台湾現地採用で仕事をしている僕の中国語レベルは、どの程度なのか?

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仕事中に中国語を使う比率は?台湾のYouTubeやPodcastは理解できる?現地採用として仕事をしている僕が中国語でできること、できないことについて考えてみます。

こんにちは!台湾で現地採用の会社員として働いております、Mae(@qianheshu)です。

台北には、現地採用の方、駐在員の方、フリーランスの方、経営者の方など、たくさんの日本人の方が住んでおられ、僕も時々仕事やプライベートでご一緒させていただく機会があります。

中国語をあまり話せない方、日常会話は問題ない方、ビジネスでバリバリ使える方、中国語の本まで読める方。

台湾で暮らしていると言っても、本当に中国語レベルは人それぞれだなあと、日々感じています。

では、台湾で現地採用の会社員として働いている僕の中国語レベルは、一体どの程度のものなのか?

中国語を使って、どんなことができて、どんなことはできないのかを、改めて考えてみました。

 

目次

会社内でのコミュニケーションは、中国語で対応できる。

メガネとパソコンのキーボード

【台湾で就職した僕はどんな仕事をしている?海外在住8年目の職場事情。】

の記事でも触れていますが、

 

僕は会社では、

中国語:日本語=9:1くらいの

割合で使っています。

 

噛み砕いて分かりやすく伝えてくれる

同僚やクライアントたちの配慮も、

大きく関係しているとは思いますが、

 

メールや会議などの

コミュニケーションは、

ほぼ中国語のみでも

対応できています。

 

会社では、

デザイナーとして働いているので、

デザイン提案の場に出席することも。

 

まだまだ流暢にとはいきませんが、

言葉選びに詰まりながらも、

 

自分の作ったデザインについて

中国語で説明することも、

何とかできています。

 

仕事で使う言葉は意外と限られるので、

それさえ覚えてしまえば、

案外スムーズに進むような気もします。

 

これまでに経験してきた面接でも、

ほぼ中国語で対応することが

できました。

中国語で、電話予約やキャンセルができる。

高級レストラン「頂鮮台北101」のテーブルから望む景色

電話を使ったコミュニケーションは、

相手の顔が見えないからか、

日本にいた頃からあまり

得意ではなかったことの1つ。

 

台湾に来てからも、

苦手なのは変わっていないのですが、

 

レストランの予約や

交通チケットのキャンセル、

コールセンターへの問い合わせなども、

 

簡単なものであれば、

中国語で対応することはできます。

 

銀行や証券会社、

移民局からの電話は

少し難易度が上がりますが、

何とか対処できている感じでしょうか。

 

ちなみに、台湾で暮らしていると

時折かかってくる

知らない番号からのセールス電話は、

 

聞き慣れない単語が多いのと、

捲し立てるようなスピード感に

ついていけず、

だいたい聞き取れていません 笑

 

そもそも、

詐欺まがいの電話も多いので、

知らない番号からの電話は

出ないのが一番です。

中国語で、台湾のニュース記事や公的機関発表の情報を収集できる。

台北のLGBTスポットを巡る観光バス「Color Taipei 彩虹觀光巴士」の第1スポット・台北市政府前のレインボー歩道

ブログの執筆や、

ライターの案件を進めていると、

調べものをする機会が多々あります。

 

その際は、台湾のニュース記事や、

関連する団体のホームページ、

Facebookページなどを

よく参考にするのですが、

 

書かれている内容を

中国語で理解することは

できています。

 

また、外国人として

台湾に滞在する際の決まりごとや、

LGBTの権利に関する情報を

調べていると、

 

法律や判決を参照しなくては

いけないこともあります。

 

この場合は、

使われている言葉が難しいため、

ニュース記事よりも大幅に

時間はかかりますが、

 

じっくりがんばって読み込めば、

大まかな意味を把握することは、

何とかできているように思います。

 

ただ、ニュース番組になると、

キャスターさんの話の早さと、

 

聞きなれない単語の

オンパレードになって、

よく内容が把握できないことは

少なからず、ありますね。

台湾のドラマや映画は、字幕もあるので理解できる。

2020年に大ヒットした台湾LGBT映画『刻在你心底的名字』(邦題:君の心に刻んだ名前)のポスター

コロナウイルスの流行以降、

家で過ごす時間が

長くなっているのですが、

 

台湾のドラマや映画も

よく観るようになりました。

 

ドラマや映画は、

はっきりとした音声で、

セリフがポンポンと単発で

発せられていくスタイルなので、

 

聞き取りだけでも、

大まかには理解できます。

 

その上ありがたいことに、

台湾では中国語のドラマや映画でも、

中国語の字幕がつくのが

スタンダード。

 

聴覚と視覚で補い合えるので、

日本語の作品を観ているのと

同じくらいの理解度を、

確保できているように思います。

 

