牛肉ゴロゴロな有名麺から、台南でしか食べられないちょっと勇気が必要(?!)な魚の麺まで!台湾在住の僕がお気に入りの麺料理7品をご紹介します!
こんにちは!台湾グルメの食べ歩きが大好きな、台北在住10年のMae(@qianheshu)です。
台湾って、おいしいグルメが本当にたくさんありますよね。
現地で暮らし始めてからも、そのイメージは全く変わらず、ついつい毎日のように、おいしいものを求めて彷徨い歩いてしまいます 笑
今日は、そんな数あるおいしい台湾グルメの中から「麺」に注目。
台湾では一体、どんな麺料理を堪能できるのか?
とても種類豊富なので、全てを挙げることはできませんが、僕が台湾生活の中で出会った、特にお気に入りな麺料理7つをご紹介したいと思います。
1.【牛肉麵】牛肉ゴロゴロで食べごたえ満点!ピリ辛スープとあっさりスープ、お好みはどちら?
台湾の麺料理と言えば、
僕がまず一番に思い浮かべるのは
「牛肉麵」。
じっくりコトコト煮込んだ牛肉が
麺の上にのせられた、
ボリュームも満点の麺料理。
使われている牛肉の部位によって、
「牛筋(牛すじ)麵」
「牛肚(牛の胃)麵」
「半筋半肉(すじと赤み半々)麵」
など、
メニュー上で
分かれていることもあります。
牛肉麵には、
ピリ辛の赤いスープでいただく
「紅燒」と、
だしのうまみを
ダイレクトに堪能できる
透明スープでいただく
「清燉」の、大きく2種類が。
どのお店でも、
どちらかひとつを選べることが
多いですが、
僕は辛いのが
あまり得意ではないので、
「清燉」でオーダーすることが
多いです。
台北駅前の路地ナカにある
「劉山東牛肉麵」の
清燉牛肉麵は、
牛のうまみが
たっぷりと染み出した
スープに加え、
うどんのような
太めのもちもち麺で
いただけるのが特徴。
ネギの香りや食感が
アクセントに
うまく効かされている、
このお店ならではの
ユニークな牛肉麵を
堪能することができます。
関連記事→【台北駅周辺6軒のおすすめ台湾グルメ店。ごはん・麺・デザートと、名店を一挙に食べ歩きしちゃいましょう!】
2.【麵線】ふんわりな口あたりにほっこり。豚ホルモンや小ぶりの牡蠣がたっぷりの台湾式そうめん。
豚ホルモンや
小ぶりの牡蠣が入った
「麵線」は、
台湾式のそうめんと
言われる1品。
細麺をコシがなくなるくらい
じっくり煮込むことで生まれる
ふんわりとした口あたりと、
後味にだしの風味が感じられる
素朴さが魅力。
台湾に来たら、
ぜひ一度はお試しいただきたい
麺料理の1つです。
中山駅すぐ、
誠品南西店の裏側にある
「食字路口」の麵線は、
コリッ、クニュッとした
豚ホルモンの食感がたまらない、
僕のお気に入り。
だしの香りをしっかりと堪能できる
雑味ゼロな風味が秀逸で、
麵線初チャレンジにも
ピッタリの1碗かと思います。
関連記事→【麵線がおいしい台北のグルメ店4軒。台湾式そうめんを堪能したい時のおすすめは?】
3.【炸醬麵】そぼろソースを和えていただくシンプル麺。麺の種類は、もちもち極太の刀削麵で。
スープなしの麺であれば、
僕が一番よく食べるのは
「炸醬麵」。
茹でたての麺に
しょっぱめのそぼろソースを
和えていただく、
この上なくシンプルな麺料理です。
シンプルだからこそ、
麺の種類やコシが
とても大切な炸醬麵。
僕は、麺を選べるお店であれば、
刀削麵や太めの平打ち麺のような、
コシや食べごたえが
よりしっかりと
感じられるタイプで
いただくのが好きです。
永康街にある
「永康刀削麵」の炸醬麵は、
まさに僕のタイプを
そのまま体現してくれたかのような、
ストライクゾーンど真ん中な
仕上がり。
厨房で刀削麵ロボットが
削り出してくれる麺の極太感、
もっちもちの食感に、
しっかり胃袋つかまれちゃってます。
関連記事→【台北・永康街のリーズナブル台湾グルメ6選。1人でも楽しめるおすすめ美食店を集めてみました。】
4.【滷味】インスタント麺をプラスするのがお気に入り。野菜もたっぷり取れる台湾式ごった煮。
厳密に言えば、
「滷味」は麺料理では
ないのですが、
いつももれなく麺をプラスして
オーダーしているので、
僕の中では麺料理 笑
お店の軒先に並んだ野菜やお肉、
豆腐や練りものなどから、
好きなものをカゴに取っていく
スタイルがユニークで、
食材選びの際は、
いまだにちょっとワクワクします。
僕はいつも、
平打ち乾麺の「蒸煮麵」か、
インスタントヌードル「王子麵」を
プラスすることが多いです。
選ぶ食材によって料金が変わるので、
カゴへ入れる前に、
だいたいのお値段チェックを
お忘れなく。
選び終わった食材は、
お店のスタッフさんにわたせば、
その場で特製スープに入れて
ぐつぐつ煮込んでもらえます。
僕が特によく足を運ぶのは、
中山エリアにある「真香滷味」。
「取りすぎたか…」と、
いつもちょっぴり
後悔してしまうくらい
ボリューム満点で、
野菜もたっぷり食べられるのが
お気に入りです。
関連記事→【台北で台湾式ごった煮・滷味(ルーウェイ)をいただくならココ!5軒のお気に入り店をご紹介します。】
5.【鍋燒意麵】台湾にもある「鍋燒」。揚げ麺・意麵と具材をだしで煮込んだ、とっても素朴な麺料理。
僕、「鍋焼き」って、
てっきり日本にしか
ないものだと、
思ってました。
台湾に来て驚いたのが、
「鍋燒」の文字を、
街のあちこちで
よく見かけること。
揚げた麺・意麵に
野菜や豚肉、たまごを加えて、
一緒にだしで煮込んだ
「鍋燒意麵」は、
僕が現地でとてもよく食べている
麺料理の1つです。
一番のお気に入りは、
台南にある「民族鍋燒老店」
というお店の鍋燒意麵。
だしをしっとりと吸った
エビの天ぷらを始め、
白身魚の切り身、練りもの、
葉物野菜など、
具材もたっぷり!
