食材のうまみギッシリな蒸しスープから、デザートにおすすめのあまーいスープまで!台湾在住の僕がよくオーダーするお気に入りの「湯」はこちらです!
こんにちは!台湾グルメの食べ歩きが大好きな台北在住Mae(@qianheshu)です。
みなさん、中国語の「湯」の意味をご存知でしょうか?
「えっ、お湯じゃないの?」と思われた方、これが違うんです 笑
「湯」とは、「スープ」のこと。
台湾では、ごはんのおともにスープを合わせるのがとてもポピュラーで、メニューには「湯」の漢字がずらーっと並んでいることもしばしばです。
今回は、台湾のスープに関するお話。
僕がよく食べている、お気に入りの台湾のスープ8種類をご紹介したいと思います。
1.【四神湯】食感のバリエーションがおもしろい!台湾らしさ満点な臓物スープ。
![台北・西門町での朝ごはんにおすすめのグルメ店「惠安四神湯」の四神綜合湯](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2020/09/DSC08852-1024x768.jpg)
僕がお気に入りのスープの中でも、
最も台湾っぽさが濃厚だと思うのが
「四神湯」。
名前からは、どんなスープなのか
全く想像がつきませんが、
簡単に言えば臓物スープです。
![台北・西門町での朝ごはんにおすすめのグルメ店「惠安四神湯」の四神綜合湯クローズアップ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2020/09/DSC08854-1024x768.jpg)
砂肝や豚のホルモン、
胃袋などのお肉や、
ハトムギ、山芋などが
たっぷりと入っていて、
コリッ、クニュッ、プチッと、
バリエーション豊富な食感がおもしろい!
だしに塩をうっすらと効かせたような
あっさり風味で、少しお酒を効かせて
いただくこともあります。
僕は、真っ白ふわっふわの生地に
豚角煮をサンドした「割包」や、
豚肉あんを包んだ「肉包」などと、
合わせていただくことが多いです。
2.【酸辣湯】野菜たっぷりで栄養豊富。ほんのり酸味の効いたとろみスープは、餃子や小籠包と一緒に。
![台北・中正紀念堂のおすすめ小籠包店「黃龍莊」の酸辣湯](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/02/DSC03587-1024x768.jpg)
僕が、台湾で一番よく食べているスープ
と言っても過言ではない「酸辣湯」。
日本でも、中華料理のお店に行くと
「サンラータン」と言うスープがありますが、
まさにそれです!
千切りにしたニンジンやタケノコ、
キクラゲ、豆腐など、
たっぷりの食材がふんだんに
入っているのが特徴。
スープ1碗を食べるだけでも、
しっかり栄養補給できるのが、
ついついオーダーしてしまう理由ですね。
![台北・中正紀念堂のおすすめ小籠包店「黃龍莊」の酸辣湯クローズアップ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/02/DSC03590-1024x768.jpg)
酸味、辛味、とろみのつけ具合とも、
お店によってそれぞれに特徴があるので、
食べ比べてみるのもおもしろい!
水餃や鍋貼、
小籠包をいただく時には、
90%くらいの確率で
オーダーしちゃいます 笑
3.【香菇雞湯】しいたけ&チキンのうまみがギュギュッ!ほろっと崩れるやわらかさのお肉も最高な蒸しスープ。
![台北駅裏エリア(後站)のおすすめグルメ店「呷麵呷麵 饗記麵舖」の剝皮辣椒雞湯](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2020/08/DSC07723-1024x768.jpg)
魯肉飯のお店などで時々見かける
「香菇雞湯」も、
メニューにあるとついつい
オーダーしてしまう1品。
名前の通り、
しいたけとチキンのスープなのですが、
下ごしらえした食材を入れた
お碗ごと蒸して作るのが、
他のスープとは一味違うポイントです。
ゆっくりじっくり蒸されているので、
スープには食材のうまみが
これでもかと言うほどにギュギュッ!
骨つきで入れられていることが多い
チキンのほろっとほぐれる
やわらかさもまた、
たまらないおいしさです。
うまみを存分に生かしたあっさり味なので、
こってり目のグルメによく合いますよ。
4.【青菜豆腐湯】シンプルだけどついついオーダーしちゃう豆腐のスープ。溶きたまごやトマトが入っていることも。
![台北・永康街のおすすめグルメ店「餃子樂」の青菜豆腐蛋花湯](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2018/02/DSC05255-1024x768.jpg)
すっごくシンプルながら、
僕が酸辣湯と並んで、
とてもよく食べているのが
「青菜豆腐湯」。
日本の味に慣れていると
「あれっ?味、薄すぎ?」
と思ってしまうくらい、
まさに「湯」な感じの、
すこぶるうすしお味なことが
多いです 笑
しかし、
そのシンプルさゆえに飽きが来なくて、
気づけばごはんのおともに選んでいる、
そんな存在です。
![台北・科技大樓「大李水餃」の青菜番茄豆腐蛋花湯](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2017/01/DSC03291-min.jpg)
葉物野菜と豆腐のほか、
たまごが溶かれていたり、
トマトが入っていたりと、
バリエーションもいくつかあります。
よくばりな僕はもちろん、
具材がたっぷり入っているタイプが好きで、
「青菜豆腐湯」ならぬ
「青菜番茄豆腐蛋花湯」
などと書かれていたら、
とても無視できないのです 笑
こちらも餃子屋さんでいただくことが多く、
いつも大体「酸辣湯」か「青菜豆腐湯」か
の2択ですね。
5.【味增湯】台湾でもポピュラー!日本よりも甘みを感じる味噌汁は、涼麵のおともに欠かせない。
![台北駅最寄りのグルメタウン・雙連のおすすめグルメ店「小良絆」の蔬菜味噌湯](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2019/01/DSC02710-min-1024x768.jpg)
