台北で日本語書籍を探すならどこへ行くのがおすすめ?現地在住の僕はいつも、こちらのお店でお世話になっています!
こんにちは!台北に暮らして8年目になりましたMae(@qianheshu)です。
僕は、休日家にこもっての読書に至福を感じるインドア派。
中国語の本を読むには、まだまだ語学力が追いついていませんが、台湾でも日本語の本をどっさり買ってきて、読み耽っております。
台北は海外の街ではありますが、日本語の本を入手するのは、意外に簡単。
日系の大型書店から、ローカルな古本屋さんまで、日本語の本を扱っているお店がいろいろなところにあるので、充分に読書ライフを満喫することができています。
では、具体的には、どこへ行けば入手できるのか?
今日は、僕が台北でよく足を運んでいる日本語の本が買えるおすすめ6軒をご紹介したいと思います。
1.【淳久堂書店】日本語書籍の品揃えNo.1!台北でお目当ての本を探すなら、まずはこちらへ。
MRT國父紀念館駅から歩いて5分、
光復南路沿いにひっそりと佇むのは、
日本でもお馴染みの
「淳久堂書店(ジュンク堂書店)」。
日本のように、
ビル内の数フロアを占めるほどの
大規模な店舗ではなく、
台北では1Fのワンフロアでのみ営業。
ですが、店内は
ほぼ日本語の本のみで満たされていて、
蔵書数は間違いなく台北No.1だと思います。
文芸書に実用書、ビジネス書、
語学書、新書、文庫、ガイドブック、
雑誌、漫画…と、
ジャンルも多岐に渡っており、
とても豊富。
お探しの日本語の本があるなら、
まずは「淳久堂書店」へ足を運んでみるのが
間違いなしです。
淳久堂書店
Address:台北市大安區忠孝東路四段200號9樓
営業時間:11:00~21:30
TEL:+886-2-2731-5930
Web:http://jp.junkudo.tw/
【2020.07.26 追記】
「淳久堂書店」は、
上記の住所とマップにある
MRT忠孝敦化駅3番出口すぐの
明曜百貨9階へ移転しています。
よりおしゃれ度がアップして、
快適に本探しが楽しめるように
なっていましたので、
ぜひ足を運んでみてくださいね。
2.【紀伊國屋書店】ゆったりと本探しの時間を楽しみたい時に。文具類の豊富なラインアップもうれしい。
台北にある日系大型書店の中でも、
僕が一番よく足を運んでいるのが
「紀伊國屋書店」。
MRT忠孝復興駅から徒歩7分、
「微風廣場 Breeze Center」という
デパートの中にあります。
台北では他に、
日本人駐在員の方が多く暮らす
天母エリアに1店舗。
台中と高雄にも、
各1店舗が展開されています。
「紀伊國屋書店」に並ぶ本は、
中国語と日本語がちょうど半分くらい。
品揃えの面では、
ジュンク堂より限られる印象ですが、
それでも文芸書からビジネス書、
ガイドブック、漫画に至るまで、
幅広いジャンルの本が網羅されています。
また、文具類が充実しているのも
「紀伊國屋書店」ならではの特徴。
ゆったりとした陳列と、
温もりあるインテリアに惹かれて、
ついつい長居してしまう居心地の良さが
魅力です。
紀伊國屋書店(台北微風店)
Address:台北市松山區復興南路一段39號5樓(微風廣場内)
営業時間:11:00~21:30(日~水)/ 11:00~22:00(木~土)
TEL:+886-2-2721-2304
Web:https://taiwan.kinokuniya.com/
3.【TSUTAYA BOOKSTORE】日本のおしゃれ本屋さんが台北にも!ライフスタイルを提案する本や雑貨が充実。
おしゃれ本屋さん
「TSUTAYA BOOKSTORE」も、
台湾に店舗がある大型日系書店の一つ。
台湾では現在、
台北に「信義店」「松山站前店」
「內湖店」「南港店」の4店舗、
台中に「台中市政店」1店舗が
展開されています。
「TSUTAYA BOOKSTORE」の品揃えは
かなりローカライズされていて、
中国語の本がメイン。
上でご紹介した2軒に比べると、
グッと少なくはなりますが、
日本語の本も購入可能です。
文芸書やビジネス書などは
あまり並んでいないものの、
特に、デザイン、アート、旅行などの本と雑誌、
おしゃれな雑貨がよく揃っている印象です。
各店舗には
「WIRED CAFE」も併設されており、
おしゃれな空間の中で、
お茶やお食事を楽しむこともできます。
店舗に並んでいる本をカフェへ持ち込んで、
ゆっくり読書に耽るのもおすすめです。
TSUTAYA BOOKSTORE(松山店)
Address:台北市松山區市民大道六段131號
営業時間:11:00~21:30(月~木)/ 8:30~22:00(金~日)
TEL:+886-2-2528-0616
Facebook:https://www.facebook.com/tsutayabookstoretw/
4.【animate&らしんばん】漫画&アニメの殿堂が西門町に!僕も〇〇を買いによく行きます。
MRT北門駅から歩いて
5分のところにあるのは、
アニメ好きにはたまらない
「animate」。
台北のお店では、
中国語翻訳版のコミックが
メインになっていますが、
日本語オリジナル版のコミックも
取り扱いがあります。
僕と台湾人ボーイフレンドが
夢中になっている、
BL(ボーイズラブ)の漫画や小説を買いに来るのは、
もっぱらこちらのお店。
2人揃って、よくBLコーナーで
盛り上がっております 笑
関連記事→【同性に恋する僕のお気に入りBL(ボーイズラブ)漫画3冊+1。リアル世界の日常を反映した秀逸作品が続々登場中です!】
奥へと進んでいくと、
アニメグッズや関連雑誌、同人誌、
CDやDVDが並ぶお店
「らしんばん」も併設。
こちらは、
日本語のまま販売されているものが、
大部分を占めています。
日本のアニメ文化が、
台湾でどのように受け入れられているのか。
観察できるという意味でも、
興味深いお店かと思いますので、
漫画&アニメ好きの方はぜひ。
animate & らしんばん
Address:台北市中正區中華路一段39號B1
営業時間:10:00~22:00
TEL:+886-2-2389-3420
Web:https://www.animate-onlineshop.com.tw/
5.【茉莉二手書店】台湾大学前の路地ナカに佇むおしゃれな古本屋さん。日本語書籍の品揃えも豊富。
ここからは、僕がよく足を運ぶ
二手書店(=古本屋さん)を2軒ご紹介。
「えっ、台湾の古本屋さんに
日本語の本なんてあるの?」
と、思われた方。
そうなんです!
