台湾から日本の選挙の投票用紙を請求する方法。海外からの参加は可能なのか?

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在外選挙制度のパンフレットに書かれた投票の流れ

海外在住の日本人は、日本の選挙に参加できる?投票用紙はどうすれば入手できる?台湾から選挙に参加するための申請方法についてまとめます。

こんにちは!台湾在住もついに10年目に突入しました、Mae(@qianheshu)です。

まもなく、日本で衆議院議員総選挙が行われますね。

僕も海外に住んではいますが、日本で起こっている様々な出来事を、インターネットのニュースやSNSを通して知り、選挙を通して自分の意思を表明したい想いが、ますます強くなっています。

しかし、海外に住みながら、どうやって日本の選挙に投票するのか?

実は日本には、海外在住者向けの選挙制度も用意されており、僕もその制度を使って投票しようと考えています。

では、台湾から日本の選挙に投票するためには、どんな準備が必要なのか?

投票用紙をどのように入手して、投票するのか?

今日は、海外在住者向けの選挙制度についても触れながら、台湾から投票用紙を請求する方法をまとめてみたいと思います。

 

目次

海外在住の日本人も、日本の選挙に参加できるのか?

在外選挙制度のパンフレット

海外在住の日本人が

参加できる選挙は、

 

「衆議院議員総選挙」

「参議院議員通常選挙」

「衆議院議員補欠・再選挙」

「参議院議員補欠・再選挙」

の4つ。

 

この4つの選挙に、

海外在住者が投票をするには、

3つの方法があります。

 

在外選挙制度のパンフレットに書かれた投票の流れ

選挙期間中に居住している国にある

日本の大使館や総領事館に赴き、

その場で直接投票を行う

「在外公館での投票」

 

選挙期間中に一時帰国をして、

日本にて投票を行う

「日本国内での投票」

 

そして、「郵便での投票」です。

 

「郵便での投票」は、

日本の各市町村にある

選挙管理委員会から、

投票用紙を郵送してもらい、

 

投票用紙に記入して返送する、

という流れになります。

 

僕が住んでいる台湾では、

「日本台湾交流協会」が

領事業務を行っていますが、

 

大使館・総領事館ではないので、

現地での投票はできない状態。

 

ですので、

台湾にいながらにして

日本の選挙に参加するには、

 

「郵便での投票」を


選択することになります。

 

いずれの方法にせよ、

海外在住の日本人であっても、

日本の選挙に投票をすることは

可能です。

海外から日本の選挙に参加するには、「在外選挙人証」の申請が必要。

在外選挙制度のパンフレットに書かれた「在外選挙人証」申請の流れ

ただし、海外在住の場合、

日本人であれば

無条件で選挙に参加できる

わけではなく、

 

参加のためには

「ある証明書」が必要となります。

 

その証明書というのが、

「在外選挙人証」

 

投票の際には、

在外公館での投票、

日本国内での投票、

郵送での投票のいずれの方法でも、

 

この「在外選挙人証」の提示を

求められます。

 

この「在外選挙人証」は、

海外に移るタイミングで

自動的に発行してもらえるものではなく、

申請が必要に。

 

「在外選挙人証」の申請方法については、

他のブロガーさんが

詳しくまとめてくださっているので、

ぜひ参考にしてみてください。

 

申請してから受け取りまでは、

2〜3ヶ月ほどが必要となりますので、

時間に余裕を持って

申請しておきましょう。

 

関連記事

【[海外で投票]在外選挙登録をして台湾で投票する方法を解説!|ゴダラボ】

【[在外選挙]台湾在住の日本人が、選挙に参加する方法を紹介。|place in taipei】

日本の選挙の投票用紙を、台湾から請求する方法。

海外から日本の選挙に投票するために必要な書類「投票用紙等請求書」

「在外選挙人証」を入手したら、

台湾から投票する場合は、

「投票用紙の請求」を行います。

 

台湾ー日本間を

郵便でのやりとりとなるため、

 

請求から受け取りまでも、

時間が必要になります。

(僕は今回の請求には、3週間ほどかかりました。)

 

選挙が公示される以前から

請求しておくことも可能なので、

 

こちらも早めに

準備をしておくのが

良いかと思います。

 

海外から日本の選挙に投票するために必要な書類

申請に必要なのは、

「在外選挙人証」

「投票用紙等請求書」の2つ。

 

「投票用紙等請求書」は、

「在外選挙人証」が

手もとに届く際の

封筒に同封されているので、

 

こちらに、

投票用紙を請求したい選挙や

氏名、在外選挙人証番号などを

記入していきます。

 

今回の場合だと、

 

「衆議院議員総選挙」の

「(小)選挙区選出議員選挙」と

「比例代表選出議員選挙」

に丸をして、請求します。

 

記入できたら、

「在外選挙人証」と

「投票用紙等請求書」を同封して、

 

日本各都市の

選挙管理委員会宛に郵送。

 

自分が投票できる選挙区の管轄が

どこになるのかは、

在外選挙人証に書かれていますので、

 

管轄となっている

選挙管理委員会宛に

請求・郵送するようにしましょう。

 

僕は、台湾でよく見かける

白い封筒に入れて、

郵便局から航空便にて

郵送しました。

 

日本から届いた速達郵便
日本から届いた選挙の投票用紙等一式

申請からおよそ3週間ほどで、

無事投票用紙が

台湾の自宅に到着!

 

小選挙区、比例代表の

2つの票が入った封筒の他、

 

投票方法が書かれた手引きや、

次回投票用紙を請求する際の

「投票用紙等請求書」が

入っていました。

 

また、郵送していた

「在外選挙人証」も、

同封されて戻ってきました。

 

日本から届いた選挙の投票用紙

選挙が公示になったら、

どの候補者(政党)に票を入れるか、

じっくり考えた上で

投票用紙に記入。

 

投票用紙請求時に

郵送したのと同じ、

 

管轄となっている

選挙管理委員会宛に

記入した投票用紙を郵送すれば、

投票完了です。

まとめ

在外選挙制度のパンフレットに書かれた投票の流れ

今日は、

台湾から日本の選挙の

投票用紙を請求する方法

について、まとめてみました。

 

「在外選挙人証」の

申請さえ済ませておけば、

 

投票用紙の請求には、

2つの書類を郵送するだけなので、

すごく簡単。

 

日本ー台湾間の郵送での

やり取りの時間にさえ

気をつけておけば、

 

海外から

日本の選挙に投票することも、

充分可能です。

 

海外在住のみなさん、

すでに投票用紙のご準備は

お済みですか?

 

10〜11月にも

選挙が行われるとのことなので、

 

もし忘れていたという方は、

お早めに投票用紙の請求を

してみてくださいね!

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