日本に帰れず2年。台北在住の僕が日本ロスを免れている4つの理由。

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台北の街に佇む日本式古民家の図書館「文房 Chapter」の縁側

台湾在住の僕が日本に帰れなくなって、2年以上。それでも、日本ロスを最低限に抑えられているのは、台北の街の環境や、技術の進歩のおかげだと思っています。

こんにちは!台湾在住も10年目を迎えております、Mae(@qianheshu)です。

コロナウイルス流行の影響で、台湾ー日本間の自由な行き来ができなくなって、およそ2年。

最近になり、台湾から日本への入国は条件付きで隔離不要となりましたが、僕が実際に一時帰国をするのは、台湾側の隔離政策がさらに緩和されてからになりそうかな、と考えています。

あともうしばらくは、日本に帰れていないこの状態が続きそう。

しかし意外と、日本ロスをそれほど意識することなく、台湾での毎日の生活を過ごせているように思います。

もともと台湾が好きなのも大きく関係あるとは思いますが、それ以外で日本への恋しさを満たしてくれているものは、一体なんだろう?

台北で暮らしている僕が、日本ロスを免れている理由について、考えてみました。

 

目次

1. 現地の日系企業に勤めている。

MRT(大安駅)前の信義路から眺める台北101

あまり意識したことは

なかったですが、

改めて考えてみると、

 

僕が勤めているのが日系企業

というのも、

案外関係あるのかもしれない
な、

と、思いました。

 

【台湾現地採用で仕事をしている僕の中国語レベルは、どの程度なのか?】

の記事でも触れていますが、

 

日系企業と言えども、

同僚は、ほとんどが台湾人。

 

社内でコミュニケーションを取る際は、

中国語をメインに使っています。

 

しかし、社内にも、

同じく日系企業である

クライアント側にも、

日本人の方がいるため、

 

仕事をしていて、

日本語が聞こえてくることも

しばしば。

 

取り扱っている商品も

日本のモノなので、

 

ある意味、仕事を通して

毎日のように日本を感じていることに

なります。

 

台北で日本語の本が買えるおすすめの本屋さん「animate」

また、日系企業ということもあって、

日本で起きた出来事や、

日本の文化に興味を持っている

同僚が特に多く、

 

普段の会話の中でも、

頻繁に日本の話題が。

 

会社で過ごす時間の中で、

日本とのつながりを普段から

意識していることは、

 

もしかすると、

日本ロスを和らげてくれている理由の

1つなのかもしれないな、

と、感じました。

2. 日本のグルメやモノに、気軽にアクセスできる。

台北にある日系グルメチェーン「松屋」の起司滑蛋牛肉飯セット

サイゼリヤに松屋、

くら寿司、大戸屋、

コメダ珈琲店…

 

【台北での食生活を支えてくれている日系グルメチェーン6軒。

日本の味が恋しくなった時の強い味方です!】


の記事でもお伝えしたように、

 

「ここは本当に海外なのか?」

と、思うほどに、

台北には日系のグルメチェーンが

とても充実しています。

 

日本で慣れ親しんだ

ごはんが恋しくなった時、

(若干割高にはなりますが、)

気軽に食べに行くことができるのは、

 

現地で暮らす中で

とてもありがたく感じる瞬間です。

 

セルフうどんチェーン「丸亀製麺」の台湾限定メニュー・番茄雞肉烏龍麵(トマトチキンうどん)

中でも、

僕が特によくお世話になっている

「丸亀製麺」。

 

うどん国出身で、

普段からうどんを

よく食べていた僕は、

 

丸亀製麺のうどんのおかげで、

故郷恋しさが

大幅に和らげられております 笑

 

台湾で暮らし始めた頃は、

讃岐うどんのお店などほとんどなく、

 

しょっちゅう

「食べたいなあ〜」なんて

思っていましたが、

 

リーズナブルかつ便利に

堪能できるようになって、

うどんロス問題は、

現在では、ほぼ解消されています。

 

