台北近郊で日本語の本を借りたい時に。「國立臺灣圖書館」で毎週のように本を借りている僕が、大好きなポイントをまとめてみます。
こんにちは!休日はもっぱら本を読んで過ごすのが大好きな、台北在住Mae(@qianheshu)です。
コロナウイルスの流行以来、家で過ごす時間が多くなっている、今日この頃。
台湾では現在、国内感染がゼロを記録するほど抑え込まれてはいますが、家にいることにすっかり慣れきってしまったせいか、未だこもってばかりいます 笑
そんな巣ごもりの生活のおともに、手放せない存在となっているのが、日本語の本。
毎週のように図書館に通っては2〜3冊借りてきて、返すついでにまた借りて、というサイクルが日常となりつつあります。
ところで、「台湾の図書館に日本語の本があるの???」と、思われた方もおられるかと。
実は、僕が住んでいる部屋の近くには、「國立臺灣圖書館」という大きな図書館があり、日本語の蔵書も驚くほど豊富にそろっています。
台北の中心部からは少し離れますが、日本語の本を借りたい時にピッタリの図書館です。
今日は、僕の台湾生活で愛してやまない「國立臺灣圖書館」を、ご紹介したいと思います。
「國立臺灣圖書館」は、どこにある?
「國立臺灣圖書館」があるのは、
台北のおとなりの街・新北市。
台北を抜けるとなると、
遠いようにも思えますが、
MRTの最寄駅は
中和新蘆線の「永安市場」駅。
MRTで2駅行けば、
台北市内へ入れる立地にあるので、
中和新蘆線沿いや、
師範大學・台灣大學近隣に
お住まいの方なら、
アクセスしやすいかと思います。
永安市場の駅からも
とても近くて、
歩いてたったの3分ほど。
駅前から一つ角を曲がるだけの、
ほぼ一本道で到着できるので、
迷う心配もないかと思います。
僕は、いつも通っているジムが
図書館の近くにあるので、
ジムへ行く前や帰り道によく、
本を借りたり、返したりに
立ち寄っています。
小説にエッセイ、ビジネス書… 「國立臺灣圖書館」は、日本語の蔵書がとっても豊富!
最近(と、言っても1年前くらい?)、
図書館の1F・2Fフロアが
リニューアルされ、
コミュニティスペースが
グッとおしゃれに!
勉強に訪れる学生さんの姿が特に多く、
休日ともなると、
開館前に行列ができるほど(!)
たくさんの市民が訪れます。
図書館に来ると、
僕がいつも直行しているのが、
2Fにある「日文圖書」コーナー。
リニューアルされてから、
日本語書籍の棚が
さらに増設されており、
空き具合から見ると、
これからもっと増えていくのかと。
日本語の本に
慣れ親しんでいる身としては、
本当にありがたい限りです。
小説にエッセイ、ビジネス書、
料理の本、ライフスタイルの本、
デザインの本に至るまで、
ジャンルも蔵書数も、
とにかく豊富!
大きな本棚4つ分
(=表裏合わせると8列分!)が、
全て日本語の本で
埋め尽くされているくらい、
ずらーっと並べられています。
ざっと計算してみても、
常時5,000冊以上は
ゆうにあるんじゃないかと。
新しい本もどんどん登場するので、
行くたびに発見があって、
ワクワクしっぱなしです。
この中から、
だいたい2〜3冊ほど借りるのが、
日常となっております。
今日も、日本語の小説を3冊
借りて帰ってきました。
図書館の外でも、まったり。緑あふれる市民憩いの場「四號公園」へ。
「國立臺灣圖書館」自体も
大好きなのですが、
図書館の周りに広がる
公園も大好き。
この公園は正式名称を
「八二三紀念公園」と言い、
近隣に住む人たちの間では
「四號公園」の名前で
親しまれています。
台湾でもトップクラスの
人口密度を誇る
中和・永和エリアにあって、
あふれんばかりの緑を
たっぷりたたえた空間は、
とっても貴重。
公園の周りを
ぐるっと走るランナーさん、
バスケットコートで
バスケに熱中する男子たち、
ドッグランで
愛犬とのひとときを楽しむ愛犬家さん、
健康器具で
腕や足をぶんぶん振り回したり、
木立の中で
ダンスや太極拳に耽るご年配方…
まさに、「市民憩いの場」
という言葉がふさわしく、
台湾らしい和やかな様子を
眺めているだけでも、
すごくおもしろいです。
お天気に恵まれた日は(夏は暑いですが…)、
緑のなかを
ゆっくりとお散歩するのも、
すごく心地良い。
図書館で本を借りたら外へ出て、
公園のベンチに腰掛けて
読書に耽るのも、
リラックスして過ごすのに
ピッタリかと思います。
「國立臺灣圖書館」までやって来たら。おしゃれでおいしいグルメ店も探索しよう!
