株式投資を始めて変わった6つの印象。6年間運用して来た中での実感は?

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台湾の株式取引アプリ画面の台積電

値動きから目が離せない?お金持ちがやるもの?失敗したら破滅する?かつての僕が株式投資に抱いていた印象は本当だったのか、6年間運用してきた後の実感をまとめてみます。

こんにちは!台湾で株式投資のおもしろさに目覚めました、台北在住のMae(@qianheshu)です。

みなさんは、株式投資と聞くと、どのような印象をお持ちでしょうか?

「なんだか難しそう…」「リスクが大きいのでは?」「資金がないから自分には無理…」

僕は、実際に始める前にはそのようなイメージを持っていたのですが、台湾に来てから一転。

株式投資をしている人が周囲に本当にたくさんいて、SNSを開くが如く、ごくごくカジュアルに株式アプリを開いている人を見かけない日はないほど、とても身近に親しまれています。

そんなカジュアルさに惹かれて(!?)、思い切って始めてみた株式投資も、はや6年。

実際に始めてみると、かつて抱いていた多くの印象が、自分の中でガラリと変わったことに気づかされました。

僕は台湾で株式投資を始めたので、もしかすると日本で運用する中での感覚と少し違う部分もあるかもしれませんが、実感していることをシェアしてみたいと思います。

目次

1. 株価の値動きから、一瞬たりとも目が離せなくなる?

台湾の株式取引アプリ画面の台積電

株式投資と聞くと、

僕にはまず頭に浮かんでくる

「あるイメージ」が

ありました。

 

それは、株式取引の時間中、

株価の値動きが表示されている

ディスプレイをずーっと

血眼で眺めている、

というもの。

 

そのイメージはおそらく、

株式を題材にした

ドラマや映画などから来ており、

 

始終値動きに

敏感に反応しながら、

 

「売りだ!買いだ!」

と、オフィス内で誰もが

怒涛のように叫び回っている、

そんなシーンです。

 

でも、後に

株式投資を始めて気づいたのは、

 

それは1日〜短期間の間に

何度も売り買いを繰り返す

デイトレードの

イメージにしかすぎない、

ということ。

 

僕は、頻繁に

売り買いを繰り返すことは

しておらず、

一度買ったらむしろ、

売ることはあまりない。

 

長期保有を前提に

株式投資をしているので、

 

この6年を振り返ってみても、

ディスプレイに張り付いて

ずーっと値動きを眺めていたことは、

これまで一度もありませんでした。

 

とは言え、株価の値動きを

全く見ないのもリスク。

 

毎朝新聞を開くような感覚で、

毎朝数分は株式アプリを開いて、

その日の価格をチェックするのは

日課にしています。

2. 株式投資は、売り買いの差額で儲けるもの?

台湾の硬貨

株式投資と聞くと、

買った時よりも高値で売って、

その差額で儲けることに

注目が集まりがちです。

 

もちろん、それも

株式の大きな魅力だとは

思いますが、

 

僕は、保有株式から

定期的に発生する「配当」を、

より重視しています。

 

配当とは、銀行口座の利子と

似たようなもので、

保有株数に応じて発生する

現金(または株式)収入のこと。

 

株式を発行している企業の

その年の業績によって

配当の金額は上下しますが、

 

株式を

保有し続けている期間中は、

自動的に収入として

入ってきます。

 

僕のようなサラリーマンの場合、

一度に投入できる資金は

限られますが、

 

長い年数をかけて

確実に積み立てていき、

順調に運用できれば、

 

将来的に、

配当だけで生活することも

決して夢ではないかと。

 

まだまだゴールは遠いですが、

できるだけ早く

その日を迎えることは、

僕の目標の1つでもあります。

3. チャート分析が分からないと、株式投資はできない?

「株式投資は難しそう…」

と、感じていた理由の中には、

 

移動平均線や

ローソク足に代表される

チャート分析もありました。

 

僕も一応、

線が何を表しているのか

くらいは把握していますが、

 

分析までしたことは

全くありません。

 

そもそも、線を見ることすら、

ほとんどしません。

 

チャート以上に頻繁に見ていて、

重視しているのは、

 

株式を発行している

各企業の財務諸表と株価、

そして配当。

 

財務諸表の数字と

株価・配当から総合的に判断して、

自分の決めた条件を

満たしていれば買って、

 

満たしていなければ

満たすまで(時に年単位で)

ひたすら待つ。

 

逆に、長期的に

条件を満たせなくなったり、

回復が見込めなくなったり

した時には、

 

株価を見ながら

手放すタイミングを決める。

 

僕がこれまで続けて来たのは

それだけですが、

 

理想的とまでは言えずとも、

運用はそれなりに

うまく進んでいる実感があります。

4. 株式投資は、お金持ちやビジネスマンがやるもの?

