブログでもお気に入りを発見するたびにご紹介してまいりましたが、選択肢がありすぎるあまり「どれを食べておけばいいのだろう?」と頭を悩ませている方もおられるかもしれませんね。
そこで、今日は「台湾に来たら、コレだけはぜひお試しいただきたい!」グルメ10点を厳選してご紹介!
台北のおすすめ店と共にまとめてみましたので、効率的に台湾グルメの王道を楽しみたい方はご参考にされてみてくださいね!
1. 魯肉飯 / 肉燥飯(ルーローファン / ロウザオファン)
台湾人のソウルフードと言えば、まず間違いなく名前が出て来るのが
「魯肉飯(ルーローファン:北部)/ 肉燥飯(ロウザオファン:南部)」。
白ごはんの上に、細かく刻まれた豚そぼろの煮込みソースがどっぷりとかかった、
超シンプルごはんです。
魯肉飯と一口に言っても、脂身多めのこってり系だったり、赤みメインのあっさり系だったり、
味のバランスはお店によってそれぞれ。
食べ比べながら、自分の好みの味を見つけていくのも、
台湾旅行ならではの醍醐味と言えるかもしれません。
ローカル店のメニューにはかなりの確率で並んでおり、
数ある台湾グルメの中でも遭遇率は最高。
魯肉飯を主食に、スープやおかずなど2~3種類を合わせるのが、現地式の食べ方です。
おいしい魯肉飯をとことん追求したい方には、雙連エリアにある「滿庭香魯肉飯」がオススメ。
醤油の味がお肉の芯までしみ込んだ奥深い味わいには、
人々に愛されつづけてきた60年の歴史も詰まっているかのよう。
素朴ながら、グッと心を掴まれてしまう不思議な魅力を秘めています。
詳しくは【台北駅最寄りの美食タウン・雙連の絶品台湾グルメ6選。】に
その他のお気に入りグルメと共にまとめていますので、ぜひご覧くださいね!
滿庭香魯肉飯
Address:台北市大同區雙連街23號
TEL:+886-2-2553-4839
営業時間:11:00~20:30(日曜定休)
2. 小籠包(シャオロンパオ)
台湾旅行の「お目当て」に掲げる方もいるくらいに超人気の台湾グルメといえば
「小籠包(シャオロンパオ)」。
レンゲにすっぽりおさまる可愛らしい小さなルックスに、
一口ほおばると「ジュワッ!」と溢れ出す肉汁。
一度口にすると忘れられないユニークな食感は、
やはり旅行中一度は体験しておきたいところです。
一籠200元以上もする高級なものから、100元以下でいただけるリーズナブルなものまで、
現地での選択肢はとっても豊富。
台湾に住み始めても、相変わらず小籠包熱がたぎりにたぎっている僕のお気に入りは、
臨江街夜市にある「正好鮮肉小籠湯包」です。
有名店の半額以下でありつけるコスパはもちろんのこと、
薄い皮の中から弾ける、ネギの香りをギュッと閉じこめたスープが超絶品!
最近は日本人のお客さんの姿もよく見かけるようになってきて、
じわじわと人気上昇中の注目店です。
小籠包はもちろんこと、
【台北101へ徒歩圏内の臨江街夜市で食べたい5つのグルメ。】でご紹介している臨江街夜市には、
コンパクトながらハイレベルなお店がずらり。
台北のシンボル「台北101」からも近いので、観光ついでに足を運んでみてはいかがでしょうか。
正好鮮肉小籠湯包
Address:台北市大安區通化街57巷6號
TEL:+886-2-2707-6005
営業時間:17:00~0:30
3. 牛肉麵(ニュウロウメン)
「牛肉麵(ニュウロウメン)」も、
ガイドブックには必ずと言っていいほど登場している台湾グルメの代表格。
じっくり煮込まれた牛肉の塊がゴロゴロと入った豪快な盛りつけに、
肉食系のみなさんはさぞ食欲をそそられていることでありましょう。
がっつりとおなかを満たしたい時にはピッタリなので、
僕も猛烈におなかが空いている時など、無性に食べたくなるグルメですね。
しかし実際に食べて見ると、
「ちょっと苦手かも…」という人が予想外に多い料理でもある牛肉麵。
見た目が日本の醤油ラーメンみたいなので、あっさり味なのかと思いきや…
スープに漢方っぽい独特の風味があるため、
「思っていたのと、何か違う…」と感じる方もおられるようです。
初めて挑戦するという方、以前挑戦してみたけれどダメだったという方の
どちらにもオススメしたいのが、西門町にある「小吳牛肉麵」。
牛肉麵には珍しく一点の濁りもない透き通ったスープをすすってみると、
漢方の香りがほとんど気にならず、日本人にとても馴染みやすい味つけ。
台北駅からも徒歩圏内で、24時間営業な点も、旅行者にはありがたいポイントかと思います。
【5年探し求めた味もコスパも大満足な台北ローカル牛肉麵4選。】では、
僕が台北で出会ったお気に入りの牛肉麵店をご紹介していますので、
牛肉麵づくしの台北旅行を楽しみたい方はご参考にどうぞ!
