【この台湾ゲームがすごい!】映画化されたホラーや、中華感満点RPGなど4作品をプレイしてみました。

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台湾のRPGゲーム『仙劍奇俠傳』の画面

台湾で一大ブームを巻き起こしたホラーから、中華感満点のレトロRPGまで!これまでにプレイしたMIT(Made in Taiwan)ゲーム作品をご紹介します。

こんにちは!10年越しで封印されていたゲーマー魂が最近解き放たれてしまった、台北在住Mae(@qianheshu)です。

僕は学生時代、「三度の飯よりゲームが好き」が過言ではないほど、テレビゲームが本当に大好きでした。

大学に進んで以降は、学業や課外活動、アルバイトなどに時間を取られ、知らずのうちにゲーム熱は冷めていくことに。

それ以来10年以上、心の奥底に封印状態だったのですが、コロナ禍で一気におうち時間が長くなった頃から、再びメラメラと燃え上がってしまいました

そんな中、同じくゲーム好きな台湾人ボーイフレンドより、台湾のゲームもいくつかおすすめされて、遊んでみることに。

日本のゲームとはまた違ったテーマや世界観で描かれた作品も多く、どのゲームも熱中して遊びこんでしまいました。

それぞれ一体どんな作品なのか、今日は僕がプレイしたことのある台湾発のゲーム4作品をご紹介したいと思います。

目次

1.【仙劍奇俠傳】台湾発RPGの金字塔。中華感満点の世界観と、衝撃のストーリー展開に引き込まれます。

1995年発売の

古いゲームということもあり、

 

ずっと遊ぶのを後回しにしていた

『仙劍奇俠傳』という作品。

 

「台湾に住んでいるのに、

このゲームを知らないなんて

ダメだよ!」

 

と、執拗に迫ってくる

ボーイフレンドに根負けして(?)

遊んでみたところ、

 

彼がおすすめするのも

とても納得の名作でした。

 

とある漁村で

その日暮らしをしていた主人公・

李逍遙と、

 

仙靈島で縁を結ぶことになる女性・

趙靈兒との出会いから始まる旅。

 

そして、

道中で剣を交えた領主の娘・

林月如が加わり、

 

不思議な三角関係を築きながら、

物語は進んでいきます。

 

やがて、3人の旅は、

当初思いもしなかった結末へと

行き着くことに。

 

衝撃のストーリー展開と、

切なすぎるエンディングに

心を揺さぶられ、

 

今でも主人公たち3人のことは、

ボーイフレンドとのおしゃべりで

よく話題に上るほど、

印象深い存在となっています。

 

旅の舞台やアイテム、魔法、

バトルに登場する妖魔たちまで、

 

中華感満点な世界観も

とても新鮮なので、

RPGが好きな方はぜひ。

 

仙劍奇俠傳
Steam:https://store.steampowered.com/app/695630/Chinese_PaladinSword_and_Fairy/
公式サイト:https://www.softstar.com.tw/Game/Index.aspx

2.【返校】映画・ドラマ化もされた台湾の超有名ホラーゲーム。自由のなかった時代背景を掴んだ上でプレイしたい名作。

今でこそ、

世界に誇る自由民主が

根付いている台湾ですが、

 

決して昔から

そうだったわけでは

ありません。

 

かつては、

世界最長と言われる

「戒厳令」が引かれ、

 

40年以上もの間、

台湾で暮らす人々は

「白色テロ」の恐怖と

隣り合わせで生きていました。

 

関連記事→【台湾を訪れる前に知っておきたかった3つの事実。歴史や国際事情について押さえたいこと。】

 

そんな時代背景を反映し、

山中のとある高校を舞台にした

ホラーゲーム『返校』は、

 

後に映画化・ドラマ化も

されることになった、

2017年発売の作品。

 

台風の接近による悪天候で

学校に閉じ込められてしまい、

 

何とか脱出する方法を

見つけようと

校内を歩き回る主人公・方芮欣。

 

しかしその過程で、

後輩の魏仲廷が体育館で

命を落としているのを発見。

 

彼の死から展開されていく

物語の裏側には、

主人公が深く関係している

暗い真実が存在していました。

 

你是忘記了,還是害怕想起來?

