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「高雄同志大遊行(高雄プライド)」2018レポート。国民投票翌日に2万人が歩いた、励ましと涙でいっぱいのパレード。


高雄同志大遊行(高雄プライド)2018パレードで掲げられたプラカード9

台湾で行われた国民投票の結果は?開票の翌日に高雄で行われたLGBTプライドでは、他都市と異なる「ある現象」が巻き起こっていました。

こんにちは!今年最後のLGBTプライドを歩いてまいりましたMae(@qianheshu)です。

2018年台湾のLGBTプライドシーズンを締めくくるのは、台湾南部の街・高雄で開催された「高雄同志大遊行(高雄プライド)」

ここ数年は参加者1万人以上が集まる、台北のパレードに次ぐ規模となっている高雄のパレードですが、今回はある重要なタイミングでの開催。

LGBTプライドが行われた11月25日(日)は、台湾全国の市町村リーダーを一斉に決める「九合一選舉」の翌日。

さらに注目すべきは、選挙と同時に行われた「国民投票」の行方でした。

同性婚やLGBT教育など、当事者の生活や未来に直結する内容の投票が半分を占めており、その結果を受けてのパレードとなったのが、今回の高雄プライド。

その関係もあり、昨年までのイベントとはもちろんのこと、今年行われた他都市のどのパレードとも、かなり雰囲気の違ったイベントとなりました。

今日は、国民投票の結果に関しても触れながら「高雄同志大遊行(高雄プライド)」当日の様子をご紹介したいと思います。

 

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婚姻平權(婚姻の平等)と性別平等教育に関する国民投票の結果は?

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018会場で掲げられたにじいろのカード

まず最初に、高雄同志大遊行の前日に行われた、国民投票について触れておきたいと思います。

 

今回の国民投票で焦点となったのは、

「同性カップルの婚姻をどのようなカタチで実現するか?」

「教育の場におけるLGBTに関する知識はどのように扱われるべきか?」の2点。

 

これに関連する5項目について、実際に台湾の有権者に問われることとなりました。

 

関連記事→【「投票しよう!」10万人参加のLGBT音楽イベント『為愛返家音樂會』で叫ばれた台湾の未来とは?】

 

その結果、導き出された答えは

「民法の婚姻は異性カップルに限定されるべき」

「同性カップルの婚姻は異性カップルのものとは別枠で扱われるべき」

「教育の場でLGBTに関する知識を教える必要はない」というものでした。

 

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018会場でいただいたレインボーフラッグ

とても残念ではありますが、

LGBTコミュニティが望む未来とは、全く反対の方向が目指されることに。

 

今回の国民投票の結果をもとに、

これから3カ月以内に、具体的な法律案が提案されることとなります。

 

関連報道→【10大公投結果一覽 7案通過、3案不通過|聯合新聞網】

 

異性カップルと同じ法律が、同性カップルに適用されることは、

絶望的となりました。

 

これから教育の場では、

これまで教えられてきたLGBTに関する知識すらも、教科書から消えることとなりました。

 

台湾人のボーイフレンドと台湾という土地で暮らしている当事者の一人としても、

この事実は悲しくて、悲しくて、たまりません。

 

アジアで最もLGBTフレンドリーと言われているこの国ですら、

まだまだ計り知れないほどの差別が存在しているという現実を突きつけられて、

心を押し潰されそうです。

 

でも、それでも、歩みを止めてはいけない。

この悔しさを、この怒りをパワーに変えて、前へと進んでいくしかない。

 

今回の「高雄同志大遊行(高雄プライド)」は、

今年行われてきた他都市のどのパレードとも違う、そんな背景の下に行われました。

 

LGBT当事者たちが安心して戻れる街にするために、立ち上がろう!

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018会場の最寄駅MRT凹子底前

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018会場に集まる参加者たち

会場となったのは、

高雄MRT凹子底駅を降りてすぐのところに広がる「凹子底森林公園」。

 

パレード開始時間よりかなり余裕を持って到着したつもりでしたが、

すでに遠目にでも分かるほど、多くの参加者たちが特設ステージ前へと集まっていました。

 

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018会場の特設ステージ

2018年高雄同志大遊行のテーマは「彩虹回家 異同政視」

 

パレード前日に行われた国民投票への参加を呼びかけるとともに、

高雄という街の置かれている現状を変えていきたい、という願いが込められています。

 

近年來反同團體集結部份民代力量,開始藉著參與公共事務打壓性別平等教育相關政策。

(中略)國際評論曾曰在性別指數上,台灣可謂亞洲燈塔,

當有人奮力想要推倒之際,難道,我們忍見塔身頹圯,燈火黯熄嗎?

