コスパ重視&納得のカスタマイズで、台湾へ。日本のLCC「Peach(ピーチ)」に乗って、東京から台北までの空の旅を体験してみました。
こんにちは!先日、日本へと一時帰国してまいりました、台北在住Mae(@qianheshu)です。
今回は、往路と復路で出発都市が違っていたので、片道ずつ別々に飛行機のチケットをとることに。
往路は台湾のフラッグキャリア「中華航空(チャイナエアライン)」を、復路は日本の航空会社「Peach(ピーチ)」を、利用することにしました。
往路の様子は、『中華航空(チャイナエアライン)で日本へ。新型機のスマート設備や、進化した機内食で楽しむ空の旅。』にて書きましたので、今回は復路編。
東京の成田空港から台湾の桃園空港まで、「Peach」に搭乗してみた際の様子や感想などを書いてみたいと思います。
日本のLCC「Peach」のチケットを購入。FSC(フルサービスキャリア)との違いは?
「Peach(ピーチ)」は、
日本のLCC(ローコストキャリア)。
ご存知の方も多いとは思いますが、
念のために説明しておくと、
JALやANAなどの
FSC(フルサービスキャリア)とは、
料金システムが異なります。
Peachの例で言うと、
最もお安いチケット
「シンプルピーチ」の料金に
含まれているのは、
飛行機の座席1席と、
合計7kgまでの
機内持ち込み手荷物2個のみ。
預け入れ手荷物、
(高さ/横幅/奥行の3辺の和が203cmまで
+1個につき20kgまで)
座席指定、フライトの変更などは
別途料金が必要となり、
チケットの払い戻しも
できないプランと
なっています。
預け入れ手荷物があったり、
座席を指定したい場合、
あるいは、
フライト変更や払い戻しの
保障をつけておきたい場合は
あらかじめ、
「バリューピーチ」や
「プライムピーチ」など、
よりグレードの高いチケットを
選ぶか、
「シンプルピーチ」から
必要なサービス(料金)を
追加していく、というかたち。
いずれのチケットにも
機内食は含まれておらず、
こちらも必要に応じて追加、
あるいは機内で
オーダー&支払いをする、
というシステムです。
旅のスタイルに合わせて、
サービス内容を自由に
カスタマイズができる点が、
LCCならではの魅力かと
思います。
僕は今回、
機内持ち込み手荷物が1個と、
預け入れ手荷物が1個に
なりそうだったので、
「バリューピーチ」の
チケットを購入。
LCCに乗ること自体が
4〜5年ぶりなので、
どんな体験ができるのか
ワクワクです。
スムーズさに驚き。3分とかからず完了できた「Peach」のセルフチェックイン。
成田空港に到着して、
Peachのチェックイン時に
驚いたのが、
手続きのスムーズさ。
カウンターに並ぶのではなく、
セルフチェックインマシンで
手続きをするのですが、
全く列ができていなかった
こともあり、
何と3分とかからずに完了。
搭乗時刻と搭乗口が印字された
搭乗券を取ったら、
預け入れ手荷物の
専用カウンターにて、
スーツケースも預かって
いただけました。
機内持ち込み手荷物と
預け入れ手荷物のいずれも
サイズ&重量チェックが
ありましたが、
こちらも超過なく、
無事に通過することが
できました。
想像していた以上に
チェックインがスムーズだった分、
出国審査を終えても、
まだまだ時間がたっぷり。
成田空港まで来る機会も
なかなかないので、
搭乗まで散策してみることに
します。
さすがは、
日本を代表する空港だなと
感じたのが、
おみやげ売り場の充実度と
エンターテイメント性。
全国の銘菓はもちろんのこと、
コスメや伝統工芸品、
アニメグッズに家電まで
揃っていて、
日本を離れる最後の一刻まで
しっかり物欲を刺激されます 笑
おみやげ店の
シンボルになっていた
巨大招き猫は、
定刻になると、音楽に合わせた
プチイルミネーションショーも
展開。
こんなところにまで、
人々を楽しませる
細やかな工夫が
凝らされているあたりに、
日本らしい
おもてなしの文化を
感じされられます。
搭乗口の近くには、
シャワーや仮眠ができる
リフレッシュスペースも。
ラーメンや洋食など、
日本ならではのグルメを
いただけるレストランが
入っていたのも、
ありがたかったです。
ちなみに、
僕は日本のスターバックスの
フィローネが大好き。
一時帰国すると
毎回必ず食べるのですが、
制限エリア内にも
スターバックスがあったので、
搭乗前の腹ごしらえに
たっぷり2本いただきました。
「台湾でも食べられればいいのに〜」
と、期待しながら、はや数年。
今のところ、
販売が始まりそうな気配はないので、
これからも日本での楽しみの
1つであり続けそうです 笑
ゆっくり食事をしていると、
そろそろ搭乗時刻が
近づいてきたので、
搭乗口へと向かいます。
スマホで楽しめる機内エンターテイメントも。「Peach」に乗って、台湾へ。
使用機の到着が遅れ、
20分ほど待ち時間が
伸びましたが、
いよいよ搭乗開始。
空港直結の搭乗口からは
離れた場所に
駐機しているようで、
飛行機まではバスで移動します。
バスを下りて、
すぐ目の前に駐機している、
Peachの機体。
出発ロビーから
眺めるのと違って、
間近な分、やはり格段に
インパクトがあります。
ディテールまで
近距離で観察できるのも、
LCCらしい興味深い体験です。
機内へ到着すると、
シートが左右に3列ずつ。
「座席が狭いかも」と、
チケットを予約した時点から
心の準備をしていたのですが、
実際に座ってみると、
意外にゆったり。
たまたま、
おとなりのシートには
お客さんがいなかったことも
あって、
窮屈な印象は
ほとんど抱きませんでした。
シートにモニターはついておらず、
機内エンターテイメントは
流石にないか…
そんなことを思いながら、
シート前のポケットを
探っていると、
スマホ上で動画鑑賞ができる
サービスがありました!
説明に沿って設定を終え、
専用ページを開いてみると、
機内食のオーダーや
グッズの購入なども、
スマホ上から完結できる
システムに。
動画の種類だけで言えば、
FSCに比べると
選択肢は限られますが、
Peachオリジナルの
動画コンテンツも
準備されていて、
フライトのおともに
しっかり楽しめそうです。
機内用スマホシステムを
研究したり、
機内誌『PEACH LIVE』や
持参していた本を読んだり、
しばし目を閉じて仮眠したり。
台湾・桃園空港までの
およそ4時間、
安全で快適な空の旅を
楽しむことができました。
搭乗時刻遅延の影響も重なり、
最終的に桃園空港への到着は
30分ほど遅れはしましたが、
リーズナブルな料金も考えれば、
充分に満足できるフライト
だったように思います。
まとめ
今日は、
日本のLCC「Peach」での
台湾への空の旅を、
ご紹介しました。
とても久しぶりの
LCCへの搭乗でしたが、
Peachはチェックイン手続きも
機内の環境も、
想像していた以上に快適で、
とても納得のいく時間を
過ごせたように思います。
時折開催されるセールでは、
驚くほどお安いチケットが
入手できるチャンスもあるので、
台湾を訪れる際にはぜひ、
Peachの公式Webサイトも
チェックしてみては?
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