台湾では「ゲイの出会い」ってどんな風に訪れるの?

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台北・西門町2016-2017カウントダウンの会場「西門紅樓」のレストラン

相手のセクシャリティは見た目では分からないからこそ、僕たちはこんな方法で交友関係の輪を広げていきます。

こんにちは!台湾在住もうすぐ丸5年に突入するMae(@qianheshu)です。

先日、ブログをきっかけにお声かけいただいた日本人ゲイの方と食事に行った際、「出会い」に関するお話になりました。

普段の生活の中で、ゲイ同士が出会うのは容易ではありません。

例えば、学校や職場で「素敵だな~」と、気になる相手ができたとします。

しかし、その方が同じくゲイであるかどうかは、相手が何らかの方法で自らカミングアウトしない限り、知ることはできません。

相手もゲイであるという保証が得られないわけですから、「無理だろうな…」と諦めざるをえないパターンは多々あります。

だからこそ、「出会うこと」を目的として行動を起こさない限り、お付き合いできる相手に巡り会える可能性はストレートの方以上に低くなってしまうのです。

では、ゲイ同士は一体、どこで、どうやって知り合いになるのでしょうか?

今日は、台湾での事情も織り交ぜつつ、「出会い」についてお話してみたいと思います。


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アプリで出会う。

高雄同志大遊行(高雄レインボープライド)2016のパレードで手をつないで歩くゲイカップル

僕の周りにも、お付き合いをしているゲイカップルの知り合いはたくさんいるのですが、

「どうやって知り合ったの?」と聞くと、かなりの高確率で返ってくる答えがこちら。

 

「アプリで知り合ったよ!」

 

そう、出会いをサポートしてくれるアプリの普及は、

ゲイのライフスタイルに大きな変化をもたらしてくれました。

 

アプリの中に並ぶ男性たちは、改めてカミングアウトせずとも、

間違いなく自分と同じセクシャリティの持ち主。

 

気になる相手が見つかったら、「この人もゲイなのだろうか?」と考える必要もなく、

気軽にメッセージを送ってコミュニケーションを図ることができます。

 

アプリを使うメリットは、その気軽さもさることながら、

コミュニティの垣根を越えて様々な相手と知り合えるところ。

 

年齢、職種、趣味から社会的地位に至るまで、

アプリの中ではその境界すらも取り払われ、誰もがフラットにつながるチャンスがあります。

 

なので、未来の彼氏を探すという以外にも、

単純に交友関係を広げることを目的に使っている方もいるほど。

 

台湾と日本では人気のアプリが若干異なりますが、

基本的な使い方としてはほぼ相違ないかと思います。

 

そんなゲイにとって便利なアプリではありますが、近年ではこれを悪用した悲しい事件も。

 

特に、セクシャルマイノリティへの風当たりが強い国々

(あるいは同性愛は違法と定められている国々)では、

アプリを利用したゲイの検挙事件なども報道されています。

 

【 エジプト警察、ゲイアプリを使用しゲイを逮捕している|GENXY 】

【同性愛者を韓国軍内で処罰 参謀総長、人権団体の追及に逃げ出す | HUFFPOST 】

 

このような迫害が繰り返されないよう、理解が広がることを願うばかりです。

 

ちなみに、僕はアプリが勢いづく以前に現在のボーイフレンドと知り合ったため、

自分で使ったみたことはまだありません。

 

が、ゲイの友人たちのスマホ画面にはアプリのアイコンが必ずと言っていいほど並んでおり、

ゲイコミュニティにおける今最もポピュラーな出会いのスタイルといって間違いありません。

 

サークルで出会う。

ベトナム・ホーチミンのサッカー場で汗を流す男子たち

僕の友人の中には、「サークル活動を通して知り合った」という

社会人カップルも何組かいます。

 

バレーボールやテニスなどスポーツ系サークルもあれば、

カメラや音楽など文化系サークルもあるのは学校と同じ。

 

そこに、ゲイという共通のセクシャリティが加わることで、

ストレスフリーに自分たちの興味を追求できるのはもちろん、

出会いの場としての役割も果たすようになっています。

 

大学などであれば、LGBTそのものをテーマに集うサークルもあるかもしれませんね。

 

趣味を同じくするゲイが集まって定期的に活動するという特性上、

アプリに比べて仲良くなりやすい点が大きなメリット。

 

