二兎を追い続けて7年。デザインと執筆を両立する中で実感したこと。

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「二兎を追う者は一兎をも得ず」は本当?デザイン制作とブログ運営を7年続けてきた僕は今、こんな風に感じています。

こんにちは!先日、このブログを書き始めて丸7年を迎えたことに気づきました、Mae(@qianheshu)です。

7年も続けてこられたとは、自分でも本当にびっくり。

趣味も含め個人でやってきたことで、人生史上ここまで続いたことは、他にない気がします。

また、ブログをきっかけに、様々なメディアにて記事を書かせていただくチャンスも。

収益面も視野に入れながら、目標を定めて取り組んできたという点で、文章を書くことは、僕にとっての「一兎」と言えるかもしれません。

会社員としてデザインの仕事をするかたわらで、ブログやメディアにて文章を書く。

この7年間、「二兎を追ってきた」のと近い状況にあったわけですが、果たして「二兎を追う者は一兎をも得ず」は、本当なのだろうか?

この節目の時に、ふと浮かんできたことわざについて、僕が感じていることを書いてみたいと思います。

目次

「二兎を追う者」は、もはや珍しい存在ではない。

福岡・中洲川端にあるおしゃれなおすすめホテル「THE LIVELY」のコワーキングスペース・LIVERALLYでパソコン作業

僕と同じように、

会社員や代表者として

働きながら、

 

ブログ、あるいは

YouTube や Podcast の

チャンネルを

運営なさっている方。

 

シェフとして働きながら、

instagram で自分のレシピを

公開し続けた結果、

 

フォロワー10万人規模の

人気アカウントに成長し、

現在レシピ本の制作に

奮闘している方。

 

外国語を教えたり、

メディアの記事を書いたり、

 

プロスポーツチームの

サポートメンバーとして

仕事をしたりと、

 

ジャンルの異なる案件を

同時にこなす方。

 

僕の周囲を見回してみると、

二兎も三兎も追っている方は、

本当にたくさんおられる
印象を

持っています。

 

スマホで見る『にじいろ台湾』

誰もが自由に発信でき、

つながりやチャンスも

生まれやすくなった、

この時代。

 

「二兎を追う者は一兎をも得ず」

ということわざが

できた頃に比べればきっと、

 

二兎を追うことのハードルは

グッと低くなっていて、

 

その方法も格段に

多様になっているんじゃ

ないかと。

 

二兎を追って二兎とも得た方、

 

相乗効果で

三兎目や四兎目まで現れて

追っている方だって、

 

今や決して

珍しい存在ではない気がします。

二兎を追うためのバランスを、どうやって取るか?

MRT(大安駅)前の信義路から眺める台北101

【台湾で転職。給料や昇進よりも大切なもののために環境を換えることにしました。】

の記事でも触れていますが、

 

僕は一時期、

同時に追うためのバランスが

取れなくなり、

 

主に心理面で

影響が出ていたことが

ありました。

 

ずるずると引きずっていては、

絶対に自分にとって良くない。

 

そんな想いが強くなり、

より自由度の高い環境を求めて、

転職をすることにしました。

 

二兎を追う上で、

時間や体力のバランスを

どう取るかは、

とても重要なポイント。

 

バランスを崩しかけた

当時を振り返れば、

 

「二兎を追う者は一兎をも得ず」

のことわざが生まれた理由も、

痛いほどに実感できます。

 

澎湖観光のおすすめスポット「嵵裡沙灘」の砂

また、これは今でもですが、

 

いくら心掛けていても

「犠牲になるものを

完全にゼロにはできない」

という現実も。

 

とてもありがたい

お誘いをいただいたのに、

 

その日はどうしても

出社しなければいけないから、

お断りせざるを得ない。

 

お引き受けしたい気持ち満々でも、

作業に割ける時間を

充分に確保できないから、

泣く泣く辞退させていただく。

 

一兎に集中して

追っている方であれば、

確実に掴めたであろう

チャンスを、

 

どうしても

取りこぼしてしまうことが

あるのです。

 

そんな出来事に遭遇するたび、

 

「本当にこのままで

いいのだろうか?」

 

と、考え込んでしまうことは、

今でもしばしば。

 

そういう面があることも

踏まえた上で、

 

二兎を追うのか、

追わないのか。

 

追うのであれば、

時間や体力のバランスを、

どうとっていくのか。

 

追い続ける以上は、

切っても切れないこの悩みと、

うまく付き合っていく必要が

あるかもしれません。

二兎を追った先には、何が待っていたのか?

