恋愛

あの時もっと、「好き」と真剣に向かい合う選択をしていたのなら。

中学時代の「好き」の原石

小学、中学、高校。10代の青春の頃、確かに存在していた「好き」の気持ち。もしも当時、真剣に向かい合っていたなら、もっと色鮮やかな日々もあったのかな、なんて考えてしまいました。

こんにちは!台北で恋人と2人暮らしをしております、Mae(@qianheshu)です。

最近、『青のフラッグ』という漫画作品を読み終わりました。

具体的なストーリーについては、ここでは触れませんが、ただただ「10代の青春って、いいなあ」と。

初めての体験と、選択の連続。

その時代の真っ只中にいる超本人たちにとっては、それが時に苦しくてたまらないはず。

ですが、大人になった今になって、客観的にその様子を眺めてみれば、その苦しみすらも何だかすごく愛おしいもののように感じられました。(それだけ、年齢を重ねたということですね。)

僕の10代の青春は、人生における特別な意味合いがあったわけでもなく、正直とっても地味なので、その時代を思い返すこと自体、あまり好きではありません。

そのはずだったのに、この作品を読んでいると、「あの時代に戻れたらなあ…」なんて、初めて思ってしまいました。

「好き」って、何なのか。

友達とは、何が違うのか。

そんなことを考えていたら、地味だったはずの僕の10代からも、その当時はまだ気づきもしていなかった「好き」の原石のようなものが、ぽろぽろとこぼれ出して来ました。

あの時もっと、「好き」と真剣に向かう合う選択をしていたなら、何度も思い返したくなるような10代の日々もあったのかなあ。

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「恋人と長続きするコツは?」と聞かれて彼氏と5年付き合っている僕が考えた3つのこと。

2018年台湾のLGBTプライド「宜蘭驕傲大遊行(宜蘭プライド)」パレードで手を繋ぐ同性カップル

ボーイフレンドと僕が5年間共に過ごしてくることができた理由ってなんだろう?友人の質問をきっかけに考えてみたことをまとめてみました。

こんにちは!台湾在住5年、台湾人ボーイフレンドとのお付き合いも同じ年数になるMae(@qianheshu)です。

先日、日本からやってきた友人と、数年ぶりに台北で会う機会がありました。

彼も同じく男性が恋愛対象ということで、当然恋バナに花が咲くわけですが、ふとこんな質問をされました。

「僕はまだ恋人と長く続いた経験がないのだけれど、長続きするにはコツがあるの?」

確かに、僕とボーイフレンドはすでに5年という時間を共にしてきていて、もし結婚という制度があったなら、すでに家族になっていてもおかしくない関係。

彼だけではなく、他でお会いした方からも時々、この質問を受けることがあるのですが、僕たち自身にとっては「気づけば5年になっていた」くらいの感覚で、特に「コツ」のようなものを意識したことはありません。

とは言え、5年も付き合っていると当然いろいろなことが起こるわけで、これまでにも危機がなかったわけではありません。

そんな出来事もありながら「どうしてここまで一緒にこられたのかなあ」と、ここ数日考えを巡らせていました。

結論から言うと、「付き合う」とひとことで言っても、カップルごとにそれぞれ繋がりのカタチがあるわけで、どんな場合にも当てはなるような「コツ」はないと思います。

しかし、僕とボーイフレンドの間での、ここまで続けて来られた理由みたいなものは、少しだけ見えたような気がしました。

参考になるかどうかは分かりませんが、僕たち2人の関係が長年にわたって続いている理由について考えてみたことをまとめてみたいと思います。

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同性婚合法化目前の台湾でゲイカップルの未来を想像してみた。

高雄同志大遊行(高雄レインボープライド)2016のパレードでレインボーフラッグを持って歩く親子

アジア初の同性婚実現が現実味を帯びてきた台湾。これからのゲイカップルにはこんな未来が待っているのかもしれません。

こんにちは!台湾人ボーイフレンドとのお付き合いがもうすぐ5年に突入しそうなMae(@qianheshu)です。

すでにご存知の方もおられることと思いますが、5月24日、台湾で「同性同士の婚姻を認めない現行法制度は違憲」との判決が発表されました。

最長でも2年以内に、同性カップルも婚姻制度を利用できるようになることが確実となり、アジアで初めて同性婚可能国の仲間入りを果たすことになります。

台湾で生活している当事者の一人として、これほどまでにうれしいことはありません。

これから、台湾で生きる同性カップルのライフスタイルは大きな変化の時代を迎えることになりそうですが、一体僕たちにはどんな未来が待っているのでしょうか。

同性婚が可能になった社会を、ちょっと想像してみたいと思います。

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台湾男子の宿命?「兵役中」の恋愛生活はどうなっちゃうの?