そしてそして、
それだけじゃない!
四號公園周辺には、
おいしいグルメのお店も
たっぷり集合!
ローカルな台湾ごはんは
もちろんのこと、
おしゃれなレストランや
カフェもどんどん増えていて、
中和・永和エリア指折りの
美食エリアとなりつつあります。
MRT永安市場駅の駅前から
四號公園の周辺にかけては、
路地ナカにも
お店が集まっているので、
ふらふらと散策してみるのも
おもしろいですよ!
実は、僕は数年前まで、
この四號公園から
歩いて数分のところに住んでいました。
現在住んでいるところも
公園まで徒歩圏内ではあるのですが、
ちょっぴり気合いが必要な
距離になってしまったので、
至近距離だった生活に、
少しなつかしさも。
スーパーやコンビニ、
ドラッグストアに診療所など、
生活に必要な施設がそろっていて
利便性も高く、
今もなお魅力的に映っています。
四號公園の近くの路地で、おいしいおしゃれなラーメン屋さん見つけた😆✨
— Kazuki Mae🌈 (@qianheshu) April 17, 2021
麺の硬さが指定できたので、バリカタ細麺を豚骨スープで。22:00まで営業で、周りのお店が閉店した遅めの時間に立ち寄れるのも良い👍 pic.twitter.com/TqA7h4vhCQ
「また公園の近くに、
部屋を借りられないかな〜」
と、常々考えているほど。
もし、台北近郊で
部屋を探している方、
おられましたら、
(個人的な思い入れもありますが、)
図書館のある四號公園周辺エリアは、
すごく良い選択肢だと思うので、
最後におすすめしておきたいと
思います。
まとめ
今日は、
僕の台湾生活で
愛してやまない図書館
「國立臺灣圖書館」
を、ご紹介しました。
海外で生活していると、
特に活字好きの方は、
日本語の本が恋しくなること、
あると思います。
そんな気持ちに寄り添ってくれる
図書館があると、
現地生活での心のオアシスに
なってくれること間違いなし!
アクセスしやすいエリアに
お住まいの方で、
日本語の本を借りたくなった時は、
ぜひ足を運んでみてくださいね!
國立臺灣圖書館
住所:新北市中和區中安街85號
開館時間:9:00~21:00(月曜閉館)
電話:+886-2-2926-6888
Web:https://www.ntl.edu.tw
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コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは。もう何年も前からブログを拝読していますが、コメントするのは初めてです。
働き始めて30年ちょっと、そろそろリタイアも視野に入ってきたところですが、退職後は台湾に移住してみたいとなんとなく考えています。
今日の図書館の記事を読んで、移住したい欲がますます高まってしまいました‼︎
これからもブログ楽しみにしております。
こんにちは!コメントありがとうございます!
國立台灣圖書館は、本当に日本語の書籍が充実しているので、
日本語の活字が恋しい時におすすめですよ!
僕はまだ足を運べていないのですが、
台湾で日本の領事業務を行っている
日本台湾交流協会にも
日本語の本が揃った図書館があるそうなので、
そちらを利用してみるのも良いかもしれません。
これからもブログがんばりますね!