台湾に住んでいると、毎日小籠包や魯肉飯を食べているの?いえいえ、時には海外の味も取り入れることが、食生活を充実させる秘訣です!
こんにちは!台北在住もうすぐ7年になりますMae(@qianheshu)です。
僕は、ローカルグルメを発掘するのが一番の趣味と言ってもくらい、台湾のごはんが大好き。
このブログでも、これまでたくさんのお気に入り台湾グルメのお店をご紹介してまいりました。
ですが、毎日「台湾のごはんを食べているのか?」と言うと、決してそんなことはなく…
むしろ、毎日小吃店でお昼ごはんや、夜市で夜ごはんとなると、正直言って途中で音を上げると思います 笑
大好きには違いありませんが、実際に現地で生活を続けていくためには、週に1〜2回、日本で慣れ親しんだ味や、他国の味覚を取り入れることも大切なことです。
幸い、台北には国際色豊かなグルメが揃っているので、選択肢はとても豊富!
手軽に海外の味を堪能できるのも、台北生活ならではの良さかと思います。
では、台湾グルメを食べない時には、一体どんなごはんを食べているのか?
今日は、僕が台北でよく食べている5つの外国料理をご紹介したいと思います。
1. ベトナム料理
まずは、特に頻繁に食べている僕の中の「2大外国料理」から。
その1つは、「ベトナム料理」です。
中国語で、ベトナムは「越南」。
台北には「越南美食」や「越南小吃」の看板が出ているお店が、
本当にたくさんあります。
夜市でも「越南麵包(バインミー)」の屋台は
ほぼ必ず目にすると言ってもいいほどで、
浸透率はかなり高いです。
店員さんもベトナム人であることが多く、
本場とは調達できる食材の違いこそあれ、お味もかなり本格派。
それでいて、「牛肉河粉(ビーフフォー)」なら100元(=約360円)前後、
屋台で買う「越南麵包(バインミー)」なら60元(=約220円)前後と、
お財布的にはほぼ、台湾グルメと変わらない水準で
いただけるのがありがたいです。
ちなみに、台北ではベトナム人の姿を本当によく見かけるのですが、
調べてみると、台湾に暮らす外国人の中で、
ベトナム人は2番目の多さ(約21万人)。
母国の味を堪能したい彼らの存在によって、
台湾のベトナム料理店の多さと、
クオリティが保たれているのかもしれません。
参考リンク→【台灣人口 | Wikipedia】
2. 韓国料理
僕が台北で頻繁に食べる「2大外国料理」、
もう1つは「韓国料理」です。
台北にやって来たばかりの7年ほど前は、
韓国料理は今ほどメジャーではなかった記憶があるのですが、
ここ数年で一気にお店が増え、今やとてもポピュラーな外国料理に。
K-POPや韓国ドラマの影響もあってか、
台湾でも韓国人気はぐんぐん高まっています。
韓国料理の良さは何と言っても、
ビビンパやチゲなど、1品に食材が豊富に使われているところ。
これにプラスして、小皿メニューが数種類ついてくるのも、
うれしいポイントですね。
油分少なめで、野菜もたっぷり摂取できるので、
あっさりがっつり食べたい時に重宝しています。
僕がもし、韓国出身であったなら、
また感じ方は違うのかもしれませんが、
150元(=約540円)くらいでも、
充分クオリティの高いお料理を堪能できます。
さらに個人的なことを言えば、
ボーイフレンドに韓国留学の経験があり、
彼が韓国料理を好きなのも、
よく食べに行く理由の一つですね。
ちなみに、最近は台湾へも、
韓国のカフェチェーンやレストランに加えて、
韓国コスメや韓国ファッションのお店、文化がどんどん進出中。
韓国勢の勢いを、感じずにはいられません。
3. 広東料理
同じ中華圏の料理だと、とても身近なのが「広東料理」。
こちらは「廣東」と表記されることは少なく、
「港式」「粵式」「燒臘」の名前を冠しているお店が多いです。
一番ポピュラーなのは「燒臘」という、
チャーシューや、ローストした鴨肉などをのせたごはん。
香港で食べた時には、
本当に白ごはんにお肉がのっているだけで驚いたのですが(笑)、
台湾では付け合わせに、3〜4種類ほどの
おかずがつくのが一般的です。
また、燒臘のお店には「かた焼きそば」や「お粥」など、