台北101展望台から望む台北市内の景色

株式投資には、

資金が必要。

 

それは間違いなく事実ですが、

必ずしも最初から

大金を準備する必要はない

と、実際に始めて気づきました。

 

冒頭でも触れましたが、

台湾では、僕と同じ職場の

同僚たちはもちろん、

 

街で見かける

ひとまわりお若い

学生さんらしき方たちでも、

本当に積極的に

株式投資をしています。

 

お金持ちや

ビジネスマンでなくても、

株式投資はできる。

 

その事実に

良い意味でとても衝撃を受け、

それが株式投資を始めることに

繋がりました。

 

まずは、手の届く株価の

株式やETFから、

少額で買ってみたり、

( くれぐれも資金全投入しないように!!!)

 

無理のない程度に

設定した金額で

定期購入するプランを

利用してみたり。

 

台湾であれば、

「零股交易」という

取引を利用すれば、

 

1株から購入することも可能なので、

少額からでも

株式投資を始める方法は

たくさんあるように思います。

5. 株式投資で、一攫千金を狙う?

台湾の株式取引アプリ画面

購入時の株価から

グーッと上昇して、

数倍に成長することもある株式。

 

それは確かに、

株式投資の大きな魅力の

1つではありますが、

 

これまでに運用して来た中での

実感で言うと、

 

どうしても

「運」に左右される部分が

大きいように思います。

 

僕も、以前から保有していた

株式の値段が大きく上がり、

買った時の3倍近くにまで

成長したことがありましたが、

 

最初からそれを

予想していたわけではなく、

「本当にたまたま」でした。

 

またそれとは逆に、

買った時の1/2以下にまで

落ち込んだこともあり、

それも「本当にたまたま」でした。

 

コロナウイルスが

パンデミックを引き起こすことを

誰も予想できなかったように、

未来は誰にも分からない。

 

これから来ると話題の銘柄だったり、

値上がりを期待して

大勢が買っているからと言っても、

 

将来的に

必ず値上がりする保証は、

どこにもありません。

 

その意味で、

最初から一攫千金を狙って

株式を購入するのは、

「賭け」と相違ない気がします。

 

最初から、

賭けと相違ない遊びと

割り切ってやるのであれば、

それもアリかもしれませんが、

 

「投機」ではなく

「投資」を目的にするのであれば、

それは危うい考えだと、

思わずにはいられません。

6. 株式投資で大損したら、経済的に破滅する?

台湾の証券口座通帳

一攫千金とは逆の話、

「株式投資で大損して、

借金まみれになって破産…」

と言った類の話も、

 

僕はよく見聞きしていましたし、

株式投資を始める前は正直、

一番恐怖を感じていた部分でも

ありました。

 

しかし、考えてみれば

当たり前のことでは

あったのですが、

 

投入した資金以上のお金を

損することはありません。

 

生活に影響がない程度の金額を

資金にしたり、

眠らせているだけの貯金の一部を

株式投資に投入したり。

 

生活に必要なお金とは

あらかじめ切り離しておけば、

 

(とても悔しいことには違いありませんが、)

仮に保有している株式の価値が

ゼロになったとしても、

 

生活までもが崩壊するリスクは

大きく避けられると思います。

 

後先考えずに、

手持ちの全財産を一気に投入したり、

借金をしてまで投入したりすると、

 

「大損して破産」といったことに

なりかねない。

 

だからこそ、

株式投資は余剰資金でやることを、

僕も日々忘れないように

しています。

まとめ

今日は、

株式投資を始めて変わった

6つの印象について、

書いてみました。

 

実際に始めてみると、

想像していたほど

難しいものではなく、

 

リスクをしっかり把握しておけば、

決して怖いものではない。

 

株式投資のおもしろさや

可能性を知ることができたのも、

台湾で暮らし始めてから得た

大事な出会いのひとつです。

 

「株式投資がなんだか気になる」

という方の、

ご参考になりましたら幸いです。

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