小吳牛肉麵
Address:台北市萬華區洛陽街45號-11
TEL:+886-2-2371-3201
営業時間:24時間
4. 臭豆腐(チョウドウフ)
台湾の夜市に来たらぜひとも挑戦していただきたいのが、
いろんな意味で有名(?)な「臭豆腐(チョウドウフ)」。
恐ろしげな名前が表しているとおり、
思わず鼻を塞ぎたくなるような猛烈なにおいの持ち主。
クセは存分にありますが、夜市グルメと言えばゼッタイに外せない、
定番メニューの一つです。
僕も日本から友人がやってきた時には、
ほぼ必ずと言っていいほど臭豆腐のお店に連れて行きますが、好き嫌いは五分五分。
「あれ?思ったよりいけるね!」という人もいれば、
無言でティッシュにくるんでしまう人もおり、
彼らの反応を見るのが楽しみの一つでもあります 笑
主に「揚げ」、「焼き」、「煮込み」の3種類がある中で、
初めての方には揚げたタイプがオススメ。
鴨の血を固めた食材「鴨血」とともに、唐辛子たっぷりの激辛スープで煮込んだ
「麻辣臭豆腐」はラスボス級レベルですので、
「揚げなんぞ、ぬるすぎてかなわんわっ!」と感じた方はぜひチャレンジしてみてください。
ちなみに、台北郊外には「深坑」という臭豆腐の街があるのですが、
こちらでいただく臭豆腐は意外にもにおいがあまり気にならず、
夜市に並ぶものよりも更に食べやすい印象。
本場として全国的に良く知られている場所ですので、
お時間のある方は臭豆腐を食べに向かってみるのも良いかもしれません。
5. 蚵仔煎(牡蠣オムレツ/オアジェン)
臭豆腐と並ぶ夜市グルメのもう一つの代表格は、
日本では牡蠣オムレツとして紹介される「蚵仔煎(オアジェン)」。
鉄板の上でジュージューと焼かれるたまごと小ぶりの牡蠣に、
水で溶いた片栗粉を加えて形を整えた、夜市の大人気メニューです。
ふわっふわのオムレツの中から溢れ出てくるクリーミーな海の旨み。
もともと牡蠣嫌いだったはず僕も台湾で頻繁に接触するうち、
いつの頃からすっかりお気に入りグルメの仲間入りを果たしていました。
ただし、入ったお店によって当たりハズレがかなり分かれてしまうのは蚵仔煎の欠点。
オムレツ自体の味もありますが、
それ以上にソースの甘みが強すぎて馴染めないことが多々あるので、
先においしいお店をリサーチしておいた方が良いかと思います。
僕のオススメは、台北駅から一番近い夜市・寧夏夜市にある「圓環邊蚵仔煎」。
蚵仔煎に使われる牡蠣としては大ぶりのものが惜しみなく使われていて、
お好み焼きに塗られるようなしょっぱめで深みのある風味のソースが
日本人の味覚によく合います。
寧夏夜市のおいしいグルメについて予習しておきたい方は
【台北駅最寄の人気夜市・寧夏夜市のおすすめ台湾グルメ4選。】も合わせてご覧くださいね。
圓環邊蚵仔煎
Address:台北市大同區寧夏路46號
TEL:+886-2-2558-0198
営業時間:12:00~14:30 / 16:30~1:00
6. 割包(台湾バーガー/グアバオ)
日本で中華街に行くと「台湾バーガー」の名前で親しまれている、あのグルメ。
台湾では「割包(グアバオ)」と呼ばれており、
夜市はもちろん、街を歩いていると専門店もしばしば見かけるほどに、
お馴染みの食べものとして親しまれています。
真っ白ふわふわ生地の中には、じっくり煮込まれたほろほろの豚肉をメインに、
パクチーや酸菜(高菜漬けのような台湾式のお漬物)、粉状に砕いたピーナッツなどをサンド。
本場でいただく割包は、具材が溢れんばかりにたっぷり入ってボリューム満点なので、
主食としていただくにもピッタリです。
台北で知名度・人気度ともにトップクラスの名店といえば、公館夜市の「藍家割包」。
中にサンドするお肉の種類によって、「脂身多め」や「赤身のみ」など5種類に分かれていて、
お好みに合わせて選べるのが魅力です。
サイドメニューの「大腸麵線(豚ホルモン入りそうめん)」も絶品ですので、
ぜひ一緒にオーダーするのをお忘れなく!
