台北でおいしい刈包(台湾バーガー)を食べたい時は、どこがおすすめ?現地在住11年で見つけた、お気に入りのグルメ店をご紹介します!
こんにちは!台湾グルメの食べ歩きが大好きな、台北在住Mae(@qianheshu)です。
日本では「台湾バーガー」と称されることの多い、真っ白な生地に豚の煮込みをサンドした、あのフード。
台湾では「刈包(割包)」と呼ばれていて、台北の街でも見かける機会が多いグルメの1つです。
今回は、僕が台北でお気に入りの刈包がおいしいグルメ店4軒をご紹介!
刈包と一緒にいただきたいスープや麺など、おともにオーダーしたいグルメも合わせてまとめましたので、ご参考になりましたら幸いです。
1.【藍家割包】行列の絶えない公館夜市の超有名店。ふわっふわの台湾バーガーには、台湾式そうめんを合わせて。
台北でおいしい刈包と言うと、
僕が真っ先に思い浮かべるのは、
「藍家割包」。
台湾大学正門にほど近い、
夜市に入って
すぐのところにある、
公館夜市を代表する
超有名店です。
平日、週末を問わず
お客さんが絶えず押し寄せる
すさまじい人気ぶり。
各テーブルに
オーダー表が置かれているので、
テーブル番号と
オーダーしたい料理の数を
書き込んでいきます。
藍家割包では、
中にサンドする豚肉の
「肥肉(脂身)」「瘦肉(赤身)」
の割合によって、5種類の分類が。
「肥肉(脂身100%)」
「瘦肉(赤身100%)」
「綜合(脂身赤身半々)」
「綜合偏肥(脂身多めで両方)」
「綜合偏瘦(赤身多めで両方)」
の中から、
お好みのものを
選んでみてください。
僕がいつもいただくのは、
「綜合偏瘦
(70元=約330円)」。
赤身多めで
さっぱりとしていながら、
脂身の存在も適度に感じられて
ジューシー。
ふわふわの
真っ白な生地の中には
じっくり煮込まれた豚肉の他、
花生糖(ピーナッツ砂糖)や
香菜(パクチー)も。
「これぞ台湾!」な
甘辛風味を、
がぶっと堪能することが
できます。
そして、割包と一緒に
味わっていただきたい
「大腸肉焿麵線
(65元=約310円)」。
コシがなくなるほど
くたくたに煮込んだ麵を、
だしの効いた
とろとろのスープでいただく
台湾式のそうめんです。
豚のホルモンや、つみれなどが
たっぷり入って、具だくさん。
日本のそうめんとはまた違った
台湾ならではの食べ方ですので、
ぜひお試しいただければと
思います。
藍家割包
住所:台北市大安區羅斯福路三段316巷8弄3號
営業時間:11:00~23:00(月曜定休)
電話:+886-2-2368-2060
2.【四兩刈包】まろやかクリーミーな口あたりがたまらない!中正紀念堂への観光と合わせて立ち寄りたい、絶品刈包のお店へ。
「四兩刈包」へは、
台北の有名スポット・
中正紀念堂を訪れた時に。
こちらのお店の刈包も、
台北で出会った中で
指折りのお気に入りです。
オーダー票は、
レジの前または各テーブルに。
刈包だけでなく、
油飯や碗粿、四神湯など、
台湾らしさ満点な小吃の数々が
揃っています。
刈包には、
酸菜(高菜)と香菜、
四神湯には、
お酒と薏仁(ハトムギ)が
入っているのですが、
必要なければ、
一番下の欄に
それぞれチェックを
入れておきましょう。
オーダー票に書き込めたら、
先にレジにて
お会計を済ませておきます。
大きな豚角煮が
どかっとサンドされた刈包は、
「五花肉
(70元=約330円)」
を、チョイス。
酸菜、香菜ありで作っていただき、
甘くてシャリシャリの花生糖も、
たーっぷりまぶされています。
じっくりと煮込まれている
豚バラ肉のほろっとくずれる
やわらかさ。
クリーミーでとろけるよう、
それでいて不思議と
くどさを感じない脂身が
たまらないおいしさで、
思わずガブガブ
かぶりついてしまいます。
おともには、
僕の大好きな台湾のスープ・
四神湯を。
3種類ある中から
「綜合四神
(75元=約350円)」
を、選んでみました。
だしと塩気が効いたスープには、
豚の臓物系お肉と
薏仁がたっぷり!
