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参加者8万人突破!2016台灣同志遊行(台湾LGBTプライド)を歩いてきました。

台灣同志遊行2016 bluedパレードカー
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冷たく降り注ぐ雨にも負けず、今年も台北の街に希望の虹がかかりました! 

こんにちは!ようやく秋の気配が漂い始めた台北からMae(@qianheshu)がお届けしております。

昨日10月29日(土)、台北でアジア最大級のプライドパレード「台灣同志遊行(台湾LGBTプライド)」が開催されました!

今回はあいにくのお天気でパラパラと雨が降る中でのイベントとなりましたが、それでも参加者数は昨年よりもさらに増え、8万人を突破。

台湾国内を問わず、世界各国から参加者が集った大にぎわいのパレードとなりました。

僕もボーイフレンドや友人たちと一緒に実際に足を運んでまいりましたので、今日は当日の様子を振り返りながら、2016年の台湾LGBTプライドをご紹介したいと思います。


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「偽りのLGBTフレンドリー」に立ち向かおう!

台灣同志遊行の日の台大醫院駅

今年も集合場所となったのは、總統府前の凱達格蘭大道

 

集合時刻の13:30前に最寄りのMRT「台大醫院駅」を降りると、

パレード参加者の待ち合わせで、出口はすでに超満員状態です!

 

台灣同志遊行へ向かう人波

僕も友人たちとここで待ち合わせをしていたのですが、

あまりの人の多さに合流するだけでも一苦労。

 

例年以上の盛り上がりが、駅を降りてすぐのこの段階でもビリビリ伝わってきます。

 

今年の参加者は過去最高を記録した去年よりさらに増え、

ついに8万人を超えたそうです。

 

台灣同志遊行2016のパンフレット

駅前でパンフレットを配っていたボランティアスタッフの方がいたので、一冊いただいてみました。

 

2016年のテーマは「一起FUN出來-打破「假友善」,你我撐自在」

「偽りのフレンドリーに立ち向かい、真の自由を作り上げよう!」という内容になっています。

 

多年來,許多性/別團體持續在不同議題上努力耕耘,使性/別議題漸趨多元,

曝光及討論度都日漸增加,透過立法建制、教育推廣等方式,

LGBTIQA 性多樣社群(以下簡稱「性多樣社群」)要獲得資源、認同自我,

不再遙不可及。

 

但當社會高喊「看見多元、接納差異」、「不一樣又怎樣」時,

性/別歧視的態度仍如影隨形、不斷再現,

(中略)像「我尊重跨性別朋友,但我害怕和她們一起上廁所」、

「我尊重同志,但是他們不能破壞家庭傳統」等話語,

雖以「友善」為起手式,實際卻蘊含歧視,未見性多樣社群真實的生命經驗與處境(中略)。

 

在遊行中現身的朋友們,展現自己獨特的姿態;

持續關注各種議題並付諸行動的朋友們,讓異議遍地開花;

同志遊行不僅是為了「撐」自己而走,更為了無法現身的朋友們而走。

希望社會正視「假友善」,讓性多樣社群不只享受遊行當天的自在,

更能在生活中的每一天,放心 FUN 出來!

 

出典:台灣同志遊行 Taiwan LGBT Pride 公式ページ

 

長年にわたり、数多くの「性の多様性」を訴える団体が

それぞれの使命のもとに努力を続けており、その活動が多元的な広まりを見せている昨今。

関連する話題への注目度、討論の割合はともに、日々増加を続けています。

法制度や教育の場にも取り入れられることで、

LGBTIQAコミュニティが社会資源や自己認識を獲得することは、

もはや手の届かない遠い話ではなくなりつつあります。

 

しかし、「多様性を知り、差異を認めあおう!」、「違うから、どうだと言うの?」と

声を上げた時、偏見は依然として形を変え、絶えず暗い影を社会に落としています。

「私はトランスジェンダーの友人を尊重しているけれど、一緒のトイレに入るのは怖い」、

「同性愛を尊重するけれど、伝統的な家庭概念を壊すことは認められない」

などといった言葉は、「フレンドリー」であると主張して手を差し伸べながらも、

その背後には偏見が深く根を下ろしており、LGBTIQAコミュニティが体験している真実や、

置かれている境遇には目を向けないままでいます。

 

パレードに参加する皆さん、あなたの個性を存分に表現してください。

関連する話題に注目し、行動を起こしている皆さん、

あなたの意見をこの土地に咲かせてください。

自分自身のためはもちろん、未だ姿を見せることができない同志たちのために、

このプライドパレードを歩きましょう。

社会が「偽りのフレンドリー」を真っ向から見つめ、

LGBTIQAコミュニティに属する一人一人がこのパレードと同じように、

これからの一日一日を自在に過ごすことができるよう、心を開いて楽しみましょう!

