日本人の僕と台湾人の彼の、ごはんの食べ方の違い。彼は〇〇に敏感なんです…

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台湾のお弁当チェーン店「悟饕池上飯包」の山賊烤雞腿便當

文化や習慣が違えば、ごはんの食べ方も違って当たり前!? 日本人の僕と台湾人の彼が、一緒に食事をしている時に気づいた違いをシェアしてみます。

こんにちは!台北でボーイフレンドと暮らしております、Mae(@qianheshu)です。

コロナウイルス流行の影響で、食事はほとんど自炊になっている我が家。

料理はそれほど得意ではなかったのですが、やらざるを得ない状況に置かれると、さすがに慣れてくるものですね。

少しずつではありますが、自炊にも楽しみを見出しながら、生活できるようになってきました。

そんな生活を送る中で、ふと気づいた、台湾人ボーイフレンドのごはんの食べ方。

「日本と台湾の文化や習慣の違いも、関係しているのかな?」と考え始めると、ちょっとおもしろくなってきたので、僕と彼のごはんの食べ方に関する4つの違いについて、シェアしてみたいと思います。

もちろん、日本人および台湾人と言えども、ごはんの食べ方は人それぞれですので、あくまで僕たちの場合の一例として、お読みいただけますと幸いです。

 

目次

1. ごはん茶碗が、取り皿がわり。

台湾のお弁当チェーン店「悟饕池上飯包」の山賊烤雞腿便當

ボーイフレンドが

ごはんを食べている姿を、

傍らで見てきて気づいたのですが、

 

どうやら彼にとって、

白ごはんを盛ったお茶碗は、

取り皿がわり
なご様子。

 

大皿料理でなく、

1人ずつ個別におかずを盛っていても、

 

おかずは一旦必ず、

白ごはんの上に置かれることに

なります。

 

不思議に思って聞いてみると、

「この食べ方が慣れてるの!」

とのお返事が。

 

そういえば確かに、

台湾のドラマや映画を観ていると、

 

「もっと食べなさい!」と、

お母さんが息子さんの白ごはんの上に、

おかずをのせてあげる場面が

よくありますね。

 

台湾式ビュッフェの自助餐を

テイクアウトする時も、

 

店員さんは、

おかずをごはんの上に

ボンボン置いていきますし、

 

おかずがそれぞれ

小分けスペースにおさまっている

日本のお弁当と違って、

 

台湾のお弁当のおかずは、

全てごはんの上にのっているのが

デフォルト。

 

考えれば考えるほど、

 

「なるほど。台湾では、

おかずはごはんにのせながら

食べるものなのだな!」

 

と、なんだか腑に落ちました。

2. おかずの残り汁を、白ごはんにかける。

台湾家庭の必需品「大同電鍋(ダートン・ディエングオ)」で作った肉じゃが

それと関係するのかもしれませんが、

白ごはんに関するポイントが

もうひとつ。

 

肉じゃがとか、野菜炒めとか、

汁気の多いおかずを

作った時のこと。

 

おかずを食べ終えた後、

お皿に残った汁を、

彼はよく、

ごはんに注いで食べています。

 

これもやっぱり、

おかずをごはんにのせて食べるのと、

関係あるのかな、と。

 

再び自助餐のお話ですが、

お店でおかずを選んでいると、

時折見かけるのが、

 

白ごはんを片手に

おかずの並んだエリアへと近づいてくる、

おじちゃん&おばちゃん。

 

何をするのかと観察していると、

おかずの盛られたトレイから、

ちょこっと汁をおたまですくって、

 

白ごはんにかけているでは

ありませんか!

 

もしかすると、

味のついていない白ごはんだと、

もの足りなく感じるのかな?

 

魯肉飯に雞肉飯、

油飯に粽子、炒飯にお粥、

具材がギュギュッと詰まった

台湾式おにぎりの飯糰…

 

台湾には確かに、

味がついていたり、

 

あるいは何らかの具材と

セットになっているごはん系グルメが

とても豊富。

 

炊き込みご飯を作った時の彼の反応が、

いつもより、うれしそうなのも、

 

もしかすると、

そのあたりと関係あるのかもなあ。

3. 焦げに、敏感。

花蓮市街中心部にあるホテル「馥麗生活旅店 Quality Inn」朝ごはんのパン

こんがりとウェルダンに

焼き目のついたトースト、

 

表面がほんのり炭っぽい

焼きおにぎり、

 

ちょっと焦げて

パリッと仕上がった目玉焼き…

 

僕は、

しっかり目に焼き上げられて、

ちょっと焦げたくらいの、

香ばしい感じが好きです。

 

しかし、彼はと言うと、

パンを焼いた時に焦げた部分は、

キレイにこそげ落としてから食べるなど、

焦げにすごく敏感

 

「焦げを食べすぎると、良くない。」

 

と、言うのは、

日本で暮らしていた頃から

見聞きしていましたが、

 

