醤油に料理酒、だしの素… 台湾の自宅で日本の家庭料理を自炊している僕が、今使っている調味料たちを集めてみました。
こんにちは!台湾は台北の片隅で、自炊の日々を送っております、Mae(@qianheshu)です。
コロナウイルスが流行する前、まだ店内での食事が平穏に楽しめていた時期は、外で食べることが多かった毎日の食事。
一転、ほぼ自炊の生活になってからは、台湾のスーパーに並ぶ、様々な調味料を試してみるのも、楽しみの1つになっております。
食材選びももちろん大切ですが、どんな調味料を選ぶかによっても、仕上がりがガラッと変わるので、本当に奥深いですよね。
僕が使っているものは、そのほとんどが、現地のスーパーで買った台湾ブランドのもの。
現在も、切らすたびに違うブランドのものを買ってみたりと、探索の真っ最中ではありますが、今日は台湾での自炊の一例として、我が家で使っている調味料たちをご紹介したいと思います。
1. 金蘭 無添加原味醬油
![台湾での自炊に活躍中の調味料「金蘭 無添加原味醬油」](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/08/DSC05180-1024x768.jpg)
醤油を選ぶ時に、
気にかけているのが
「甘さ」のこと。
台湾の醤油には、
あらかじめ砂糖が入っていて、
少し甘めのものが、よくあります。
ただ、甘みに関しては、
僕は料理の時に、
別の調味料で加えたい派。
なので、醤油を買う時は、
砂糖が入っていないかどうか、
原材料をチェックして
買うようにしています。
今、我が家で使っているのは、
金蘭の「無添加原味醬油
(109元=約430円)」。
スーパーで眺めていても、
「金蘭の醤油は、
たくさん種類があるなあ〜。」
と、感じていましたが、
改めてホームページを見てみると、
醤油だけで20種類近く(!)もの
ラインナップが。
数々の受賞歴もあるようで、
醤油メーカーとしての
本気と誇りが伝わってきました。
![台湾での自炊に活躍中の調味料「金蘭 無添加原味醬油」クローズアップ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/08/DSC05221-1024x768.jpg)
純醸造で、
ほんのりと広がる、麹の香り。
しょっぱさよりも、芳醇さの方が勝る、
と、いった感じでしょうか。
僕がよく自炊している
日本の家庭料理にも、よく合います。
他には、
萬家香の「零添加純釀醬油」も、
よく使っているお気に入りの醤油です。
2. 天釀 頂級御膳料理黑米酒
![台湾での自炊に活躍中の調味料「天釀 頂級御膳料理黑米酒」](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/08/DSC05208-のコピー-768x1024.jpg)
自炊を頻繁にするようになってから
気づいた、「料理酒」の重要さ。
少し加えるだけで、
料理のコクがグッと増して、
入れると入れないとでは、
「差很多!」
料理酒が入ると、
より和食っぽい仕上がりになるのも、
きっと気のせいではない
と、感じています。
今、使っているのは、
天釀というブランドの
「頂級御膳料理黑米酒
(158元=約620円)」。
原材料に黒米が使われており、
瓶の外からもはっきり透き通る
琥珀色。
無色透明な料理酒が並ぶコーナーで
ひときわ目立っていたので、
興味を惹かれて試してみました。
![台湾での自炊に活躍中の調味料「天釀 頂級御膳料理黑米酒」クローズアップ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/08/DSC05216-1024x768.jpg)
アルコール度数は20度と、
料理酒としては高め。
(台湾では、普通なのだろうか?)
試しに味見してみると、
ほのかな甘みの後に、
キリッと切れる感じが広がって、
そのままでもおいしい!
