コロナ禍の台湾で株式投資。2021年の運用状況と、その過程で感じたこと。

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2021年台湾株式の配当

2021年の台湾株式の運用状況は?来年に向けての課題は?現地で暮らしながら株式投資をしている僕が、ここ1年で感じたことをシェアしてみます。

こんにちは!台湾で株式投資に挑戦して4年目のMae(@qianheshu)です。

【台湾で株式投資を始めて3年。これまでの運用状況について振り返ってみました。】の記事を書いてから、1年近くが経ちました。

僕は専門家でもなんでもないですが、台湾での株式投資に関しては、コメントやメッセージをいただくことが多く、台湾での株式投資にご興味がある方、たくさんおられるのだなと、日々実感しています。

昨年2020年から現在も進行形で、世界はコロナ禍の真っ只中ですが、そんな中で台湾株式の運用は、どのような状況になっているのか?

運用してきて、今感じていることは?

2021年の配当の受け取りもちょうど終わったタイミングなので、今日は久しぶりに、台湾での株式運用について書いてみたいと思います。

※この記事の内容は、台湾株式の銘柄をおすすめするものではありません。あくまで僕個人の運用状況の一例として、ご覧いただけますと幸いです。

 

目次

2021年台湾株式の運用状況は?

2021年台湾株式の保有比率

まず最初に、

僕が現在運用している銘柄の、

保有比率について

まとめてみました。

 

投入している資金全体には、

それほど大きな変化が

なかったのですが、

 

コロナが収束したら、

どんな風になるだろうか、

という近い将来も想像しつつ

調整。

 

昨年から買い始めた「第一金」は、

株価・配当とも

比較的安定しているので、

 

タイミングを伺いつつ、

少しずつ買い増しています。

 

「聯傑」は、

一時株価が高騰した時期があり、

 

そのタイミングで一部を

現金化したので、

昨年よりも

比率が減っています。

 

僕が、株式投資にて

かなり重視している

「股利(=配当)」については、

今年は以下の表のようになりました。

 

2021年台湾株式の配当

配当利回りは、

僕が各銘柄を購入した時の

平均株価を元にしているので、

 

現在の株価を元にして

計算されているものとは、

数字が異なります。

 

また、

外国人が台湾で株式投資をする場合、

 

配当金額の21%が

税金として天引きされますので、

引かれた後の実質の利回りも

計算してみました。

(正確には、「盈餘股利」の21%が
天引きになります。)

 

正直、配当に関しては、

2021年はあまり理想的では

ありませんでした。

 

ただ、業種にもよりますが、

コロナの影響を大きく受けてしまった

銘柄もあるので、

仕方ない部分もあるのかな、と。

 

コロナの流行が収束すれば、

業績も元に戻っていくのではないか

と、期待しているので、

 

引き続き、様子を見ていきたいと

思います。

 

2021年台湾株式の株価上昇率

購入時の平均株価を元にした、

株価上昇率も計算してみました。

 

配当は減ってしまった銘柄も

ありましたが、

 

昨年2020年から今年2021年にかけて、

株価自体は大きく上がった銘柄も

多かった台湾株式。

 

今年の春頃からは、

台湾国内でもコロナの流行が

起こってしまいましたが、

(現在は再び、国内感染が
ほとんど出ていない状態まで回復しています。)

 

それまでは封じ込めに

成功していたことも、

要因のひとつだったのかも

しれません。

 

今のところ、

保有している大部分の銘柄は、

購入時よりも順調に

伸びてくれています。

株価が伸びてしまったゆえに、心配を感じていること。

台湾の株式取引アプリ画面

僕が各銘柄を購入した時に比べると、

軒並み株価が上昇している、

ここ1年。

 

それ自体は、

良いことではあるとは思いつつも、

 

その一方で、

新たに同じ銘柄を追加購入するには、

ちょっとためらってしまう価格にまで、

伸びた銘柄もあります。

 

株式運用は、

待つ時間(観察する時間)も

すごく大事。

 

それは、

これまでに運用してきた中で

日々感じてきましたが、

 

新たな購入を進めないまま、

長期にわたって

停滞してしまっている状況が、

果たして良いことなのかどうか?

 

配当を重視しすぎるあまり、

売ってもいいタイミングを逃して、

流動性を鈍らせて

しまっているのではないか?

 

それとも今は、

次なるチャンスに向けて

資金を貯めておく時期で、

 

動くべき時が来るまで、

このまま待っているのがいいのか?

 

株式投資をなさっているみなさんは、

こんな時期をどう判断していますか?

「零股交易」なら、あこがれの台積電の株主も夢じゃない!?

台湾の株式取引アプリ画面の零股交易

今年に入ってから、

買ってみたい想いが

急上昇中なのが、「零股」

 

台湾では基本的に、

1張=1,000股を単位に

取引が行われるのですが、

 

これを100股や500股など、

1,000股未満で購入できるのが

「零股交易」です。

 

実は、昨年2020年の10月から、

零股の取引方法が

「盤中交易(=一般の株式取引と同じ時間帯に、
零股の取引もできる形態)

へと変更に。

 

零股の取引量も増え、

一気に売買がしやすくなりました。

 

関連リンク→【盤中零股交易專區|台灣證券交易所】

 

台湾の株式取引アプリ画面の台積電

これまでであれば、

1株あたりの値段が高く、

とても手を出せなかった

銘柄も多々。

 

例えば、1股=100元の銘柄であれば、

1張=1,000股=100,000元(=約400,000円)

が、最低単位。

 

零股交易であれば、

100股=10,000元(=約40,000円)など、

 

自分の資金に合わせた金額で、

高株価の銘柄も

購入できるようになります。

 

それゆえ、

銘柄の選択肢もグッと増えて、

ワクワク。

 

1張単位で取引するよりも、

若干割高になってしまうのと、

 

銘柄によっては、

取引量がとても少ないことも

あるのは注意が必要ですが、

 

それを踏まえても、

すごく魅力を感じています。

 

これで、

あこがれの「台積電」の株主にも、

なれちゃうかもしれません 笑

まとめ

2021年台湾株式の配当

今日は、

2021年コロナ禍での

台湾株式の運用状況と、

感じたこと


について、まとめてみました。

 

もやもやとしていることもありますが、

僕はやっぱり株式投資って、

奥が深くておもしろいなあ、

と、思っています。

 

そう思えるのは、

運良く順調に

株価が伸びてくれたことも

関係しているとは思いますが、

 

来年は、

配当額をよりアップできるよう、

引き続きチャレンジしていこうと

思います。

 

それと同時に、

このコロナの混乱が収束したら、

各銘柄がどう動いていくのかも

すごく楽しみにしています。

 

あくまで、

台湾で株式投資をしている

1人の一例ではありますが、

 

最後までご覧いただき、

ありがとうございました。

※記事中の日本円表記は1元=4.0円で計算しています。(2021年10月2日現在)

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コメント

コメント一覧 (3件)

  • はじめまして。
    現在台北在住で、私も今年から台湾株式を始めております。
    現在は投資の方針を模索中ですが、股息狙いの投資方法も考えておりますが、どこで配当額や配当日などを調べておりますでしょうか。
    また、台北在住の日本人で台湾株式に投資している人が少ないこともあり、いろいろと情報交換させていただければ幸いです。
    よろしくお願いいたします。

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