那覇の老舗旅館ならではの趣に浸りながら、広々和室でゆったりと。地元食材を使ったおいしい朝食も堪能したいなら「沖縄ホテル」がおすすめです。
こんにちは。先日、台北から飛行機で1時間ほどの沖縄へひとり旅に行ってまいりました、Mae(@qianheshu)す。
前回の記事では、リゾート感あふれるホテルをご紹介しましたが、今回の沖縄滞在ではもう1軒、がらりと風情の異なるお宿でもお世話になりました。
2軒目の滞在先に選んだのは、ゆいレール・安里駅が最寄りの老舗旅館「沖縄ホテル」。
登録有形文化財に指定されている沖縄で最も古いホテルというポイントに惹かれ、予約を入れてみることにしました。
60年以上にわたり使い続けられてきた建物の趣に加え、フレンドリーなスタッフさんの対応や品数豊富なおいしい朝食ビュッフェにも大満足。
純和風の広々とした和室にて、快適な沖縄での滞在を楽しませていただけました。
今日は、那覇・安里駅が最寄りの老舗旅館「沖縄ホテル」での滞在の様子や感想について、ご紹介したいと思います。
創業昭和16年の老舗旅館「沖縄ホテル」。登録有形文化財の趣を随所に感じる館内へ。
「沖縄ホテル」があるのは、
ゆいレール・安里駅から
徒歩7分ほどのところにある、
閑静なエリア。
瓦屋根の真っ赤な門は、
どこか台湾にもありそうな
風情が感じられて、
館内へと足を踏み入れる前から
不思議な親近感が湧いてきます。
創業は昭和16年ですが、
現在旅館として使われているのは、
昭和36年に完成した建物。
戦争によって
1度は焼失してしまったホテルを
この場所にて再開して以来、
60年以上にわたり
現在も国内外からの旅行客を
迎え続けています。
フロントに到着すると、
懇切丁寧でフレンドリーな
スタッフさんと、
チェックインの手続きへ。
館内設備や朝食について
細やかにご説明をいただき、
おもてなしの心が
ひしひしと伝わってきます。
フロントから
奥へと進んでいくと、
自動販売機が設置された
ランドリースペースが。
洗濯・乾燥が一体になった
ドラム式洗濯機は1回300円から、
乾燥のみであれば30分100円にて、
利用することができます。
今回の沖縄は
少し長めの滞在だったので、
溜まっていた洗濯物を
こちらで洗うことができたのは、
すごく助かりました。
さらに奥には、
旅館併設のレストランも
あるのですが、
こちらはまた、朝食時に。
2Fへと
階段を上がったところには、
大浴場も完備されています。
浴場内の様子は、
旅館のWebページを
ご確認いただければと思いますが、
滞在中は毎日
こちらのお風呂を利用させて
いただくことに。
時間帯によっては、
ほぼ貸し切りのような状態で
使えたのも、
何だか贅沢な気分に浸れて
うれしかったです。
那覇中心部で和風な旅館滞在を体験したい時にピッタリ。21平米のゆったりすぎる和室に滞在。
「沖縄ホテル」には
和室、洋室、和洋室、
スイートの4タイプの
客室がありますが、
今回選んだのは21平米の和室。
チェックイン時にいただいた
ルームキーをセンサーにかざして、
お部屋へと入ります。
驚きだったのは、
予約時に見ていた写真から
想像していた以上に、
広々としていたこと。
「これは、ひとり旅で
泊まる部屋ではないのでは?」
と思えるほどで、
ふたりで滞在したとしても
余裕綽々で過ごせそうです。
窓際の広縁では、
ランドリーで洗った
洗濯物を干したり、
スーツケースなどの
荷物を広げたり。
畳敷きのスペースに、
余計なものを置く必要がないので、
とても快適に
使うことができました。
敷布団の寝心地も良く、
くるまってみると、
畳の硬さが全く気にならない
充分な厚み。
畳の上で眠るのも本当に久々で、
こちらも旅気分が
すごく盛り上がったポイントです。
テレビや空気清浄機、
ゆったり使えるテーブルも
置かれていて、
お部屋内設備もバッチリ。
ただし、時間帯によって、
お部屋のWi-Fiが
つながりにくくなるのが、
少し残念ではありました。
玄関の方へと戻ってみると、
化粧台のほか、
冷蔵庫や電気ポットなどが
置かれたカウンターも。
各階には
ウォーターサーバーも
設けられているので、
