昨年からポートフォリオはどう変化した?今年の配当金は?台湾で株式投資をしている僕の、2022年現在の運用状況を整理してみました。
こんにちは!台湾で株式投資をしております、台北在住のMae(@qianheshu)です。
台湾では、7〜8月にかけてが、配当受け取りの集中する期間。
今年2022年もシーズンを迎え、台湾株式に投資をしている方は今まさに、各銘柄からの受け取りをしている頃かと思います。
僕も先日、最後の銘柄からの受け取りを終えたところ。
配当利回りを計算しながら、これまでの運用状況をチェックしているところです。
今日は、この節目での振り返りの意味も込めて、2022年台湾株式の運用状況について、まとめてみたいと思います。
※この記事の内容は、台湾株式の銘柄をおすすめするものではありません。あくまで僕個人の運用状況の一例として、ご覧いただけますと幸いです。
2022年の台湾株式からの配当状況は?
今年は、
株式を保有している企業の減資など、
イレギュラーな要素もありましたが、
購入時平均株価に対する
配当利回りは多くの銘柄で、
昨年よりも上昇しました。
ここ数年、配当面では
大きな変化を感じられて
いなかったので、
ひとまず、
素直に喜ばしく思っています。
ただ、2022年の
各企業の業績をチェックしていると、
状況があまり芳しくない銘柄も、
すでに出現中。
ポートフォリオは、
バランスを意識して調整してきたので、
大きく心配しているわけでは
ありませんが、
来年の配当利回りはもしかすると、
今年ほどではないかもしれないな、
という予感はしています。
2022年現在のポートフォリオは、昨年からどう変化した?
購入時平均株価に対する
株価上昇率も、軒並み良好。
ただ、
昨年の記事でも触れていますが、
一番課題に感じていたのが、
保有している銘柄の
株価が上昇したゆえに、
追加購入を
ためらってしまっていたことです。
もちろん、
株価が上がること自体は、
とても良いことではある
と、思います。
しかし僕は、
「長期的に継続して購入していきたい」
という観点から投資をしているので、
株価が一時、
購入時の3倍に達した銘柄などは、
購入を続けていくことが
できないほどでした。
特に、その銘柄に関しては、
業績とは無関係に
株価のアップダウンも激しく、
投機的に扱われるようになった
印象も。
再び購入時の水準に
戻ることがあれば、
買い戻す可能性もありますが、
現在の株価に対する
配当利回りなども含めて考えた結果、
現段階では売る方向で動いています。
売る銘柄がある一方で、
長期的に安定して
買っていけそうな銘柄を
新しく追加した結果、
現在のポートフォリオは、
上のグラフのように
なっています。
新しく追加した銘柄は、
過去のパフォーマンスを
チェックした結果、
株価・配当利回りとも
僕の条件に合っていたので、
購入を続けています。
「急激に増やしすぎたかな…」
という反省も少しありますが、
ポートフォリオ内での
保有比率に注意しつつ、
運用していきたいと思います。
ここ1年間の台湾株式運用する中で、実感したこと。
今年の配当利回りは、
確かに昨年よりも
向上しましたが、
とても満足のいく結果だったか
というと、そうではありません。
「アフターコロナの世界になったら、
回復するに違いない!」
昨年はそんな観点から、
保有比率を調整しましたが、
一番期待を寄せていた企業の業績は
残念ながら、
思い描いていたようには
回復しませんでした。
未来のことを想像するのは
本当に難しいし、
思いもよらない出来事が必ず、
世界では起こる。
株式投資という視点からでも、
その事実を実感せずには
いられません。
現段階では、
その銘柄を手放すつもりは
まだありませんが、
追加購入はせず、
もうしばらく様子を
見ていきたいと思います。
あと、
「これは明らかに失敗だったな…」
と、感じた出来事が、
新たな銘柄選びの際に。
台湾では、
1張(=1000株)単位でない
「零股(1株単位での株式売買)」の
取り引きがよりしやすくなったと、
昨年の記事にて書きました。
零股での取り引きを利用すれば、
株価が高い銘柄にも手が届く!
そんな想いから、
ある台湾の有名企業の株式を、
零股にて購入しました。
しかし、その銘柄は、
僕が普段設定している基準を
満たしていたわけではありません。
その企業の株を
持つことに対するあこがれが、
その決断には少なからず
含まれていました。
その結果、購入後
(うまい具合に)株価は下がる一方で、
心理的な面で消耗してしまうことに。
幸い、最終的に
損失を出さずには済みましたが、
特に大きな収穫があるわけもなく、
手放してしまいました。
やはり、
自分が決めた基準を曲げることなく、
コツコツと進めていく方が、
僕には合っているのだろうな、
と、再認識。
周りの情報に惑わされることなく、
自分の頭をちゃんと使って、
納得の上で運用することを
疎かにしないよう気をつけなければ
と、心を改めた出来事でした。
まとめ
今日は、
2022年の台湾株式の運用状況
について、まとめてみました。
ポートフォリオの銘柄数は
すでに充分と感じているので、
これから1年は、
新しい銘柄の購入はせず、
今ある銘柄に
資金をどう分配していくかに
焦点を当てて、
運用を進めていく心づもり。
また来年の
配当受け取りのタイミングで、
個人的に結果を振り返る意味でも、
運用状況に関する記事を書ければ、
と、思います。
台湾株式に
投資をしているみなさんは、
この1年の運用状況、
いかがだったでしょうか?
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