海外在住であることを証明する時に必要な「在留証明」。台湾在住の僕が台北にて手続きをした際に、必要だった書類や申請の手順をまとめます。
こんにちは!台北在住も13年目を迎えております、Mae(@qianheshu)です。
まもなく日本への一時帰国を控えているのですが、今回の日本滞在中には、公的機関での申請ごとを済ませる予定が。
その際、台湾に在住していることの証明を求められる可能性もあるかと思い、念のため「在留証明」を申請しておくことにしました。
結果から言うと、最も簡易的な証明であれば、改めて準備するものはほとんどなく、手続きはとてもスムーズ。
僕が申請した際の一例にはなりますが、申請に必要だった書類や手続きの手順について、まとめてみました。
※2024年11月当時の状況です。提出目的や申請時期によって、提出を求められる書類や手続き内容の変更もあり得ますので、申請前に必ず日本台湾交流協会Webページ等で最新情報のチェックをお願いいたします。
海外在住であることを証明する書類「在留証明」とは?
海外にお住まいの方で、
日本への一時帰国中に
何らかの手続きをする際、
現在、海外に在留していることを
書類にて証明する必要が
あるかもしれません。
そんな時に、
居住国の日本国大使館などにて
申請できるのが「在留証明」。
海外の住所へ転入した際に、
大使館などにて「在留届」を提出済み、
加えて現地での滞在期間
(または滞在予定期間)が
3ヶ月以上の方が申請できます。
僕の場合は、
台湾の台北に在住していますので、
南京復興駅近くにある
「日本台湾交流協会」へ
申請に向かいました。
また、後ほど触れますが、
今回僕が申請するのは、
提出書類が最も少ない
一番簡易的なタイプ。
提出先や用途によって、
申請に必要な書類が異なりますので、
その点はご注意ください。
「在留証明」の申請に必要なものは?
一番簡易的な在留証明の場合は、
すでに手元にある書類だけで
申請が可能。
具体的には、
以下の4つのものが必要でした。
「在留証明願」は、
在留証明を取得するための
申請書のこと。
日本台湾交流協会の
館内に準備されていて、
到着後にその場で記入すれば
OKでした。
「提出理由」と「提出先」についても
記入が必要ですので、
事前にご確認をお忘れなく。
居留証とパスポートは、
現在使用中で有効期限内のものを
持参します。
在留証明願が記入できたら、
3つの書類を持って窓口へ。
記入内容に問題がなければ、
即日発行していただけますので、
完成するまで館内にて待ちましょう。
受け取り時には、
手数料の260元(=約1,200円)
を、お支払い。
記載されている内容に
間違いがないことを確認し終えたら、
手続き完了です。
ちなみに、
僕が申請した簡易的なタイプに
記載されているのは、
氏名、生年月日、
本籍地の都道府県、
提出理由、提出先、
(台湾の)現住所の6項目。
用途によっては、
さらに詳しい内容を記載した
証明が求められる場合もあります。
一時帰国中の「免税」に使う場合は、より詳細な証明が必要です!
さらに詳しい内容というのは、
「本籍地の住所」や
「(台湾の)住所を定めた年月日」
のこと。
これら2つ
(あるいはいずれか1つ)も
証明する必要がある場合は、
「戸籍謄本」や「賃貸契約書」などの
書類の提出を求められます。
より詳細な証明が必要になる
パターンで、
比較的使用頻度が
高くなりそうのは、
日本へ一時帰国した際に
免税でお買いものをしたい場合。
特に戸籍謄本は、
戸籍のある場所の市役所にて
取得するため、
日本へ一時帰国した際に
あらかじめ申請しておく、
あるいは日本在住の協力者に
依頼するなど、
前準備が必要となります。
市役所まで行かずとも、
マイナンバーカードがあれば、
日本国内のコンビニでも
申請が可能みたいですね。
(僕はマイナンバーカードの発行対象から外れているので、
この手は使えません…)
また、在留証明願も
館内カウンターに
置かれているものとは
異なるようなので、
窓口にてスタッフさんに
確認が必要です。
そして、簡易的なタイプの証明では、
滞在期間3ヶ月以上が条件でしたが、
免税用の証明の場合は
滞在期間2年以上となるのも、
注意すべきポイント。
免税用の在留証明については、
以下のブログ記事にて
詳しくまとめられていますので、
ぜひ合わせてご参考ください。
関連記事→【台湾居住2年以上の皆さん!これがないと免税できない!在留証明を取りに行こう!|マイシェン(埋線)と小デブと台湾と】
まとめ
今日は、
台湾での在留証明の申請
について、
僕が手続きした際の様子を
まとめました。
提出の目的や
申請のタイミングによっては、
提出書類や手続き内容の変更も
あり得ます。
そのため、申請の前には、
日本台湾交流協会Webページでの確認や、
メールでのお問い合わせをするなどで、
最新情報のチェックをお忘れなく。
※記事中の日本円表記は1元=4.62円で計算しています。(2024年11月30日現在)
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