海外で食べているはずなのに、
不思議と懐かしさを感じるような、
ほっこりとする素朴さ…
ああ。
こうして書いているだけで、
今すぐ台南へ飛んで行きたく
なってきました 笑
関連記事→【台南・赤崁樓で見つけたおすすめグルメ店6軒。名物美食がコンパクトに集合した食べ歩きにぴったりのエリアです。】
6.【擔仔麵】台南を代表する有名麺料理。芯まで味がしみしみな煮卵をプラスで。
台南を代表する
麺料理と言えば、
「擔仔麵」。
小ぶりのお碗にゆでた麺を盛り、
その上にのせるのは、
むきエビ、もやし、
ニンニクの効いた
そぼろソースなど。
だしの効いたスープでいただく
このシンプル麵は、
台南の街のあちこちで
名前を見かける名物料理です。
僕のお気に入りは、先ほどの
民族鍋燒老店からも近い、
赤崁樓のすぐおとなりにある
「度小月擔仔麵」の擔仔麵。
ゆで具合絶妙な麺には、
芯まで味がしみしみな
真っ黒な煮卵をプラスして
いただくのがおすすめ。
歩道に並べた
屋外のテーブルに座って
堪能できるローカル感も、
お気に入りのポイントです。
7.【鱔魚意麵】プリッ、コリッな食感がクセになる!台南でしか食べられないタウナギ麺にも、ぜひチャレンンジを!
最後に、ご紹介するのは
「鱔魚意麵」という麺料理。
あまり聞き慣れない
名前かもしれませんが、
実はこちらも台南ならではの
麺料理。
「鱔魚(タウナギ)」という、
火を通すとプリッ、コリッとした
食感になる魚と、
意麵を一緒に炒め、
甘酸っぱい味付けで
仕上げたグルメです。
見た目の恐ろしさ(!?)から、
かなり好き嫌いが分かれる
1品なのですが、
僕は台湾の麺料理の中でも、
指折りのお気に入りです。
特に、
台南の有名グルメストリート・
國華街にある「黃家鱔魚意麵」は、
台南に来たら
必ず足を運ぶほど
大好きな1軒。
こちらの「乾炒鱔魚意麵」は、
ほんのり芯がのこった意麵と、
キュッと身の引き締まった
鱔魚の食感が最高なので、
台南へお越しの際は
ぜひとも一度、
チャレンジしてみてください。
関連記事→【台南名物グルメ密集地帯・永樂市場(國華街)のおすすめ台湾美食集。】
まとめ
今日は、
台湾在住10年の僕が
現地で食べ歩いた
お気に入りの麺料理7選
を、ご紹介しました。
この記事では、
パッと思いついたものを
挙げてみたので、
台湾の麺料理の中の
まだまだごく一部。
現地を歩いてみれば、
他にもわんさか
おいしい麺料理に出会えるかと
思いますので、
気になるものを見つけたら、
ぜひ堪能してみてくださいね!
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コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは。麺といってもいろいろな種類がありますね。麵線や牛肉麵は何度か食べてます。度小月のは、1度食べたんですが、にんにくが効きすぎていて、お腹をくだしてしまいました笑。
炸醬麵、これ食べてみたいですね。汁無し混ぜそばみたいな感じですかね。知ってはいたんですが、食べたことなくて。
炸醬麵、シンプルですごくおいしいですよ!
ソースの味は濃いめ(ニンニクも多少入っているかも)なので、
擔仔麵と同じ現象に見舞われないか、少し心配ですが、
もしチャンスがあれば試してみてください!