朝ごはんにいただきたいパリッパリの焼きサバヒーに、デザートにピッタリの新鮮カットフルーツ。台南の孔廟へ観光に来たら、美味しいご当地グルメも堪能しちゃいましょう!
こんにちは!ボーイフレンドと2人、台南で美味しいものを食べまくってまいりましたMae(@qianheshu)です。
今回の台南旅行で滞在したゲストハウスから近いということで、食事どきによく足を運んでいたのが「孔廟」周辺エリア。
台湾各地にある孔廟の中でも、最も古い時代に建てられたものと言われており、台南を代表するスポットの一つとして知られています。
また、廟の目の前に伸びる「府中街」は、路地ナカに隠れ家的なショップやカフェが佇んでいて、お散歩がとても楽しい場所。
孔廟エリアの中でも、グルメ店が特に集合している通りということで、滞在中はもっぱらこの界隈のグルメ店にお世話になっておりました。
今日は、そんな孔廟周辺で立ち寄らせていただいたグルメ店の中から、おすすめのお店をピックアップしてまとめてみました。
台南旅行で近隣に滞在される際や、街歩きで近くまでお越しの際に、ご参考としていただけるとうれしいです。
【保哥黑輪】台湾式おでんと、炒めインスタント麺が大人気!お客さんの絶えない孔廟エリア指折りの有名店。
孔廟側から府中街へ入ってすぐ、
脇道へと少し入り込んだところにある
「保哥黒輪」は、孔廟エリアを代表する有名グルメ店。
日々お客さんの絶えない人気ぶりで、
休日には行列必至の賑わいとなります。
店内でいただく場合は、先に空いているテーブル探し。
1Fが満席の時は、
2Fにも席があるので階段を上ってみてください。
休日など、席待ちの行列ができている場合は、
空きができるまで列に加わって待ちましょう。
お店へ入ってすぐのところにオーダー表が置かれているので、
鉛筆と共に1枚。
看板メニューは、台湾式おでん「關東煮」。
メインには「麵飯類」の中から、
麺類、あるいはご飯類を選ばれてみてください。
記入できたら、
1Fカウンターで、先にお会計を済ませておきましょう。
關東煮メニューの中からオーダーしたのは、
「黑輪」「油豆腐」「昆布」「白玉蘿蔔」の4種類。
カラシではなく、醬油膏と思しきしょっぱめソースと、
お好みで沙茶粉をかけていただくのが台南式です。
おだししみしみの大根に、ぷりぷりな厚揚げ、
弾力のある魚のすり身と、
どれも1つ10元(=約36円)というお値段。
食事としてはもちろんのこと、
スナック感覚でいただくのも良さそうです。
こちらは、お客さんのほとんどと言ってもいいほど、
高確率でオーダーされていた「炒泡麵(60元=約220円)」。
おでんの具材にもなっている黑輪と、細切りにした豚肉を加えて、
茹で上げたインスタント麵と共に炒めたシンプルな一品。
トロトロ半熟たまごを絡ませながら、
七味もプラスして、ピリ辛風味でいただきます。
素朴でやさしい味付けながら、
なぜかやみつきになる不思議な仕上がりで、
(深夜営業はしていないけれど)夜食にすごくピッタリそう!
一碗ではもの足りず、どんどんおなかに収めたくなる、
ある意味危険(?!)な魅惑の一品でした。
保哥黑輪
Address:台南市中西區府前路一段196巷25號
営業時間:11:00~21:00(木曜定休)
TEL:+886-6-228-5
【友誠蝦仁肉圓】台北の肉圓とは別物!?ぷるふわ生地にエビの風味が香る、台南の名物グルメ。
台湾グルメの代表格の一つとして、
よく挙げられる「肉圓(バーワン)」。
実は僕、この肉圓が少し苦手で、
普段はあまり好んで食べないのですが、台南に来れば話は別!
