IoT(Internet of Things)技術を活用したサービスがおもしろい!アジアには2都市だけのホテルチェーン「citizenM」で、「スマート」な台北滞在を体験してませんか?
こんにちは!旅行ではホテルにもこだわりたい派の台湾在住Mae(@qianheshu)です。
先日、久しぶりに思い立って、台北市内のホテルに泊まってきました。
他都市のホテルにはよく泊まりますが、自分の暮らしている街となると、なかなか足を運ぶ機会がないもの。
でも、台北にも気になっているホテルはたくさんあって、時々気分転換も兼ねて訪れてみるのも良いかなと、最近よく考えています。
今回訪れたのは、MRT北門駅すぐのところにある、「citizenM」というワールドワイドなホテルチェーン。
2020年「台灣同志遊行(台湾LGBTプライド)」の公式サイトでは、LGBTフレンドリーホテルとしても取り上げられていて、当時からずっと「いつか訪れてみたい」と、思っていたホテルの1つです。
台北駅や西門町へ歩いて行けるロケーションの便利さに加え、おしゃれなシェアリビングや、IoT技術を活用したスマートな設備など、新鮮な驚きもたくさん!
まるでヨーロッパの最先端ホテルに来たかのような、とてもおもしろい宿泊体験となりました。
今日は、「citizenM Taipei North Gate」での宿泊時の様子や感想について、まとめてみたいと思います。
おしゃれで居心地抜群なシェアリビングも!MRT北門駅徒歩2分のスマートホテル「citizenM Taipei North Gate」。
「citizenM Taipei North Gate」
があるのは、
台北駅&西門町の
どちらへも歩いて行ける
ロケーションにある、
MRT北門駅前。
駅から歩いて
2分ほどで到着できる
アクセスの良さで、
台北観光の拠点としても
最適なロケーションにあります。
「citizenM」は、
2008年にオランダの
アムステルダムから始まった
ホテルチェーン。
この記事を書いている
2022年現在、
アジアでは、
台北とクアラルンプールの
2都市にて展開されています。
客室には、
IoT(Internet of Things)の技術が
活用されており、
一味違った
「スマート」な滞在を
体験することができます。
チェックインは、
1階エントランスにある
タッチパネルを操作して、
セルフサービスで。
予約後にメールで届いた
予約番号や、
電話番号などの基本情報を
入力すれば、
料金の支払いから
ルームカードの発行まで、
全て自分で完結することが
できます。
僕が訪れた際は、
コロナウイルス流行の
影響を受けてか、
健康状態に関するアンケートや
身分証のチェックには、
スタッフさんが対応していました。
2階へと続く
階段を上がった先は、
バー&レストラン「canteenM」と、
「Living Room」という名の
シェアリビング。
調度品は、
スイスのインテリアブランド・
Vitraのアイテムで
まとめられているそうで、
宿泊中は24時間、
自由に利用することができます。
2階のワンフロアまるまるに、
テーブル席やソファー席(テレビ付きの席も!)