お味噌汁は、日本を代表するスープ
と言っても良いかと思いますが、
実は台湾にも、お味噌汁があります。
「味增湯」の名で親しまれている
台湾のお味噌汁は、
日本のものに比べると
少し甘みが強めな印象。
(味噌自体に、ほんのり甘みがあります。)
具材には、豆腐やワカメ、
溶きたまご、貢丸などが
よく使われています。
だしをとるためのカツオやいりこなども、
そのままスープの中に
入れっぱなしになっていることが多く、
具材として一緒にいただきます。
台湾式冷麺の「涼麵」を
食べる時のおともには欠かせないスープで、
僕はこの台湾式のお味噌汁も
なかなかお気に入りです。
6.【米粉湯】太めのお米麺がたっぷり!素朴でほっこりとした風味は、おなかをいたわりたい時にピッタリ。
![台北101エリア・MRT市政府駅周辺のおすすめグルメ店「胡饕米粉湯」の芋頭米粉湯](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2020/04/DSC05398-1024x768.jpg)
「米粉湯」は、
「湯」とついてはいますが、
どちらかと言うと麺料理に近い1品。
米粉と言っても、
炒めビーフンなどに使われる
細いタイプではなく、
米粉湯の米粉は
直径5ミリほどと太め。
名前の通りお米から作られていて、
プチッ、プリュッとした食感が
特徴です。
![台北101エリア・MRT市政府駅周辺のおすすめグルメ店「胡饕米粉湯」の芋頭米粉湯クローズアップ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2020/04/DSC05407-1024x768.jpg)
だしの効いたスープには、
加えてタロイモなどの
具材が入っていることも。
とっても素朴で
ほっこりといただけるので、
おなかをいたわりたい時や、
油っぽいものをひかえたい時など、
よくお世話になっています。
米粉湯をメインに、
小皿に盛られたおかずの「小菜」や、
濃い味スープで具材を煮込んだ
「滷味」を合わせていただくのも
おすすめです。
7.【紅豆湯/花生湯】寒い季節にいただきたいあったかスイーツの代表格。日本のぜんざいよりも、甘さはひかえめ。
![台北101/世貿駅(吳興商圈)のおすすめグルメ店「壹合冰品湯圓甜品」の小湯圓紅豆湯](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2020/10/DSC08997-1024x768.jpg)
スープと言えば、まず思い浮かべるのは
ごはんのおともかと思うのですが、
台湾には、スイーツとしていただける
スープもあります。
日本で言う、ぜんざいのような
あまーい小豆のスープ「紅豆湯」は、
その代表格。
冬至や元宵節には
「湯圓」という白玉団子を、
スープに加えていただくのが
風物詩となっています。
僕は湯圓を食べる時は、
とろっとろの胡麻ペーストを
あんとして包んだ
「芝麻湯圓」を入れて
いただくのが好きですね。
ひと足お先に☺️ pic.twitter.com/0hEI8snKU9
— Kazuki Mae🌈 (@qianheshu) February 21, 2021
また、小豆でなく、
ピーナッツで作った「花生湯」
というスープもあり、
こちらも紅豆湯と並んで人気。
じっくり煮込まれた
やわらかピーナッツの食感が、
クセになりそうなおいしさです。
日本のぜんざいに比べると、
甘さはひかえめなので、
最後まで意外にあっさりと
いただけますよ。
8.【燒仙草】仙草はゼリーだけじゃない!あったか仙草スープには、トッピングをたっぷり入れて。
寒い日は無性に食べたくなる台湾デザート「燒仙草」。豆花と同じく、トッピングは気づけばいつも地瓜圓・芋頭・紅豆になってしまう😆
— Kazuki Mae🌈 (@qianheshu) March 3, 2021
もう3月だから、そろそろ今シーズンも食べ納めかなあ。 pic.twitter.com/cpciKsedCG
スープと言っていいのかどうかは
分かりませんが、
スイーツとしていただけるメニューを
もう1品。
台湾には「仙草」という、
真っ黒なゼリーがあるのですが、
寒い季節はあつあつの仙草スープ
「燒仙草」が、
定番のスイーツとなっています。
ほんのりとろみがあって、
甘みの付けられた仙草スープは、
後味にうっすらと苦味を感じるのが
特徴。
このスープに、
タロイモやサツマイモ、白玉、
ゆでピーナッツなどの
トッピングを加えていただきます。
僕はあったか台湾スイーツの中では、
豆花と並んで、この燒仙草が大好き!
「紅豆(小豆)」「芋頭(タロイモ)」
「地瓜圓(サツマイモ団子)」を
トッピングしていただくのが、
意外と冷える台北の冬の、
ささやかな楽しみです。
まとめ
![台北・西門町での朝ごはんにおすすめのグルメ店「惠安四神湯」の四神綜合湯](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2020/09/DSC08852-1024x768.jpg)
今日は、
台北在住の僕が
台湾でよく飲んでいるスープ
についてご紹介しました。
台湾でグルメ店に行くと、
たくさんの「湯」に出会えるかと
思います。
こちらでご紹介した以外にも、
本当にたくさんのスープが
台湾にはありますので、
ごはんのおともには
忘れずにオーダーしてみてくださいね!
寒い季節に台湾へお越しの際には、
あったかくてあまーい
デザート系スープもぜひ!
▼魅惑の台湾グルメを眺めながら、旅への想いを盛り上げておきましょう!▼
![台北・迪化街のおしゃれな古民家リノベゲストハウス「OrigInn Space」のスタンダードダブルルーム](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2017/12/DSC06816-min-1024x768.jpg)
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台北はもちろん、台中や台南、高雄、花蓮、台東など、
僕とボーイフレンドが台湾各都市を旅する中で出会った
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