 

訳:Kazuki Mae

 

台灣同志遊行に参加する社會民主黨

駅から会場へと向かう道の途中でも、参加団体のPRが行われていました。

 

「社會民主黨」は、社会的マイノリティーの権利を訴え活動する政党として有名。

 

今回のパレードには、台湾の政治の場において第一政党となっている

「民進黨」も参加を表明しており、パレード前から話題となっていました。

 

台灣同志遊行のレインボーアイテム

グッズ販売のブースには、レインボーフラッグはもちろん、タオルやサングラス、

リストバンドなどパレードを華やかに彩るアイテムもたくさん。

せっかくなので、ミニレインボーフラッグを一つ購入してパレードに臨むことにします。

 

8万人のパワーが集う總統府前。

台灣同志遊行2016の会場入り口

会場の入り口にたどり着くとまず見えたのは、「UNICORN」の黒いバルーン。

 

ヒップ用美容パックに代表されるユニークな商品で話題を集めるメンズコスメブランドで、

台湾ゲイの間でも好評を博しています。

 

去年も会場で見かけたレインボーウイングのお兄さんに今年も遭遇。

ベルギーから留学に来ている友人Thomas氏、一緒に写真が撮れてご満悦の表情です。

 

台灣同志遊行2016のピカチュウ群

ピカチュウに扮したマッスルイケメンたちは、写真撮影のリクエストが絶えない大人気の一団。

 

彼らと同じく日本からパレードにやってくる参加者も、

年を追うごとに増えている印象です。

 

LGBTの側面でもどんどん日本と台湾の距離が近くなるのは、

台湾に住んでいる日本人としてすごくうれしいですね。

 

台灣同志遊行に参加する時代力量

会場には同性婚推進派政党の「時代力量」もかけつけていました。

 

「ひまわり学生運動」から生まれた新勢力である彼らの力添えもあって、

台湾では再び同性婚合法化に向けた動きが活発化しています。

 

台北市政府にレインボーフラッグが掲げられたり、

蔡英文総統が昨年に続いて同性婚支持のメッセージを発表したりと、

LGBTプライドの開催に合わせたニュースもたくさん聞こえてきているので、

今後の動向からはますます目が離せません。

 

参考記事 →台灣同志大遊行登場:蔡英文籲「保持信念」,北市府升起彩虹旗

 

ステージ前で待機する巨大レインボーフラッグ

特設ステージの前では、台湾LGBTプライド名物の巨大レインボーフラッグが待機。

 

まもなく始まるパレードでは、

このレインボーフラッグを先頭にパレードカーや参加者グループが続きます。

 

台灣同志遊行2016のステージ横モニター

ステージ脇のモニターに目を向けると、「UBER」の垂れ幕が掲げられていました。

 

数年前までは数えるほどしかなかった企業の協賛も近年ますます多様化しており、

このイベントへの注目度の高まりを物語っています。

 

台灣同志遊行2016の会場

いよいよ、ステージからパレード出発の合図が!

会場内の歓声と熱気が一挙に高まります!

 

台灣同志遊行2016の巨大レインボーフラッグ

ステージ前に待機していた巨大レインボーフラッグが、

会場の中心を通り抜けながら台北の街へと踏み出していきます。

 

台灣同志遊行2016 パレード路線図

今年のパレードも昨年と同じく、

台北の街の目抜き通りである忠孝東路を通る「北回り」と、

有名スポット中正紀念堂や大学の集まるエリアを通る「南周り」の2路線。

 

どちらのコースも一回りして、だいたい2時間ほどの所要時間です。

 

昨年は「南回り」のルートを歩いたので、

今回は「北回り」のパレードに参加してみることにしました。

 

「さあ、先頭に続けーーー!!!」

 

と、行きたいところだったのですが…

 

台灣同志遊行2016の会場の人波

ステージ前は依然としてこの人だかり。

 

不覚にも、出遅れてしまいました…

 

雨の中のLGBTプライドパレード。

台灣同志遊行2016の北回りスタート地点

ステージ前の人の海をかき分けながら、なんとか北回りのパレードに流れ込むことに成功!