が設けられ、
ゆったり広々と使えるのが魅力。
Wifiがつながりますし、
コンセントが使える席もあるので、
リラックスしてパソコン作業を
進めることができます。
旅の滞在先としてだけでなく、
ワーケーションで訪れても、
快適に利用できそうです。
IoT技術を駆使したスマートなキングルーム。淡水河を一望する贅沢なリバービューを堪能。
「citizenM Taipei North Gate」
のお部屋は全て、
クイーンサイズ、
またはキングサイズの
ベッドが1台
置かれているスタイル。
その中から今回は、
高階層にあるリバービューの
キングルームを
予約してみました。
チェックイン時に、
自分で発行した
ルームカードを使って、
お部屋へと入ります。
1歩足を踏み入れた瞬間、
思わず「おおっ!」と
唸ってしまったのが、
眺めの良さ。
外に面した一面が
大きな窓になっており、
淡水河を一望する
台北のパノラマが、
目に飛び込んできます。
予約サイトの写真で
見ていた印象よりも、
さらに数倍
スケールを増したような、
台北ではなかなか出会えない、
贅沢すぎる開放感。
正直、お部屋自体は
それほど広くはないのですが、
この一面の窓のおかげで、
窮屈感はほとんど感じません。
窓辺にはカウンターが
設けられていて、
その上に置かれている、
こちらのiPad。
照明やカーテン、テレビ、
エアコンなど、
全てのコントロールが、
この1台に集約されています。
また、
スマホとリンクして、
自分が普段見ている
NETFLIXやYouTubeを
テレビで再生、
ということも可能。
ここまで徹底された
IoTのある環境は
初めて体験しましたが、
本当に便利で、
家にもほしくなったくらいです 笑
ちなみに、カウンターは
少々幅が狭いので、
パソコン作業をするなら、
やはり2階のシェアリビングを
活用する方が良いかと思います。
キングサイズのベッドは、
大人3人は転がれそうなくらい、
余裕綽々。(お部屋のMAXは2人までです。)
マットレスも
カラダにフィットしてくれる
やわらかさで、
寝心地もすごく良いです。
ただ、お部屋の湿度が
高くなりやすいのか、
ほんのりしっとりとした感じが…
そして、
ヨーロピアンサイズなのか、
ベッドの高さが
やけに高かったのも、
身長170cm足らずの僕には、
地味に気になりました。
お部屋の片隅に設けられた
シンクには、
歯ブラシや綿棒、
ハンドソープなどのアメニティも。
ローションや
シェービングジェルなど、
スタッフさんにお願いすれば
準備していただけるアイテムも
あるので、
足りないものは
自分で調達する前にまず1度、
尋ねてみるのが
良いかと思います。
冷蔵庫には、
サービスのミネラルウォーターも。
足りなくなった場合は、
2階のバー&レストラン
「canteenM」にて、
無料でいただくことができます。
すりガラスの扉を開けた先は、
トイレと一緒になっている、
ユニットタイプの
シャワールーム。
かなりシンプルなつくりで、
必要最低限という感じですが、
実はここにも遊びごころが。
先ほどのipadから、
ライトの色をお好みに合わせて
変更することができます!
ピンクの照明でシャワー、
なかなかムード満点ですよ 笑
あともう1点、
残念だったのは、
エアコンのこと。
設定温度が
最高で25℃までしかなく、
つけっぱなしだと、
少し寒く感じることも
ありました。
IoTを活かした設備は、
確かにとても新鮮ではありますが、
「まだまだ良く
なるんじゃないかな?」
と、思える点も、
お部屋には見受けられた印象です。
台北の街を眺めながら、ゆったりと楽しむモーニング。
今回予約したプランには、
朝ごはんがついて
いなかったのですが、
せっかくなので、
チェックインの際に
プラスしてみました。
朝食の時間になったら(6:30〜10:30)、
2階にあるバー&レストラン
「canteenM」へ。
カウンターにいるスタッフさんに
部屋番号を告げたら、
空いているテーブルに
つきましょう。
パンやコーンフレーク、
サラダ、ジュースなどは
ビュッフェスタイルの
セルフサービス。
メインプレートは、
スタッフさんが準備して
くださるので、
できあがりまで
しばらく待ちましょう。
大きなお皿に、
オムレツやベーコン、
ハッシュポテト、
ブロッコリーの炒めものなど。
「驚くほどのおいしさ!」
というほどではないですが、
普段から馴染みのある、
しっくりとくる感じ。
自分で取ったのは
コーンフレークだけでしたが、
これでもかなり
おなかが満たされました。
全面ガラス張りの
開放感満点な環境で、
街の景色を眺めながら、
ゆったりと心地良い朝の時間を
過ごすことができます。
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「citizenM Taipei North Gate」周辺の見どころ。
西門町
フォトスポットとして人気の
レインボー歩道に、
オープンカフェ&バーがひしめく
西門紅樓など、
LGBTフレンドリーな雰囲気に
満ちた街「西門町」へは、
ホテル前を伸びる
中華路を渡ってすぐ。
LGBTフレンドリーな
スポットに加えて、
おいしいグルメが楽しめるローカル店、
ドラッグストアやデパートなど
ショッピングスポットも大集合!
