和食に欠かせない「あの調味料」は、入手可能?香港ブランドの「この1瓶」があれば、うまみ増し増し?台湾での自炊に活躍中の調味料たちを集めてみました。
こんにちは!台湾は台北の片隅で、自炊の日々を送っております、Mae(@qianheshu)です。
前回【台湾での自炊に活躍中の調味料たち【1】。醤油やだしの素は、どのブランドのものを使っている?】の記事にて、現在自炊で使っている調味料たちをご紹介しました。
今回は、その続きのお話。
前回の記事1つでは収まりきらなかったので、今日は僕が自宅のキッチンに並べている調味料たち、もう半分をご紹介したいと思います。
台湾の調味料事情や自炊事情が気になる方は、一例としてご参考いただけますと幸いです。
1. 菊鶴 無添加 極上の味噌
「味噌」と言えば、
和食には欠かせない調味料の
代表格。
実は台湾も、
味噌がなかなか種類豊富に揃っていて、
僕がいつも行っている
家樂福(カルフール)にも、
米味噌に麦味噌、
赤味噌やだし入りのものまでずらり。
涼麵のお店に行くと、
おともには味噌汁が定番だったり、
台湾式ビュッフェ・
自助餐のスープに
味噌汁が並んでいたりと、
外食でも、
味噌には意外とよく出会います。
日本の家庭料理を
作ることが多い我が家でも、
味噌は冷蔵庫に常備。
今、使っているのは
菊鶴というブランドの米味噌
「無添加 極上の味噌
(104元=約410円)」です。
味精(=うまみ調味料)、
防腐剤、色素、
3つの不使用が揃った「無添加」。
塩気がそれほど強くなく、
味噌本来の芳醇な香りを
しっかり楽しめるのが、
お気に入りのポイントです。
和食にはもちろんですが、
我が家ではコチュジャンとミックスして、
韓国風のスープを作ったりすることも。
スンドゥブチゲのベースとしても、
すごくいい仕事していただいて
おります。
2. 萬家香 純佳釀糯米醋
「お酢」は、我が家では
使う機会がそれほど多くないので、
まだあまり試せていないのですが、
以前買ったお酢が、
(りんご酢とかじゃないのに)
やけにフルーティで、
料理に合わなかった思い出が。
それ以来、
「お酢はやっぱり、シンプルに
酸味がキリッと効いているのが良き!」
と、新しいものを買う時には、
気にかけております。
今使っている萬家香の
「純佳釀糯米醋
(75元=約290円)」は、
初めて試してみましたが、
当たりだったかも。
餅米から作られているこちらのお酢、
そのまま味見してみると、
最初はほんのりフルーティ。
「また、失敗か???」
と、一瞬思ったのですが、
そんな思いを
一気に吹き飛ばすかのような、
酸度6%の喉を刺すような強い酸味が、
キリーーーッと、
後を追いかけてきました。
そう!欲しかったのは、この酸味!
フルーティさと酸味のバランスが、
すごく気に入りました。
減るスピードがゆっくりなので、
しばらく切れる心配は
不要そうですが、
次回もきっと、
リピートすると思います。
3. 李錦記 舊庄特級蠔油
自炊では、日本の家庭料理が
メインではあるものの、
やはり時々は、
他の味覚も恋しくなるもの。
ふと、中華風のごはんが
食べたくなって、
「蠔油(オイスターソース)」を探しに、
スーパーへ繰り出しました。
初めて買うので、
どれにすべきか悩んだのですが、
最終的に選んだのは、
李錦記の「舊庄特級蠔油
(175元=約680円)」。
明星花露水みたいな、
レトロなデザインに惹かれ、
試してみることにしました。
調べてみると、
李錦記はオイスターソースを
作り続けて130年あまり、
蠔油の元祖とも言われている、
香港の老舗メーカー。
見るからに
とろっと濃厚なテクスチャなのが
伝わってくるこちらは、
うまみが、とにかくすごい!