また、アプリのようにバーチャルなやりとりではなく、

リアルの世界で顔と顔を合わせてのコミュニケーションを取る機会が多いも魅力かと思います。

 

バーやクラブで出会う。

台北・西門町2016-2017カウントダウンの会場「西門紅樓」のレストラン

ゲイの出会いの場として、昔も今も大きな役割を果たしているのが、

バーやクラブといったナイトスポット

 

日本に住むゲイの知り合いの中には、

ゲイバーで顔を合わせたのがきっかけでお付き合いに発展、

最終的にアメリカで結婚、という方もおられます。

 

アプリやサークルでの出会いについては、日本も台湾も大きな差はないように思いますが、

このゲイバーやゲイクラブに関しては、2国間でかなり捉え方が異なっている気がします。

 

日本の場合は、バーカウンターをメインにこじんまりとした空間、

バックミュージックが心地良く流れ、合間にカラオケなど挟みながらまったりと楽しむ、

みたいな場所が多いのではないでしょうか。

 

一人でふらっと立ち寄ってみたらカウンターにタイプの人が座っていて、

お話しするうち互いに惹かれあって…みたいなシチュエーションも十分ありえそうですね。

 

しかし、台湾の場合はそもそも、新宿二丁目のような

ゲイバー、ゲイクラブが数百件も軒を連ねるような超密集エリアはなく、

街の各地に点在している状況。

 

お店の数自体も日本ほどには多くなく、

いくつかの人気店に街中から数百人単位でお客さんが集まってくる感じです。

 

当然、まったりという空気にはならず、どのお店もお祭り騒ぎのように賑やか。

 

カウンター席の他に、立ち飲み用のテーブル席やソファ席、

中にはVIPルームまで設けているお店もあるほどにゴージャスな造りです。

 

バーといえども、店内ではDJが爆音でダンスミュージックを鳴らし、

(ダンスはなしですが)クラブさながらの熱気に包まれます。

 

また、ドリンクの価格も日本に比べて割高感があるため(1ドリンク=1日の食費に匹敵)、

ナイトスポットに繰り出す時はそれなりに気合いを入れて、

仲の良いグループみんなでパーッと楽しみに行く、という印象が強いです。

 

そのため、一人でふらりと立ち寄って出会いに恵まれるかどうかは疑問。

 

「バー(クラブ)で知り合った」というお話は、台湾ではあまり聞かないかもしれません。

 

友達の紹介で出会う。

台灣同志遊行(台湾LGBTプライド)2015のパレードに参加する『にじいろ台湾』作者:Maeと彼氏と友人たち

もちろん、「バーで知り合った」という人が台湾には全くいないかというと、

そんなことはありません。

 

ですが、その場合は「友達から(一緒にバーに行った時に)紹介された」

というパターンが多いかと思います。

 

台湾では特に、誰かと一旦友達になると、

彼(彼女)の周りの友達も巻き込んで一気に交友関係が広がる

ことが多いので、知り合う機会も自然と増えることになります。

 

アプリも使わず、サークルにも属さず、

バーやクラブにもあまり繰り出さない引きこもりな僕の場合、

ボーイフレンドの友達とか、ゲイ友達の彼氏やその友達といった具合で、

知り合いの輪が広がっていくことがほとんどですね。

 

自然と興味・関心の近い人が多くなるので、サークルと同じく仲良くなりやすいですし、

もともと良く知っている友達の紹介となれば、親近感も湧きやすいのが特徴かなと思います。

 

頻繁に会うわけではありませんが、一番関係が長続きしているのも、

紹介によって知り合った友達が多いように感じています。

 

僕とボーイフレンドの出会いは?

台灣同志遊行(台湾LGBTプライド)2016に参加する『にじいろ台湾』作者:Maeとボーイフレンド

最後に、僕と現在の台湾人ボーイフレンドはどのように出会ったのか、というお話を少しだけ。

 

僕たち二人が知り合ったきっかけは、インターネットでした。

 

僕が台湾に来た当初はアプリがまだ全盛でなく、自身もスマホを持っていなかったため、

ゲイの友達と知り合うために台湾のゲイ向けサイトを利用していました。

 

サイトを通して、何人かの台湾男子とコンタクトを取っている中で出会ったのが、

現在のボーイフレンド。

 

