台北市街中心部からMRT1本で行ける、アクセス便利な動物園へ。台湾ならではの動物も観察できる「臺北市立動物園」の見どころを集めました。
こんにちは!台北で暮らし始めて、11年目に突入しております、Mae(@qianheshu)です。
先日、ボーイフレンドと2人で「臺北市立動物園」へ行って来ました。
彼はいつも、Instagramでかわいい動物を眺めながら萌えているのですが、そろそろリアル世界で動物と触れ合いたくなった模様。
「動物園行きたーい!」と、しきりにおっしゃって止まなかったので(笑)、足を運んでまいりました。
前回台北の動物園に行ったのは、もういつのことだったか思い出せないくらい、本当に久しぶり。
園内を巡っているうち、僕も少しずつワクワクが高まってきて、最終的には足が棒になるほど、みっちり楽しむことができました。
今日は、台北で動物たちと触れ合いたい時にピッタリの「臺北市立動物園」を、ご紹介したいと思います。
台北の動物園「臺北市立動物園」は、どこにある?
![台北MRT動物園駅1番出口](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01415-1024x768.jpg)
「臺北市立動物園」
の最寄りは、
MRT文湖線
南側の終点に当たる
「動物園」駅。
動物園のエントランスへは、
駅を下りてすぐなので、
市街中心部からも
アクセスしやすい
ロケーションにあります。
![台北の動物園「臺北市立動物園」のエントランス](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01416-1024x768.jpg)
僕たちが訪れたのは、
久しぶりに青空が広がった
週末。
ずーっと雨続きだったので、
この日のエントランス前は、
ものすごい数の
お客さんたちで
賑わっていました。
![台北の動物園「臺北市立動物園」の改札](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01427-1024x768.jpg)
「入場チケット買うの、
並ぶんだろうな…」
と、覚悟して
いたのですが、
実は、「悠遊卡」や
「一卡通」などの
交通ICカードを持っていれば、
チケットの購入は
不要なことが判明。
MRTの改札を通る時と
同じ要量で、
エントランスのセンサーに
ピッとカードをかざすだけで、
スムーズに入場することが
できました。
![台北の動物園「臺北市立動物園」の入場料](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01421-1024x768.jpg)
入場料は、
大人60元(=約270円)。
※1元=4.5円で計算。(2022年11月17日現在)
ちょうど現在、
値上げが検討されている
そうなので、
今後は変わる可能性も
あるかもしれません。
![台北の動物園「臺北市立動物園」の園内マップ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01434-1024x768.jpg)
園内には、
「臺灣動物區」「熱帶雨林區」
「非洲動物區」など、
全8つのエリアが。
すべて徒歩で
見てまわることもできますが、
なかなか広いので、
効率よく回りたい方は、
園内を走る電車も
利用してみるのも
良いかと思います。
ただ、
休日はものすごい行列で、
乗るまでにかなり
並びそうだったので、
僕たちは、
歩いてまわることにしました。
![台北の動物園「臺北市立動物園」熱帶雨林區の歩道](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01578-1024x768.jpg)
![台北の動物園「臺北市立動物園」熱帶雨林區のオランウータン](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01575-1024x768.jpg)
![台北の動物園「臺北市立動物園」非洲區のリクガメ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01638-1024x768.jpg)
ここからは、
今回動物園を巡ってみた中で、
僕が特に
印象にのこっているエリアを
挙げてみたいと思います。
【臺灣動物區】ゆるキャラのモデルとして抜擢されている「あの動物」も!台湾の自然に生きる動物たちのエリアへ。
![台北の動物園「臺北市立動物園」臺灣動物區の看板](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01435-1024x768.jpg)
![台北の動物園「臺北市立動物園」臺灣動物區の歩道](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01438-1024x768.jpg)
台湾の動物園にやって来たら、
現地の自然の中で生きる
動物たちを、
間近で観察してみたいもの。
まずは、エントランスを入って
すぐのところに広がる
「臺灣動物區」へ、
向かってみてください。
![台北の動物園「臺北市立動物園」臺灣動物區の臺灣黑熊説明ボード](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01470-1024x768.jpg)
![台北の動物園「臺北市立動物園」臺灣動物區の臺灣黑熊](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01474-1024x768.jpg)
台湾のあちこちで、
ゆるキャラのモデルとして
抜擢されている
「臺灣黑熊」も、
こちらのエリアに
いらっしゃいます。
モデルにされすぎて、
さぞお疲れ(?)なのか、
ずーっと空を見上げて、
たそがれておられました。
![台北の動物園「臺北市立動物園」臺灣動物區の臺灣獼猴エリア](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01483-1024x768.jpg)
![台北の動物園「臺北市立動物園」臺灣動物區の臺灣獼猴](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01480-1024x768.jpg)
「臺灣獼猴」のエリアは、
臺灣動物區の中でも
一番の賑わい。
活発で、人間の行動にも
