台北近郊で日本語の本を借りたい時に。「國立臺灣圖書館」で毎週のように本を借りている僕が、大好きなポイントをまとめてみます。
こんにちは!休日はもっぱら本を読んで過ごすのが大好きな、台北在住Mae(@qianheshu)です。
コロナウイルスの流行以来、家で過ごす時間が多くなっている、今日この頃。
台湾では現在、国内感染がゼロを記録するほど抑え込まれてはいますが、家にいることにすっかり慣れきってしまったせいか、未だこもってばかりいます 笑
そんな巣ごもりの生活のおともに、手放せない存在となっているのが、日本語の本。
毎週のように図書館に通っては2〜3冊借りてきて、返すついでにまた借りて、というサイクルが日常となりつつあります。
ところで、「台湾の図書館に日本語の本があるの???」と、思われた方もおられるかと。
実は、僕が住んでいる部屋の近くには、「國立臺灣圖書館」という大きな図書館があり、日本語の蔵書も驚くほど豊富にそろっています。
台北の中心部からは少し離れますが、日本語の本を借りたい時にピッタリの図書館です。
今日は、僕の台湾生活で愛してやまない「國立臺灣圖書館」を、ご紹介したいと思います。
「國立臺灣圖書館」は、どこにある?
「國立臺灣圖書館」があるのは、
台北のおとなりの街・新北市。
台北を抜けるとなると、
遠いようにも思えますが、
MRTの最寄駅は
中和新蘆線の「永安市場」駅。
MRTで2駅行けば、
台北市内へ入れる立地にあるので、
中和新蘆線沿いや、
師範大學・台灣大學近隣に
お住まいの方なら、
アクセスしやすいかと思います。
![「國立台灣圖書館」の外観](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/10/DSC05512-1024x768.jpg)
![「國立台灣圖書館」のサイン](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/10/DSC05516-1024x768.jpg)
永安市場の駅からも
とても近くて、
歩いてたったの3分ほど。
駅前から一つ角を曲がるだけの、
ほぼ一本道で到着できるので、
迷う心配もないかと思います。
僕は、いつも通っているジムが
図書館の近くにあるので、
ジムへ行く前や帰り道によく、
本を借りたり、返したりに
立ち寄っています。
小説にエッセイ、ビジネス書… 「國立臺灣圖書館」は、日本語の蔵書がとっても豊富!
![「國立台灣圖書館」1Fのパソコンエリア](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/10/DSC05521-1024x768.jpg)
![「國立台灣圖書館」1F窓辺のカウンター席](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/10/DSC05522-1024x768.jpg)
![「國立台灣圖書館」2FのDVD視聴コーナー](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/10/DSC05525-1024x768.jpg)
最近(と、言っても1年前くらい?)、
図書館の1F・2Fフロアが
リニューアルされ、
コミュニティスペースが
グッとおしゃれに!
勉強に訪れる学生さんの姿が特に多く、
休日ともなると、
開館前に行列ができるほど(!)
たくさんの市民が訪れます。
![「國立台灣圖書館」のフロア案内](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/10/DSC05519-1024x768.jpg)
![「國立台灣圖書館」2Fの日文圖書サイン](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/10/DSC05526-1024x768.jpg)
図書館に来ると、
僕がいつも直行しているのが、
2Fにある「日文圖書」コーナー。
リニューアルされてから、
日本語書籍の棚が
さらに増設されており、
空き具合から見ると、
これからもっと増えていくのかと。
日本語の本に
慣れ親しんでいる身としては、
本当にありがたい限りです。
![「國立台灣圖書館」2Fの日本語の本コーナー](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/10/DSC05527-1024x768.jpg)
小説にエッセイ、ビジネス書、
料理の本、ライフスタイルの本、
デザインの本に至るまで、
ジャンルも蔵書数も、
とにかく豊富!
