車なし沖縄旅行5日間。那覇からバスで日帰りできたスポットと行き方について。

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沖縄・古宇利島「古宇利ビーチ」

レンタカーを借りなくても、沖縄本島での観光は楽しめる?ゆいレール、路線バス、高速バスだけを利用して、那覇から日帰りできたスポットについてまとめました。

こんにちは!台北から飛行機で1時間、初めての沖縄を旅してまいりました、Mae(@qianheshu)です。

出発前からすごく気になっていたのが、現地での移動のこと。

僕は、車の運転が好きではないので、公共の交通手段だけで巡ると決めていたのですが、調べてみると「車がないと不便」という意見をたくさん見かけて、心配になっていました。

しかし結果的には、車なしでも行きたかった場所へはほとんど行けましたし、元の予定になかった場所へも訪れられた充実の旅に。

滞在時間にゆとりがあって、ゆっくり旅を楽しみたいなら、「公共の交通手段だけでも充分満喫できる」と、感じました。

今日は、車なしの沖縄旅行で那覇から日帰りできたスポットについて、まとめてみたいと思います。

※僕が沖縄を訪れた2025年1月現在の体験に基づいています。バスの運行時間等は変更になる可能性もありますので、ご旅行の際は各バス会社のWebサイトから最新情報のチェックをお願いいたします。

目次

バスだけの沖縄旅行は、どんなスポットへ行ける?実際に巡った5日間のスケジュール。

沖縄・備瀬「エメラルドビーチ」

 

今回、沖縄では

6泊7日の滞在だったのですが、

台北との往復の

飛行機移動の時間を除くと、

実質現地で動けたのは5日間。

 

那覇を拠点に日帰りで、

本島各地の様々なスポットを

訪れました。

 

利用したのは、

モノレールのゆいレール、

路線バス、そして高速バス。

 

路線バス・高速バスともに、

料金の支払いには車内にて、

 

沖縄の交通ICカード「OKICA」

クレジットカード、

現金など多数の方法が

設定されており、

とても便利に決済できました。

 

5日間で訪れられたのは、

ゆいレール圏内を除くと、

以下のスポット(エリア)です。

 

1日目:ウミカジテラス

2日目:アメリカンビレッジ

3日目:コザ

4日目:ガンガラーの谷&おきなわワールド

5日目:古宇利島&美ら海水族館

 

自分で車を運転するのとは違い、

同じ方面にあっても

1日では行けなかったり、

バスの乗り継ぎを考慮した

計画が必要だったりはしますが、

 

那覇を拠点とした

日帰りバス移動だけでも、

かなり満喫できました。

 

【ウミカジテラス】ゆいレール赤嶺駅から20分。温泉も楽しめる那覇空港おとなりの瀬長島へ。

沖縄・瀬長島「ウミカジテラス」から望む海と滑走路

 

1日目は午前中から、

那覇空港のすぐおとなりにある

「瀬長島」へ。

 

国際通りからも

バスで直行できますが、

僕がバスに乗り込んだのは、

ゆいレールの赤嶺駅前から。

 

駅前のバス停から

路線バスに乗り変えて、

20分ほどで到着できました。

 

沖縄・瀬長島「ウミカジテラス」の遠景
沖縄・瀬長島「ウミカジテラス」のレストランテラス
沖縄・瀬長島「ウミカジテラス」のレストラン

 

透き通る海と、

飛行機が発着する滑走路を

目の前に望む島の斜面には、

真っ白な建物が並ぶ

「ウミカジテラス」が。

 

レストランやカフェ、

おみやげ店などが集まっていて、

屋外の席で海風を感じながら

食事やお茶、お買いものを

楽しむことができます。

 

沖縄・瀬長島ホテル前
沖縄・瀬長島「龍神の湯」のエントランス

 

僕のお気に入りは、

バスが発着する

瀬長島ホテルの中にある

「琉球温泉・龍神の湯」

 

海や飛行機を眺めながら、

ゆったりと露天風呂に浸かれる、

那覇周辺で温泉に入りたくなった時に

ピッタリのスポットでした。

 

沖縄・那覇「福州園」のエントランス
沖縄・那覇「福州園」で食べた沖縄ぜんざい
沖縄・那覇「市場本通」

 