台灣同志遊行(台湾LGBTプライド)2016のパレードに参加する迷彩パンツのお兄さんたちとピカチュウ

台湾男子の青春といえばコレ。2人にとっての「試練の時」を僕は今こんな風に過ごしています。

こんにちは!兵役中の台湾人ボーイフレンドとプチ遠距離中のMae(@qianheshu)です。

昨年大学院を卒業した彼は、学校を出ると同時に「當兵」と呼ばれる台湾の兵役へと、タワシのような丸刈り頭で旅立って行きました。

お付き合いをしている相手と県境を2つも3つも隔てることになるのは、僕にとって初めての経験。

当初はちゃんと関係を維持できるのかどうか、不安でいっぱいでした。

しかし、気づけば、そんな生活も残りあと数ヶ月。

特別大きな問題が生じるということもなく、意外とあっという間だったなあと、振り返りながら感じているところです。

台湾男子とお付き合いすることをお考え中のみなさん、兵役中の2人の生活について想像してみたことはありますか?

今日は、台湾ならではの特殊な恋愛事情についてのお話です。

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台湾人彼氏の父親と僕が初対面した不思議な一日のお話。

台北101が見える夜の信義路

充分な心の準備もできぬままに、人生初の一大事を迎えてしまいました。

こんにちは!台湾へ来たばかりの頃に出会ったボーイフレンドとすでに4年越えのお付き合いとなっておりますMae(@qianheshu)です。

3ヶ月ほど前のお話になりますが、生まれて初めて「恋人の親」と顔合わせをする機会がありました。

顔合わせというと、あらかじめ申し合わせて「いざ対面!」という感じに思われるかもしれませんが、そうではなく突然、何の前触れもなく、そのような状況に直面せざるを得なくなったというのが、正しい言い方かもしれません。

ゲイとしての自分をようやく直視できるようになったのが大学も卒業間際という年齢で、それ以前はまともな恋愛など、ほとんどしたことがなかった僕。

現在の台湾人彼氏が、これまでの人生の中で一番深い関係になった相手と言って良いかと思います。

当然、お付き合いしている相手の親御さんに会うのも、その時が人生初。

その日は一気にいろいろなことが起こりすぎて胸中複雑でしたが、一生忘れられない体験になったことは間違いないと今でも思っています。

今日は、初めて台湾人彼氏の父親と出会ったちょっと不思議な一日のお話です。

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付き合って4年になる僕の台湾人彼氏を紹介します。

かわいいキャラクターが大好きな台湾人彼氏

好きも嫌いも分かった上で、僕たちはここまで4年間一緒に過ごしてきました。

こんにちは!台北に住んで5年目、台湾での国際恋愛も5年目に突入しておりますMae(@qianheshu)です。

長らくこのブログをお読みいただいている方はすでに印象があるかもしれませんが、僕には台湾に来てすぐに出会った彼氏がいます。

いつも「ボーイフレンド」という名で登場してもらっている彼は現在、台北からバスで1時間くらいの街・新竹で兵役中のためプチ遠距離な日々を過ごしております。

会えば会ったでよくケンカもするし、意見が食い違うことも少なくないですが、良いところも悪いところもお互いよく心得ているので、何だかんだで仲良く続いている感じです。

本音を言い合えるくらい仲が良い、というところでしょうか。

彼についてはブログによく出てくる割には詳しくお話ししたことはないので「どんな人なのだろう?」と思われている方もおられるかもしれませんね。

今日は少しだけ、僕の台湾人彼氏をみなさんにご紹介させてください。

これから台湾男子とお付き合いしようかな~というプランがある方は、もしかすると何かの参考になるかもしれません 笑

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国際ゲイカップルに同性婚合法化が必要なたった1つの理由。

