台湾グルメ店でいただく「小菜」のお気に入り5品。小皿おかずには、どんな種類がある?

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台湾の小菜(小皿おかず)「皮蛋豆腐」

素朴な風味にほっこりする白菜の煮物から、クセが気になる(?)あの豆腐料理まで。台湾のグルメ店で種類豊富に並べられている小皿おかず「小菜」のお気に入りを集めました。

こんにちは!台湾グルメの食べ歩きが大好きな、台北在住Mae(@qianheshu)です。

台湾で麺や餃子のお店に行くと、店内の棚や冷蔵ケースに、小皿に盛られたおかずが並んでいることが。

野菜や豆腐、肉などが盛り付けられた、これら小皿のおかずのことを「小菜」と言います。

基本的には、食べたいものをセルフサービスで取ってきて、お会計時に何皿取ったかを申告するシステム。

温かいおかずの場合は、直接オーダーして盛り付けてもらう場合もあります。

いずれも1皿30〜50元(=約130〜220円。肉類だともう少し高め)ほどで、リーズナブルに台湾ならではのおかずを楽しむことが可能。※1元=約4.3円で計算。(2023年2月3日現在)

ここで全種類を挙げることはできないほどバリエーションが豊富なのですが、今回はその中から、僕が現地でよく食べているお気に入りの小菜5品を、ご紹介したいと思います。

目次

1.【滷白菜】素朴な風味にほっとする、台湾式の白菜の煮物。日本の煮物にも似た風味がしっくり来ます。

台北駅裏エリア(後站)のおすすめグルメ店「大稻埕魯肉飯」の白菜滷

小菜と言えば、僕がまず一番に

ご紹介したいのが

 

「滷白菜」という、

台湾式の白菜の煮物。

 

メニューに並んでいたら

必ずオーダーしてみるくらい、

お気に入りすぎる1品です。

 

台北・公館夜市のおすすめグルメ店「魯肉・飯香」の魯白菜

うす味だしと

一緒に煮込まれるのは、

 

メインの白菜をはじめ、

にんじんや干ししいたけ、

きくらげなど。

 

白菜そのものの甘みを感じる

とっても素朴な仕上がりで、

 

どこか

日本の煮物にも似た風味を

楽しむことができます。

 

小皿じゃなく、

茶碗に盛って平らげたいくらい、

とにかく大好きです!

2.【台式泡菜】キャベツのシャキシャキ感が小気味良い。甘酸っぱい仕上がりは、味覚リセットの箸休めとしてもおすすめ。

台湾の小菜(小皿おかず)「台式泡菜」

「台式泡菜」とは、

台湾式のお漬物のこと。

 

単に「泡菜」と言うと、

真っ赤な唐辛子が効いた

韓国のキムチを指すことが

多いですが、

 

「台式」は、キムチとは

また全く違った仕上がりの

1品となっています。

 

台式泡菜は、

高麗菜(キャベツ)を

漬けたものが一般的。

 

噛むたびにシャキシャキ、

ポリポリとした音が、

口の中で小気味良く

響き渡ります。

 

お漬物と言っても、

塩分はそれほど強くなく、

甘酸っぱさの方がしっかり。

 

味覚をリセットしてくれるような

さっぱり感があるので、

 

味が濃いめの料理に合わせる

箸休めとしていただくのも

おすすめです。

3.【雪菜炒豆皮】湯葉のクニュっとした食感がアクセント。雪菜のみずみずしさに惹かれ、ついつい手が伸びます。

台湾の小菜(小皿おかず)「雪菜炒豆皮」

雪菜(油菜の仲間)と豆皮(湯葉)

時おり唐辛子が

ピリッと顔を覗かせる、

こちらの小菜。

 

ずっと名前を知らないまま

食べていましたが、

 

調べてみると、

どうやら「雪菜炒豆皮」

と、言うそうです。

(名前、間違ってたらすみません…)

 

炒められていても、

ハリハリとした雪菜には

みずみずしさが保たれていて、

 

素材そのものの甘みと、

ほんのりごま油の香りも。

 