「台湾料理によく合う!」
と、スーパーでは添えられていましたが、
和食に加えても、しっかりコクが出て、
役目を存分に果たしてくれています。
3. 家樂福 綜合蜂蜜
![台湾での自炊に活躍中の調味料「家樂福 綜合蜂蜜」](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/08/DSC05203-1024x768.jpg)
和食と言えば、
欠かせないのが「味醂」。
台湾のローカルスーパーでも、
「味醂風調味料」なら
並んではいるのですが、
「本味醂」を見つけるのは、
なかなか難しい。
おそらく日系デパート内の
スーパーまで足を運ばないと、
見つけられないのかな、
と、感じています。
なので、味醂の代わりに、
僕がいつも使っているのは
「蜂蜜(はちみつ)」。
料理酒と合わせて使えば、
味醂の代わりになる、と知って以来、
日々の自炊で愛用するように
なりました。
関連記事→【みりんの代用調味料でおいしい料理が作れる!これでもう買いに走らない|E・レシピ】
ただ、いつも行くスーパー・
家樂福(カルフール)では、
どの蜂蜜も結構な大容量。
そんな中で惹かれたのが、
コンパクトで手のひらサイズな、
家樂福プライベートブランドの
「綜合蜂蜜
(119元=約460円)」
です。
そっと、ボトル押すだけで、
とろとろ出てきてくれるので、
料理中にも使いやすく、
重宝しています。
![台湾での自炊に活躍中の調味料「家樂福 綜合蜂蜜」クローズアップ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/08/DSC05223-1024x768.jpg)
蜂蜜は、料理で使うなら、
少量で効果抜群。
手のひらサイズのボトル入りでも、
2〜3か月ほどは
充分もってくれています。
また、味醂だけでなく、
砂糖の代わりとしても使っているので、
1瓶2役な活躍ぶりにも大感謝です。
4. 烹大師 鰹魚風味
![台湾での自炊に活躍中の調味料「烹大師 柴魚風味」](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/08/DSC05195-1024x768.jpg)
台湾でも、
自炊のつよ〜い味方・
「烹大師(ほんだし)」。
台湾限定の
「干貝風味(ホタテ風味)」は、
おみやげとしても人気で、
「買って帰ったこと、ある!」
という方も、
おられるかもしれませんね。
僕も、最初は干貝風味を
使っていたのですが、
それが少しずつ
「昆布風味」へとシフトし、
最終的には、
「鰹魚風味
(カツオ風味 / 64元=約250円)」
へと、落ち着くことに。
日本で暮らしていた頃から、
カツオ風味をよく使っていたので、
やっぱり自分でも知らずのうちに、
しっくりとくるみたいです。
![台湾での自炊に活躍中の調味料「烹大師 柴魚風味」クローズアップ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/08/DSC05240-1024x768.jpg)
1〜2回分が小分けになった、
スティックタイプが一番
気に入っているのですが、
なぜか小分けになっているものが
いつも見つけられず、
小瓶タイプを使用中。
最近はようやく
小瓶タイプにも慣れてきて、
目分量でも、なんとなく
コントロールできるように
なってきました 笑
5. 康寶 排骨風味湯塊
![台湾での自炊に活躍中の調味料「康寶 排骨風味湯塊」](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/08/DSC05182-1024x768.jpg)
和食を作る時は、
烹大師の鰹魚風味を
使っているのですが、
中華風や韓国風、
洋風のスープを
作りたい時。
お世話になっているのが、
日本でもおなじみのブランド・
康寶(クノール)。
現在は、
「排骨風味湯塊
(48元=約190円)」
を、使っています。
キューブ型のコンソメなのですが、
「排骨(豚バラ)」と言う、
何とも台湾らしい響きに惹かれて
購入。
使い方も、
日本のコンソメと同じく、
お湯にポンと放り込むだけで
OKです。
![台湾での自炊に活躍中の調味料「康寶 排骨風味湯塊」クローズアップ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/08/DSC05190-1024x768.jpg)
「ラーメンの豚骨スープみたいに
なるのかな?」
と、思っていると、
豚感はそれほど強くなく、
あっさりとした、
コクのあるスープに仕上がってくれます。
ちなみに、チキンベースの
「雞湯塊」もあるのですが、
そちらは正直、
あまり好みじゃなかった…
同じく康寶の
「鮮味抄手」という調味料が、
「鶏ガラっぽい味が出る!」
と、聞いて、
すごく気になっているので、
今度ぜひ試してみようと思います。
まとめ
![台湾での自炊に活躍中の調味料「金蘭 無添加原味醬油」](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/08/DSC05180-1024x768.jpg)
今日は、
台湾での自炊に活躍中の
調味料たち
を、ご紹介しました。
が、これで終わりでは、ありません。
1記事で収まるだろう
と、思っていたのですが、
予想外にボリューミーになりそう…
ということで、
この調味料シリーズは、
2記事に分けて書いていこうと思います。
この続きは、近日中に
改めてまとめる予定ですので、
台湾の調味料事情が気になる方はぜひ、
引き続きご参考いただけると
うれしいです。
※記事中の日本円表記は、1元=3.9円で計算しています。(2021年8月14日現在)
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コメント
コメント一覧 (6件)
旅行に行くと、現地のスーパーを見るのが楽しいのですが、
中国語表記だと、ほんだしの帆立味(イラストで判断)しか、怖くて買えません!
