台湾で転職。給料や昇進よりも大切なもののために環境を換えることにしました。

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MRT(大安駅)前の信義路から眺める台北101

仕事を換えるのは何のため?人生で一番貴重な〇〇のために、僕は転職することを決めました。

こんにちは!台北で現地採用として会社員をしておりますMae(@qianheshu)です。

僕は今から約5年前の2012年8月に、台湾で語学学校へ通いながらの海外生活をスタート。

その1年後に運良く仕事を見つけることができ、現地採用のデザイナーとしてこれまで約4年間、会社員生活を続けて来ました。

学生時代は、人生初の海外生活にワクワクする気持ちは抱きつつも、「就労ビザが手に入らなければボーイフレンドと離ればなれになるのか」「仕事が見つかるまでの生活費は大丈夫だろうか」といった不安とも闘いながらの日々。

だからこそ、職場が見つかった時の喜びはひとしおで、とても充実した気持ちで仕事に打ち込んできました。

しかし時を経るごとに、自分を巡る環境や目標が変わっていくのは避けられないこと。

ある時ふと心に目を向けてみると、本来あったはずのビザやお金に対する不安は形を変え、これまでとは違う何かもやもやとしたものが、濃度を増していることに気づきました。

そのもやもやの原因を少しずつ探って行った結果、たどり着いたのが「転職」という道。

そして、僕にとって職を変える大きな目的は「給料」でも「昇進」でもありませんでした。

今日は、台湾で現地採用として仕事をしている僕が転職をするに至った理由について、お話ししてみたいと思います。


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ビザとお金の心配から解放された後、どんな変化が起こったか。

 

最初に誤解があるといけないのでお伝えしておくと、

僕は会社の仕事が嫌になったわけでは決してありません。

 

むしろ、個人に任せてもらえる部分がとても多くて、大きなやりがいを感じていたくらいです。

仕事内容だけ見れば、今後もまず間違いなく続けていける自信はあります。

 

それでも、会社を離れる決心をしたのには、仕事内容とは別の、

僕の心のもっと根本的な部分が関係していました。

 

冒頭でも触れましたが、台湾に暮らし始めた当初、

僕を就職へと突き動かしていたものは「ビザ」と「お金」への不安。

 

憧れの海外生活を実践している興奮にかまけて楽しみばかりに流されていては、

いつか必ず途切れることになる。

 

今後も持続的に海外生活を送るためには、

この2つの要素をひとまず安定させることが必須条件でした。

 

そして、無事仕事が見つかり、就労ビザを手にし、

生活に困らない程度の収入も得ることができるようになった僕。

 

念願の海外で仕事をするチャンスを獲得した期待感と、

台湾に来て以来悩まされ続けていた不安からの解放もあって、

現地採用が決まって以降の数年間は、目の前の案件をこなしながら

とても健やかな気持ちで過ごしていました。

 

ところが、ここ1年くらいでしょうか。

 

胸の内に「このままでいいのだろうか?」という疑問が、

絶えず浮かび上がって来るようになりました。

  

レインボーフラッグとMacbookPro

一番大きな変化点となったのは、このブログ『にじいろ台湾』を始めたこと。

 

みなさんのご支持のおかげで、今では本当にたくさんの方に読んでいただけるようになり、

それがモチベーションとなって現在まで書き続けることができました。

 

個人的に始めたことの中で、ここまで熱量を持って続けてこられたことは、

他にないかもしれません。

 

また、ブログを通してWEBメディアのライターも担当させてもらえることになり、

デザイン以外の新しい発展の方向性も見えてきたように思います。

 

そんな中、生活を送る上で持ち上がってきた新たな課題。

 

それは、「デザイン(会社員)」、「ブログ」、「ライター」

3つのバランスをどのように取っていけばいいのか、ということでした。

 

不完全燃焼がモチベーションをマイナスへと引き込んで行く。

「不完全燃焼」

一言で言えば、これにつきると思います。

 

特に「ブログ」にもっと力を注いでみたいという気持ちが大きく成長したことで、

僕の心に変化が起こり始めました。

 

ブログに書きたいけれど、記事に仕上げられていないものが、

実はまだまだたくさん眠っています。

 

しかし、記事に仕上げるためには文字を打つ作業はもちろんのこと、

実際に現地へと足を運んでの素材集めやインターネットでの情報収集、Wordpressでの編集、

時にはイラストの制作…などなど、様々な段階を経る必要があります。

 

できるものから1つずつクリアしては来たものの、

気持ちばかりが先走って、カラダが追いついていかない状況に。

 

燃えきらないものがどんどん溜まっていって、心が窒息しそうになっていました。

 

胸中にくすぶり続けるものを抱えたまま、

デザインの案件をこなし、WEBメディア用の文章も仕上げ…

 

3つ全部が大好きなばかりに、思うように進まないことへの「不完全燃焼」が

3つのパフォーマンスすべてに影響し始めていました。

 

そして、さらにじっくり心を見つめ直してみると、それだけではなかったことも判明。

 

上の3つのことを優先しすぎるあまり、生活を送る上でやるべき、あるいはやりたいその他のことが

どんどん後回しなって、手つかずになっていました。

 

「このままでいいのだろうか?」という疑問は、

「手をつけられない」ことから来るモチベーションの低下がもたらしたものでした。

 

「会社員が大多数」ではない環境。

ライトアップされた台湾・台北駅の外観

モチベーションの低下の他に、台湾で出会った同じ日本人の方たちが僕に与えた影響も、

決して小さくはないと思っています。

 