 

我們必須做出選擇,為自己理想的社會、宜居的城市,投下一票;

我們必須現身,在政治的場域裡,近身肉搏。

 

(中略)我們成長路上曾經遭逢的崎嶇險峻,別讓下一代的孩子再走一次。

上彩虹布條,買一張返的車票,讓我們一起踏上改變的道路。

籲請您(中略)用我們的理念價,打造出讓同志能回家的城市!

 

出典:高雄同志大遊行 公式ホームページ

 

近年、LGBTの権利向上に反対するグループが力を結集し、

公へと働きかけることで、性別平等教育に関する政策を抑圧し始めています。

国際的な評論の場にて、性別平等における「アジアの希望の灯台」と言われた台湾。

その栄誉が踏み倒されようとしているこの時に、

私たちはただその灯火が消えてしまうのを、

ただただ見つめているだけで良いのでしょうか?

 

私たちは、選択しなくてはなりません。

理想とする社会のために、より住みよい街のために、票を投じなくてはなりません。

姿を現し、政治の場における闘いに、挑まなくてはいけません。

 

私たちは、大人へと育っていく過程で、数多くの険しい道のりを経てきました。

同じ道のりを、未来の子どもたちに歩かせてはいけません。

虹を身にまとい、故郷への切符を手に、私たちとともに変革のための道を歩みましょう。

私たちの理念・価値を伝えることで、

当事者たちが安心して戻ってくることのできる街を作り上げましょう。

 

訳:Kazuki Mae

 

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018会場の特設ステージでパフォーマンスするドラァグクイーンのお姉さんたち

パレード出発に先立って、特設ステージではパフォーマンスが始まりました。

 

高雄プライドのステージに立つことすでに9年という、

ベテランダンスユニットによるパフォーマンスで、会場の空気は一気に盛り上がり始めます。

 

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018会場の特設ステージでスピーチをするLGBTグループの代表者

スピーチでは、台湾のLGBT関連団体「婚姻平權大平台」の呂欣潔さん、

ライブストリーミングサービス「LesPark」で活躍する太陽さんが登場。

 

太陽さんは乳ガンとの闘病体験を映像で伝えており、

当日も体調が思わしくない中での参加。

 

しかし、心に抱えておらえるであろう不安を微塵も感じないほど元気な声で、

今日という日を迎えられた喜びを、会場へと伝えておられました。

 

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018会場の特設ステージでミニライブをする台湾の有名アーティスト・Lara

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018会場の特設ステージでミニライブをする台湾の有名アーティスト・Laraに声援を贈る参加者たち

出発直前にスペシャルゲストとして登場したのは、

台湾の有名アーティスト・Lara(梁心頤)さん。

 

台湾には、同性婚、性別平等教育支持を公開している

著名人が本当に数多くおられるのですが、彼女もその一人として、

先日台北で行われた「為愛返家音樂會」に引き続いての参加。

 

ヒット曲「下雨天」や、新曲「沒有絕對」など3曲を披露し、

会場を大いに湧かせていました。

 

国民投票結果の影響は?イベント史上最大の2万人がパレードに参加。

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018会場を出発する参加者たち

司会者さんからの「出發~!!!」の掛け声を合図に、

一斉に公園の外へと飛び出していく参加者たち。

 

高雄同志大遊行のパレードが、いよいよスタートです!

 

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018のパレード隊列(背面)

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018パレードをコスプレで歩くグループ

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018パレードに登場するレインボーおばさんのオブジェ

当日はあいにくの曇り空ではありましたが、幸い雨が降り出すことはなく、

11月末でも強烈な南部の太陽を避けられるという意味では、パレード日和。

 

前日の国民投票の結果を受けて、しんみりにならないかと心配もしていたのですが、

みなさん普段のパレードと変わらない元気な姿を見せてくれていました。

 

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018パレードを手を繋いで歩くカップル

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018パレードを恐竜姿で歩く参加者

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018パレードに出没したスパイダーマン風コスプレ

レインボーフラッグをまとったり、恐竜に変身して歩いたり、

スパイダーマン風のコスチュームで参加したりと、

思い思いの表現でこの日を迎える参加者たち。

 

パレードらしいカラフルで華やかさを眺めていると、

昨日の過酷な事実が嘘であるかとすら思えてくるほどです。

 

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018パレードを歩くゾウさんの隊列

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018のパレードをコスプレで歩く参加者

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018パレードを歩くイケメンたち

身材很好なボーイズたちも、見事な肉体美を披露しながら歩いておられました。

 

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018のパレードでレインボーフラッグを参加者たち

大音量のダンスミュージックでテンション爆発中のパレードカー周辺では、

ひときわレインボーカラーが鮮やかに輝きます。

 