お昼過ぎには、

瀬長島での観光を終えて、

那覇中心部へ。

 

市内にて、

「福州園」「波の上ビーチ」

「国際通り」などを散策しながら、

1日を過ごしました。

 

[路線参考]
往路:赤嶺駅 → 瀬長島ホテル ウミカジテラス
復路:瀬長島ホテル ウミカジテラス → 那覇商業高校(松山入口)

 

【アメリカンビレッジ】那覇から路線バスで1時間。ライトアップが美しい夕暮れ時〜夜の訪問がおすすめ。

沖縄・那覇「金城町の石畳通り」
沖縄・那覇「首里城公園」
沖縄・那覇「富久屋」のむじぬ汁定食

 

2日目は、

ホテルの移動日だったので、

チェックイン時間となる

15:00ごろまでは、

ゆいレール圏内での那覇市内観光。

 

「金城町の石畳道」を散策したり、

現在修復中の「首里城」

見学したり、

 

首里城のふもとの

隠れ家的なお店「富久屋」にて

お昼ごはんを食べたりして、

過ごしました。

 

沖縄・北谷「アラハビーチ」

 

チェックインを終えてからは、

ゆいレールの安里駅近くのバス停から

路線バスに乗って1時間ほど、

北谷にある「アメリカンビレッジ」へ。

 

夕暮れ時〜夜にかけてが

一番キレイということで、

1つ前の北谷バス停にて下車後、

アラハビーチ沿いを散歩しながら

向かいました。

 

沖縄・北谷「北谷公園サンセットビーチ」
沖縄・北谷「アメリカンビレッジ」のテラス
沖縄・北谷「アメリカンビレッジ」の通り
沖縄・北谷「アメリカンビレッジ」のハンバーガーショップ

 

雲が多かったため、

海に沈みゆく夕日は

見えませんでしたが、

 

それでもおとなりにある

「北谷サンセットビーチ」は、

ムード満点。

 

カラフルな建物が立ち並ぶ

アメリカンビレッジでは

ライトアップが始まり、

 

レストランが軒を連ねる

海沿いのテラスも、

特別な日に利用したくなるような

良い雰囲気に包まれます。

 

20:00ごろまで滞在した後は、

最寄りのバス停から

再び路線バスに乗って、

那覇市内への帰路につきました。

 

[路線参考]
往路:安里(又吉通り)(浦添向け)→ 北谷(嘉手納・胡屋向け)
復路:桑江(那覇・コンベンション向け)→ 安里(那覇バスターミナル・旭橋向け)

 

【コザ】那覇から路線バスで1時間。異国情緒満点の街を、気ままに散策。

沖縄・コザ「コザゲート通り」

 

元の予定にはなかったのですが、

3日目は、

 

沖縄の観光情報を調べていて

突如行きたくなった

「コザ」というエリアへ、

朝から出発。

 

アメリカンビレッジと同じく、

沖縄本島の中部にあり、

那覇市内から路線バスに乗って

1時間ほどで到着できます。

 

沖縄・コザ「コザゲート通り」のショップ
沖縄・コザ「コザゲート通り」に貼られたポスター
沖縄・コザ「一番街」近くの提灯のある通り

 

異国情緒満点の通りには、

英語の看板やストリートアートが

施されたショップがずらり。

 

音楽の街として知られているようで、

商店街ど真ん中で音楽を鳴らしながら

ダンスをするグループがいたり、

 

ギターケースを背負って歩く

男の子たちがいたり、

街行く車から爆音で

洋楽が流れていたり。

 

訪れた平日の昼間は

比較的落ち着いた印象でしたが、

週末の夜になると、

様々な場所で音楽ライブも行われ、

賑やかな雰囲気になるそうです。

 

沖縄・コザ「チャーリー多幸寿」
沖縄・コザ「チャーリー多幸寿」のタコス3ピース

 

沖縄で最初の

タコスのお店と言われている

「チャーリー多幸寿」で、

お昼ごはんも。

 

パリパリ食感のタコス生地が

とてもおいしくて、

20分ぐらい行列した価値は

充分でした。

 