府中街のはずれにある「友誠蝦仁肉圓」は、
孔廟周辺に来たら必ず立ち寄る、お気に入りの肉圓店です。
メニューは、お店へ入ってすぐのところにあるカウンターで、
直接オーダーする方式。
肉圓の他に、スープや麺も合わせて、
全5種類から選ぶことができます。
こちらが、お店の看板メニュー
「蝦仁肉圓(50元=約180円)」。
台北でよく見かける、
餡が透けるほど透明で、もちもちな肉圓とは明らかに違う、
真っ白なルックス。
ほんのり甘みついた、
みたらし風のとろとろ醤油ソースに絡めながらいただきます。
台北では「揚げ」が一般的ですが、
こちらの肉圓は「蒸し」で仕上げられていて、
脂っぽさゼロ。
山芋をたっぷり混ぜ込んだお餅のような、
ふわふわで、歯切れのよい食感が特徴です。
生地の中には、豚肉餡とむきエビがころり。
一口かじると、素材のうまみがジワっと溢れてきます。
「香菇肉焿米粉(50元=約180円)」も
合わせてオーダーしてみたのですが、
こちらは甘みがしっかり効いた、古都・台南ならではの風味。
プチプチと弾けるビーフンに、
しいたけの香りを封じ込めたとろみスープが、
しっかり絡んでくれます。
僕のボーイフレンドは、こちらがかなりお気に入りだったようで、
「好吃~!」連発で平らげておりました 笑
「台北で肉圓を試してみたけど、ダメだった…」という方にこそ、
ぜひ立ち寄っていただきたい一軒。
こちらで肉圓を食べれば、
これまでの印象がガラリと変わること間違いなしです。
友誠蝦仁肉圓
Address:台南市中西區開山路118號
営業時間:9:45~20:00
TEL:+886-6-224-4580
【克林台包】甘みの強い台南風味の豚まんを、テイクアウトして街歩きのおともに。
南門路と府前路の交差点にある「克林台包」では、
テイクアウトのほかほか肉まんを、街歩きのお供にぜひ。
創業60年以上の歴史を誇る、老舗のお饅頭屋さんです。
歩道に面してガラス張りのカウンターがあるので、
注文はこちらで。
肉まんはもちろんのこと、
小豆餡やごま餡を包んだ甘いタイプや、
とろけるチーズや臭豆腐餡を包んだユニークなタイプなど、
全10種類からチョイスできます。
看板メニューの「八寶肉包(30元=約110円)」は、
手のひらにすっぽりと収まる小ぶりサイズ。
もちふわ食感の真っ白な生地の中には、
まとまりのあるしっかり食感のジューシー肉餡。
こちらも台南らしい、甘みの効いた味付けになっていて、
一緒に包まれている塩漬け卵の黄身のしょっぱさと、
非常によくマッチしています。
ちなみに、お店の中へと入ってみると、
こちらには台湾の伝統菓子がずらり。
フレーバーごとに色づけされたカラフルな膨餅をはじめ、
芋泥酥、小圓糕など、種類豊富に揃っています。
少しずつ買って食べ比べてみるのはもちろんのこと、
おみやげとして買って帰るのにもピッタリかと思います。
克林台包
Address:台南市中西區府前路一段218號
営業時間:8:00~21:00
TEL:+886-6-222-2257
Web:https://klintainan.com/Home/index
Facebook:https://www.facebook.com/klintainan/
【廣仔虱目魚丸】朝ごはんにおすすめ!パリパリきつね色の焼きサバヒーを、素朴なおかゆと共に。
孔廟エリアで朝ごはんをいただくなら、
ぜひ足を運んでいただきたいのが「廣仔虱目魚丸」。
孔廟側から府中街を抜けて、左手方向に進んでいくと、
魚のイラストが付いた、真っ赤な看板が見えて来ます。
こちらでいただけるのは、
台南名物・虱目魚(サバヒー)を使った小吃。
騎樓(屋根付き歩道)にたくさんのテーブルが並んでいるので、
空いている席を見つけたら、オーダーに取り掛かりましょう。
オーダー表は、調理カウンターのところに置かれています。
食べたいものを記入し終わったら、
先にお会計も済ませておくシステムです。
僕とボーイフレンドが、
このお店で一番のお気に入りなのが「煎魚肚(時価)」。
「時価」となっているので、
若干オーダーの手が震えるかもしれませんが、
この日は80元(=約290円)でいただくことができました。
お肉のたっぷりついたサバヒーを、
表裏きつね色になるまで、じっくりこんがり。
外はパリッパリ、中は引き締まった弾力のある焼き上がりで、
食感のコントラストがやみつきになる一品です。
ごはん系メニューには、
「魚皮粥(55元=約210円)」をいただいてみました。
おだしの効いた、素朴でほっこりする風味が、
目覚めたてのカラダの染み渡るかのよう。
サバヒーというと、