(本当に忘れたの?

それとも、思い出すのが恐ろしい?)

映画『返校』のセリフより
 

 

時代背景を知った上で

遊んでみると、

 

ゲームの理解度、恐ろしさが

グッと深まるかと思いますので、

ぜひ台湾の歴史を予習して

チャレンジしてみてください。

 

返校
Steam:https://store.steampowered.com/app/555220/Detention/
公式サイト:https://redcandlegames.com/games.php

3.【還願】神様へのお礼、ちゃんとしていますか?台湾の信仰文化から社会の闇を描き、大ブームを巻き起こしたホラーゲーム。

台湾旅行に来ると、

台湾の神様にお参りする

という方は、

少なくないかと思いますが、

 

みなさん、

お参りしっぱなしに

なっていませんか?

 

台湾の神様に

願いを叶えてもらったら、

 

「還願」といって、

お供物と共にお礼参りを

忘れずに行う必要があります。

 

そんな台湾の信仰文化を

反映したゲーム

『還願』は、

 

2019年に発売されると同時に、

一大ブームを巻き起こした作品。

 

我が子を思う情の深さゆえ、

信仰へとのめり込んで行った

主人公と、

 

その身辺で巻き起こる悲劇が

描かれていきます。

 

ゲーム内では、

台湾の信仰文化や伝統が

隅々まで忠実に再現されており、

 

「どこかで、本当に現実と

繋がっているんじゃないか?」

 

と、思ってしまいそうになるほどの、

リアルでダークな世界観が圧巻。

 

目を背けたくなるほどに

恐ろしいシーンが

たくさんありながらも、

 

遊び終わる頃には、

不思議と感動が込み上げて来る

ストーリー展開も秀逸です。

 

還願
公式サイト:https://redcandlegames.com/games.php

4.【OPUS:龍脈常歌】宇宙の小惑星帯を巡るファンタジーシリーズ第3作。ドラマティックなエンディングにも感動しました。

宇宙を舞台にした台湾のゲーム

『OPUS』シリーズは、

現在までに全3作品が発表に。

 

その中で、ボーイフレンドに

イチオシされて遊んでみたのが、

2021年に発売された

『OPUS:龍脈常歌』です。

 

地球でいうところの

石油のように、

 

宇宙に生きる人々の

エネルギー源となっている

「龍脈」。

 

龍脈の権益をめぐる争いが

加熱するこの世界で、

 

一族の復興を目指す

貴族出身の李莫と、

行方不明の師を探す巫女・艾妲を

主人公に、

 

小惑星帯を巡る物語が

繰り広げられます。

 

『ファイナルファンタジーⅦ』の

思想にもつながるような世界観と、

過去と現在が交錯しながら

進んでいくストーリー。

 

思わず込み上げるものを感じる

エンディングには、

深く心を打ち抜かれました。

 

完成度の高い

日本語吹き替えの音声で

遊ぶこともでき、

 

ゲームの世界に

とことん没入できるのも

魅力かと思います。

 

OPUS:龍脈常歌
Steam:https://store.steampowered.com/app/1504500/OPUS__Full_Bloom_Edition/
公式サイト:https://www.sigono.com/presskit-opus-echo-of-starsong-jp

まとめ

台湾のRPGゲーム『仙劍奇俠傳』の画面

今日は、

台湾発のゲーム4作品

を、ご紹介しました。

 

プレイが追いついていないのですが、

『軒轅劍』シリーズや、

『廖添丁 – 稀代兇賊の最期』など、

 

ボーイフレンドから

おすすめされている作品は、

まだまだ他にも。

 

今後も続々と、

お気に入り作品は

増えていきそうな予感なので、

 

「これはっ!」

という作品に出会ったら、

また改めてこちらの記事にて

ご紹介しますね!

▼ こちらの記事も、よくお読みいただいています! ▼

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