沖縄・コザ「プラザハウスショッピングセンター」の外観
沖縄・コザ「プラザハウスショッピングセンター」の館内
沖縄・コザ「プラザハウスショッピングセンター」のスーパー

 

腹ごしらえの後は、

30分ほど歩いて

「プラザハウス

ショッピングセンター」
へ。

 

日本初のショッピングセンター

と言われている敷地内は、

どこかアメリカンな雰囲気が。

 

館内にあるスーパーには、

初めて目にする海外の様々な

パッケージが取り揃えられていて、

ついつい時間を忘れて

歩き回ってしまいました。

 

沖縄・コザ「プラザハウスショッピングセンター」の看板

 

ショッピングセンター前にある

バス停から、

那覇市内へ向かう路線バスで

帰路に着いたのは、

日が傾きかけた頃。

 

観光で訪れる人は

まだ少ないようですが、

歩き回りながらじっくりと

異国情緒に浸れる

興味深い街でした。

 

[路線参考]
往路:安里一区(古島向け)→ 中の町(那覇空港線・上り)
復路:プラザハウス前(普天間向け)→ おもろまち駅前

 

【ガンガラーの谷&おきなわワールド】那覇バスターミナルから路線バスで1時間。鍾乳洞や南国の樹々を間近に観察できるツアーへ。

沖縄・南城「ガンガラーの谷」の看板

 

4日目は、

沖縄の南国らしい自然と

触れ合いたくなり、

本島の南部へ。

 

ゆいレール・旭橋駅前にある

那覇バスターミナルから

路線バスに乗って1時間、

「ガンガラーの谷」へと

やって来ました。

 

ガンガラーの谷は、

ガイドさんと一緒に巡る

ツアーでのみ入ることができる

場所のため、

あらかじめ予約が必要。

 

僕は前日に、Webサイトから

ツアーを予約しておきました。

 

沖縄・南城「ガンガラーの谷」のケイブカフェ
沖縄・南城「ガンガラーの谷」ツアー
沖縄・南城「ガンガラーの谷」

 

谷の見どころを巡る

約80分のツアーでは、

 

鬱蒼とした南国の森林を

歩き回ったり、

ガスランタンを持って

鍾乳洞の奥へと入ってみたり、

 

谷の上から根を伸ばす

巨大なガジュマルの木を

見上げたり。

 

ガイドさんの説明を聞きながら、

自然の神秘を間近に観察できた、

とても新鮮な時間でした。

 

沖縄・南城「おきなわワールド」玉泉洞の入口
沖縄・南城「おきなわワールド」の玉泉洞
沖縄・南城「おきなわワールド」の熱帯フルーツ園

 

ツアーを終えた後は、

ガンガラーの谷の

すぐ目の前にある

「おきなわワールド」へ。

 

約900mの見学ルートを

自由に歩ける鍾乳洞「玉泉洞」や、

南国のフルーツが実る

「熱帯フルーツ園」、

 

沖縄各地に生息する

ハブに関する展示が見られる

「ハブ博物公園」など、

なかなかおもしろい

テーマパークとなっています。

 

2時間ごとに行われている

「スーパーエイサーショー」は、

演者さんの力強い身のこなしに

圧倒される、一見の価値ありな

パフォーマンスでした。

 

沖縄・南城「おきなわワールド」の古民家

 

翌日に早起きが

控えていた関係もあって、

この日は昼過ぎまで見学した後、

 

おきなわワールド前のバス停から

那覇市内の旅館まで戻って、

ゆっくり過ごすことにしました。

 

[路線参考]
往路:那覇バスターミナル → 玉泉洞駐車場
復路:玉泉洞前(那覇・百名・糸満向け)→ 上泉(那覇バスターミナル・小禄向け)

 

【古宇利島&美ら海水族館】那覇バスターミナルから高速バスで2時間。さらに路線バスを乗り継いで、美しい離島へ。

沖縄・本部「美ら海水族館」エントランス

 

今回の沖縄旅行の中でも、

移動が一番ハードだったのが

5日目。

 

旅行前から行ってみたかった、

本島北部にある

「美ら海水族館」へと向かいます。

 

那覇バスターミナルから、

7:00前出発の

高速バスに乗り込んで2時間。

 