歩けば歩くほどにおもしろい
台北指折りの繁華街へ、
とっても気軽に
繰り出せちゃいます。
國立台灣博物館鐵道部
忠孝西路を挟んで
すぐ向かい側にある
「國立台灣博物館鐵道部」は、
ホテルから最寄りの博物館。
その名の通り、
台湾での鉄道発展の歴史や
車両の紹介、
駅や橋の建築から
券売機のシステムに至るまで、
多角的な視点から
台湾の鉄道に関する理解を
深めることができます。
鉄道好きでなくても充分楽しめる
おもしろい展示が満載です!
関連記事→【台北駅前エリアで巡りたい5つの博物館。台湾の歴史や鉄道、撮影文化について知りたい時におすすめです!】
台北車站(台北駅)
台北の玄関口
「台北車站(台北駅)」へは、
歩いて10分ほど。
台北到着・出発時にお世話になる
桃園機場線、
台北近郊へのお出かけ時に便利な
台鐵(台湾鉄道)、
台湾西部各都市へ最速で向かえる
高鐵(台湾新幹線)。
バスターミナルからは、
台湾各都市への高速バスも出ており、
長距離での移動を
ご計画の場合にも、
非常に便利なロケーションです。
「citizenM Taipei North Gate」へのアクセス。
それでは、
「citizenM Taipei North Gate」
への、アクセスをまとめます。
先ほども触れましたが、
ホテルがあるのは、
MRT北門駅を出てすぐのところ。
徒歩2分ほどと本当に近いので、
改めてまとめる必要も
ないほどですが、
一応道のりを
記録しておきたいと思います。
最寄りは、
MRT北門駅の2番出口。
地上に出たらUターンして、
忠孝西路の方向へ
歩いて行きます。
Uターンして少し歩くと、
ひときわ高い黒の建物が、
視界に入ってくるかと思います。
はい。
目的地到着です 笑
忠孝西路の横断歩道を渡って、
道路の反対側に着いたら、
「citizenM」の看板が置かれた
エントランスへ。
エントランスの扉を入って、
すぐのところにある
カウンターにて、
チェックインへと進みましょう。
まとめ
今日は、
台北駅&西門町への
アクセス抜群なスマートホテル
「citizenM」
を、ご紹介しました。
ポイントをまとめておくと、
良かった点
・スタッフさんのとてもフレンドリーな対応
・自由に利用できるおしゃれなシェアリビング
・淡水河を一望するリバービューのお部屋(高階層)
・寝心地が良いキングサイズベッド
・IoT技術を活用したスマートな設備
・MRT北門駅から徒歩2分でアクセス抜群
・台北駅や西門町へ歩いて行けるロケーション
留意すべき点
・お部屋の湿度が高くなりやすい
・ベッドの高さが高く感じた
・エアコンの温度設定が最高25℃で、寒く感じる場面も
・予約後のメールに惑わされる
サービス面で言うと、
予約後にホテルから
何通かメールが届いたのですが、
自動送信になっているせいなのか、
予約内容と食い違うメッセージが。
高階層のお部屋を
予約したにも関わらず、
「低高階層の指定はできません」
と、書かれていたり、
まだ宿泊日すら迎えていないのに、
「See you next time!」
と、なぜかすでに
宿泊を終えた風の
メッセージが来たり 笑
Facebookを通して
ホテルに別途連絡し、
予約内容が正しいことは
確認できましたが、
宿泊前にちょっと焦らされた
場面もありました。
留意すべき点が
いくつかありましたが、
高階層からの眺めや
IoTを活かした最新設備、
シェアリビングの
おしゃれ度などには満足。
台北での「スマート」なひとときを
体験してみたい方はぜひ、
滞在先候補の1つに
加えてみてはいかがでしょうか?
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citizenM Taipei North Gate
住所:台北市中正區中華路一段3號
電話:+886-70-1016-1061
Web:https://www.citizenm.com/hotels/asia/taipei/taipei-north-gate-hotel
Facebook:https://www.facebook.com/citizenMTW
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