彼の焦げを避けることへの徹底ぶりは、

1ピコグラムも

カラダに取り入れたくない

と、言った感じです。

 

またまた、台湾グルメのことを

思い浮かべてみるのですが、

 

例えば、

台湾のローカルな朝ごはん屋さんで

いただける

 

トーストされたサンドイッチや、

鉄板で焼き上げる蛋餅。

 

改めて思い起こしてみると、

「焦げが香ばしくておいしい!」

と、感じた記憶は少数で、

 

焦げるほどに

しっかり焼きあげたものって、

あまり出会わない気がします。

(だからこそ、ちょっと焦げるくらい
香ばしく焼き上げたトーストや蛋餅に出会えると、
めちゃくちゃうれしい 笑)

 

特に、トーストしたサンドイッチは、

ほんのうっすらと焼き目が見える程度で、

 

パリッと香ばしく

焼き上げたというよりは、

 

ふんわりと

やわらかさを保ったまま温めた、

そんな仕上がりが多数派な気がします。

 

僕はちょっと焦げていても良いから、

カリッ、サクッと

香ばしい方が好きなので、

若干のもの足りなさを感じることも。

 

そのことを彼に聞いてみると、

 

「いかに焦がさずに仕上げるかが、

プロの腕の見せどころでしょ!」

 

と、あまり理解してもらえませんでした 笑

4. 海苔は、単独で食べる。

ソウル・孔德(공덕/コンドク)駅周辺で食べた韓国式海苔巻き「キムパプ(김밥)」

これは、

つい最近の発見なのですが、

 

スーパーで入手した韓国海苔を、

食卓に並べた時のこと。

 

僕は、お茶碗に盛った白ごはんを、

お箸を使って海苔で包みながら

食べていたのですが、

 

彼はまったくそんな気配がなく、

海苔には手をつけないまま。

 

「このまま、

食べずに終わるのかな?」

 

と、思っていたら、

ごはんをすべて食べ終わってから、

海苔オンリーで

パリパリ食べ始めました。

 

「ごはんと一緒に食べないの?」

と、聞いてみると、

 

「なんで???」と、

きょとんとした反応。

 

どうやら彼にとっては、

海苔とごはんが、

あまりうまくつながらない

ようなのです。

 

「そういえば…」と、

またまた外の世界を

思い出してみるのですが、

 

台湾でスーパーやコンビニに行くと、

お菓子コーナーに並んでいる海苔も。

 

味付きで、スナック感覚で

楽しむことを目的とした海苔も、

バリエーション豊富に揃っていて、

とてもよく見かけるのです。

 

もしかすると、彼的には

「海苔=スナック」なのか?

 

特に、韓国海苔のように、

味がしっかりとついたものなら

なおさら、

 

そのイメージが強くなるのかも

しれません。

 

しかし、

韓国に交換留学していたこともある彼は、

 

韓国式海苔巻きのキムパプが好きで、

毎日のように食べていた、

 

と、言っていたはず。

 

それでもやっぱり本当は、

海苔はスナックとして食べる方が

しっくりくるのか?

 

そのあたりは、

よく分かりませんが、

 

彼の中では、海苔は必ずしも

ごはんとセットでないのは、

確かです。

まとめ

台北駅裏エリア(後站)のおすすめグルメ店「大稻埕魯肉飯」の魯肉飯

今日は、

日本人の僕と台湾人の彼の、

ごはんの食べ方の違い

について、シェアしてみました。

 

それぞれの国の文化や習慣も、

少なからず関係しているのかな

と感じた、これらの違い。

 

台湾・日本に限らず、

食に関する習慣にも

個人差は絶対にあるとは思いますが、

 

育ってきた背景の違いを

ほんのりとでも実感した、

おもしろい発見でした。

 

台湾人のご友人やパートナーさんと、

ごはんの食べ方の違いを感じた経験、

みなさんはありますか?

▼台湾の不思議な魅力について知りたい方はコチラをぜひ!▼

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • いつも更新を楽しみにしています。

    コロナ禍前、私は台湾人のガールフレンドと日本で3カ月同棲していました。

    当時、彼女がおかずの残り汁を白ごはんにかけて食べる様子をみて少しショックを受けていたことを覚えています。
    が….
    そういう文化だったのかーーーーーっ!!!!

    彼女がおいしそうにご飯を食べていたため、その行為に対して言及することはありませんでしたが、少しショックを受けていた自分が、なんと世間知らずで小さい人間だったんだと痛感しました泣
    Maeさんのブログに出会えてよかった!

    • お役立て(?)いただけて良かったです 笑
      ちなみにですが、逆に台湾人からすると、
      お鍋のシメにご飯を投入する
      日本の習慣が不思議に映るのと同じかもしれないな〜
      と、ふと思いました。
      (台湾では、鍋は具材を食べたら終わり、のところがほとんどなので。)

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