高雄同志大遊行(高雄レインボープライド)2016のパレードで掲げられたプラカード「愛是人權」

この世界には、「愛の力」だけではどうにもならないことがあるのです。 

こんにちは!先日12月10日には台北で史上最大のLGBTイベントが開催されるなど、同性婚に関する討論が白熱している台湾からMae(@qianheshu)がお送りしております。

台湾では「婚姻平權法案」と呼ばれている同性婚を合法化するための法案が現在、国会に当たる立法院にて審議に入っています。

これが実現すれば、台湾はアジアで初めて同性婚を認めた国となるため、世界中から注目を集めているのですが、反対派の声も大きくなり始めており、世論を二分する討論が繰り広げられている現状です。

みなさんは、同性婚というテーマについて考えてみたことはあるでしょうか。

なぜ、この制度が法律で認められる必要があるのでしょうか。

台湾人のボーイフレンドとお付き合いをしている僕の胸の中には、ある一つの生活に直結する重大な問題が浮かんでいます。

今日は、多くの国際ゲイカップルが必ず直面する現実についてお話ししたいと思います。

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同性に惹かれる僕が男性に思わずドキッとしてしまうのはどんな時?

にじいろくまもん

男性のみなさん。自分の魅力がどんな時に発揮されているのか考えてみたことはありますか?

こんにちは!週末は台湾・高雄でLGBTプライドに参加する予定のMae(@qianheshu)です。 

このブログを以前からお読みいただいているみなさんはすでにご存知かもしれませんが、僕は台北で台湾人のボーイフレンド(ただいま兵役中)とお付き合いをしています。

台湾でも日本でも知られつつある、「LGBT」という言葉の中の“G”にあたるわけです。

カラダもココロも完全に「男性」でありながら、魅力を感じる対象も「男性」。

そういう話をすると、「一体どんなところに惹かれているのだろう?」と、疑問に思われる方もおられるかもしれませんね。

もちろん、深く突き詰めていけば「愛とは何なのか。」という哲学的なお話になってしまいますが、魅力を感じる瞬間となれば数えきれないくらい挙げることができます。

今日は、その中から僕が男性に思わずドキッとしてしまう場面をいくつかシェアしてみたいと思います。

意外?それとも同感?あなたの中の男性像と照らし合わせながら読んでみてください。

※ここに挙げるのはあくまで僕個人として魅力を感じるポイントです。一人一人好みは違うのが当然ですので、その点はあらかじめご理解いただきますよう。

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かわいさ爆発!街角で出会える台湾男子の胸キュンスタイル集。

台湾男子の胸キュンスタイル「夜市&小吃店のやんちゃ系スタイル」

台湾男子の魅力全開!彼らのこんなスタイルに萌えちゃったことありませんか?

こんにちは!9月で台湾社会人生活も4年目に突入し、台湾人に間違われる比率が日に日に上昇中のMae(@qianheshu)です。

さて、今日は【台湾男子に思わず「かわいい!」を連発したくなる5つの瞬間。】に続く「台湾男子かわいい!」シリーズ最新作!

日々台湾男子のかわいさを多角的に研究している(?)Maeが発見した胸キュンスタイル」をご紹介したいと思います。

今度台湾に来たら、あなたもこんな男子たちに思わず胸キュンして人生が変わっちゃうかもしれません。

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『にじいろ台湾』1周年!ブログ1年目の人気記事BEST10!

台北・中正紀念堂とレインボーフラッグ

ありがとうございます!みなさんのおかげで『にじいろ台湾』は1歳のお誕生日を迎えました!

こんにちは!台北より台湾のゲイシーンやローカルエリア情報を発信しております、ブロガー2年目に突入のMae(@qianheshu)です。

1番目の記事を投稿したのが、2015年の7月12日。

本日をもって、ちょうど1年が経過したことになります。

初めての本格的なブログ運営に、分からないなりにも試行錯誤しながらの1年間でしたが、様々な出会いにも恵まれ、ここまで続けてくることができました。

このブログを応援してくださっている、すべてのみなさまに心から感謝いたします!

今日は、ブログ開設1周年のハイライトとして、『にじいろ台湾』の人気記事BEST10をお届けしたいと思います。

これまでお読みいただいている方も、今回が初めましてな方も、『にじいろ台湾』の1年間がギュッと詰まったラインナップとなっておりますので、ぜひぜひお付き合いくださいね。

少しでも多くの方が、台湾というステキな国にもっともっと興味を持っていただけることを願っています。

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