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018のパレードでレインボーフラッグを振る祁家威氏

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018のパレード隊列

主催者からの発表によると、この日パレードに集まった参加者数はおよそ2万人。

 

イベント史上最大を記録した昨年の1万5,000人からさらに増え、

今年行われた他都市のLGBTプライドと同様、最大動員記録を更新したことになります。

 

が、僕が写真を撮りながら沿道で眺めていた感想としては、

もっと集まっていても不思議ではないという印象。

 

同じ場所に30分ほど立っていても、

まだまだ終わりが見えないくらい巨大なパレードとなっていて、

最後尾まで待つのを諦めたほどです。

 

パレード隊列から伝えられる、励ましと涙いっぱいのメッセージ。

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018パレードでプラカードを掲げる隊列

一見すると、他都市のパレードともそれほど違いなく、

活気あふれるイベントとなっている今回の高雄同志大遊行。

 

しかしその一方で、国民投票の結果発表直後という状況がよく表れていたなと感じたのが、

参加者たちが手にしているプラカードでした。

 

それぞれの想いの丈が綴られたカードがパレード隊列のあちこちに見られ、

おそらくこれまでに参加したどのパレードよりも多かったのではないかと思います。

 

結果を聞いて落ち込んでいるであろう仲間たちに向けて、

そして友好的とは言えない判断を下した社会に向けて。

 

心に突き刺さるメッセージの数々を、ご紹介しておきたいと思います。

 

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018パレードで掲げられたプラカード2

「人権に賛同は必要ない。婚姻の平等は夢じゃない。」

 

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018パレードで掲げられたプラカード3

「異性愛の私も、婚姻の平等を支持します!」

 

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018パレードで掲げられたプラカード4

「他人の結婚、あなたに関係ある?!」「自分の結婚生活を心配すれば?」

 

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018パレードで掲げられたプラカード1

「次の世代とは私のこと。私の意見を聞いてみた?」

 

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018パレードで掲げられたプラカード8

「私たちキリスト教徒も、婚姻の平等を支持します。」

 

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018パレードで掲げられたプラカード6

「君こそ、世界で一番の贈り物だよ。」

 

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018パレードで掲げられたプラカード7

「そう遠くない将来、きっと光は見える。」

 

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018パレードで掲げられたプラカード10

「僕たちはまだ負けてない。こんなことで倒れたりはしないんだ!」

 

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018パレードで掲げられたプラカード11

「お疲れさま。つらかったね。あなたは私の誇りだよ。」

 

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018パレードで掲げられたプラカード9

「ほらほら!怖がらないで。300万人があなたを愛してる。私たちが一緒にいるよ!」

 

パレード前のステージで、婚姻平權大平台の呂欣潔さんもおっしゃっていました。

 

確かに、国民投票で支持派の2案が成立することはありませんでした。

 

しかし「300万人以上の有権者が、民法での同性婚の実現に、

性別平等教育の実施に同意の票を投じてくれた。

この事実は台湾にとって、とても大きな進歩」だと。

 

社会において少数派とされている当事者だけの票数では、

とてもここまでの数字をのこすことはできなかった。

 

セクシャリティを問わず、本当に多くの人が支持をしてくれているという

その事実に目を向ければ、「負け」などでは決してないと、

再確認できた結果でもあると言えます。

 

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018パレードでフリーハグのプラカードを掲げる男子たち

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018パレードで掲げられたプラカード5

そして、一番頻繁に見られたプラカードは「FREE HUG」。

 

ショックを受けた人たちが数えきれないほど存在している今だからこそ、

ハグで気持ちを伝え合い、支え合い、幸せな気持ちをおすそ分けする。

 

このパレードでのたった一回のハグでも、

救われた気持ちになった人は、たくさんいるのではないかと思います。

 

僕も、このパレードに来るまでは、

やはりどこか暗い気持ちをぬぐい切れずにいました。

 

けれど、絶えず流れてくるメッセージや笑顔に触れているうちに、

前向きな気分になれている自分がいることに、ふと気づきました。

 

表向きは、普段と同じように、賑やかで華やかで、巨大なパレードかもしれません。

 

でもきっと多くの参加者たちが、前日に受けたショックから、

心の中を悲しみの涙、悔しさの涙でいっぱいにして、やって来ていたはずなのです。

 

LGBTプライドは、「当事者の存在を少しでも多くの人に知ってもらう」というのがルーツ。

 

しかしこのパレードは、それ以上に

「当事者自身のために、自信を取り戻すために歩かれている」、そんな気がします。

 

今回の高雄同志大遊行、来て本当に良かったです。

こんなにも心の奥底にまで染み渡るパレードは、これまででも一番かもしれません。

 

