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いまさら人に聞けない?「台湾の基本」をまとめてみました(前編)

多様なルーツを持つ台湾人
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「台湾ってどんなところ?」と聞かれたら、あなたはどう答えますか? 

こんにちは!来る2016年8月末で台湾在住5年目に突入するMae(@qianheshu)です。

日本人旅行客の間で人気の目的地となって久しい台湾ですが、みなさんはもうお越しになられたことはあるでしょうか?

地方からも直行便が飛ぶようになるなど、ますます近くなる台湾。

台湾に住む日本人の一人として、たくさんの方に選んでいただけるのはホントにうれしい限りです。

今日は、みなさんにもっと深く台湾を知ってもらう足がかりとなるよう、ここで改めて「台湾の基本」についてまとめてみたいと思います。

5年近く住んでも「完璧に理解している」とはお世辞にも言えないことは十分承知の上ですが、僕の知っている限りを詰め込んでみました。

台湾に来られたことがある方もない方も、次のフライトの前に目を通していただくと、お役に立つ場面があるかもしれません。


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台湾は与那国島のおとなり。

台湾と与那国島の位置関係

台湾は日本の隣国の一つ。

 

日本最西部の島「与那国島」からは、

天気が良ければ台湾の山並みが望めると言われているほど、

地理的に非常に近い位置にあります。

 

飛行機に乗れば沖縄から1時間半、福岡から2時間半、

大阪から3時間、東京から3時間半、札幌から4時間で到着です。

 

タイと台湾は違う国

頻繁に台湾の名前が聞かれるようになった昨今では

さすがに少なくなってきたかと思いますが、

「タイ」と間違えないでくださいね。

 

タイは台湾から飛行機に乗って、

南へさらに3時間半ほど行ったところにある東南アジアの国ですよ。

 

台湾の大きさは九州とほぼ同じ。

 

地図を開いて見ていただきたいのですが、

小ぶりのサツマイモのようなかわいい形をしている台湾の本島。

 

そのまま右上の方へ視線を移していくと、

形も大きさもなんだか似ている島が見えてきませんか?

 

ほぼ同じ面積を持つ台湾と九州

そう、台湾の大きさは日本の九州地方とほとんど同じなんですね。

 

この台湾本島に金門、馬祖、蘭嶼、綠島、澎湖などの島々を合わせて、

「台湾」と呼ばれています。

 

台湾の人口は2300万人。

台湾の人口は約2300万人

台湾には約2300万の人々が暮らしています。

 

「ふ〜ん、そうなんだ。」

 

と、軽く流してしまいそうになりますが、よくよく考えてみてください。

 

九州7県の人口を合わせても約1300万人と言われていますから、

それよりもさらに1000万人も多いのですよ?

 

各国の人口密度データを調べてみたところ、

台湾はなんと世界第15位!

 

日本の2倍近くの人口密度を誇ります。

 

「台湾はどこへ出かけても人がいっぱい!」

 

と、台湾人たちがブーブー言うのにも、思わず納得してしまいますね。

 

台湾北部は亜熱帯、南部は熱帯。

台湾を熱帯と亜熱帯に分ける北回帰線

台湾は島国ながら、北部と南部では気候区分が違います。

 

台湾を代表する歴史都市・台南の北側に位置する「嘉義」

標高3900m以上を誇る環太平洋屈指の霊峰「玉山」を結んだあたりに

「北回帰線」が通っており、これを境に北側が亜熱帯、南側が熱帯です。

 

夏は強烈な日射しにジメジメの空気がダブルパンチで襲いかかり、

文字通り「うだるような暑さ」に。

30℃越えが当たり前な日々が、半年近く続きます。

 

そう聞くと「常夏の島」を思い浮かべそうになりますが、

意外とあなどれないのが台湾の冬。

 

10度を切ることはあまりないとは言え、

湿度の高さが手伝って体感温度は一桁台まで下がります。

 

想像以上に冷え込むので、冬に台湾にお越しの場合は防寒対策もお忘れなく。

 

台湾の公用語は中国語。

中国語発音の基本「四声」

台湾在住ラーメン屋老闆&ブロガーの出口さん(@DEMI1202)も書かれていましたが、

台湾で主に話されているのは「中国語」です。

 

厳密に言えば、中国大陸で話されているものとは

違う部分(発音、単語の意味など)もあるのですが、

意思の疎通はお互いに可能なレベル。

 

台湾の新聞記事やテレビのニュース、

ビジネス上のコミュニケーションや学校での授業など、

基本的にはすべて中国語で進められます。

 

台湾留学や就職にチャレンジしたい方、旅行会話をマスターしたい方も、

まずは簡単な中国語から始めてみましょう。

 