実は、古本屋さんでも
日本語の本が買えちゃうのですよ!
一番よく通っているのが、
MRT公館駅すぐの路地ナカにある
「茉莉二手書店」。
お店の一角に
日本語書籍のコーナーがあり、
文芸書にビジネス書、実用書など、
常時700冊ほどがずらりと並んでいます。
店内がおしゃれ、
かつキレイに整理されていて、
気持ちよく本探しを楽しめるのも、
お気に入りのポイントです。
そして、中国語の本だけでなく、
日本語の本の買取も行ってもらえます。
台中と高雄にも店舗がありますので、
台北以外の街にお住まいの方も、
ご利用なさってみてはいかがでしょうか。
茉莉二手書店(台大店)
Address:台北市中正區羅斯福路四段40巷2號
営業時間:12:00~22:00
TEL:+886-2-2369-2780
Web:http://www.mollie.com.tw/News_List.asp
6.【胡思二手書店】日本語の文芸書が充実!赤峰街の店舗には、おしゃれなカフェも併設。
もう1軒、
僕が台北でよく利用する古本屋さんなのが
「胡思二手書店」。
茉莉二手書店と同じく、
もともとは公館エリアにあったのですが、
現在はMRT中山駅近くの
赤峰街にお引越し。
士林駅の近くにも1軒、
お店が展開されています。
「胡思二手書店」に並んでいる
日本語の本は、文芸書がメイン。
単行本から文庫本まで、
1,000冊近くはあろうかというほど、
豊富に集められています。
階段を3Fまで上がると、
ゆったりとお茶を楽しめる
カフェスペースも。
天気が良い日には、
ベランダのテーブルに座って
ゆっくり読書を楽しむのも
気持ち良さそうです。
胡思二手書店(南西店)
Address:台北市大同區赤峰街41巷7號
営業時間:12:30~21:00
TEL:+886-2-2555-8128
Facebook:https://www.facebook.com/whosebook/
【2020.09.09 追記】
上でご紹介した、赤峰街にある
「胡思二手書店(南西店)」ですが、
残念ながら閉店となりました。
ただ、MRT士林駅の近くにある
「士林店」は、
現在も営業していますので、
近くにお住まいの方、
近くまでお越しの際には、
ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
まとめ
今日は、
台北で日本語の本を買いたい時に
おすすめの本屋さん6軒
をご紹介しました。
海外で暮らすとなると、
「日本語の本が手に入りにくいのでは?」
と気になる方はおられるかもしれませんが、
台北では心配ご無用。
僕は台北に住んで8年目になりますが、
日本語の本が手に入らなくて困った体験は、
ほとんどありません。
多少割高になるのは否めないものの
(古本ならリーズナブルです)、
その点を除けば、ほぼ日本と同じような
読書環境を楽しめるのではないかと思います。
ちなみに、本屋さんだけでなく、
大きめの公共図書館に行けば、
日本語の本が並んでいることもありますよ。
これから台北で生活される予定の方、
すでにお住まいの方、
ご旅行中に日本語の本が恋しくなった方は、
参考としてお役立てていただけますと幸いです。
▼こちらの記事もよくお読みいただいています!▼
→台湾スーパーの調味料で和食は自炊できる?現地在住の僕がよく使うものを集めてみました。
→台北の街に佇む日本伝統家屋の図書館「文房 Chapter」。ブックカフェさながらの古民家で、ゆったり読書タイム。
→台湾一周に憧れて、まずは台北一周!レンタサイクル・YouBikeで「台北自行車環狀線」を走ってみました。
→台湾留学&移住前に済ませたい「学歴認証」。日本の大学の卒業証明書を認証してもらう方法。
→台湾の頂樓加蓋(屋上部屋)で暮らす4つのメリット。屋上生活歴6年目の僕は、やっぱり今のお部屋が好きです。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは!台北在住18年目にして初めてジュンク堂の存在を知りました。日本書籍はもっぱらアマゾンで購入。送料無料の時もあり、かなりお安く感じられますよね。でも直接手に取って本を選ぶ楽しさを味わう機会が少なく、残念に思っていました。(最寄りの書店、高島屋の紀伊国屋はイマイチです!)情報ありがとうございました!
お役立ていただけて、すごくうれしいです!
そうなんです!台北にもジュンク堂あるんです!
東區周辺までお越しの際に、ぜひ行ってみてください!