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台湾在住の僕が8年ぶりの東京で気づいた7つの異国感。

スカイツリーの見える浅草の街並み
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台湾の首都と日本の首都はどんなところが違う?海外で暮らすようになって気づいた東京のことをまとめてみます。

こんにちは!まだまだ春節気分が抜けないせいか毎日やたらとまぶたが重いMae(@qianheshu)です。

前回の記事【インスタグラムで振り返る東京(近郊)旅行で外国人観光客に喜ばれそうな5つのエリア。】でも触れていますが、僕にとっては大学時代の就職活動以来約8年ぶりに訪れた東京。

現在住んでいる台湾の首都・台北以上に未知の街ということで、母国ながら海外旅行感満点の日々を過ごさせていただきました。

大学生の時に東京へ行った時は「大都会はやっぱりすごい!」「この場所でがんばりたい!」と都会のエネルギッシュな雰囲気に惚れ込んでいた僕。

しかし、日本を離れて生活するようになった今改めて同じ街を眺めてみると、当時では考えられなかった新たな発見がたくさんありました。

今日は、東京へ旅して気づいた異国感についてのお話です。


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みんなスーツ着てる。

スーツ姿で歩くサラリーマン

台湾は暑いということもあるかと思いますが、

台北で生活していると、ばっちりスーツを着込んだ姿に出会うことはホントに稀。

 

銀行員や証券会社の社員さんですら、

上着なしYシャツのみのカジュアルスタイル(外出時はYシャツの上からダウンジャケット)

が徹底していて、フルセットできめているのは台湾出張中の日本人ビジネスマンくらいのものです。

 

僕も4年ほど前に台湾で就職活動をしていた際にスーツを着たくらいで、

それ以降は一度も袖を通した記憶がありません。

 

むしろ今では「就職活動すらスーツは必要ないのでは?」と思ってしまうほどです。

 

かたや東京(日本)では、就職活動はもちろんのこと、仕事中といえばスーツ

 

上から下までビシッと決めて、まるで戦場に繰り出すかのごとく

キビキビと歩みを進めるサラリーマンたちで街じゅうが溢れかえっています。

 

平日にもかかわらず私服でぶらぶらしていた僕は、

スーツを着ていないというだけでなぜだか「がんばっていない」感満載で、

若干の引け目すら感じてしまうほどです。

 

なぜ、「会社に行く」=「スーツ」になってしまったのでしょうか。

 

日本にいた時はそれが当たり前だと思っていましたが、

海外に住むようになってからは「当たり前」ではないのだと気づかされた一例です。

 

空気がおいしい。

浅草から見るスカイツリー

東京にお住まいの皆さん、

「東京は大都会だから空気が汚くてかなわん!!!」と思っておられませんか?

 

台北在住の僕から言わせていただくと、

東京の空気はむしろ、キレイすぎて涙がこぼれそうになるほどです。

 

僕は台北での生活が大好きですし、それなりに満足もしていますが、

空気の悪さに関してはもうどうしようもなくて途方に暮れてしまいます。

 

日本でもしばしば話されているように、

「お隣の国から飛んできている」という理由ももちろんあるでしょう。

 

しかし、台北名物としても名高い毎朝のスクーターラッシュや、

桃園空港へ向かうバスの車窓に見るモクモクと噴煙を上げる工場の数々を眺めるたびに、

それだけが原因ではないと思わずにはいられません。

 

また、台北は四方を山に囲まれていて、空気が流れにくいという地理的な要因もあるかと思います。

 

福和橋

最近ではgogoroなどの最新電動スクーターやUbikeに代表されるレンタサイクルが登場し、

交通面での新しい取り組みが浸透しつつありますが、

まだまだ目に見えるほどの変化には至っていない現状です。

 

ひどい時には、台北のシンボル「101ビル」が完全に見えなくなってしまうくらいに

空気が淀んでいることもあるくらいです。

 

そんな台北の街からやって来てみると、

東京は大都会ながら澄んだ空気をたっぷり湛えた「奇跡の都市」にすら見えます。

 

深呼吸したくなるような新鮮な空気。

スカイツリーが一点の曇りもなくくっきり見える透明な空気。

 

忘れないでください、東京の空気は充分すぎるくらいにおいしいんです。

 

乗り換えが超複雑。

東京地下鉄の乗り換え

久しぶりの日本の首都で戸惑ってしまったのは、東京の地下鉄(電車)の発達ぶり

 