ブログやウェブサイトを運営しながら世界中を旅している人、

台湾で身ひとつから飲食店や美容室を立ち上げた人、

個人で仕事を請け負いながら台日間のデュアルライフを実践している人、

投資からの収入で生活を成り立たせている人。

 

周りを見渡してみると、1つの肩書きには収まらないような生き方をしている人が、

本当にたくさんおられます。

 

冗談でなく、僕のように「会社員」を名乗っている人の方が少数派に思えるくらいです。

 

台湾の古都・台南のおすすめグルメスポット「國華街」の蚵仔煎(牡蠣オムレツ)店

そしてもちろん、この土地に生きる台湾人たちのライフスタイルに関しても同じ。

 

そこそこのスキルを身につけたら、そこそこの資金が集まったら、

ばんばん独立する破天荒気質。

 

大小を問わず、社長やオーナー、あるいはフリーランスを名乗る台湾人は、

街中にごろごろ存在します。

 

そんな環境で生活していると、「会社員」という身分が絶対なのではないのだと、

改めて思い出させてくれます。

 

僕はある部分で、台湾で出会った彼らに羨ましさを感じていました。

 

どんなところに羨ましさを感じていたのか突き詰めて行った時、

今の僕に必要なものは何なのか、答えが見えたような気がしました。

 

人生で一番貴重な「時間」のために、僕は転職することを決めた。

僕は、彼らの「時間」の使い方に、どうしようもなく魅力を感じていたのです。

 

自分の意思で、どこに時間を費やすかをかなりの自由度を持って決めることができる、

そのライフスタイルがとても羨ましかったのです。

 

人生で一番貴重なものは「時間」。

 

限りがあって、一度消費してしまったら永遠に取り戻せないものだからこそ、

「お金」や「地位」よりも大切にしなければいけない。

 

一番大切にしたいと心の奥底では分かっていたはずなのに、

これまでは思うようにうまく使えていなかった。

 

だからこそ、非効率な「時間」の使い方に、

モチベーションを保てずにいたことに気づきました。

 

現在選択しうる範囲で、自由にコントロールの効く時間を少しでも増やすこと。

 

「今やりたい」「今やらなければいけない」ときに時間を費やせる環境を整えることが、

問題を解決するための道。

 

それを実現するために、どうすればいいのか、と考え始めました。

 

在籍中の会社でも何が手だてはあるのではないかと、社長に直談判し、

よりフレックスな形態での勤務を画策した時期もありました。

 

ですが、結果的に諸々の事由によってうまく軌道に乗せることができず、新体制は失敗に。

社長には非常に申し訳ないものの、他の可能性を模索する他ありませんでした。

 

MRT(大安駅)前の信義路から眺める台北101

最終的に、「時間」をめぐる追求は「転職」という形で着地点を迎えることに。

 

大変ありがたいことに、数年来のお付き合いがある会社の方から、

(ビザとお金に関する条件もクリアした上で)

かなり自由度の高いスタイルでの勤務を保証していただくに至りました。

 

せっかくいただいたこのチャンス。

 

「不完全燃焼」を「完全燃焼」に変えて、パフォーマンスをもっと上げられるよう、

これから頑張ってみたいと思います。

 

ちなみに、「時間」を作るのであれば、僕が台湾で出会った日本人の方達と同じく、

フリーランスや独立をすれば良いのではと思われた方もおられるでしょう。

 

「会社員」という身分から離れることができない理由は、

ゆくゆく申請したいと思っている台湾の「永住権」と関係があるのですが、

こちらについて詳しく知りたい方は

【アジア最高のゲイフレンドリー国台湾で暮らす6つの方法。】をご参考いただければと思います。

 

まとめ

今日は、台湾で会社員をしている僕が転職をすることにした理由

についてのお話でした。

 

最後までお読みいただいて、もしかすると

「何を甘ったれたことを!」「贅沢な悩みだ!」などと感じられた方もおられるかもしれません。

 

自分でも、かなりわがままな要求をしていることは重々承知しています。

 

しかし、大ヒットしたドラマのタイトルにもなっているように、

世界には「逃げるは恥だが役に立つ」という言葉もあるそうです。

 

どうしてもゆずれないものがあるのであれば、他人から見れば「逃げ恥」であっても、

そのわがままは通すべきだと僕も思います。

 

人生は、一度きりしかありません。

 

何が正しいという答えもありません。

 

自分が納得できる生き方をした人が勝ちだと、僕は信じています。

 

転職に限らず、何か他の場面でもお悩みのある方は、

そういう選択の仕方もあるのだなあと、ふとした瞬間にでも思い出してみてください。

 

それでは、今日はこのあたりで。

 

▼こちらの記事もよくお読みいただいています!▼

→台湾就職活動の合言葉!お仕事探しサイト「104」って?

→就職サイト「104」で学ぶ台湾式履歴書の書き方。

→ブログを100記事書いたら少しだけ人生が変わり始めたお話。

→台湾での株式投資に30歳で初めて挑戦してみました。

→台湾でお部屋の下見をする際に必ずチェックしたい12のこと。

 

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コメント

  1. よーすけ より:

    一度しかない人生
    素晴らしい人生になりますように
    日本で空を見上げながら
    祈ってます
    がんばってね

    1. kazukimae より:

      ありがとうございます!
      環境は整ったので、あとは進むのみです。

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