滞在中は
カウンターに置かれている
容量2ℓほどのドリンクサーバーに
補充しながら、使うことができます。
お風呂は毎日
大浴場へ行っていたので、
バスルームを利用したのは、
洗面や歯みがきの時のみ。
歯ブラシとカミソリは
チェックイン時に必要かどうか
尋ねられますので、
必要な場合はその際に
いただいておきましょう。
ハンドソープやボディーソープ、
シャンプーなどの備え付けも
ありますので、
もしお部屋で
お風呂を使いたい場合も、
問題なく入れるかと思います。
長年使われている建物
ということで、どうしても
古さが見えてしまう部分は
ありますが、
それでもメンテナンスは
しっかりされていて、
登録有形文化財ならではの趣を
感じながらくつろげる空間に。
那覇中心部で
和風のお部屋がある
旅館に滞在したい時には、
ピッタリの選択かと感じました。
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沖縄らしさ満点の朝食を堪能。品数豊富なビュッフェは、毎日でも食べたくなるおいしさです。
今回予約していたのは、
素泊まりのプランだったのですが、
スタッフさんからの説明を聞いて、
やはり気になってしまった朝食。
せっかくなので滞在の最終日、
空港へと向かう前の朝だけ、
朝食をつけてもらうことに
しました。
朝食の時間(7:00〜10:00)になったら、
フロントと同じ1Fにある
レストラン「くがにテラス」へ。
朝食つきの方だけに渡される
レストラン専用のカードキーを
入口でかざして、
店内へと入ります。
スタッフさんに
お部屋番号を伝えたら、
店内の空いているテーブルへ。
朝食はビュッフェスタイルなので、
席についたら早速、
お料理を取り分けに行きましょう。
ソーキのスペアリブや
ゴーヤーチャンプル、
沖縄の味噌を使った
西京焼きなど、
沖縄ならではの食材を使った
お料理がたくさん。
サラダコーナーでは、
選んだ島野菜を
シェフがその場で細かくカット。
チョップドサラダに仕上げてから、
トッピングとして
お肉やエビなどをのせることもできる、
充実の内容となっています。
料理選びに悩んでいると、
スタッフさんが丁寧に
説明などもしてくださって、
とても参考になりました。
料理の品数、クオリティーとも、
朝食つきプランで
予約しなかったのを後悔するほどの、
満足度の高さ。
素泊まりプランを選ばれた方も、
ぜひ一度は「沖縄ホテル」の朝食を
体験していただきたいな
と、思いました。
ちなみに、朝食をつけた場合は
当日の22:00まで、
オリオンビールや泡盛、
ハイボール、ソフトドリンクの
飲み放題も利用可能ですので、
旅館でまったりと
1日を過ごしたい時にぜひ。
まとめ
今日は、
那覇の登録有形文化財に
泊まれる旅館「沖縄ホテル」
を、ご紹介しました。
ポイントをまとめておくと、
良かった点
- 丁寧でフレンドリーなスタッフさんの対応
- 登録有形文化財ならではの趣
- 余裕綽々に過ごせる広々とした和室(21平米)
- 長旅に助かるランドリースペース
- ゆったり使える大浴場
- 沖縄らしさ満点の朝食ビュッフェ
- 国際通りまで徒歩圏内のロケーション
留意すべき点
- 時間帯によってWi-Fiの接続が不安定
- 最寄駅から少し距離がある
滞在中一番気になったのは、
やはりWi-Fiのことで、
特に接続が集中する夜の時間は、
不安定になる場合が多かったです。
ただ、
60年以上使われ続けている
登録有形文化財ならではの趣や、
非常にゆったりと過ごせる和室、
クオリティの高い
朝食バイキングなどには大満足。
那覇中心部で、
畳敷きの和風なお部屋をお探しの方は、
ぜひご検討してみては?
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沖縄ホテル
住所:沖縄県那覇市大道35
電話:+81-98-884-3191
Web:https://www.okinawahotel.co.jp/
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