1駅に4本も5本も路線が乗り入れていて一体どれに飛び乗ればどこにたどり着くのか、

千葉に行きたいのに埼玉に着いてしまったらどうしようかと、

不安になってしまった瞬間は何度あったことか分かりません。

 

しかも、駅がとてつもなく大きいため、

乗り換えと言えども建物内で半キロ近く歩かなくてはいけないこともあるのだと、

実際に利用してみて気づきました。

 

1日の間に何度も乗り換えをする東京の人が「運動不足」だなんて、ゼッタイ嘘でしょう 笑

 

東京在住の友達に聞くところによると、

彼らも全ての路線や乗り換えを完璧に把握しているわけではなく、

乗り換えアプリ等を使って最速でたどり着く方法や簡単な乗り換え方法を確認するとのこと。

 

確かに行きたいところにどこへでも辿り着けてしまう便利さはありますが、

東京にお住まいのみなさんは選択肢のあまりの多さにストレスを感じることはないのでしょうか。

 

MRT 頂溪駅

台北の場合は、まだ地下鉄が発展途上にあるということもありますが、

基本的に1駅に最大で2路線しか乗り入れておらず、

それに台鐵(台湾各地へ向かう列車)や高鐵(台湾新幹線)の併設されている駅が

いくつかあるくらいなので、東京に比べるとはるかにシンプルなつくり。

 

東京から台北に旅行に来ていた友達が「台北の乗り換えは分かりやすくてイイ!」

と感激していたのにも、つい最近遭遇したところです 笑

 

人身事故の頻繁さ。

東京の駅

 

「ただいま人身事故の影響により、

 ○分ほど遅れての運行となっております。」

 

東京にいたのはほんの1週間ほどでしたが、

その間にこのアナウンスを何度耳にしたか分からないほどに、

人身事故の頻繁さには改めて驚きました。

 

人一人の命がこんな形で一日に何度もこの世界を離れているなんて、やはりゆゆしき事態です。

 

もっと恐ろしいのは、この出来事が「ああ、またか…」の一言で済まされてしまうくらいに

東京の人々の間では「日常」と化してしまっていること。

 

もし台北で同じようなことが一度でも起これば、

一週間はメディアがその話題で持ちきりになるくらい大きな事故として取り上げられるでしょうし、

本来はそれくらい大変なことであるはずなのです。

 

東京という大都会の抱える闇が少しずつでも晴れてくれることを、願わずにはいられません。

 

お酒が大好き。

樂華夜市 メインストリート

台湾では、餃子やチャーハン、麺などの庶民的な料理のお店はもちろん、

夜市でも「お酒」を置いてあるお店はあまりなく

日本に比べると接触する機会がとてつもなく少ないです。

 

日本式の居酒屋や「熱炒」と呼ばれる台湾式居酒屋、クラブやバーなど

「飲んで楽しむ」ことに特化した場所に足を運ぶ必要があるので、

外で食事ついでにちょいと一杯というのは、それなりの出費を覚悟しない限り

意外と難しかったりします(コンビニやスーパーにはありますが)。

 

そんな理由もあるのか、街なかで歩くのもままならないほどに

ベロンベロンに酔っ払っている人を見かけることはほとんどありません。

 

新宿駅から眺める夜の街

台北でのそんな生活に慣れてしまっているので、夜の東京の街を歩いていると、

日本人の生活へのお酒の浸透度の深さに圧倒されてしまいました。

 

夜の電車に乗り込むと、どこからともなく漂ってくるお酒のにおい。

目も当てられない状態になってしまっている、駅のトイレ。

あまりの酔い加減に、プラットフォームで力なく崩れ込んでいるスーツの男性。

 

平日でもそんな光景をしばしば見かけますが、

翌日の仕事は大丈夫なのかと見ている方が心配になってしまうくらいです。

 

東京のサラリーマンのみなさん、お身体充分にいたわりつつ、お酒はほどほどに楽しんでくださいね。

 

寒い、けど過ごしやすい。

東京駅周辺の夜景

行く前から予想はしていましたが、東京の冬はやっぱり相当に凍えます

 

台湾生活では絶対に感じることのない肌に突き刺さるような寒さが、

ホームで電車を待っている時や、電車のドアが開いた瞬間に容赦なく襲いかかってきます。

 

僕が台北から東京に到着したのは日付がそろそろ変わろうかという時間だったのですが、

この時の気温は何とマイナス1℃!