台湾のドラッグストアのエントランス

モノに関しても、

コンビニでごくごく当たり前に

日本のお菓子が並んでいたり、

 

ドラッグストアで

日本のシャンプーやリンス、

コスメを簡単に買えたり。

 

最近、台北にやって来た

ドン・キホーテや、

日系デパートまで足を運べば、

さらに豊富に取り揃えられているので、

 

たいていの日本のモノは

台北でも入手できる環境が

整っているように思います。

 

日本のグルメやモノに、

気軽にアクセスすることが

できるのも、

 

台北暮らしならではの

魅力かもしれません。

3. 日本語の本が、簡単に手に入る。

台北で日本語の本が買えるおすすめの本屋さん「紀伊国屋書店」

他の台湾国内の都市、

あるいは海外の都市で

暮らしたことがないので、

比較はできないのですが、

 

少なくとも台北では、

日本語の本を入手することは、

難しいことではありません。

 

台北中心部のデパートに行けば、

日系の書店がテナントとして

入っており、

 

お店になければ、

取り寄せをお願いすることも

可能です。

 

「國立台灣圖書館」2Fの日本語の本コーナー

また、

現地の古本屋さんや図書館に、

日本語書籍のコーナーが

ある場合も。

 

【僕の台湾生活で愛してやまない図書館「國立臺灣圖書館」。

日本語書籍が、とっても豊富にそろってます!】


の記事でもご紹介した

「國立臺灣圖書館」は、

 

家からのアクセスがしやすく、

小説に実用書、

デザイン関連の本に至るまで、

 

常時数千冊もの日本語の本が、

ずらりと並んでいます。

 

他には、

電子書籍も活用しますし、

 

日本の雑誌が読みたくなった時には、

東區にある雑誌図書館

「boven」へも、

よく足を運んでいます。

 

活字が本当に大好きなので、

もし日本語の本が

手に入らなかったら、

 

毎日のように

「そろそろ日本帰りたいなあ…」

なんて、

思っていたかもしれません。

4. 日本のエンタメ作品を、いつでも気軽に観られる。

NETFLIXのホーム画面

僕が台湾で暮らし始めた

10年ほど前から、

大きく変わったなと感じているのが、

日本のエンタメ作品に関すること。

 

当時は、日本語のドラマやアニメ、

映画を観ようと思ったら、

 

テレビの日本チャンネルや

映画館で上映中の作品、

 

図書館やレンタルショップで

DVDを借りてくるくらいしか、

選択肢がありませんでした。

(ネットにも転がってはいましたが、
出どころのあやしいものが多かったですからね…)

 

それが今や、NETFLIXの登場により、

当時とは比べものにならないくらい、

 

いつでも気軽に

日本のエンタメ作品に

アクセスできるようになりました。

 

台湾のNETFLIXにも、

日本の作品は数多く

ラインアップされていて、

 

特に、台湾でも大人気な

日本のアニメ作品は、

とても豊富!

 

最近は、

日本のドラマ作品のラインアップも

グッと増えてきて、

ますます身近になってきました。

 

台湾の自宅にいながら、

簡単に日本のエンタメ作品を

楽しめるなんて…

 

10年前から比べたら、

信じられないほどの

ダイナミックな変化の恩恵を、

 

ここぞとばかりに

享受させていただいております 笑

まとめ

台北の街に佇む日本式古民家の図書館「文房 Chapter」の縁側

今日は、

日本に2年帰れていない

台北在住の僕が、

日本ロスを免れている4つの理由

について、シェアしてみました。

 

台湾ならではのグルメやモノ、

スポットも大好きではありますが、

 

ときどき日本で慣れ親しんだ物事を

生活に織り交ぜるのも、

海外で長く暮らしていくには

大切じゃないかな、と思います。

 

もちろん、海外である以上、

日本にいる時と同じように

体験できないことは

どうしてもありますし、

 