 

本来ならパレードカーに続いて順調に出発したかったものの、

合流した頃にはすでに先の見えない遥か彼方まで進んでしまっていました…

 

とは言え、まだまだたくさんの参加者が続いているので、

彼らと一緒に先頭目指してゆっくり歩いて行くことにします。

 

台灣同志遊行2016 にじいろタオルのカップル

にじいろタオルを二人で仲良く背中に巻いたかわいいカップル発見!

 

僕も彼らのように上半身オープンで歩けたらなあ、というちょっとした憧れはあるものの、

まだまだカラダにそこまでの自信が持てません。

 

台灣同志遊行2016 マッスルイケメンたち

などと考えていると、隣ではマネキン級ボディーのイケメン達が写真撮影会開始!

あんなにも魅力的なカラダは、一体どうしたら手に入るのでしょうか。

 

台灣同志遊行2016 軍服男子とピカチュウ

そして、軍服姿のお兄さま方+ピカチュウという謎の組み合わせも。

今回はポケモンGOの影響なのか、ピカチュウがやたら大量発生しています。

 

台北のLGBTプライドは、

他の都市に比べて男性参加者の比率が圧倒的に高いのが特徴。

 

これはやはり、

アジアトップクラスといっても良いほどのオープンな空気が影響しているのかもしれませんね。

 

台灣同志遊行2016 レズビアン向けapp

こちらは、レズビアン向けのAppを紹介しながら歩くグループ。

 

僕はゲイ向けアプリすら使ったことのないAppオンチなのですが、

レズビアン向けのものも使い方自体は同じなのでしょうか。

 

ゲイアプリにはない機能があったりするのか、気になるところです。

 

台灣同志遊行2016 同性婚合法化を訴える横断幕

「讓同志合法擁有自己的寶寶」は、

「LGBTにも自分の子供を合法的に持つ権利を!」という意味。

 

先日、同性婚実現に向けた「民法」の修正案が国会へ提出されたばかりなので、

この横断幕に掲げられたスローガンは、台湾で今もっとも注目を集めている話題でもあります。

 

参考記事 →朝野38立委連署修民法 促同志婚姻合法化

 

台灣同志遊行2016 登山サークル

山好きが集う社会人サークルのみなさんは、手作りの看板を持って歩道から活動内容をPR。

台湾でも、サークル活動に積極的に参加して交友関係を深めていくLGBTの方は多いです。

 

台灣同志遊行2016 優雅に佇むクレオパトラ

ハローウィンが近いということもあってか、仮装に気合の入っている参加者もたくさん。

完成度の高さで気品をも漂わせるクレオパトラがマクドナルド前に姿を表したかと思えば、

 

台灣同志遊行2016 王様コスチューム

金色の衣装に身を包んだサンダル履きのかわいらしい王様も。

後ろで布を持ってひたすら連れ回される男子達がちょっと健気な気もします 笑

 

台灣同志遊行2016 翼の生えたラブラドール

華やかな仮装はワンちゃんも同じ。黒い翼の生えた愛くるしいラブちゃんに、

 

台灣同志遊行2016 黒ラブ

黒ラブちゃんもレインボーフラッグを携えて参加。

 

台灣同志遊行2016 白シャツカップル

ご主人達も手を繋いで仲むつまじそうに歩いていて、とっても素敵な光景です。

 

台灣同志遊行2016 パレードカー周辺の一団

周りの参加者の見事なコスチュームに目を奪われながら歩いていたら、

前方にようやくパレードカーが見えてきました!