 

真冬に日本に帰ったのがおよそ3年ぶりな僕にとっては、

冗談でなく生命の危険すら感じてしまうほどです。

 

「これは、東京にいる間に100%風邪をひくな…」と、到着早々憂鬱な気分に襲われていたのですが、

いざ気温に慣れてくれと意外なことに気づきました。

 

「あれっ、台北の冬より楽かも?????」

 

そう、台北にいる時よりも東京の方が過ごしやすいという、

まさかの結論に思い当たりました。

 

信義區の夜の街並み

【台北の冬は意外ときびしいことに気づかされる6つの事実。】でも触れているのですが、

「暖房」という概念がない台湾

 

沖縄より南とは言え、冬になると台北でも10℃近くまで気温が下がり、

高い湿度と相まって一桁台の体感温度に見舞われることになります。

 

そんな環境にも関わらず暖房機能がほとんど普及していないため、

部屋だろうが、カフェだろうが、会社だろうが、

「寒い…」という感覚から解放される瞬間が一瞬たりともありません

 

その点、東京の場合はエアコンにストーブ、コタツに電気カーペットと、暖房器具がとっても豊富。

 

室内はどこもポカポカに暖められていて、

一歩足を踏み入れた瞬間「ホッ」と安心できる優しさみたいなものがあります。

 

外にいる時間以外は「寒い」ということを忘れて、作業なり、おしゃべりなり、睡眠なりに

とことん専念できてしまう。

 

これは生活をする上で、とても重要なことだと思いますね。

 

おかげで「旅に出ると必ず体調を崩す」ジンクスのある僕でも、

発熱することなく一週間の滞在を存分に楽しむことができました。

 

冬はダンゼン東京の方が過ごしやすい、これホントです。

 

「男」か「女」かが大事。

東京スカイツリーを見上げる

東京(というか日本)には「男らしさ」を強調する表現がやたらと多いですね。

 

ラーメンや焼肉のお店、あるいは居酒屋などがすごく分かりやすい例かと思いますが、

看板は力強い筆文字でガツンと書かれたものが多いですし、

メニューに踊るのは「デカ盛り」とか「ガッツリ喰らう」とか、

パワフルさやバイタリティをアピールするコピーたち。

 

男性御用達の夜の街も驚くほど色々なところに存在していますし、

なんだか社会全体が「男の欲望」を満たすために出来上がっているような印象すらあります。

 

その上、会社の上司はほとんど「男」だし、政治を司っているのも大部分が「男」。

 

男女平等が叫ばれて久しい世の中になっても、日本は未だに紛れもない男社会です。

 

「男ならこうあるべきだ!」というメッセージを日々四方八方から押し付けられる生活は、

必ずしも全ての人にとって快適なものではありません。

 

そう感じてしまうのは僕がゲイであるからということもあるのでしょうが、

「男」か「女」かで区別する概念が現在でも根強いのが日本という国だと思います。

 

夜の台北駅

かたや台湾では「男」と「女」で区別をされていると感じる場面はそれほどありません

 

飲食店は大部分がユニセックスに誰でも入りやすいデザインになっていますし、

台湾一の大都会・台北でも「夜の街」と呼べるような場所は

日本人(!)の集まる一角に限られています。

 

「男」もスプーンでちょこちょことスイートな雪花冰をほおばりますし、

「女」も大口で顔の大きさほどもあるジューシーな雞排に堂々とかじりつきます。

 

会社の上司に「女」がいるのはごく普通のことですし、

蔡英文の台湾総統当選が証明しているように、政治の場への「女」の進出も日本以上に進んでいます。

 

高雄同志大遊行2016 巨大レインボーフラッグ

「男」と「女」の概念に限らず、

「LGBT」に代表されるセクシャルマイノリティに関する討論は積極的に行われていますし、

アジア初の同性婚合法化も目前かと言われる段階まで来ています。

 

台湾でのカテゴライズの仕方をあえて挙げるならば、

「伝統(保守)的」か「現代(革新)的」か、

あるいは「お金持ち」か「それ以外」か、の方がよく見られる傾向のように思います。

 

まとめ

スカイツリーの見える浅草の街並み

今日は、台湾在住の僕が8年ぶりの東京で気づいた7つの異国感についてのお話でした。

 