ちなみに、藍家割包のある公館夜市は、台北中に名の知れ渡るグルメがひしめく穴場スポット。
台湾大学の学生たちも御用達の公館の名店については
【行列グルメの宝庫!台北・公館夜市で食べたいおすすめ美食集。】に整理していますので、
ご参考ください。
藍家割包
Address:台北市大安區羅斯福路三段316巷8弄3號
TEL:+886-2-2368-2060
営業時間:11:00~0:00(月曜日定休)
7. 便當(お弁当/ビエンダン)
これはあまりチェックしている人がおられないかもしれませんが、
台湾の「便當(お弁当/ビエンダン)」は日本のお弁当とはかなり趣が違うので、
一度試してみるとおもしろいかもしれません。
排骨(骨つき豚肉)や雞腿(鶏もも)を揚げたり煮込んだりした「肉類」をメインに、
野菜の炒め物や豆干(豆腐の一種)の煮物、煮卵などを添えたものが一般的。
白ごはんの上に直接、あらゆるおかずがワイルドに盛り付けられているあたり、
いかにもな台湾らしさを感じずにはいられません。
どのお店で買っても、ごはん、おかず共に100%温かい状態で提供されるのも、
日本とは異なる点です。
台北駅などで売られている駅弁はもちろんのこと、街の中にもお弁当屋さんはたくさん。
台北で台湾式のお弁当をいただくなら、
オススメはお弁当の有名チェーン「池上木片便當」です。
肉類メニューはもちろんのこと、魚や野菜のみのお弁当などもあって種類豊富。
僕も週に2~3回はお昼ごはんでお世話になっている日常食ですので、
観光の途中で見かけたら一度立ち寄ってみてくださいね。
【旅行でお店に迷ったときはココ!台湾グルメ有名チェーン6選。】では、
お弁当はもちろん、餃子や魯肉飯など台湾でよく見かける有名チェーン店もご紹介。
旅行中食事場所に困ってしまった時などは、
チェーン店をうまく活用するのも一つの方法かと思います。
池上木片便當
Web:http://www.chishang.com.tw/
8. 雪花冰(フレーバー付きかき氷/シュエホワビン)
台湾スイーツの王様「マンゴーかき氷」に代表される台湾式の「かき氷」は、
日本に帰る前に一度は食べていただきたい一品。
特に「雪花冰(シュエホワビン)」と呼ばれる、
氷自体に味がついたタイプのかき氷は必食ですよ!
ミルクやストロベリーなどの定番フレーバーを始め、
タロイモ、ピーナッツなど台湾ならではのフレーバーもたくさん揃っているのがユニーク。
マンゴーかき氷も、せっかく台湾で食べるなら普通のかき氷より
「雪花冰」でオーダーすることを強く推薦しておきます!