肉のせごはん以外の、広東料理メニューをいただけるお店も多数。
薄味な台湾料理に比べて、
濃味でこってりとした仕上がりのものが多いので、
がっつりおなかを満たしたい時に、よくお世話になっております。
4. タイ料理
僕は日本に住んでいた頃から「タイ料理」が大好きで、
台湾に住み始めてからも、よく食べに行きます。
中国語では「泰式料理」や「泰國菜」の名で親しまれていて、
こちらも1品100〜150元(=約360〜540円)程度でいただける、
お気に入りのお店をいくつか抑えております 笑
また、専門店に比べると、
本格派という意味では若干差が出てしまいますが、
ベトナム料理や雲南料理のお店がタイ料理も提供している、
というパターンも少なくないですね。
ただ、同じ東南アジア圏のベトナム料理に比べると、
お店の数が少ないのと、最近はリッチ志向に進化し始めている印象。
ちょっと贅沢をしたい時にピッタリそうな、
オシャレなタイ料理レストランは、
ますます増えてきているように思います。
あと、グループでシェアしていただく大皿メニューのお店も多くて、
一人ごはんで向かえるお店が意外と少ないのも、
他の外国料理に比べると、少し頻度低めな理由です。
5. 日本料理
ここまで読み進めていただいて「あれ?日本料理は???」と、
思われた方もおられるかもしれません。
あまり食べないのかというと、
もちろんそんなことはなく、「日本料理」もよく食べてますよ!
日本の味が恋しくなった時に、
僕がよく足を運ぶのは、日本のチェーン店。
台北には、ラーメンや定食、とんかつ、天ぷらなど、
日本でもお馴染みの飲食店が続々と進出して来ていて、
もはや大抵のものは不自由を感じることなく、
食べることができてしまいます。
僕は「牛丼」と「讃岐うどん」のチェーンが、特にお気に入り。
この2つを選ぶ理由は何と言っても、
日本料理の中では、格別におトクなお値段。
150元(=約540円)も出せば、
日本と同じ味を楽しめるのは、本当にありがたい限りです。
あと、最近はリーズナブルで美味しい
日本式のカレーがいただけるお店も少しずつ増えてきたので、
食べる頻度が増えてきました。
とは言え、肉じゃがや、生姜焼きなど、
日本で慣れ親しんだ家庭料理を外で見つけるのは、
いくら台北と言えどもなかなか難しいので、
そういう時は自炊で解決。
なので、外食での日本料理も、
他の外国料理に比べると低めかな、と思います。
+1. 台湾のハンバーガーチェーン
これは厳密には、台湾グルメに入れてもいいのかもしれませんが、
「台湾のハンバーガーチェーン」も、僕はよく足を運びます。
実はハンバーガーは、台湾では非常に親しまれている食べもの。
と言うのも、台湾のハンバーガーチェーンは
「朝ごはん屋さん」としての色あいが強く、
朝からでも食べられるよう、あっさりと仕上げられているのが特徴です。
その上、お値段もすごくリーズナブル。
シンプルなものであれば、
40元(=約140円)くらいから揃っているので、
お財布がすごく助かります 笑
ただし、一応朝ごはん屋さんなので、
14:00を過ぎると、ほとんどのお店が店じまいを始めるのには注意。
朝食にはもちろんですが、
軽めのランチなどで利用するにもピッタリですよ。
まとめ
今日は、台北で台湾ごはん以外のものが恋しくなった時に、
僕がよく食べに行く外国料理をご紹介しました。
短期のご旅行で台湾へお越しの際には、
お世話になることはあまりないかもしれませんが、
長期滞在や現地在住となると、
やはり時には違う味を楽しみたくなるもの。
台湾のごはんも堪能しつつ、
時々外国料理もはさんであげることで、
食生活にもメリハリが生まれて、
より現地での生活を充実させられるのではないかと思います。
僕は、上の5つがメインですが、
台北にお住まいのみなさんは、
どんな外国料理をよく食べておられますか?
※記事中の日本円表記は1元=3.6円で計算しています。(2019年4月現在)
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