自己紹介

あの時もっと、「好き」と真剣に向かい合う選択をしていたのなら。

中学時代の「好き」の原石

小学、中学、高校。10代の青春の頃、確かに存在していた「好き」の気持ち。もしも当時、真剣に向かい合っていたなら、もっと色鮮やかな日々もあったのかな、なんて考えてしまいました。

こんにちは!台北で恋人と2人暮らしをしております、Mae(@qianheshu)です。

最近、『青のフラッグ』という漫画作品を読み終わりました。

具体的なストーリーについては、ここでは触れませんが、ただただ「10代の青春って、いいなあ」と。

初めての体験と、選択の連続。

その時代の真っ只中にいる超本人たちにとっては、それが時に苦しくてたまらないはず。

ですが、大人になった今になって、客観的にその様子を眺めてみれば、その苦しみすらも何だかすごく愛おしいもののように感じられました。(それだけ、年齢を重ねたということですね。)

僕の10代の青春は、人生における特別な意味合いがあったわけでもなく、正直とっても地味なので、その時代を思い返すこと自体、あまり好きではありません。

そのはずだったのに、この作品を読んでいると、「あの時代に戻れたらなあ…」なんて、初めて思ってしまいました。

「好き」って、何なのか。

友達とは、何が違うのか。

そんなことを考えていたら、地味だったはずの僕の10代からも、その当時はまだ気づきもしていなかった「好き」の原石のようなものが、ぽろぽろとこぼれ出して来ました。

あの時もっと、「好き」と真剣に向かう合う選択をしていたなら、何度も思い返したくなるような10代の日々もあったのかなあ。

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ブログ2周年記念に「100の質問」で改めて自己紹介させてください。

台北・中正紀念堂とレインボーフラッグ

ちょうど良いタイミングなので、今日は改めて『にじいろ台湾』を書いている人についてご紹介させていただきたいと思います。

こんにちは!台湾・台北より現地情報を発信するブログを書いておりますMae(@qianheshuです。

『にじいろ台湾』は2015年7月にスタートしたのですが、先日開設より丸2年を迎えることができました!

これもひとえに皆さんが読んでくださっているおかげです!いつもご覧いただき本当にありがとうございます!

3年目に突入した記念に何か特別な記事を書きたいと思って考えていたところ、ブログを始めた頃の初心に戻るという意味で「自己紹介」をさせていただくのはどうだろうと思い至りました。

【楽しく自己紹介をしたい人に100の質問】 に幅広く答えていけそうな質問集を発見したので、今回はこれに答えていく形で僕という人間をあぶり出しにしてみたいと思います。

これまでお読みいただいている方へ、そして初めましての方へ。

普段のブログでは表しきれない、よりリアルな僕の本性をさらけ出してみます。

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同性に恋する僕が体験してきたリアルストーリー『カミングアウト編』(後編)

レインボーフラッグの刺さったたこ焼き

これまでに越えてきたあらゆるカミングアウトは、周りの人の支えあってこそ実現できたのでした。

こんにちは!先日ボーイフレンドがついに兵役へと旅立ち、遠(中)距離恋愛真っ只中のMae(@qianheshu)です。

これからしばらくは一人の時間が増えることになりそうですが、これもある意味で新しい一歩。

「今だからこそできること」を探しながら、大切に過ごしていきたいと思っています。

さて、今日は『カミングアウト編』の最終章「後編」です!

前回までは日本にいた頃に体験したことのお話でしたが、最後となる今回は台湾での生活を始めてからの2つのカミングアウトについてご紹介したいと思います。

「クローゼットから脱出する」という目的が主だったこれまで比べてみると、カミングアウトの意味が、僕の中で少しずつ変わり始めていました。

一体それは、どんな変化だったのか?

前回までをお見逃しの方は『前編』『中編』をぜひご覧になってから、読み進めてみてくださいね!

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同性に恋する僕が体験してきたリアルストーリー『カミングアウト編』(中編)

空に羽ばたく白い鳩

この瞬間を越えていなければ、人生は全く違ったものになっていたかもしれません。

こんにちは!ゴールデンウィークのない5月の台湾で「シャイニー」にはほど遠い生活を送っておりますMae(@qianheshu)です。

さて、僕がセクシャリティをオープンにして生きられるようになったきっかけをお伝えしている、同性に恋する僕が体験してきたリアルストーリー『カミングアウト編』

今日は第2弾として、ターニングポイントとも言える「2つのカミングアウト」についてお話しします。

前回をお見逃しの方は、【カミングアウト篇(前編)】を先にお読みいただくと、今回のお話に至るまでの流れがつかみやすいかと思います。

なぜ僕は、同性を好きであることを隠さないことにしたのか。

そこに至るまでには、まだやり終えなければいけないことがありました。

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同性に恋する僕が体験してきたリアルストーリー『カミングアウト編』(前編)

暗闇の中で開く扉

「同性を好きな自分」を認めて生きるためには避けて通れない瞬間。僕の場合はこうでした。

 先日、なんと妹にブログを発見され、予期せぬカミングアウトを果たしてしまったMae(@qianheshu)です。みなさんこんにちは!