近い動きをする様子は、
観察していると、
やはりとても興味深いです。
先日、
日月潭でサイクリングを
していた時にも、
山中で野生の猿に
出会ったのですが、
もしかすると、
彼らも同じ仲間だったのかも
しれません。
![台北の動物園「臺北市立動物園」臺灣動物區の屋根付き歩道](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01468-1024x768.jpg)
![台北の動物園「臺北市立動物園」臺灣動物區の臺灣野豬](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01453-1024x768.jpg)
他にも、「臺灣野豬」や
「梅花鹿」など、
台湾ならではの動物たちが
たくさんいるので、
ぜひじっくりと
巡ってみてください。
【兒童動物區】アルパカやポニーなど、かわいくて温厚な動物たちが至近距離に!お子さまはもちろん、大人も充分楽しめます。
![台北の動物園「臺北市立動物園」兒童動物區](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01509-1024x768.jpg)
意外にも
テンション爆上がりしたのが、
「兒童動物區」。
名前の通り、
お子さまフレンドリーな
動物たちが集まる
エリアなのですが、
動物園一近い距離で
動物たちと触れ合えるので、
大人の僕も思わず
ワクワクしてしまいました。
![台北の動物園「臺北市立動物園」兒童動物區のコアラ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01511-1024x768.jpg)
![台北の動物園「臺北市立動物園」兒童動物區のラクダ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01515-1024x768.jpg)
![台北の動物園「臺北市立動物園」兒童動物區のアルパカ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01517-1024x768.jpg)
![台北の動物園「臺北市立動物園」兒童動物區のミーアキャット](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01521-1024x768.jpg)
![台北の動物園「臺北市立動物園」兒童動物區のポニー](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01531-1024x768.jpg)
樹の上で丸くなって眠る
かわいすぎるコアラや、
人懐っこそうに近づいてくる
ラクダやアルパカ。
ポニーやロバなどもいる他、
柵の中から脱走したニワトリが
エリア内を走り回っていたりと、
すごく自由にあふれた
ほんわかした雰囲気が、
僕は好きでした。
![台北の動物園「臺北市立動物園」沙漠區のラクダ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01596-1024x768.jpg)
ちなみに、「沙漠區」にも
ラクダがいたのですが、
始終穏やかな笑顔を
崩すことのない、
プロ級の振る舞いが
素晴らしかったです 笑
【非洲動物區】サイ、ゾウ、キリン… 「動物園と言えば!」な代表格が一同に集う、アフリカ動物エリア。
![台北の動物園「臺北市立動物園」非洲區のサイ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01644-1024x768.jpg)
![台北の動物園「臺北市立動物園」非洲區のゴリラ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01646-1024x768.jpg)
「動物園に来たら、
ここはゼッタイだよ!」
と、ボーイフレンドから
念押しされていた
「非洲動物區」。
サイやゾウ、ゴリラなど、
動物園と聞いて
真っ先に思い浮かべるような、
アフリカの動物たちが
集まるエリアになっています。
![台北の動物園「臺北市立動物園」非洲區のキリン](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01608-1024x768.jpg)
![台北の動物園「臺北市立動物園」非洲區のカバ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01631-1024x768.jpg)
![台北の動物園「臺北市立動物園」非洲區のカバの水槽](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01633-1024x768.jpg)
かわいい子どものキリンが
草を食んでいたり、
大きなカバが目の前を泳ぐ
水槽があったり。
このエリアに来ると、
子どもたちの黄色い声も、
ひときわ大きくなったように
感じられます。
![台北の動物園「臺北市立動物園」非洲區のショップ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01621-1024x768.jpg)
非洲動物區には、
フードショップが集まる
一角も。
園内で食事を取るなら、
この周辺を目指して
歩いてくるのが
良いかと思います。
蝶が舞う温室や、緑が鬱蒼と茂る熱帯雨林エリアも!他にも見どころ盛りだくさんな「臺北市立動物園」。
![台北の動物園「臺北市立動物園」昆蟲館の温室](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01497-1024x768.jpg)
![台北の動物園「臺北市立動物園」昆蟲館の黒い蝶](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01493-1024x768.jpg)
![台北の動物園「臺北市立動物園」昆蟲館の白い蝶](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01504-1024x768.jpg)
あまり入りたく
なかったのですが、
ボーイフレンドが
「見たい!」と言うので、
入ってみた「昆蟲館」。
虫が大嫌いな僕はやっぱり、
始終鳥肌だったのですが、
カラフルな蝶たちが舞う
温室だけは、すごく綺麗!
