電子書籍『台北生活の21食』を発売しました!執筆からデザインまで自作した、この本が生まれるまで。

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電子書籍『台北生活の21食:台湾での元気を支えてくれた1週間のグルメたち』の表紙

僕にとって初めてのチャレンジとなる電子書籍の制作。『台北生活の21食:台湾での元気を支えてくれた1週間のグルメたち』が生まれるまでの背景を、お話ししたいと思います。

こんにちは!台湾生活もちょうど12週年を迎えました、台北在住のMae(@qianheshu)です。

今日は、みなさまにお知らせがございます。

X(旧Twitter)やInstagram、Facebookではすでに発表いたしましたが、実は先日、僕にとっては初めての挑戦となる電子書籍を発売いたしました!

タイトルは、『台北生活の21食:台湾での元気を支えてくれた1週間のグルメたち』

台北でのとある1週間、僕の21食分の食事について書いた、小さなZINEのような1冊となっています。

では、今回なぜ、電子書籍を制作しようと思ったのか?

実はその背景には、今年に入って感じるようになった「ある危機感」も、関係していました。

目次

電子書籍『台北生活の21食:台湾での元気を支えてくれた1週間のグルメたち』は、どんな本?

電子書籍『台北生活の21食:台湾での元気を支えてくれた1週間のグルメたち』の表紙

 

『台北生活の21食:

台湾での元気を支えてくれた

1週間のグルメたち』


というタイトルの通り、

 

この本では、台北生活での

とある1週間分の食事、

朝・昼・夜の合わせて21食分で、

どんなものを食べたのか

について書いています。

 

台北旅行での食事選びの

参考になるような書籍は、

ガイドブックも含め

すでにたくさん存在していますが、

 

現地生活者が

リアルに食べているものって、

やっぱり旅の食事とは異なります。

 

現地で生活している人って、

毎日どんなものを

食べているんだろう?

 

そんなふとした疑問に

フィットできるような書籍があれば

おもしろいかなと思い、

この本を作ってみました。

 

電子書籍『台北生活の21食:台湾での元気を支えてくれた1週間のグルメたち』の目次

 

本の中に登場するのは、

台湾らしい

ローカルグルメ以外にも、

 

現地スーパーで調達した食材を

電鍋で蒸したものだったり、

コンビニのパスタであったり、

デパート内フードコートの

石焼ビビンバであったり。

 

旅の参考には

おそらくならない(?!)、

より生活感に満ちた内容と

なっております。

 

全21ページと、

とても小さな1冊ではありますが、

 

発売と同時に「読みます!」と、

メッセージをたくさんいただいたり、

中には読後のご感想を

くださった方もいて、感動の嵐。

 

現在、AmazonのKindleのみの

限定発売でありますが、

 

Kindle Unlimitedに加入している方は

無料でもお読みいただけますので、

ぜひお手に取っていただけると

うれしいです。

 

 

執筆・デザイン・出版まで全てを1人で取り組んだ、新たなチャレンジ。

ドラゴンフルーツのデッサン

 

今回の書籍は、

完全に個人で出版した自費出版。

 

自費とは言っても

電子書籍なので、

印刷や製本のための費用はゼロ。

 

かかっているのは、

僕自身の制作時間と労力だけなので、

 

個人でも金銭面の負担なく

電子書籍を出版できる

Amazonのシステムは、

とても素晴らしいと思います。

 

今回は、執筆や編集に加えて、

写真撮影や書籍のデザイン、

そしてAmazonでの

出版に関する手続きまで、

全て1人で取り組みました。

 

1冊の電子書籍が

発売に至るまでの過程を、

自分の手を動かして

ゼロから体験できたのは、

とても興味深かったです。

 

電子書籍『台北生活の21食:台湾での元気を支えてくれた1週間のグルメたち』の制作画面

 

ただ、デザインに関して言うと、

これまで僕がデザインをしていたのは、

そのほとんどが

クライアントの要望に応えるため。

 

自分の作品づくりのために

デザインの力を使ったことは、

 

学生時代の

就職活動用ポートフォリオを

制作する以来だったので、

 

実のところ、その点が

一番のチャレンジだったかな

と、感じています。

 

自分のためとなると、

どんなデザインにすればいいのか、

なかなかイメージが思い浮かばず…

 

ようやく固まってきて

制作を始めても、

 

「ここが何か変で気に入らない!」

「ここはやっぱり、

別の表現にした方がいいのでは?」

 

などなど、次々に変更が生じて、

全21ページにも関わらず、

かなりの制作時間を要しました。

 

本当に、完成形まで

漕ぎ着けることができるのか?

