【台湾の物価】台北生活で日本と比べて割高に感じる5つのモノ。

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台湾家庭の必需品「大同電鍋(ダートン・ディエングオ)」で焼いたトーストと目玉焼き

スーパーで日常的に買っている食べものの中で、高いと思うものは?現地会社員のお給料では、マイホーム買いは夢のまた夢?台北生活で感じている割高なモノを集めてみました。

こんにちは!台北在住10年目のMae(@qianheshu)です。

前回『【台湾の物価】台北生活で日本と比べて割安に感じる5つのモノ・コト。』記事にて、台北で暮らしていて割安感のあるモノ・コトについて書きました。

今回は、その続編。

前回とは逆に、割高に感じたり、日本の方が割安感がありそうだなと思うモノについて、書いてみたいと思います。

今回も引き続き、日本円表記は一応つけていますが、最近は円安が激しいので、あくまでご参考程度に。

外国人が台湾で働く場合のお給料は、1ヶ月48,000元〜(=約211,200円〜)という決まりがありますので、これを1つの基準にしていただけると、感覚が掴みやすいかと思います。

※1元=4.4円で計算しています。(前回記事を書いた2022年5月7日現在に合わせます。)

目次

1.【たまご】リーズナブルな価格帯もあるけれど… クオリティを求めると、1パック100元近くに。

スーパーで日常的に買う

食料品の中で、

 

いつものように

「安くないよなあ…」

と、思っているもの。

 

それは、

「たまご」です。

 

もちろん、

1パック40〜50元(=約180〜220円)

ほどで買える、

 

比較的リーズナブルなたまごも、

あるにはあります。

年始に起こったたまご不足の影響か、
最近はあまり見かけませんが…)

 

しかし、殻を割ってみると、

中身は水のように

サラーッとした白身と、

 

ハリのない黄身、

というパターンが多々。

 

「これ、大丈夫なんだろうか…」

と、思わず不安に駆られる、

 

少なくとも、

生食は確実に不可な

クオリティのものが

流れ出てきます。

 

台湾家庭の必需品「大同電鍋(ダートン・ディエングオ)」で焼いたトーストと目玉焼き

そんな事情もあり、

僕がいつも買っているのは、

1パック100元(=約440円)

前後のたまご。

 

日本で慣れ親しんでいたような、

安心して食べられる

クオリティを求めると、

 

そのくらいは

必要になってしまいますね。

2.【牛乳】1パック=お弁当1個の値段。台湾で、牛乳よりポピュラーな飲みものって?

氷の入ったグラスと牛乳

食料品で言いますと、

「牛乳」も。

 

約950mlの1パックが、

だいたい

80〜100元(=約350〜440円)

くらいでしょうか。

 

台湾のお弁当屋さんで、

お弁当が1つ買えてしまう

くらいのお値段と考えると、

 

割高じゃないかな、

と、感じずには

いられません。

 

ジムトレ後にピッタリな台湾のコンビニグルメ「光泉特濃豆漿」のパッケージ

ちなみに、

台湾好きの方なら

ご存知かもしれませんが、

 

台湾の飲みもの売り場で、

日本よりも大きく

幅を利かせているのが、

「豆漿(豆乳)」

 

朝ごはん屋さんに行くと、

ほぼ必ず並んでいるほど、

 

現地では

とてもポピュラーな

飲みものです。

 

こちらは、

約950mlの1パックが、

30〜50元(=約130〜220円)

ほどなので、

 

日本で牛乳を買う感覚に、

より近いような気がします。

3.【台湾グルメ以外のごはん】台湾のごはんは確かにリーズナブルだけれど… カフェでのティータイムが、1日分の食費に相当することも。

台湾のお弁当チェーン店「悟饕池上飯包」の山賊烤雞腿便當

台湾のごはんは、

確かにリーズナブルでは

あると思います。

 

台北では、

一番基本的なお弁当が、

100元(=約440円)ほどから

買えますし、

 

小吃店で、

魯肉飯+おかず1品+

スープ1品という

組み合わせでも、

 

120〜130元(=約530〜570円)

もあれば、

いただけることが多いと

思います。

 

韓国料理・ビビンパ

しかし、

「台湾グルメ以外」

になると、話は別。

 

海外のグルメを

台北で食べようとすると、

 

1食200元(=約880円)

超えることはザラ。

 

日本式の定食などは、

1セット300〜400元
(=約1,320〜1,760円)

することもあります。

 

日本だと、

日本料理、イタリア料理、

韓国料理、インド料理など、

 

どれを選んでも

価格帯にそこまで

大きな差は出ませんが、

 

台湾では

事情が違っているのだなと、

日々感じずにはいられません。

 

嘉義のおすすめ観光スポット「嘉義市史蹟資料館」のカフェでいただくケーキ

また、カフェで

コーヒー1杯に

ケーキをプラスしても、

 

