
絶品マンゴーかき氷も登場!ローカルエリアでも「小吃」と「デザート」はハズせません!
こんにちは!台湾在住4年目にして、先日ようやく101展望台デビューを果たしたMae(@qianheshu)です。
さて、前回【知られざる美食地帯!台北・永安市場の必食台湾グルメ5選(ガッツリ編)】ではMRT永安市場駅(駅番号:O03)エリアでいただけるボリュームたっぷりグルメをご紹介しました。
しかし!このエリア、それだけじゃないんです!
台湾ならではのお手軽グルメ「小吃」と、食後のお楽しみ「デザート」のハイレベルなお店も盛りだくさん!
台湾の食文化にあらゆる角度から舌鼓を打てる、台北指折りの美食地帯なのですよ!
ということで今日は、永安市場グルメの後半戦「小吃・デザート編」をお届けいたします!
永安市場エリアで夜食と言えば!「阿榮香菇肉粥」。
宵っ張りな台湾では「宵夜」と呼ばれる夜食文化がとってもポピュラー。
夜遅くまで営業している小吃店は、台湾人にとってはポロリと本音が漏れる(?)
立派なコミュニケーションの場だったりします。
永安市場エリアで深夜まで賑わうお店として有名なのが、こちらの「阿榮香菇肉粥」。
地域一の大きさを誇る「四號公園」を挟んで、地下鉄の駅とはちょうど反対側の通りにあります。
緑と赤の電球がビカビカ光っている真っ赤な看板が目印です。
こちらのお店は、軽くおなかを満たすのにピッタリな小皿メニューが充実!
席が空くまでたいていは外で待たされることになるので、
入り口に貼られた写真を見ながら、食べたいものに目星をつけておきましょう。
オーダー表は、ポストイットくらいのコンパクトサイズ。
「數量」のところに、食べたい分だけ記入していきます。
店内はこのとおり、常に満席状態!
夜ごはん時から深夜まで、いつ来てもこんな感じなのできっと相当繁盛しているはずです 笑
僕がいつもオーダーするのは看板メニューの「香菇肉粥(30元=約100円)」。
しいたけの他に、豚肉やタロイモがたっぷり入ってます。
うす味で栄養満点なので、さらっと食事を済ませたい時や、夜遅くの食事にはピッタリですよ!
もう一つの看板メニューは「米粉湯(30元=約100円)」。
米粉はビーフンの意味ですが、このスープに入っているのは超極太。
歯切れが良くてプリプリとした食感、これ1椀でも結構満たされます。
茹で野菜やお肉のワンプレートをプラスすれば、しっかり一食もOK。
時間やおなかの具合に合わせて色々に使える便利なメニューは、僕も含めた近隣住民の強い味方です。
阿榮香菇肉粥
Address:新北市中和區安平路184號
TEL:+886-2-2943-5923
営業時間:16:00〜01:00
牡蠣そうめん一本勝負!名前のない「蚵仔麵線」の名店。
さて、続いては台湾を代表する伝統料理「蚵仔麵線(牡蠣そうめん)」の美味しいお店。
前回ガッツリ編ご紹介した、牡蠣オムレツの「中和米粉湯」や、
一人鍋の「青葉小火鍋」と同じ通りの宜安路にその名店はあります。
黄色地に赤文字で大きく「麵線」と書かれた小さな屋台が、このお店唯一の調理台。
他のメニューは一切置かず、牡蠣そうめんだけというこだわりようです。
屋台のコンパクトさに比べて、店内はかなり広々。
出来上がったらラオバンが呼んでくれるので、受け取りのついでにお会計を済ませましょう。
こちらが、こだわりの「麵線(40元=約130円)」。
そうめんと言っても、台湾ではスープに馴染むくらいクタクタに煮込むのがスタンダード。
だしの風味が効いたやさしい味わいが、やわらか麺にはよく合います。
そして、40元とは思えないほどたっぷり入った小ぶりの牡蠣とこま切れ肉丸もミソ。
味とコスパのバランスの良さが、夜遅くまでお客さんが途切れることのない人気の秘訣です。
宜安路の麵線店
Address:新北市中和區宜安路117號
TEL:+886-2-8231-3373
営業時間:11:00〜02:00
行列のできる路地裏の豆花店!「華泰豆花・粉圓」
麵線のお店まで来たら、ぜひとも一緒にいただきたいのが台湾の名物デザート「豆花」。
道を挟んで向かい側に、
これまた豆花しか置いていないというこだわりのお店があるのです!
「華泰豆花・粉圓」の看板が見えたら、屋台越しに直接オーダーしましょう!
会社帰りの時間に重なると長い列ができていることもあるので、
自分の番が来たらいくつ欲しいかを伝えます。
小豆やタピオカ、仙草など、屋台に並んでいるトッピングは、なんと選び放題!
何種類選んでも料金は同じなので、心ゆくまで盛ってもらいましょう 笑
テイクアウトで買う人が圧倒的に多いですが、台湾気分に浸るならぜひ店内のテーブルで。
他のお客さんがどうやってオーダーしているのか観察しながら食べるのは、
現地の生活風景が垣間見れてなかなかおもしろいですよ。
トッピング選び放題の豆花は1椀40元(=約130円)。
絹ごし豆腐のようななめらかな食感で、
不思議なことにたっぷり食べた後のおなかにもすんなり収まってしまいます。
甘さひかえめのシロップでいただくふわふわの豆花は、カラダにもやさしいオススメスイーツです。
華泰豆花・粉圓
Address:新北市中和區中安街178巷13弄20號
TEL:+886-2-2921-0674
営業時間:11:30〜23:00
黒糖風味のかき氷が人気!「良古早味黒糖剉冰」。
台湾でデザートと言えば、ゼッタイにハズせないのは「かき氷」!