先ほども登場した臨江街夜市で小籠包を食べ終わったら、
ぜひとも雪花冰の専門店「冰世界」へ。
とびっきり濃厚&ふわっふわのミルクかき氷に、
カットマンゴーをたっぷりのせた夏限定のマンゴーかき氷は、
一度食べると忘れられないインパクトの強さ。
全10種類あるフレーバーに自分でトッピングを選ぶオーダー方法もあるので、
オリジナルの組み合わせで試してみるのもオススメですよ。
冰世界
Address:台北市大安區臨江街57號
営業時間:16:00~1:00
9. 豆花(豆腐のデザート/ドウファ)
意外と冷える台北の冬にかき氷を食べるのはなかなか酷ではありますが、
季節を問わず楽しめるスイーツとして人気なのが「豆花(ドウファ)」。
暑い時期にはかき氷をのせてクールに、寒い時期にはショウガを加えてホットに。
スッととろけるソフトな食感のお豆腐に、
小豆や白玉、ピーナッツなどのトッピングを選んだら、
すっきり爽やかな甘さのシロップと共にいただきます。
台北を代表するおしゃれエリア・東區にある「庄頭豆花担」は、
白・黒2種類の豆花がいただけるちょっと珍しいお店。
かぼちゃペーストや石花凍(海藻ゼリー)など、
他ではあまり見かけない健康的なトッピング類が豊富に揃っているので、
僕も食後のデザートをいただきによく通っています。
台北で出会ったお気に入りは【台湾伝統スイーツ・豆花がおいしい台北の7つの名店。】で
ご紹介していますので、あっさり目の台湾スイーツを楽しみたい方はぜひご覧ください。
庄頭豆花担
Address:台北市松山區市民大道四段73號
TEL:+886-2-8771-6301
営業時間:12:00~22:00(日~木) / 12:00~23:00(金・土)
10. 珍珠奶茶(タピオカミルクティー/チェンジューナイチャー)
最近は日本でもよく見かけるようになってきた
「珍珠奶茶(チェンジューナイチャー)」。
発祥地である台湾では、夜市はもちろんのこと、
街の至るところでタピオカミルクティーを買えるドリンクスタンドに出会うことができます。
QQ(「弾力がある」の意)な食感のタピオカと、あま~いミルクティーのコンビネーションは
「ドリンク」というよりも、もはや「デザート」に近い存在感。
現地の台湾人からも絶大な支持を集めるNo.1ドリンクと言えば、
タピオカミルクティーをおいて他にないと言っても過言ではありません。
中でも、台湾大学のお膝元・公館エリアにある「陳三鼎黑糖青蛙撞奶」は、
台北でその名を知らぬ人はいないほどの超有名店!
黒糖シロップでじっくり煮込まれた大粒タピオカに、
ミルクをたっぷり投入した超濃厚な風味が特徴。
毎日のように大行列ができる盛況ぶりですが、
並んででも試す価値は充分のイチオシドリンクですよ!
陳三鼎黑糖青蛙撞奶
Address:台北市大安區羅斯福路三段316巷8弄口
TEL:+886-2-2367-7781
営業時間:11:00~22:00(月曜日定休)
まとめ
今日は、台湾グルメって結局どれを食べておけばいい?と悩んだ時のオススメ
をご紹介しました。
最後に、ご紹介したメニューをもう一度整理してみます。
1. 魯肉飯 / 肉燥飯(ルーローファン / ロウザオファン)
2. 小籠包(シャオロンパオ)
3. 牛肉麵(ニュウロウメン)
4. 臭豆腐(チョウドウフ)
5. 蚵仔煎(牡蠣オムレツ/オアジェン)
6. 割包(台湾バーガー/グアバオ)
7. 便當(お弁当/ビエンダン)
8. 雪花冰(フレーバー付きかき氷/シュエホワビン)
9. 豆花(豆腐のデザート/ドウファ)
10. 珍珠奶茶(タピオカミルクティー/チェンジューナイチャー)
5年住んでいても全く胃袋が追いつかないくらいに、おいしいものが目白押しの台湾。
効率よく王道グルメを楽しむなら、僕は以上の10メニューを挙げておきたいと思います。
食の選択肢がありすぎてお悩み中の方、あるいは弾丸旅行で時間が限られているという方は、
ご参考にしていただけるとうれしいです!
▼魅惑の台湾グルメを眺めながら、旅への想いを盛り上げておきましょう!▼
次回の台湾旅行、どこに泊まるかはもうお決まりですか?
【台湾各地で出会ったおすすめホテル&ゲストハウス集。】には、
台北はもちろん、台中や台南、高雄、花蓮、台東など、
僕とボーイフレンドが台湾各都市を旅する中で出会った
素敵なホテルとゲストハウスをエリアごとにまとめていますので、
旅の滞在先でお悩み中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
▼こちらの記事もよくお読みいただいています!▼
→旅行者にオススメ!ネット予約可能な本格台湾料理店「參和院」。
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