希望と不安の入り混じる、最後のステージで。

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018特設ステージでスピーチする苗博雅さん

パレードを歩き終わると、ステージ上に登場していたのは、

同性婚と性別平等教育支持の国民投票案を実現させた立役者・苗博雅さん。

 

国民投票のみならず、市長選でも反対派の優勢という結果になった選挙でしたが、

今回唯一LGBTコミュニティにとって明るいニュースとなったのは、彼女の当選。

 

台北市議員選に出馬していた彼女は、当事者として初めて当選を果たすという、

快挙を昨夜成し遂げたばかりでした。

 

彼女の出馬した選挙区は、台北市の中でも保守層が多いと言われているエリア。

 

支持派の国民投票案が2案とも不成立となった中で、

当事者である彼女が高い票数を獲得できたことは「確実に理解が進んでいる証拠」と、

会場に集まった人々へ励ましの言葉を贈っておられました。

 

関連報道→【苗博雅、林穎孟 首現公開出櫃議員!| YAHOO!奇摩新聞】

 

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018特設ステージでスピーチする時代力量の当選者たち

選挙に立候補していた方、今回のパレードに参加したLGBT関連団体の方も、

それぞれスピーチを繰り広げる中、繰り返し伝えられたのは

「こんな時だからこそ、だれか一人、身近な当事者の人に寄り添ってあげてほしい」

というメッセージ。

 

実際に会ってのおしゃべりでも、電話での一言でも何でもいいから、

「あなたは一人じゃないんだ」ということをもう一度思い出してほしい、

という想いからこぼれた言葉でした。

 

お互いに気にかけてあげることの力の大きさ、大切さを改めて思い出させてくれる、

素敵なアドバイスだったように思います。

 

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018特設ステージでミニライブをする李德荺さん

台湾のLGBTユニットや、アーティストによるパフォーマンスも行われた、

パレード後のステージ。

 

透明感とパワーあふれる歌声で会場を魅了した歌手の李德筠さんは、

選挙日当日、投票所の開票作業でボランティアとして参加された際に感じたことを、

お話ししてくれました。

 

国民投票の投票用紙を一票一票確認しながら、

反対派が優勢であることをいち早く把握した彼女は

「もっと何かできることが、あったのではないだろうか」と、

自問自答を繰り返すことに。

 

「タクシーに乗った時、運転手さんに”男なら~、女なら~であるべき”との内容の話をされて、

どうして曖昧な笑顔を浮かべて、はぐらかしてしまったのだろうか。」

 

正直に自分の感じていることを話す、そんな小さなところからでも、

何かを変えることができたのではないかと、考えたそうです。

 

僕自身も、彼女と同じように思い当たる出来事は、本当にたくさんあります。

「これからは、そうではいけないのだ」と、心に突き刺さるお話を聞かせていただきました。

 

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018特設ステージに登場する主催者

フィナーレに登場した高雄同志大遊行の主催者からのスピーチでは、

「今回が高雄での最後のLGBTプライドになるかもしれない」

との不安を打ち明ける言葉も。

 

残念ながら、新たなに選出された高雄市長は、

同性婚や性別平等教育に反対する立場をとっており、

「政治に関する一切のパレードは禁止する」との発言をしたこともある人物。

 

実際に市長に就任してからの動きがどういったものになるのか、

現段階では非常に不透明なところがあります。

 

関連報道→【韓國瑜要禁政治遊行 被轟回到戒嚴|自由時報】

 

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018特設ステージ前でスマホライトをかざす参加者たち

しかし、このまま、大人しく引き下がるわけにはいかない。

 

「来年は2万人と言わず、さらに多くの人々が集うパレードにしよう!」

 

会場に集まった全員で決意を新たにしながら、

2018年の高雄同志遊行は幕を降ろしました。

 

まとめ

 
 
 
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昨日の国民投票の結果は残念だったけど、みんな負けてないよ🌈🌈🌈 #高雄同志大遊行

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今日は、国民投票の結果とともに、開票の翌日に開催された

高雄同志大遊行(高雄プライド)2018についてご紹介しました。

 

選挙、国民投票のいずれも、

LGBTコミュニティにとっては非常に過酷な結果となってしまった今回の出来事。

 

しかし、セクシャリティを問わず多様な未来を望むあらゆる人々が立ち上がり、

参加者記録を更新するほどの大きな行動を起こした姿に、

高雄の人々のたくましさ、逆境への強さも目の当たりにしました。

 

一人一人が心の中に燃えたぎらせて消えることのないこのパワーこそ、

台湾という国の希望。

 

来年もまた必ず、この街ににじいろが溢れる1日が訪れると、僕は信じています。

 

▼こちらの記事もよくお読みいただいています!▼

→台中同志遊行(台中LGBTプライド)2018レポート。国民投票前最後のパレードを1万5,000人と共に歩いてきました。

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