エサとなるフルーツや花によって、
集まってくる蝶の種類が
完全に分かれていたのも、
おもしろい発見でした。
![台北の動物園「臺北市立動物園」熱帶雨林區の看板](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01554-1024x768.jpg)
![台北の動物園「臺北市立動物園」熱帶雨林區の吊り橋](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01582-1024x768.jpg)
![台北の動物園「臺北市立動物園」熱帶雨林區のアジアゾウ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01593-1024x768.jpg)
![台北の動物園「臺北市立動物園」熱帶雨林區のマレーバク](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01586-1024x768.jpg)
「熱帶雨林區」も、
見どころがたくさんある
エリアかと。
アジアゾウやマレーバクなど、
主にアジアの熱帯雨林に生きる
動物たちが集まっており、
緑が鬱蒼と生い茂る環境も
ムードたっぷりでした。
![台北の動物園「臺北市立動物園」熱帶雨林區のドーム](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01555-1024x768.jpg)
![台北の動物園「臺北市立動物園」熱帶雨林區の鳥](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01557-1024x768.jpg)
![台北の動物園「臺北市立動物園」熱帶雨林區のナマケモノ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01568-1024x768.jpg)
![台北の動物園「臺北市立動物園」熱帶雨林區の水槽](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01564-1024x768.jpg)
頭上に熱帯雨林の魚たちが
行き交う水槽では、
水族館さながらな雰囲気を
楽しめたのも良かったです。
![台北の動物園「臺北市立動物園」温帯動物區のオオカミ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01667-1024x768.jpg)
![台北の動物園「臺北市立動物園」温帯動物區のワニ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01664-1024x768.jpg)
あと、個人的に
すごく印象にのこっているのが、
「温帯動物區」の
ハンサムでカッコいい
オオカミと、
危険さがプンプン伝わってくる
ワニ。
自分の身長をゆうに超える
巨大なワニが、
目だけを水面に出して
ぷかぷかと浮かんでいる様子は、
眺めていて思わず
怖さを感じるほどでした。
まとめ
![台北の動物園「臺北市立動物園」のロゴ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC01686-1024x768.jpg)
今日は、
台北の動物園
「臺北市立動物園」
を、ご紹介しました。
ちなみに、僕たちは今回、
すべて徒歩で見てまわり、
園内には4時間ほど
滞在しました。
それでも一部、
訪れられなかったエリアも
あるので、
すべて見てまわるのであれば、
5時間ほどを想定しておくと
良いかもしれません。
また、食事に関して、
週末は特にフードショップ、
コンビニとも大行列になるので、
あらかじめ持参して向かうのも
アリかと。
お弁当を広げて、
園内の休憩スペースで食べている
家族連れの姿もたくさんあり、
確かにその方が
時間の節約になりそう、
と、感じました。
(ゴミの片付けは、確実にしましょうね!)
台北で動物たちと
触れ合いたい時に、
ぜひ足を運んでみては
いかがでしょうか。
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