台北で暮らすようになってからはもう5年目に突入している僕ですが、久々に東京へ足を運んでみて、

母国の首都をこんなにも新鮮な感覚を持って改めて見つめられるようになるとは

思ってもみませんでした。

 

やはり離れてみて分かることというのはたくさんあるのだな、と今更ながら実感しているところです。

 

東京にお住まいのみなさんは、毎日の生活をどのように感じていらっしゃるでしょうか。

 

もしチャンスがあれば、一度海の外から自分の住んでいる場所を眺めてみると、

おもしろい経験になるかもしれませんよ。

 

それでは、今日はこのあたりで。

 

▼こちらの記事もよくお読みいただいています!▼

→インスタグラムで振り返る東京(近郊)旅行で外国人観光客に喜ばれそうな5つのエリア。

→台湾から一時帰国中不覚にもハッとしてしまった7つの瞬間。

→台北の冬は意外ときびしいことに気づかされる6つの事実。

→台湾で暮らす前にさよならを言っておきたい8つのこと。

→台湾に住んで3年。自分が台湾化してきたと思う7つのこと。

 

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コメント

  1. May より:

    はじめまして。
    九州・上海・たまに台北を行き来しているMayと申します。
    大変興味深く記事を拝見させていただきました^_^

    国内に在住はしておりますが、東京に行ったときに感じることが全て書かれておりました笑。
    複雑な路線の電車に乗ると働き盛りのスーツ姿の男性がとにかく多く、こちら(九州)とは男女比がまったく逆!と驚き、
    上海の友人からは「なぜ日本人は退社後にお酒を飲みに行くの?毎日しているの?家に早く帰らないの??」と質問され。。。

    同じ国内でも全く違う風景に圧倒されるので、きっと国外から見る東京はそれはそれは不思議な街なんでしょうね^_^

    1. kazukimae より:

      確かに!僕も福岡に住んでいたことがありますが、
      女性の人口の方が多いということもあって、街にはかっこいいお姉さんたくさん歩いていますよね!
      東京では日本人の僕でもいろいろ感じてしまうくらいですから、
      外国人ならなおさらいろいろな発見があることと思います。

  2. ヨシ より:

    こんばんは。今回の記事、何度も頷きながら読ませていただきました。

    僕は千葉に住んでるのですが、通勤で都内まで通っていた頃は写真の電車を利用していました。
    よくポイント故障やら人身事故で電車が遅れたり止まったりして、その度に「またか」と思ったり(満員でぎゅうぎゅう詰めの車内だと特に)うんざりしてしまいます。
    通勤だけでも疲れてしまう人が多い気がします。

    スーツ姿の人は確かに台北では見ないですね~
    スーツって学生服の延長にある感じがするかなと。多少の色の違いはあれどみんなが同じ様で個性ないですよね?
    僕は学生服だった時もスーツ着るのも嫌いで団体行動の修学旅行も嫌いでした。(笑)

    都心だと特に日本人で疲弊している人は多いかもしれない。
    酒は同僚とコミュニケーションを取るものだったり、ストレス解消のためだったり。
    なんでしょうね、日本も良い国だけど、台湾の人達よりも生きづらい感じがします。
    いろいろな事がもっとシンプルになればいいんですけどね・・・

    僕は3回台湾へ行きましたが、飾り気のない感じが好きでこれから何度も訪れるだろうなと思ってます。

    大黒湯は僕も行きましたよ。 あそこいいですよね?
    露天は日替わりで奇数日じゃないとスカイツリー見れないんですよ~

    台北ではもうすぐメトロの空港線が開通ですか?
    昨年の夏以来ないので、すぐにでもまた台湾へ行きたいです!

    1. kazukimae より:

      東京の友人にも「満員電車は東京名物」と言われオススメされましたが、
      あいにく(?)早起きできず、今回の旅行では遭遇しませんでしたね 笑
      東京近郊にお住まいの方は毎日の生活が本当に大変だろうなとお察しします。

      なんと!常にスカイツリーが望めるわけではなかったのですね!
      それはラッキーでした^^
      ああいう昔ながらな雰囲気の銭湯は日本人ながら初めて行ったので、とてもおもしろい体験でした。

      桃園空港線はまもなく試運転が開始ですよ!
      今後はバスに乗らなくても空港にたどり着けるので、旅行が便利になりそうです。

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