しかし、中国語・日本語以外の

外国語音声のドラマや映画を、

中国語の字幕で観るのは、

難しい。

 

聴覚からの理解度が

ほぼゼロになってしまう上、

 

慣れているとは言え、

外国語である中国語の

字幕を追うのに必死で、

画面を観る余裕もなくなってしまい…

 

僕にとっては、

難易度が高く感じられることの

1つです。

台湾人彼氏や友達と、中国語で会話できる。

台北で台湾人彼氏と僕がルームシェアしている部屋のリビングルーム2

現在僕は、

台湾人のボーイフレンドと

2人暮らしをしていますが、

 

家での会話には、

中国語をメインに使っています。

 

中国語でどう言うのか分からない時、

あるいは日本語の方が

ニュアンスが伝わりやすい時、

 

彼が練習も兼ねて

日本語で話したい時などは、

日本語を交えて話すこともあります。

 

ケンカなどの(!?)

込み入った話になると、

言語上の誤解が

生じてしまうこともありますが、

 

普段の生活では、

コミュニケーションは良好に

取れているように思います。

 

台湾人の同僚との

ちょっとしたおしゃべりや、

友達との会話も、

 

分からない単語の意味を

時折確認しつつも、

1対1であれば、

ほぼ問題なく進めることができます。

台湾人同士のおしゃべりや、中国語のYouTube、Podcastは、ついていくのが大変。

高雄駅前のおすすめホテル「Just Sleep 高雄站前館」カフェの台湾茶

先ほど、台湾人の同僚や友達と

「1対1」であれば、

会話できると書きましたが、

 

これが、

台湾人2人以上になると、

僕には一気に難しく

感じられてしまいます。

 

特に、

台湾人同士2人で話し始めると、

 

スピードがいくぶん早まるのと、

あまり聞き慣れない単語が

(時に台湾語の単語も)

バンバン登場するので、

 

話の内容がよく把握できない…

 

会社の同僚同士が、

仕事の話をしているのは

大体聞き取れるのに、

 

それとは関係のない

日常の話題になると、

急に置いてきぼりになってしまうことも

多々あります。

 

同じ理由で、

バラエティ番組やYouTube、

Podcastなど、

 

2人以上でおしゃべりをしている

タイプのものだと、

ついていくのが大変。

(1人でカメラやマイクに向かって
お話ししているタイプは、割と聞き取れます。)

 

僕自身がそもそも、

おしゃべりがあまり得意でないのも

関係ありそうですが、

 

そんな瞬間は

「自分の中国語はまだまだだな…」

と、思わずにはいられません。

中国語の文学作品(小説)は、僕レベルでは理解不能。

台北の街に佇む日本式古民家の図書館「文房 Chapter」の1人がけソファと本棚

僕は本を読むのが好きで、

よく日本語の本を買ってきたり、

図書館で借りてきたりして

読むのですが、

 

台湾の文学作品(小説)も、

前々からすごく気になっています。

 

すごく気になってはいるのですが、

その一方で、

 

中国語の文学作品を理解するのは、

僕が最も難しいと

感じていることでもあります。

 

台湾人ブロガーさんの書いたブログや

SNSの投稿などは、

問題なく読めるのですが、

 

文学作品になると、

聞いたこともない単語や

四字熟語がグッと増える印象。

 

日本語の文学作品とは違った

独特の文体にも慣れることが

できておらず、

 

なかなか

手を出せずにいます。

 

昔の文体で

書かれているものなどになると、

もう1行ですら意味が分かりません 笑

 

そんな中国語の文学作品を、

難なく楽しんでいるという

日本人の方も時折いらっしゃって、

 

そんな方たちの中国語能力には、

もはや、憧れるばかりです。

 

ちなみに、四字熟語と言えば、

台湾では文章を書く時だけでなく、

おしゃべりの中でも

割とカジュアルに頻発します。

 

知らないと一発で

話の意味が捉えられなくなるのが、

難しいところですね。

まとめ

台湾の古都・台南のおすすめ観光スポット「孔廟」の本堂

今日は、

台湾現地採用で仕事をしている

僕の中国語レベルはどの程度なのか


について、考えてみました。

 

このブログでも、

何度か触れていたかもしれませんが、

 

現地採用を目指すなら、

やはり少なくとも、

 

中国語で日常生活を

問題なく送れるくらいのレベルは、

あった方が良いかと。

 

詰まりながらでも、

台湾人の友人と1対1で、

中国語でコミュニケーションが取れる

くらいあれば、

 

いざ、面接や仕事が始まっても、

何とかなっていくんじゃないかな、

と、思います。

 

台湾で会社員をしている

1人の一例として、

何かのご参考になりましたら幸いです。

▼ こちらの記事も、よくお読みいただいています! ▼

→ 台湾で「@」はあの動物の名前!? 中国語での記号の読み方。

→ 台湾で「L」は〇〇!? アルファベット26字の現地式の読み方。

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