→『0から始めるラーメン屋in台湾』台湾に行くなら勉強すべきは台湾語ではありません、台湾華語を勉強しましょう

 

台湾は多言語国家。

 

先ほど「基本的には中国語」と書いたのには、理由があります。

 

現在台湾に住んでいる人たちのルーツを紐解いていくと、実は

彼らのもともとの母語は中国語でない場合が、かなりの確率であるのです。

 

台湾語を話す閩南人

台湾では「台湾語」も非常によく話されています。

 

50代以上の人や、若い人でも台湾南部出身だったりすると、

中国語の他に台湾語も流暢に話せることが多いです。

 

最近は若い人の「台湾語離れ」がしばしば話題に上りますが、

それでも「聞き取りは可」という人は相当数存在します。

 

客家話を話す客家人

また、台湾北西部の新竹県や苗栗県、高雄の美濃地区などには

「客家語」が母語の人たちもたくさん住んでいます。

 

今度台北でMRTに乗る機会があれば、アナウンスによく耳を澄ませてみてください。

 

「中国語 → 英語 → 台湾語 → 客家語」

 

の4つの言語で話されていることに気がつくはずです。

 

台湾の中国語が大陸のものと違う理由は、

このもともとの母語の違いにあると言われています。

 

つまり、台湾には

「中国語+もともとの母語」が話せるバイリンガルな人が大勢いる

というわけですね!

 

その上で日本語や英語までペラペラだったりするので、

彼らの語学能力の高さには脱帽するほかありません。

 

台湾は多民族国家。

閩南人と客家人

ぱっと見のルックスはみんな同じなので気づきにくいですが、

「台湾語」にルーツを持つ人は「閩南人」、

「客家語」の場合は「客家人」

と、母語の違いによって民族も分かれます。

 

それぞれの民族の言葉を話す台湾原住民族

言語の部分では触れませんでしたが、

台湾には「アミ族」「パイワン族」「タイヤル族」など、

古くからこの土地に暮らしている「台湾原住民族」が現在でも多く存在しています。

 

彼らには彼らの言語があり、それも合わせると

台湾で話されている言語は20を超えてくるのではないでしょうか。

 

台湾光復以前より台湾で暮らしていた本省人

この「閩南人」、「客家人」、「台湾原住民族」のことを、

日本統治時代(を含む)以前から住んでいる人たちとして、

台湾では「本省人」と呼びます。

 

中国語を話す外省人

そして、日本統治時代が終わった後に

中国大陸から渡ってきた人たち(もともと中国語を公用語として使っていた人たち)がいて、

こちらは「外省人」と呼ばれます。

 

現在では「本省人」と「外省人」の区別は

ほとんど意味を持たないものになってきていますが、

この2つが台湾の多民族文化を理解する上でのキーワードなのは間違いありません。

 

ベトナムの花嫁に代表される海外各国から移住してきた新住民

また近年では「越南新娘(ベトナムからやってきたお嫁さん)」に代表される、

「新住民」と呼ばれる人たちも増えています。

 

台湾人と結婚した外国籍の人、

あるいは何らかの理由で台湾国籍に帰化した人のことを指します。

 

この「新住民」も総人口の3%近くを占めるまでになってきており、

台湾社会を構成する新しいグループとして注目されています。

 

と、民族の多様性をここまで書いてまいりましたが、現在では混血が進み、

一概に「どの民族に属する」とは言えない世代も増えているのが事実。

 

多様なルーツを持つ台湾人

民族のボーダーラインはどんどん薄くなり、

現在ではみんな含めて「台湾人」という考え方が一般的になりつつあります。

 

「一口に台湾人と言っても、ルーツは様々あるのだ。」

 

という点を知っておけば、より深く台湾を理解するための手がかりになるかと思います。

 

まとめ

 

今日は、いまさら人に聞けない「台湾の基本」(前編)をまとめてみました。

 

地理的に近いことから

「日本と似ている国」と捉えられている方も多いかと想像しますが、

詳しく見てみるとかなり違っていることに気づくはずです。

 

おいしい台湾グルメをほおばりながら、かわいい台湾雑貨に熱を上げながら、

ふとした瞬間にぜひその背景について考えを巡らせてみてください。

 

これまで知っていた台湾から一歩踏み込んだ、

新しい発見がきっと得られるはずです。

 

後編では、さらに突っ込んだ内容を盛り込んでいきたいと考えていますので、

ご興味のある方は次回も引き続きお付き合いくださいね。

 

▼台湾のこと、もっと深く知ってみませんか?▼

 

それでは、今日はこのあたりで。

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