クニュッ、コリッ、もちっと、
様々な食感がひとすくいに
凝縮されていて、
食べ応えもしっかりです。
ちなみに、
平日のランチタイム以降は
テイクアウトのみとなりますので、
店内でいただきたい場合は、
訪れる時間にご留意ください。
︎四兩刈包
住所:台北市中正區寧波西街63號
営業時間:11:40〜20:30(月〜金)/ 11:40〜19:30(土・日)
電話:+886-2-2397-1227
3.【刈飽】寧夏夜市での食べ歩きにおすすめ!煮込み牛肉をサンドした台湾バーガーには、酸味しっかりの酸辣湯をおともに。
台北の人気夜市・
寧夏夜市にも、
おいしい刈包をいただける
1軒が。
雙連駅側の夜市入口からすぐ、
刈包ならぬ「刈飽」。
僕の生活圏から近い
ということもあって、
刈包のお店の中では、
最近一番よく通っています。
お店に到着したら、
道路に面して
カウンターがあるので、
先にオーダー&お会計を。
スープやドリンクと
一緒にいただきたい時は、
セットミールの
「套餐組合」の中から選ぶと、
お得に楽しむことができます。
刈包は、豚の煮込みを
サンドすることが多いですが、
僕がこちらのお店で
いつもオーダーするのは、
牛の煮込みをサンドしたタイプ。
「牛肉酸菜刈包套餐
(108元=約510円)」で、
おともに酸辣湯をつけた
セットがお気に入りです。
ふわっとした生地の中には、
大ぶりの煮込み牛肉や酸菜、
香菜がたっぷり!
繊維質で
歯ごたえのある赤身と、
とろっととろける
筋のバランスが素晴らしく、
食べごたえも満点です。
荒目に砕いた花生糖の甘みと、
ハリハリ高菜のしょっぱさも
合わさって、
風味のコンビネーションが
また絶妙!
若干小ぶりな印象では
ありますが、
具材がふんだんに
サンドされているので、
1個でも満足感充分です。
酸味がビシッと効いた
酸辣湯にも、
キクラゲ、豆腐、
にんじん、豚肉、溶き卵など、
具材がたっぷり。
香菜の彩りと香りが
アクセントに効いていて、
さっぱりとした風味が
刈包との相性抜群です。
刈飽
住所:台北市大同區民生西路198號之19
営業時間:11:00〜22:00
電話:+886-2-2550-7868
4.【珍饌小餐館】行天宮でのお参りの後は。ローカルグルメ店で、ふわもち台湾バーガー+濃厚四神湯を堪能。
錦州街にある︎
「珍饌小餐館」は、
行天宮へのお参りに合わせて。
こちらのお店の刈包も
すごくおいしくて、
周辺まで来たらつい
毎度のように立ち寄りたく
なってしまいます。
スープにごはんもの、
麺や小皿のおかずまで、
メニューは
台湾のローカルグルメ店らしい
豊富なラインアップ。
刈包は、
「肥肉」「肥瘦各半」「瘦肉」と、
赤身と脂身のバランスによって
3種類用意されているので、
お好みに合わせて、
選んでみてください。
僕はやっぱり、
脂身少なめのお肉で。
たまごもプラスした
「瘦肉加蛋
(70元=約330円)」
で、オーダーしました。
ふんわりとした生地にかぶりつくと、
まず感じるのが、
豚の煮込みの塩気。
ビシッと効いた濃いめ仕上げで、
芯まで味がしっかり染みてます。
花生糖は、
きなこのような香ばしい風味。
細かく刻まれたザーサイと
一緒にほおばると、
甘酸っぱい風味も
いっぱいに広がります。
とろんとしたたまごの白身で、
まろやかさがプラスされるのも、
このお店ならではの
ユニークなポイントです。
そして、
こちらのお店の四神湯も絶品!
「綜合四神湯
(70元=約330円)」は、
しっかりと煮込まれているのが
ひとくちで分かる
とろっとろの仕上がり。
豚のホルモンや胃袋のコリコリ感、
たっぷり入った薏仁の
つぶつぶ感など、
1碗に詰まっている
豊かな食感もおもしろいので、
現地にてぜひ、ご賞味ください。
珍饌小餐館
住所:台北市中山區錦州街262號1樓
営業時間:11:30~21:00
電話:+886-2-2503-2321
まとめ
今日は、
刈包(台湾バーガー)がおいしい
台北のグルメ店4選
を、ご紹介しました。
単品オーダーして、
間食としていただくも良し。
麺やスープと合わせて、
1食としていただくも良し。
台北の街で
刈包のお店を見つけたら、
ぜひ本場の味を堪能してみて
くださいね!
※記事中の日本円表記は1元=4.75円で計算しています。(2024年4月13日現在)
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