実際に会う約束を取り付けた初めての対面の後、お互いに気が合い、その後も何回かデート。

 

時にスイカジュースを彼の洋服にぶちまけるという事件を起こしつつ、

いつしか僕の部屋に遊びに来るようになり、

部屋にハネアリ大量発生事件の際も助けてもらい、

台湾中いろんなところへ2人で旅行へ行くようになり。

 

彼の兵役のため1年間離ればなれになっている間も、

彼の入院、彼の父親との対面、3人で引っ越し作業などなど、

これまで数々のイベントを体験してきました。

 

「付き合おう!」なんて改めて言ったことがあったかどうかもあやふやですが、

気づけば現在までずっと一緒にいる感じですね。

 

 

きっかけはどんな形であってもいいと、僕は思います。

 

当人たちが「この人だ!」とピンと来たのであれば、出会ったシチュエーションが何であれ、

きっとその後も二人でうまくやっていけるはずです。

 

まとめ

彩虹台南遊行(台南LGBTプライド)2015で手をつなぐゲイカップル

今日は、台湾では「ゲイの出会い」はどんな風に訪れるのか

についてのお話でした。

 

こうしてまとめたものを眺めてみると、

バー・クラブに関しては日本と台湾で多少違いはあるものの、

その他は概ね同じかなと思います。

 

あらかじめ「自分もゲイです。」ということを

何らかの方法でオープンにしておく必要はあるにしても、

サークルに参加するとかバーで出会うとか、友達の紹介とか、

よくよく見てみると、どれもセクシャリティに関係なくあり得ることですね。

 

ただ、ゲイの場合は「出会う」ことを目的に積極的に活動をしないと、

彼氏はおろか、同じセクシャリティの友達すらもなかなかできないので、

その辺りは少しシビアと言えるかもしれません。

 

台湾でゲイの友達や彼氏をお探し中の方は、ご参考にしてみてくださいね。

 

それでは、今日はこのあたりで。

 

▼こちらの記事もよくお読みいただいています!▼

→同性婚合法化目前の台湾でゲイカップルの未来を想像してみた。

→台湾人彼氏の父親と僕が初対面した不思議な一日のお話。

→付き合って4年になる僕の台湾人彼氏を紹介します。

→かわいさ爆発!街角で出会える台湾男子の胸キュンスタイル集。

→自分がゲイであることを改めて実感させられる5つの瞬間。

 

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コメント

  1. 白熊ちゃんです。 より:

    お二人の写真が、とてもいい顔で映っていて、素敵です!

    もう一枚、バーで映してある写真で、一人は半そでシャツ、一人は長袖シャツにダウンベスト、一人はトレーナー地の長袖パーカー。

    人それぞれ体感温度が違うのだから、いまの自分に合った服を着ている。ただそれだけの事なのですが、なんだかほっこりとした気分になりました♪

    みんなと一緒じゃなくても、いいんだよ。

    自分は自分ですからね。

    前回、初めてコメントさせていただきました文章で、字の誤り等があり、失礼致しました。

    今回も懲りずに、コメントをさせていただきました(#^^#)。

    1. kazukimae より:

      ありがとうございます^^
      そうですね。洋服もそうですが、自分の感覚にありのままであることって
      実はなかなか難しいことですよね。
      生活の中で台湾人から学ぶこと、今でも本当にたくさんあります。

  2. neo より:

    私事のことですが、今年2回台湾に行ってある人と出会っています。
    言葉が通じないのでGoogleの翻訳アプリと身振り手振りでなんとか意思疎通をしています。

    台湾では好きな人に対して手でハートを作ってアプローチしたり、
    また両思いの場合は二人でハートを作って目を合わせたりするのでしょうか。
    「you 愛」とか言われているので本気なのかなと思っていますがそれでも嬉しいです。

    今、日本に戻ってきてラインで日本風景や飯の写真を送り合ったり、スタンプで遊んでいます。
    数ヶ月後に日本に短期留学するとのことなので来日する日を待っています。

    今の関係がずっと続いてくれたらどんなに幸せかなと思いますが今を大切に過ごしたいです。

    1. kazukimae より:

      おお!そうなのですね!ロマンチックでステキだと思います^^

      「ハートでアプローチ」 僕は見たことがないですが、
      最近はそういう方法で想いを伝える、というのもあるのかもしれませんね。

      お二人のご関係がうまくいきますように!

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