9:00頃には、

美ら海水族館最寄りのバス停となる

「記念公園前」に、到着できました。

 

沖縄・四島線のフリーきっぷ

 

ただ、水族館に行く前にもう1ヶ所、

行ってみたいところがあったので、

ここから「四島線」という

路線バスに乗り換えて、

さらに1時間。

 

両側に沖縄の美しい海を望む

古宇利大橋を渡って、

お昼前に「古宇利島」へ

到着しました。

(きっぷは四島線バス車内で購入できます。)

 

沖縄・古宇利島「ハートロック」の遠景
沖縄・古宇利島「ハートロック」
沖縄・古宇利島のさとうきび畑

 

バスを降りたのは、

島の北端にある

「ハートロック」前のバス停。

 

ハート形をした岩と、

押し寄せる透明な波との

美しいコントラストは、

どこか台湾の小琉球が

連想されるような光景。

 

ここから島を徒歩で半周して、

ざわわと風に揺れる

さとうきび畑を眺めながら、

 

「古宇利島の駅ソラハシ」

という島の南端まで、

20分ほどかけて歩きました。

 

沖縄・古宇利島「古宇利島の駅ソラハシ」
沖縄・古宇利島「古宇利大橋」

 

水族館へと戻る

四島線のバスが来るまで

少し時間があったので、

 

島の駅から歩いてすぐの

「古宇利ビーチ」で、

海と橋を眺めながら

一息つくこともできました。

 

沖縄・本部「美ら海水族館」黒潮の海
沖縄・本部「美ら海水族館」黒潮の海を泳ぐジンベイザメ

 

お昼過ぎに、

記念公園のバス停まで

戻って来てから、

美ら海水族館へ。

 

世界最大級と言われる

巨大水槽「黒潮の海」で回遊する、

ジンベイザメのスケールは圧巻。

 

水槽の生き物たちに

食事を与える時間にも遭遇でき、

ごはんを食べる様子を

間近に観察できたのは、

運が良かったです。

 

沖縄・本部「美ら海水族館」の館内
沖縄・本部「美ら海水族館」の水槽
沖縄・本部「美ら海水族館」のサンゴ

 

他にも、「サンゴの海」や

「熱帯魚の海」など、

じっくり眺めたい水槽や

展示が豊富で、

 

90分ほどかけてゆっくりと

館内を見学できました。

 

沖縄・備瀬「備瀬のフクギ並木」
沖縄・備瀬「備瀬のフクギ並木」の猫
沖縄・備瀬「備瀬のフクギ並木」から見える海

 

バスの時間まで

少し余裕があったので、

水族館から海沿いを散歩しながら、

「備瀬のフクギ並木」へ。

 

頭上を

緑で覆い尽くす勢いでのびる

フクギの木の合間からは、

小さな民家や

青い海がのぞく瞬間も。

 

気ままに木々の中を歩き回る

ネコたちの姿にも

あちこちで出会えて、

何だかすごく和みました。

 

沖縄・那覇バスターミナル

 

記念公園前のバス停から

再び高速バスに乗り込んで、

那覇バスターミナルへと

戻ってくると、すっかり夜。

 

古宇利島や

世界遺産「今帰仁城跡」へも

向かいたい場合、

 

四島線との乗り継ぎや、

那覇への帰路の高速バスに

無事乗り込めるかが心配でしたが、

 

スケジュールを

しっかり立てておけば、

バスだけで那覇からの日帰りも

可能でした。

 

[路線参考]
往路:那覇バスターミナル → 記念公園前(名護・伊豆味向け)
古宇利島方面:時刻表は四島線Webサイト参照
復路:記念公園前(名護・伊豆味向け)→ 那覇バスターミナル

 

まとめ

沖縄・古宇利島「古宇利ビーチ」

 

今日は、

車なしの沖縄旅行

5日間で訪れたスポット

について、まとめてみました。

 

沖縄での滞在時間に余裕があり、

ゆっくりと旅を楽しみたい方は、

バスだけでも充分に

満喫できるかと。

 

ゆいレール圏内も含めれば、

足を運べるスポットは

本当にたくさんあるので、

 

「車の運転できないけど、

大丈夫そう?」と、

心配中の方の

ご参考になりましたら幸いです。

 

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