250元(=約1,100円)

前後は必要かと。

 

台湾グルメ2食分、

がんばれば丸1日(3食分)の

食費にも相当する

お値段になるので、

 

そう考えると、

カフェへ行くのにも、

少し気合いを

入れたくなります 笑

4.【洋服】ファストファッションは、すごくリーズナブル?ブランドの選択肢が限られるのも、割高に感じる理由かも。

台湾の結婚式に参加した時の服装

僕、いつも一時帰国中に

買いものをしていると、

感激することがあります。

 

それは、

「洋服」のコスパの良さ。

 

もちろん、台湾にも、

リーズナブルに

洋服が買えるお店はあります。

 

あるのですが、

台湾現地のアパレルブランドが

あまり多くないこともあってか、

 

日本発のものも含めた、

海外ブランド勢が

席巻している印象を

持っています。

 

その関係もあってか、

ファストファッションの

ブランドであっても、

 

「すごくリーズナブルか?」

と、言われたら、

少し考え込んでしまうかも

しれません。

 

台北のおしゃれタウン・東區「忠孝敦化」駅前のZARA

例えば、ZARAの

ベーシックスリムフィット

Tシャツが490元(=約2,150円)

 

ユニクロの

AIRismポロシャツが

790元(=約3,470円)

 

MUJIの

オックスフォードシャツが

790元(=約3,470円)
など。

 

同じブランドでも、

給与水準から考えてみると、

 

日本で買った方が

割安感があるように

感じるのです。

 

台北で家具&インテリアを揃えたい時のおすすめ店「MUJI 無印良品」

ユニクロやMUJIなどは、

 

「日本のブランドなのだから、

日本で買うのが安い。」

 

というのは、

もちろんあります。

 

しかし、そもそも

ブランドの選択肢が

他にあまりないので、
(=海外ブランドを選びがちになるので、)

 

そのせいで余計、

割高に感じてしまうの

かもしれません。

5.【不動産】築年数の古い中古物件で1億円超えも!? 日本の物件が割安に見える、台湾の不動産事情。

台北101展望台から望む台北市内の景色

台湾で高いものと言えば、

これを最後に

語らずには終われないでしょう。

 

そう、台湾の

「不動産」について。

 

これはもう明らか、

かつずば抜けて、

日本よりも割高です。

 

例えば、

我が家の近くにある

不動産屋さんの張り紙を

眺めてみると、

 

築24年、13坪、

キッチンなし・シャワーのみの

ワンルームが

830万元(=約3,650万円)

 

築44年、33坪の3LDKが

1,600万元(=約7,040万円)

 

築26年、36坪の2LDKが

2,480万元(=約1億910万円)

など。

 

築年数の古い中古物件でも、

日本円にして

1億円を超える物件は、

決して珍しくありません。

 

我が家があるのは、

台北のおとなりにある、

新北市のとある住宅地
(MRT2駅で台北市内に入れる立地)

ですが、

 

それでもこのお値段なので、

台北市内に入ると

さらに価格は上がります。

 

と、書いていたらちょうど、

台湾で会社経営をなさっている

Leo(@slamdunk772)さんの

YouTubeでも、

 

台湾の不動産(台湾の新築マンション)

に関するお話があったので、

こちらもぜひ合わせて

ご参考ください。

 

この不動産価格の高さは、

僕が台湾で暮らし始めた

10年近く前から

 

ほとんど変わっておらず、

ずーっと高いまま。

 

正直、現地の会社員の

お給料だけでは

全く手が届かないレベルなので、

 

「マイホーム」を買うのは、

日本よりもはるかに

ハードルが高いです。

 

(参考までに、

外国人が台湾で働く場合の

お給料を基準にすると、

 

単純計算で

年収は約58万元〜です。)

 

この台湾での

不動産事情に慣れてしまうと、

 

(円安も手伝って)日本の不動産が

とても割安に見えてしまうから、

不思議です 笑

まとめ

MRT(大安駅)前の信義路から眺める台北101

今日は、

台北生活で日本と比べて

割高に感じる5つのモノ


について、書いてみました。

 

台湾の他の都市で

暮らしていると、

また感じ方は

違うのかもしれませんが、

 

前回の記事含め、

総合して考えてみると、

 

台北の物価は、

決して安いとは言えない

ように思います。

 

日本に行くと

「このクオリティで、このお値段!」

と、良い意味で驚かされることが

多いのに対して、

 

台湾では、(不動産は例外として 笑)

「クオリティが高いものは、

お値段もしっかり高い」のです。

 

現地での生活レベルを、

どのあたりに落ち着けるのか。

 

そのバランスを探っていく過程も、

ある意味、

海外で暮らすことのおもしろさ、

ではあるのかもしれません。

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