【台湾で株式投資7年目】銘柄の保有比率を見直した2024年の運用実績は?

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2024年台湾株式投資の配当利回り

台湾株式の保有銘柄比率や配当利回り、株価上昇率はどう変化した?2024年現在の運用状況についてまとめてみます。

こんにちは。台湾で株式投資を始めて7年になりました、Mae(@qianheshu)です。

まもなく6月ということで、今年も台湾株式の配当シーズンへ突入。

僕が保有している銘柄では、すでに一部から配当をいただいているのですが、まだ受け取っていないところも含めて、数字としては全て出揃いました。

今年もこのタイミングで、ここ1年の運用実績を振り返る意味も込め、銘柄保有比率の変化や配当の状況、どのくらい株価が上がったのかなどについて、まとめてみたいと思います。

※この記事の内容は、台湾株式の銘柄をおすすめするものではありません。あくまで僕個人の運用状況の一例として、ご覧いただけますと幸いです。

目次

2024年の台湾株式銘柄の保有比率は、昨年からどう変化した?

2024年台湾株式の銘柄保有比率

まず最初に、

台湾株式銘柄の保有比率に

ついてですが、

 

こちらは去年から、

かなり大きく変わりました。

 

全体としての

配当利回り向上を目指して、

去年から少しずつ

手放していた銘柄は、全て売却。



売却によって出た利益と資金も、

もともと保有していた他の銘柄へと、

再分配して投入しています。

 

ここ数年ほど

一番ネックに感じていたのが、

買い増しのタイミング。

 

現在の株価が、

購入時の株価からかなり

上昇してしまっているため、

 

なかなか

追加での資金投入へと、

踏み切れずにいました。

 

ただこの1年は、

追加の資金投入をしたとしても、

配当利回りを維持できそうな

銘柄については、

 

積極的に株式の購入を

進めることに。

 

その結果、

保有比率のバランスと言う点では、

昨年よりもばらつきが

広がってしまいましたが、

 

最近になって、

現状で保有比率が

低くなっている銘柄にも

少しずつ資金投入を始めているので、

 

これから1年ぐらいかけて、

少しずつバランスが取れるように

調整していきたいと

思っています。

 

2024年の台湾株式投資の配当利回りは?

2024年台湾株式投資の配当利回り

2024年の配当利回りを、

整理してみました。

 

昨年と同じか、

少し上向きのものが多数。

 

昨年は配当が出ず、

0%を記録してしまった銘柄も、

今年は無事に回復してくれたので

ひと安心です。

 

全体として見た場合は、

正直なところ

目標としている数字には

少しだけ届いていないのですが、

 

それでも、

まずまず満足できる結果かな

と、思います。

 

ただし、数年連続で

配当利回りが極端に低い銘柄も

出てしまっているので、

 

こちらはそろそろ、

保有を続けていくかどうかを

見直す時期になりそうです。

 

2024年台湾株式投資の株価上昇率

また、保有している銘柄の

株価上昇率については、

上のような結果になりました。

 

全体的に、

株価自体は上向き傾向。

 

ここ1年で

追加の資金投入をした関係で、

 

購入時平均株価に対する

株価上昇率で見ると、

数字が下がることを

予想していましたが、

 

結果として見ると、

昨年とそれほど変わらない水準か

上向きのものも出ているので、

その点はかなりうれしい

誤算でした。

 

配当利回りも

悪化している銘柄は

例外として、

 

それ以外については

プラスを維持できているので、

この調子で続いてくれればいいな

と、思っています。

 

台湾での株式配当に対する税金について。

台湾の硬貨

 

昨年、

運用実績の記事を書いた際に、

台湾での税金に関するコメントを

いただきました。

 

株式保有者が外国籍である場合、

配当に対する税金は

基本的には天引きとなり、

 

21%の税金を引かれた金額が、

指定している銀行口座に

振り込まれます。

 

先ほどの配当利回りの表にある

「税引後配当利回り」も、

この21%の税金が

引かれた後の金額をもとに

計算したものです。

 

ただ、

コメントでいただいていたのは

 

「台湾居住者である場合は、

21%ではなく他の税率が

適用されるのでは?」

 

というものでした。

 

台湾での外国籍株式投資家の配当に対する税率

 

コメントをいただいてから、

この点について

注視していたのですが、

 

僕の場合は、配当振り込み時に

21%が天引きされるのは変わらず、

 

(台湾では5月にある)確定申告の際に、

払いすぎている分が戻ってくる、

というパターン。

 

厳密には、

「A:全所得の中に配当所得を含めて計算するか」

「B:配当所得を分離して別で計算するか」

のどちらの方式を選ぶかによって、

状況は変わってくるのですが、

 

A方式を選んだ場合は、

配当金額の8.5%(最大で8万元まで)を、

控除金額とすることができます。

 

 

つまり、単純に言えば、

この8.5%分のお金は

確定申告で戻ってくる、

ということ。

 

実際には、

台湾での他の所得と合わせて

総合的に算出されるため、

 

還付金が発生するかどうかは、

他の所得との兼ね合い次第に

なるかと思います。

 

そのため、

先ほどの配当利回りの表では、

ひとまず21%の税金を引かれるもの

という前提で計算しておきました。

 

人それぞれに

差異が大きい部分なのと、

台湾政府の政策次第で

随時変更が入る可能性もあるので、

 

ご自身の状況を把握したい方は、

確定申告の際に窓口で

最新の情報を確認してみてください。

 

やっぱり気になる、台湾のETF。

台湾のETF「0056(元大高股息)」

 

「ETFも買いたい!」

と、毎年言っているのですが、

ここ1年もやっぱりまだ

買えませんでした 笑

 

株式を発行している企業に

何かあれば、一瞬で暴落したり、

あるいは紙切れになる

可能性すらある。

 

個別銘柄は、

そんなリスクと隣り合わせで

運用しなくてはいけないのですが、

 

たくさんの銘柄を束にして、

定期的にプロによる

保有比率の調整も入るETFは、

安全性という面でも

やはり魅力的ですね。

 

実際、僕が

個別銘柄で運用してきた

配当利回りと比較しても、

 

0056(元大高股息)

00878(國泰永續高股息)などの

高配当ETFであれば、

 

同等〜それ以上の利回りを

記録しているので、

ますます買ってみたい気持ちが

強くなっています。

 

台湾のETF「00940(元大台灣價值高息)」

 

近年は、ETFの選択肢も

とても豊富になっている台湾。

 

今年は、

00939(統一台灣高息動能)

00940(元大台灣價值高息)が、

 

上場前の購入申し込み期間だけで、

それぞれ539億元(=約2,602億円)

1,752億元(=約8,459億円)の資金を

集めたことでも話題になりました。

 

 

これから

株式投資を始めるという方は、

個別銘柄でなくて、

 

豊富に揃っているETFの中から

選んでみるのも、

良いかもしれません。

 

まとめ

2024年台湾株式投資の配当利回り

今日は、

2024年台湾株式投資の

運用実績について、

まとめてみました。

 

これからの1年は、

配当利回りが悪化している銘柄の

保有継続を検討しつつ、

 

保有比率のバランスを

少しずつ取り戻せるように、

資金を投入していきたい。

 

そして、タイミングが合えば、

(今度こそ!)ETFも

購入していきたい 笑

 

そんな感じで動いていきたく、

考えているところです。

※記事中の日本円表記は、1元=4.83円にて計算しています。(2024年5月31日現在)

 

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