そのことも影響しているのでしょうが、最近改めて僕自身あるいはこのブログの原点を思い返してみたいという気持ちが湧いてきました。 

長らく読んでくださっている方はご存知かもしれませんが、『にじいろ台湾』には、僕が一番最初に自己紹介を兼ねて綴った「同性に恋する僕が体験してきたリアルストーリー」という4つの記事があります。

今日は久しぶりにシリーズ最新作(?)として、セクシャリティをオープンにしてブログを書いている僕の「カミングアウトストーリー」をみなさんとシェアしてみたいと思います。

僕は一体なぜ、「同性を好き」という事実をオープンにできるようになったのでしょうか?

現在に至るまでの過程を、ここに綴ります。

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チキンな僕が初めて一人で海外へ飛び出したお話。

フランス・パリの凱旋門

初めて飛行機に乗った日のこと、覚えていますか?

うちの近くの公園で気持ち良くジョギングしていたら突然、お散歩中の柴犬にタックルされたMae(@qianheshu)です。どうもこんにちは!

今日は僕が海外を目指すきっかけとなった一大イベント、人生初の「海外一人旅行」についてお話したいと思います。

異国の地で感じたのは果たして、「希望」だったのか、それとも「挫折」だったのか。

ぜひ、あなたの海外初体験を思い出しながらご覧ください。

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同性に恋する僕が体験してきたリアルストーリー『覚醒編』

二人で自転車に乗るゲイカップル

あなたの「人生を変えた出会い」、お相手は誰でしたか?

ここ数年で最大規模の台風がやってきた台湾。

あまりの暴風のため、恐怖に震えながらイラストのペンを握った週末でした。

みなさん、ご無事でしたか? Mae(@qianheshu)です、どうもこんにちは!

今日はいよいよ「にじいろ台湾」を書いている僕のリアルな過去『覚醒編』 です!

「自分は男性が好き」という事実を目の当たりにし、絶望の淵に立つ中で見つけた答えとは、一体何だったのか?

運命の瞬間はまもなくです!

前回までをお見逃しの方は, ぜひ 『誕生編』 と 『初恋編』 ,、そして 『墜落編』 をご覧の上でどうぞ!

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同性に恋する僕が体験してきたリアルストーリー『墜落編』

精神的に追い詰められたゲイの男の子

「誰にも話せない苦悩」って、経験したことがありますか?

日本好き台湾人の友人(同じく同性に恋する男子)より「日本のイケメンを山ほど連れてこい!」との初の読者メッセージいただきました。

どうもありがとうございます、台湾在住もうすぐ4周年のMae(@qianheshu)です。

今日は「にじいろ台湾」を書いている僕の、リアルな過去をお話しする 『墜落編』 !

お見逃しの方はぜひ 『誕生編』 と 『初恋編』 をご覧の上でどうぞ!

そして、これを読んでくださったあなたはどうか忘れないでくださいね。

「あなたのすぐそばにも、こういう人はいるのだ。」ということを。

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同性に恋する僕が体験してきたリアルストーリー『初恋編』

高校時代の終わりと卒業

同性を好きな男の子の思春期って、一体どんなこと感じているんだろうと、考えてみたことはありますか?

ここ数日の台湾の容赦ない日差しのおかげで、この28年の人生中一番焦げてるんじゃないかとお肌のコンディションが気になり始めたMae(@qianheshu)です。みなさん、どうもこんにちは!

今日は、同性に恋する僕が体験してきたリアルストーリー 『初恋編』 です!

前回お見逃しの方はぜひ 『誕生編』 をご覧の上でどうぞ!

涙なしには読めないこと請け合い (!?) ですので、ハンカチのご用意はお忘れなく!

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同性に恋する僕が体験してきたリアルストーリー『誕生編』

仲良く手をつなぐ小学生

セクシャリティをオープンにしてブログ書いている僕は、こんな幼少期を送っていました。

2012年9月から数えること台湾在住早3年、周囲からはもはや日本人扱いされなくなってきたMae(@qianheshu)です。

今日はみなさまのお耳 (目?) を拝借。

『にじいろ台湾』を書いている僕について、さらっと紹介させていただきたいと思います。

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