あの独特の脂っぽさが気になりがちですが、
しっかり下処理がなされていて、くどさが全くなく、
驚くほどあっさりと平らげられてしまいます。
これぞまさに、台南ならではの朝の味です。
廣仔虱目魚丸
Address:台南市中西區開山路58號
営業時間:6:00~14:30
TEL:+886-6-223-8531
【莉莉水果店】デザートには、果物屋さんでいただく旬の切りたてフルーツをたっぷり。
食後のデザートには、あまーいスイーツも良いですが、
台南ではぜひ、新鮮なフルーツを
たっぷり堪能されてみてはいかがでしょうか。
軒先に色とりどりの果物が並ぶ「莉莉水果店」は、
生フルーツはもちろん、
フレッシュジュースや、フルーツかき氷がいただけるお店。
こちらも、いつ来てもお客さんで溢れかえっている、
孔廟エリアを代表する人気店です。
レジ付近に置かれているオーダー表をとったら、
空いているテーブルへ。
オーダーが決まったら、
レジでお会計を済ませておきましょう。
出来上がったら、テーブルまで運んで来てくれます。
新鮮フルーツをたっぷり使ったかき氷にも惹かれたのですが、
今回選んだのは、
切り立てフルーツの盛り合わせ「綜合水果」。
りんごやみかん、ぶどうなど、日本でお馴染みのものから、
グアバや黄色いスイカ、レンブに香瓜など、
台湾ならではのフルーツも盛りだくさん。
見るからにトロピカルな、南国らしいムード満点の一皿です。
お値段は大・中・小で3種類ありますが、
2人なら「中(100元=約360円)」が、
ちょうどいい分量かと思います。
お皿の縁には「酸梅粉」という、
梅の粉と塩を混ぜ合わせたものが添えられていて、
これをちょっとずつ付けながらいただくのが台南式。
さすがは果物屋さんのセレクトというだけあって、
どのフルーツも、ちょうど食べごろのフレッシュな甘さ。
特にお気に入りはパイナップルで、
ジューシーかつ驚きのスイートさでした。
このカットフルーツの盛り合わせをお店でいただくスタイル、
台北ではあまり見かけないので、
台南に来たらぜひ体験していただきたいことの一つですね。
莉莉水果店
Address:台南市中西區府前路一段199號
営業時間:11:00~22:30 (月曜定休)
TEL:+886-6-213-7522
まとめ
今日は、台南・孔廟周辺で出会った
おすすめ台湾グルメ店5軒をご紹介しました。
孔廟は台南を代表するスポットということもあり、
街歩きの途中で必ず一度は訪れられる場所かと思います。
美食の街・台南で、
おなかのスペースを確保するのは非常に難しくはありますが(笑)、
孔廟へお越しの際にもぜひ、
現地ならではの美味しいグルメを楽しまれてみてくださいね!
▼台南のキュートな日常風景を眺めながら、旅への想いを存分に盛り上げておきましょう!▼
台北から台南へ、最速かつおトクに移動するなら、
外国人限定割引が利用できるKKdayでの予約がオススメ!
一番速い便を利用すれば、台南まで約80分。
20%OFFでチケットが入手できるので、ぜひ賢く積極的に活用しておきたいところです。
予約の仕方など詳しくは、
【台湾新幹線(高鐵)を20%OFFでおトクに利用!台南・高雄旅行がグッと便利になるおすすめの方法をご紹介します。】
にてまとめましたので、ご参考にしてみてくださいね。
次回の台南旅行、どこに泊まるかはもうお決まりですか?
『【筆者宿泊済み】台南・高雄のおすすめホテル&ゲストハウス7軒。』
では、台湾南部2大都市の台南・高雄の
素敵なホテルとゲストハウスをご紹介していますので、
旅の滞在先でお悩み中の方はぜひ参考にされてみてくださいね!
▼こちらの記事もよくお読みいただいています!▼
→台南名物グルメ密集地帯・永樂市場(國華街)のおすすめ台湾美食集。
→台南駅徒歩10分のかわいいデザインホテル「南方家屋」。豪華ブランチ級のおしゃれな朝ごはんにも注目!
→台南・神農街のレトロな古民家ゲストハウス「Goin」。夜はおしゃれなバーに変身する夜遊び好き必訪の隠れ家スポットです。
→台湾新幹線(高鐵)を20%OFFでおトクに利用!台南・高雄旅行がグッと便利になるおすすめの方法をご紹介します。
コメント
コメント一覧 (2件)
なんとタイムリーな記事!実は台湾周遊旅行の最中でして、ちょうど現在地が台南とまさに自分のために書いてもらったような内容(そんなわけない)
孔廟近くに宿を取っているのですぐにでも行きます(^^)明日午後の自強号で台中なのでその前に堪能してきます。
おお!そうでしたか 笑
美味しいものたくさんなので、ぜひ足を運ばれてみてください。
楽しい台湾旅行になりますように。