日本に帰ったら行きたいところ、

やりたいことも、

本当にたくさんあります。

 

それでも、台北の街の変化、

そして技術の進歩のおかげで、

 

海外にいても

日本のものにアクセスしやすい環境は、

ますます整ってきているように

感じています。

 

特に僕は、

インドア気質なところがあるので、

 

恋しさを満たすための要素が

それほど多くないことも、

関係あるかもしれません 笑

 

台北で暮らす1人の日本人が

感じていることではありましたが、

何かのご参考になれば幸いです。

▼ こちらの記事も、よくお読みいただいています! ▼

→ 台湾生活10年目。日本在住時の自分と変わったと思う4つのこと。

→ 台湾から日本の選挙の投票用紙を請求する方法。海外からの参加は可能なのか?

→ 日本人の僕と台湾人の彼の、ごはんの食べ方の違い。彼は〇〇に敏感なんです…

→ 台湾在住・紙の本好きな僕が、電子書籍を読み始めて感じた4つのメリット。

→ 台北生活で愛用中のアイテム7品。家&カバンの中にある台湾っぽいモノを集めてみました。

 

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コメント

コメント一覧 (6件)

  • こんにちは。
    コロナ渦になり様々な生活状況が変わりましたよね。
    好きな時に海外にも行けなくなり、いつまでこの状態が続くのかと考えることも。
    しかしそんなこと言っていてもしかたないですよね。
    僕はユーチューブなどで旅動画を見ながら癒されています。
    早く台湾に行きたいと思う今日この頃です。

    台湾と日本の距離感がなんとなく嬉しく感じます。
    台北の街を散策してると本当に日本を感じられることが多くあったなと思います。

    いつごろになるかわかりませんが、日本への一時帰国の際は、存分に楽しんでくださいね。

    • そうですね。
       
      先のことばかり考えていると、
      憂鬱になることもありますが、
      ようやく希望も見え始めているので、
      最近は日本に帰ったら何をしようかな、
      と、考えるのが楽しみになってきています 笑

      コロナが落ち着いたら、
      たっぷり満喫しに行きたいと思います。

  • こんにちは。初めまして。私の場合は、逆に台湾に遊びに行けなくなってもう2年です。コロナ前は休暇を兼ねて年に数回は訪台していました。そちらのお友達にも会えないし、台湾の美味しいものも食べられません。ビジネス目的や学生さんの入国条件は緩和されつつあるようですが、一般的な観光はまだもう少し先ですよね。本当に待ち遠しいです。

    が、今度は為替相場が気になってます。円がかなり安くなっており、以前のようには遊べそうもありません。ちょっと残念です。

    台湾情報、これからも楽しみにしています。

    • 自由旅行が解禁になるには、
      もう少し時間がかかりそうですね。
      僕もまた自由に行き来できるようになる日が、
      すごく待ち遠しいです!
       
      確かに、最近円安がかなり進んでいますね…
      現地在住の方で、
      日本円で報酬をもらっている方々からも、
      円安への心配が耳に入ってきます。
      解禁になる頃には、
      少し持ち直してくれていればいいのですが…

      今後も台湾に関すること、
      いろいろ発信していければと思いますので、
      『にじいろ台湾』をよろしくお願いします!

  • こんにちは。初めまして。
    台湾在住ですが、私も日本に2年帰れていないです…今年も帰れなさそうです。
    私も日本が恋しい時、丸亀製麺よく行きます!!台湾は比較的、日本の物が手に入りやすいですよね^ ^
    これからも楽しみにしています!

    • こんにちは!
      僕も本当に丸亀製麺には
      頻繁にお世話になってます。
      (今日も行きました 笑)

      台日間、今年中には何とか、
      自由に行き来できるように
      なってほしいところですが…
      台湾側の政策もどんどん変わるので、
      しっかり注目しておかないとですね。

      コメントありがとうございました!
      これからもブログ、がんばりますね!

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