クニュっとした湯葉の食感が、

ほどよいアクセントに

なっています。

 

油っぽさをほとんど感じない

あっさりとした仕上がりなので、

 

たっぷりと野菜を食べたい時に、

ついつい小皿に手が伸びる

1品です。

4.【滷豆腐+滷蛋】豆腐もたまごも、芯まで味しみしみな濃口が好み。厚揚げを煮込んだタイプも大好きです。

台湾の小菜(小皿おかず)「滷油豆腐+滷蛋」

ここまで野菜系が続きましたが、

僕が小菜を選ぶ時、

もうひとつよく手に取るのが

豆腐系。

 

僕は、じっくり煮込んだ

あつあつの「滷豆腐」に、

 

煮たまごの「滷蛋」も

セットにして

オーダーすることが多いです。

 

滷豆腐は、

白い豆腐を煮込んだもの、

厚揚げの「油豆腐」を

煮込んだもの、

 

どちらのタイプも

大好きです。

 

台北・西門町のおすすめグルメ店「國賓鹹粥」の魯豆腐

日本のおでんに近い、

うす味仕上げのお店も

あるのですが、

 

個人的には、

より濃口でしっかり目の

お味が好み。

 

また、蚵仔煎(牡蠣オムレツ)

よくかかっているピンク色の

甘辛ソース「甜辣醬」よりも、

 

魯肉飯のそぼろソースを

上からかけてくれる

お店であれば、

さらに好感度がアップします 笑

 

芯まで味がしみしみなものって、

なぜ、あんなにも

胃袋をつかまれて

しまうのでしょうか。

5.【皮蛋豆腐】豆腐系小菜と言えば、これははずせない!ピータンと合わせていただく、ボリューム満点の台湾式冷奴。

台湾の小菜(小皿おかず)「皮蛋豆腐」

豆腐系なら「皮蛋豆腐」も、

やっぱりはずせない1品ですね。

 

冷たい豆腐に、

かつお節やねぎが

散らされているところは、

日本の冷奴にもそっくり。

 

でも、かけるのは醤油ではなく、

とろみのついた甘じょっぱい

醤油ソース「醬油膏」

 

皮蛋(ピータン)って、

日本では嫌いな方が

多い印象ですが、

 

台湾で初めて

豆腐と一緒に食べてみたら、

あれ、僕は好きかも?

 

ふわふわとした豆腐の中に、

ピータンのまろやかさと

独特の香りが

いい塩梅で加わって、

 

パクパク食べ進められて

しまいます。

 

ボリュームもたっぷりなので、

メインのお料理だけだと、

 

おなかが少し

心許なさそうな時など、

よくオーダーしています。

 

台湾の小菜(小皿おかず)「皮蛋豆腐」クローズアップ

ちなみに、

人によって食べ方が分かれる、

皮蛋豆腐。

 

皮蛋と豆腐を

しっかり混ぜ合わせてから

食べる方法と、

 

混ぜ合わせずに

原型を留めたまま、

皮蛋と豆腐を少しずつ崩しながら

食べる方法。

 

僕は、ひとくちの中で

いろんな食感が楽しめる後者で

いつもいただきますが、

 

台湾で皮蛋豆腐を

よく食べるみなさんは、

どちら派でしょうか?

まとめ

台北・民權西路&中山國中駅周辺(晴光市場)のおすすめグルメ店「老牌山東水餃大王」の小菜

今日は、

台湾の小吃店でいただける

「小菜」のお気に入り5品

を、ご紹介しました。

 

他にも、

日本のきゅうりの浅漬けに似た

「涼拌小黃瓜」や、

 

お肉類では、

コリコリとした食感がおもしろい

豚耳の煮込み「豬耳朵」なども、

よく食べています。

 

こちらで挙げたのは、

数ある小菜の本当に

ごくごく一部。

 

お店では、彩りも豊富に

ずらーっと並んでいるかと

思いますので、

 

ぜひお好きなものを

お手に取ってみては

いかがでしょうか。

▼魅惑の台湾グルメを眺めながら、旅への想いを盛り上げておきましょう!▼



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