書いていて思ったのですが、そもそも外食文化の台湾で、
料理をする現地の人がどれだけいるのだろうかというのも疑問なんですが…。
次回の記事も楽しみにしています。
分かります!
僕もまだ中国語があまり分からなかった頃は、
中身が何なのか不安で、手を出せませんでした 笑
そう言えば、ある台湾のお医者さんが、
「包丁で手を切る人が最近多すぎるから、
もう料理にチャレンジしないで〜」
と、コロナ禍で自炊が増えた状況を受けて
コメントを出した、というニュースを
思い出しました 笑
こんにちは!
最近台湾に興味があり、いつも楽しく拝見しています☺️️
特に食に関しての記事が本当に面白くて、興味深くて、毎日食いつくように見ています(笑)
ご多忙かとは思いますが、これからも楽しい記事を心待ちにしています☺️✨
お身体に気をつけて頑張ってください!
応援しています!!
ありがとうございます!
最近は大好きな台湾グルメの食べ歩きが
できないのは惜しいですが、
こういう時だからこそ、
外食ばかりだとあまり行かない
スーパーで手に入る「食」に関するものを
いろいろと試してみています。
おもしろいものを見つけたら、
またブログにてシェアしますね!
がんばります!
kazumimaeさん、こんにちは(*^^*)
わたしも料理好きなので、調味料の調達にはいつもアンテナをはっています。
いつもキッコーマンの醤油を使っていましたが、今度金蘭の「無添加原味醬油」や美味しそうな「頂級御膳料理黑米酒」を買ってみます!
わたしのオススメは、味全の淬釀日式和風醬油露「靜岡鰹魚」というだしつゆです。
これを入れると、煮物も、炒め物も、焼きうどんとか和風パスタも、何でも倍のクオリティーになりますよ!特に、そうめんやざる蕎麦は他のつゆとの違いがはっきりとわかります。料理好きな知り合いにオススメしていますが、みなさん気に入って愛用していますよ。
どこのスーパーでも大体取り扱ってるので、
機会があったら、ぜひお試しください。
(味全のまわし者ではないですw)
最近台湾人の信奇(シンチー)さんとマカオ籍の阿古(アグー)さんの結婚が台湾で認められたことが日本のヤフーでもニュースになっていましたね!
届けが認められた瞬間のお二人の喜びを想像したら、わたし自身も暖かく幸せな気持ちになりました。
台湾がコロナ対策、LGBTや男女の平等、新しい半導体の分野などで、アジアをリードし、どんどん前進していることをとても嬉しく思います。
日本にもぜひ台湾に続いて欲しいですね!
そうなのですね!
めんつゆは確かに、
台湾ではあまり買ったことがないので、
今度スーパーで探してみますね。
おふたりのニュース、
本当にみなさんに希望を与えてくれた出来事だと思います。
すべての国際同性カップルのみなさんが結婚できるようになるには、
まだこれから議論が必要になりますが、
きっといい結果が出てくれると、僕も信じています。