大きな本棚4つ分
(=表裏合わせると8列分!)が、
全て日本語の本で
埋め尽くされているくらい、
ずらーっと並べられています。
ざっと計算してみても、
常時5,000冊以上は
ゆうにあるんじゃないかと。
新しい本もどんどん登場するので、
行くたびに発見があって、
ワクワクしっぱなしです。
![「國立台灣圖書館」で借りた日本語の小説](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/10/DSC05528-1024x768.jpg)
この中から、
だいたい2〜3冊ほど借りるのが、
日常となっております。
今日も、日本語の小説を3冊
借りて帰ってきました。
図書館の外でも、まったり。緑あふれる市民憩いの場「四號公園」へ。
![永安市場・四號公園の散歩道](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/10/DSC05505-1024x768.jpg)
「國立臺灣圖書館」自体も
大好きなのですが、
図書館の周りに広がる
公園も大好き。
この公園は正式名称を
「八二三紀念公園」と言い、
近隣に住む人たちの間では
「四號公園」の名前で
親しまれています。
![永安市場・四號公園の健康器具](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/10/DSC05501-1024x768.jpg)
![永安市場・四號公園のバスケットコート](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/10/DSC05504-1024x768.jpg)
台湾でもトップクラスの
人口密度を誇る
中和・永和エリアにあって、
あふれんばかりの緑を
たっぷりたたえた空間は、
とっても貴重。
公園の周りを
ぐるっと走るランナーさん、
バスケットコートで
バスケに熱中する男子たち、
ドッグランで
愛犬とのひとときを楽しむ愛犬家さん、
健康器具で
腕や足をぶんぶん振り回したり、
木立の中で
ダンスや太極拳に耽るご年配方…
まさに、「市民憩いの場」
という言葉がふさわしく、
台湾らしい和やかな様子を
眺めているだけでも、
すごくおもしろいです。
![台北・永安市場「四號公園」](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2016/03/DSCF2139_trim-min.jpg)
お天気に恵まれた日は(夏は暑いですが…)、
緑のなかを
ゆっくりとお散歩するのも、
すごく心地良い。
図書館で本を借りたら外へ出て、
公園のベンチに腰掛けて
読書に耽るのも、
リラックスして過ごすのに
ピッタリかと思います。
「國立臺灣圖書館」までやって来たら。おしゃれでおいしいグルメ店も探索しよう!
![「國立台灣圖書館」前のグルメ店](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/10/DSC05532-1024x768.jpg)
そしてそして、
それだけじゃない!
四號公園周辺には、
おいしいグルメのお店も
たっぷり集合!
ローカルな台湾ごはんは
もちろんのこと、
おしゃれなレストランや
カフェもどんどん増えていて、
中和・永和エリア指折りの
美食エリアとなりつつあります。
![「國立台灣圖書館」前の路地ナカにあるおしゃれなレストラン](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/10/DSC05546-1024x768.jpg)
![「國立台灣圖書館」前の路地ナカにあるおしゃれなワゴン](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/10/DSC05552-1024x768.jpg)
MRT永安市場駅の駅前から
四號公園の周辺にかけては、
路地ナカにも
お店が集まっているので、
ふらふらと散策してみるのも
おもしろいですよ!
実は、僕は数年前まで、
この四號公園から
歩いて数分のところに住んでいました。
現在住んでいるところも
公園まで徒歩圏内ではあるのですが、
ちょっぴり気合いが必要な
距離になってしまったので、
至近距離だった生活に、
少しなつかしさも。
スーパーやコンビニ、
ドラッグストアに診療所など、
生活に必要な施設がそろっていて
利便性も高く、
今もなお魅力的に映っています。
四號公園の近くの路地で、おいしいおしゃれなラーメン屋さん見つけた😆✨
— Kazuki Mae🌈 (@qianheshu) April 17, 2021
麺の硬さが指定できたので、バリカタ細麺を豚骨スープで。22:00まで営業で、周りのお店が閉店した遅めの時間に立ち寄れるのも良い👍 pic.twitter.com/TqA7h4vhCQ
「また公園の近くに、
部屋を借りられないかな〜」
と、常々考えているほど。
もし、台北近郊で
部屋を探している方、
おられましたら、
(個人的な思い入れもありますが、)
図書館のある四號公園周辺エリアは、
すごく良い選択肢だと思うので、
最後におすすめしておきたいと
思います。
まとめ
![「國立台灣圖書館」の外観](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2021/10/DSC05512-1024x768.jpg)
今日は、
僕の台湾生活で
愛してやまない図書館
「國立臺灣圖書館」
を、ご紹介しました。
海外で生活していると、
特に活字好きの方は、
日本語の本が恋しくなること、
あると思います。
そんな気持ちに寄り添ってくれる
図書館があると、
現地生活での心のオアシスに
なってくれること間違いなし!
アクセスしやすいエリアに
お住まいの方で、
日本語の本を借りたくなった時は、
ぜひ足を運んでみてくださいね!
國立臺灣圖書館
住所:新北市中和區中安街85號
開館時間:9:00~21:00(月曜閉館)
電話:+886-2-2926-6888
Web:https://www.ntl.edu.tw
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コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは。もう何年も前からブログを拝読していますが、コメントするのは初めてです。
働き始めて30年ちょっと、そろそろリタイアも視野に入ってきたところですが、退職後は台湾に移住してみたいとなんとなく考えています。
今日の図書館の記事を読んで、移住したい欲がますます高まってしまいました‼︎
これからもブログ楽しみにしております。
こんにちは!コメントありがとうございます!
國立台灣圖書館は、本当に日本語の書籍が充実しているので、
日本語の活字が恋しい時におすすめですよ!
僕はまだ足を運べていないのですが、
台湾で日本の領事業務を行っている
日本台湾交流協会にも
日本語の本が揃った図書館があるそうなので、
そちらを利用してみるのも良いかもしれません。
これからもブログがんばりますね!