台北・陽明山のおすすめスポット「擎天崗」で草原に座るカップル

でも、そんな悩みが

あったとしても。

 

思い切ってチャレンジしてみて

良かったなと、

僕は感じています。

 

僕は今でもまだまだ、

二兎を追いかけている

まっ最中ですが、

 

ふと立ち止まって、

あたりを見回してみて、

気づいたことがあります。

 

それは、

 

「一兎しか追っていなかったら、

絶対に今の場所には

たどり着いていなかった」

 

ということ。

 

たどり着いた場所の存在すら、

知らないまま

だったかもしれません。

 

会社で仕事を

しているだけだったら、

 

一生接点がなかった

であろう方たちに、

出会うことができました。

 

ブログをきっかけに、

メディアで文章を執筆する

チャンスをいただきました。

 

ラジオや新聞、

ニュースサイトのインタビューで、

 

台湾やLGBTに関するお話を

させていただく

機会もありました。

 

出会ってくださったみなさん、

貴重なチャンスをくださった

みなさん、

本当にありがとうございます。

 

二兎を追うために、

ライフスタイルの変更を

余儀なくされたことも

ありましたが、

 

ちょっとだけ勇気を出して、

一歩踏み出してみて良かったと、

心から感じています。

 

台中観光のおすすめスポット「逢甲夜市」に並ぶ看板たち

【コロナ禍で台湾ブログを書く。実際のところ、運営にどんな影響があったのか?】

の記事にも書きましたが、

 

コロナウイルス流行の影響を

もろに受け、

 

二兎目が真っ暗なトンネルに

逃げ込んで、

見失いそうになっていたことも

あります。

 

しかしようやく、

長らく閉ざされていた

国境が開放される、

 

という朗報も

舞い込んで来ました。

 

長い間待ち望んでいた出口が、

ついに見えて来ました。

 

二兎目をしっかり視界に捉え、

再び距離を縮めていけるよう、

 

これからも諦めずに

追いかけて行こうと思います。

まとめ

春節(旧正月)を迎えたの台北の観光スポット「中正紀念堂」

今日は、

二兎を7年追い続けて

実感していること


について、書いてみました。

 

収益額やPV数などの

具体的な数値目標を

掲げることはできますが、

 

どういう状態になれば、

真の意味で「兎を得た」

ことになるのか。

 

果たして、追うことに

「終わりがあるのか」どうか。

 

深く考え始めると、

よく分からなくもなってきます。

 

しかし少なくとも、

その過程の中で、

 

かけがえのない出会いが

いくつもあったのは、

紛れもない真実。

 

「二兎を追う者は一兎をも得ず

(は、あり得るかもしれないが、

道中では兎以外にも

得られるものがある)」

 

そんなカッコ書きが付けば、

僕にとっては、

しっくり使えることわざに

なりそうです。

▼ こちらの記事も、よくお読みいただいています! ▼

→ デザイン制作に個性は必要?未だ出会えぬ、デザイナーとしての自分の表現を求めて。

→ ブログ執筆に愛用中のガジェット&アプリ5つ。6年間記事を書いてきた僕の使っているモノを集めてみました。

→ ブログを6年書いて思う、ブロガーに向いていそうな6タイプの人。

→ デザイナーとして10年。仕事をして来て実感している5つのこと。

→ ブログとYouTubeの両方に挑戦して感じた4つのこと。記事執筆と動画制作はどちらが大変か?

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