海のうまみをギュギュギュッと
超濃縮したような風味で、
炒めものの最中に
とろっと垂らせば、
コクが格段にアップします。
オイスターソースの威力を
存分に思い知った、
僕にとっての記念すべき1瓶。
この1瓶に出会ってから、
中華風の料理に挑戦したい気持ちが、
俄然高まっております。
4. 御品能量 頂級手作胡麻油
家に常備している油は、
2種類。
1つは、パスタやカレーなど、
洋風の料理に使う
「橄欖油(オリーブオイル)」。
もう1つは、和食や中華風、
韓国風の料理に使う
「胡麻油(ごま油)」です。
台湾では、
「胡麻油」「芝麻油」「麻油」
「香油」などの名前で売られています。
(「香油」は、ごま油の他に、
大豆油やサラダ油などを混ぜている場合も
あるみたいです。)
我が家で使っているのは、
御品能量というブランドの
「頂級手作胡麻油
(119元=約460円)」。
オリーブオイルと並行して
使っているので、
あまりに大容量だと、
使い切れない心配も。
ドレッシングみたいな
コンパクトな瓶に収められたこちらが、
サイズ的にちょうど良く、
いつもお世話になっております。
油って、
たくさん使うものではないけれど、
何を使うかによって、
料理の風味にも
すごく違いが出ますよね。
「胡麻油」で炒めたものを
口へ運んだ瞬間、
ゴマの香りがふわっと感じられると、
一段とおいしい気がするのは、
なぜだろう。
食べる直前に、
料理にちょこっと垂らして、
香りづけとして使えるのも、
胡麻油ならではの
便利なポイントですね。
5. 小磨坊 香辛料シリーズ
我が家では、香辛料類には
「小磨坊」ブランドが大活躍中!
スーパーには、
コンパクトな瓶詰めになった
香辛料たちが、
ずらずらずらーっと並べられていて、
香辛料が必要になったら、
まずは小磨坊の棚を
チェックするくらい、
欠かせないものとなっております。
塩や胡椒など、
オーソドックスなものの他に
揃えているのは、
「洋香菜葉(パセリ)」や
「羅勒葉(バジル)」、
「日式唐辛子」など。
日式唐辛子とは
「七味」のことで、
日式と書かれているように、
ちゃんと日本式のブレンド。
料理にひと振りすると、
味覚的にも視覚的にも
ピリッとメリハリが出るので、
つい何にでも
パラパラしてしまいます 笑
小磨坊シリーズの中でも、
一番のお気に入りなのが
「香蒜粒(ガーリックパウダー /
36元=約140円)」。
下ごしらえが必要なく、
ニンニクの風味を効かせたい時に、
パラパラと振りかけるだけ。
必要な時に、必要な量だけ、
楽々加えられる便利さゆえ、
もはや手放せない存在です。
そろそろ、瓶の底に残りわずか。
また忘れずに補充しておかないと。
まとめ
今日は、
台湾での自炊に活躍中の
調味料たち
第2弾をお届けしました。
現地のスーパーで揃えられる
調味料だけでも、
日本の家庭料理を作るには充分。
いろいろな調味料を
実験感覚で使いながら、
日々の自炊を楽しんでおります。
まだまだ気になっている調味料も
たくさんあるので、
引き続き開拓していきたいところ。
もう少し慣れてきたら、
台湾料理にも挑戦してみようかな、
なんて思い始めています。
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コメント
コメント一覧 (2件)
カルフールで殆どの調味料は揃いますけど頻繁に使う調味料であればコストコも便利です。麺つゆとか料理にも麺つゆにも使えるオールマイティでコスパ高いです。鰹節なんかも日本製のものが並んでます。保管の効きますし。
台湾バジル(九層塔)は注意が必要で、イタリアンバジルの代用には厳しいです。台湾のイタリアン料理にはイタリアンバジルの代用として使われている事が多いですが、香りも味も違うのでバジリコスパゲティに使われていたりすると悲劇。
コストコ、実はまだ行ったことないんです。
SNSでも、みなさんコストコで買ったものを
いろいろシェアしていらっしゃるので、
すごく気になってます。
機会があれば、ぜひ行ってみますね!
僕も家でよくパスタを作るのですが、
九層塔は使う勇気がないです 笑
イタリアンには、やっぱりバジルが良いですよね!