実は「四號公園」の周辺は、
絶品のかき氷屋さんが軒を連ねている激選区なのですよ!
公園での散歩ついでやスポーツ後の息抜きに訪れるお客さんたちで、
どのお店も昼夜を問わず賑わいます。
伝統的なスタイルのかき氷をいただくなら、僕のイチオシは「良古早味黑糖剉冰」。
公園の東側を通っている「安樂路」沿いにデカデカと掲げられている真っ青な看板と、
「良」の漢字が目印です。
オーダーは歩道に面したカウンターで。
壁でウインクしているイメージキャラ(?)のメイドさんが気になって仕方ないかもしれませんが、
全然萌え系なお店ではありませんのであしからず。
マンゴーかき氷や雪花冰もあるのですが、
このお店ではぜひ看板メニューの「黑糖剉冰」をご賞味あれ。
小豆や仙草、愛玉、サツマイモ、ピーナッツ…などなど、
台湾ならではのトッピングが盛りだくさん!
1椀50元(=約170円)で5つのトッピングが選び放題というのは、なんとも太っ腹です!
さらにトッピングしたい場合は1つにつき10元(=約30円)で追加可能。
ここに並んでいる素材だけ見ても、日本のかき氷とはだいぶ雰囲気が違いますよね。
好きなものを指差しで伝えれば、お皿にどんどん装ってくれますよ。
トッピングを選び終わったら番号札を渡されるので、呼ばれたらカウンターまで取りに行きましょう。
この氷山のごとき盛り加減、お一人様ならこれで充分1食になりそうですね。
台湾の人たちは1人1椀ペロッと食べちゃいますが、
デザートとしていただくなら2人以上で食べるのがいいかと思います。
氷の山を掘り起こしていくと、先ほど選んだトッピングたちが底から出現。
濃厚で優しい黒糖の風味は、どんな素材にもよく合います。
細かい氷の粒のシャリシャリ感も超絶妙!
熱帯夜の続く台湾の長い夏には、やっぱりかき氷が欠かせません!
良古早味黒糖剉冰
Address:新北市永和區安樂路232號
TEL:+886-2-2928-5252
極上のマンゴーかき氷に大満足!「冰果天堂」。
台湾を訪れる旅人なら、誰もが必ず憧れる「マンゴーかき氷」。
台北にもかき氷の有名店は数ありますが、
僕の一番のお気に入りはこの永安市場エリアにあるんです!
その名も「冰果天堂」!かき氷の天国という意味です。
白を基調にしたタイル貼りの店内は、
かき氷のお店とは思えないほどモダンでハイセンス。
ショーケースに並んでいるのがその日いただけるフルーツたちなので、
その中にマンゴーがあれば、マンゴーかき氷にもありつけます!
オススメはもちろん「芒果牛奶冰(160元=約530円)」ですが、
個人的には「紅豆抹茶冰(110元=約360円)」もかなりお気に入りです。
宇治金時とはまた違った美味しさなので、おなかとお財布に余裕のある方はぜひお試しを。
カウンターでオーダーしたら、こちらのレシートを渡されます。
一番上に大きく書かれている番号が呼ばれたら、憧れのマンゴーかき氷完成ですよ!
こちらが、僕の大好物「冰果天堂」のマンゴーかき氷!
シャリシャリふわふわのミルクシャーベットの上には、
キレイにカットされた生マンゴーがたっぷり!
一番上に乗っているマンゴーシャーベットも、
マンゴーの風味がギュッと詰まっていて絶品です!
このかき氷を食べるためだけでも、永安市場へ足を運ぶ価値は十二分にアリ!
コレを食べないで日本に帰っちゃうのは、すさまじく惜しすぎますよ。
冰果天堂
Address:新北市中和區中安街78號
TEL:+886-2-2928-6918
営業時間:11:00〜23:00(月曜日定休)
まとめ
今日は「台北・永安市場の必食台湾グルメ」の後編、
「小吃」と「デザート」の美味しいお店5つをご紹介しました!
前回のガッツリ編と合わせて合計10個。
隠れた台湾グルメの宝庫と言われる所以、感じていただけましたでしょうか?
台北駅から永安市場までは、東門駅で乗り換えておよそ15分。
決して遠くない距離ですので、旅行のプランにも組み込みやすいのではないかと思います。
とびきりローカルな台湾の味を楽しみたい方はぜひ、
Maeの生活エリアでもある永安市場までお越しくださいね!
観光客の知らない秘密の美食たちが、あなたをお待ちしていますよ。
▼魅惑の台湾グルメを眺めながら、旅への想いを盛り上げておきましょう!▼
次回の台北旅行、どこに泊まるかはもうお決まりですか?
『【筆者宿泊済み】台北と九份のおすすめホテル&ゲストハウス7軒。』では、
僕が実際に宿泊させていただいた台北の快適なホテル&ゲストハウスを
ご紹介しています。
MIT(Made in Taiwan)アイテムにこだわったLGBTフレンドリーホテルや、
有形文化財で暮らすように泊まれる古民家ゲストハウスなど、
旅のスタイルに合わせて、様々な選択肢がある台北滞在。
どこに泊まろうかとお悩み中の方は、ぜひご参考いただけるとうれしいです!
※記事中の日本円表記は1元=3.3円で計算しています。(2016年5月現在)