 

全く見通しがつかない状況だったので、

電子書籍を作っていることは、

ほとんど公言することなく

進めていました。

 

それでも、

「自分のためのデザイン」と、

真剣に向き合ってきたこの時間は

貴重な体験に。

 

自分の成長にとっては、

良い影響を与えてくれたかな

と、完成した今振り返ると

感じられています。

 

ある危機感とアドバイスが、背中を押してくれた。

 

紙・電子に関わらず、

書籍を作りたいという想いは、

実は2〜3年ほど前から

ずっと心にありました。

 

しかし課題は、制作時間の確保。

 

会社の仕事とブログの運営、

Webメディアでの記事執筆の

3点を優先してきたため、

 

なかなか時間を作ることができず、

ずっと伸び伸びになっていました。

 

そんな折にやって来たのが、

ブログ環境を取り巻く大きな変化。

 

以前、ブログ内で書いたことが

あったかもしれませんが、

 

コロナによるアクセスの減少に加え、

さらに追い打ちをかけるように、

今年に入ってからは

検索アルゴリズム変更の波が。

 

検索から辿り着いてくださる方が

メインだった僕のブログは、

アクセスが大幅に減少する事態に

陥りました。

 

このままでは、いけない。

 

これまで通りに

ブログを書いていくこと以外にも、

何か新たな可能性を

模索する必要があるのではないか?

 

そんな危機感に突き動かされて、

ようやく積極的に

書籍を制作するようになったのが、

今年に入ってからでした。

 

嘉義のおすすめ観光スポット「嘉義市史蹟資料館」のカフェでいただくケーキ

 

また、同時に

大きかったと思うのは、

お会いした方々からいただいた

アドバイス。

 

ブログ環境の変化や未来について、

おしゃべりをする機会が

あったのですが、

 

ある方からは、

「Maeさんだからこそできることが

何か絶対にあるはず!」

との、励ましのお言葉。

 

また別の方からは、

「電子書籍を個人で出版するのも

アリでは?」

と、具体的な方向性についての

アドバイスもいただきました。

 

これらの言葉は、

僕の頭の中でずっとぐるぐると

回り続けていて、

結果的に背中を押してくれる

決め手となったように思います。

 

ご意見をくださったみなさん、

本当にありがとうございました。

 

新しい可能性を発見できた意味でも、

今回の体験は、

非常に収穫の大きなものに

なったと感じています。

 

まとめ

電子書籍『台北生活の21食:台湾での元気を支えてくれた1週間のグルメたち』の表紙

 

今日は、

電子書籍『台北生活の21食:

台湾での元気を支えてくれた

1週間のグルメたち』


について、ご紹介しました。

 

「台湾で暮らしている人の食生活って、

一体どんな感じなんだろう?」

と、ちょっぴり気になっている

みなさまへ。

 

そんな疑問にフィットできるような

1冊を目指して制作いたしましたので、

Amazon Kindleストアにて、

ぜひお手に取っていただけると

うれしいです。

 

 

▼ こちらの記事も、よくお読みいただいています! ▼

→ ブログを書き続けたら人生は変わる?会社員をしながら9年間記事投稿してきた僕が感じた4つの変化。

→ たった15分の体験が未来を変えることもあるのかもしれない、と思った話。

→ 二兎を追い続けて7年。デザインと執筆を両立する中で実感したこと。

→ デザイン制作に個性は必要?未だ出会えぬ、デザイナーとしての自分の表現を求めて。

→ コロナ禍で台湾ブログを書く。実際のところ、運営にどんな影響があったのか?

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 出版おめでとうございます。
    最近ブログの更新がなかったので、ご病気か、お仕事忙しいのかと勝手に心配していました。
    著作の準備でお忙しくしてらっしゃったのですね。
    Maeさんの台湾愛溢れるエッセイ読ませていただきます。

    • ありがとうございます!元気に過ごしております。
      小さな1冊ですが、ぜひお手に取っていただけるとうれしいです。

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