 

台灣同志遊行2016 青のパレードカー

今年もグッドルッキング・ガイたちが、

爆音のダンスミュージックを鳴らしながら車上でダンスを披露。

 

鍛え抜かれた肉体を華麗に操る姿に、パレードカーの周りでは絶えず黄色い声が上がります。

 

クラブ顔負けの底抜けな賑やかさ、この熱気こそ台北のプライドパレードの醍醐味です。

 

台灣同志遊行2016 緑のパレードカー

さらに前方まで進んでみると、緑色のパレードカーからは

参加者、沿道に集まった人々に向かって応援のメッセージが飛び交っていました。

 

台灣同志遊行2016 車椅子のグループ

パレードカーに続いていたのは、カラダにハンディキャップを抱えるLGBTの方々です。

 

カラダに不自由のある人々の「性」は、

往々にして見過ごされがちになっているという現実。

 

その現実に目を向けること、認識を新たにしてもらうことを目標に、

活発に活動を展開している当事者や彼らの家族、友人たちも少なくありません。

 

台灣同志遊行2016 レインボーフラッグを担ぐイケメン

緑のパレードカーの前方までやって来たのは、そろそろゴールも目前という地点までさしかかった頃。

ようやく、北回り一番先頭の巨大レインボーフラッグまで辿りつきました!

 

台灣同志遊行2016 レインボーフラッグと記念撮影

後続車が追いついてくるのを待っている間、先頭集団は一旦ストップして休憩中。

 

にじいろを背景にした記念写真を撮ろうと、

みなさん大変自由に転がりまわっておられました

 

こういう朗らかな一面が見られるのも、台湾LGBTプライドのおもしろいところです。

 

台灣同志遊行2016 雨の中のプライドパレード

パレードの路線を後方へと戻っているところで、雨足が少しずつ強まってきました。

 

今日はスタート地点にいた時からずっとぐずついたお天気で、

雨が降ったり止んだりのコンディション

 

にもかかわらず、疲れた様子を見せず

楽しげに歩いている参加者たちのエネルギッシュさを見ていると、

何だか台湾の希望を見ているような気持ちになります。

 

道路には色とりどりの傘が花開いて、雨天の虹がかかっていました。

 

台灣同志遊行2016 特大レインボーフラッグ

そんな雨傘隊の後ろからは、なんと

先頭を行く旗よりもさらに巨大なレインボーフラッグが登場!

 

4車線の道路を端から端まで覆い尽くす特大フラッグは、参加者を雨から守る屋根に変身。

ここまでの大きさのものは、僕も初めてお目にかかりました。

 

台灣同志遊行2016 特大レインボーフラッグの中

旗の下に入って見ると、中はカラフルな光が降り注ぐ空間に。

旗が落ちてこないようにみんなで支えながら、ゴール目指して少しづつ前へと進んでいきます。

 

台灣同志遊行2016 ゴール地点

雨の中の2時間を歩ききり、スタート地点の特設ステージが見えてきました!

 

これで、2016年のパレードは無事終了!

8万人の参加者のみなさん、本当にお疲れさまでした!

 

台灣同志遊行2016 ステージパフォーマンス

パレード終了後は、特設ステージで歌やダンスのパフォーマンスと、

参加団体からのスピーチが行われました。

 

台灣同志遊行2016 ステージ上の司会者たち

特筆すべきは、手話の通訳がいること、

そしてステージ後方のモニターにリアルタイムで話の内容を文字で打ち出していること。

 

耳に不自由を抱える方のために手話、

手話が分からなくても文字を見れば分かるようになっているという、

あらゆるマイノリティーへの心配りがなされている点は素晴らしいと思います。

 

僕を含む外国人の場合も、全てが完全に聞き取れるわけではないかと思うので、

文字で話の内容を見ることができるのはすごく理解の助けになりますね。

 

今年も大盛況のうちに幕を下ろした台湾LGBTプライド。

今からすでに、1年後が待ち遠しくてたまりません!

 

まとめ

台灣同志遊行2016 レインボーフラッグをまとったストレートカップル

今日は、2016年の台灣同志遊行(台湾LGBTプライド)の様子をご紹介しました!

 

LGBTプライドを開催するのは、当事者たちが楽しむためだけが目的ではありません。

 

異性愛も含めたあらゆるセクシャリティが

この社会には存在しているのだということ。

 

異性愛以外が「特殊な世界」なのではなく、

どこにでもありふれているごく自然な愛のカタチなのだということ。

 

それを世の中に知ってもらうためのきっかけを作るための催しが、LGBTプライドです。

 

「アジア最大級」と呼ばれるプライドパレードを歩きながら、

そして楽しみながら、来年はぜひ台北で「真の自由」について思いを巡らせてみませんか?

 

台灣同志遊行(台湾LGBTプライド)
Web:http://www.twpride.org
Facebook:https://www.facebook.com/Taiwan.LGBT.Pride/

 

それでは、今日はこのあたりで。

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