台湾ではフルーツとして親しまれている「小番茄(ミニトマト)」。いちごに比肩するリッチな品種から、ミニとは思えない大ぶりジューシー品種まで。現地生活でよく食べているものを集めてみました。
こんにちは!台湾で暮らし始めてから、毎日の食卓にフルーツが欠かせなくなったMae(@qianheshu)です。
僕は毎朝、饅頭や蔥油餅のおともに、フルーツを食べています。
マンゴーにパイナップル、スイカ、グァバ、パッションフルーツなど、南国ならではのおいしいフルーツが気軽に楽しめる台湾。
フルーツをほとんど食べていなかった日本での生活からは想像もできないくらい、本当によく口にするようになりました。
数ある台湾のフルーツの中でも、特によく食べているのが「小番茄(ミニトマト)」。
台湾では、ミニトマトはフルーツにカテゴライズされており、スーパーのフルーツコーナーには、様々な品種のミニトマトたちが取り揃えられています。
では、台湾のミニトマトには、一体どんな種類があるのか?
一部にはなりますが、今日は僕が現地生活でよく食べている、お気に入りのミニトマト4種をご紹介したいと思います。
1.【聖女番茄】甘味と酸味が半々な風味+ハリのある食感が魅力。リーズナブルな価格もありがたいです。
![台湾のミニトマト「聖女番茄」のパッケージ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2023/02/DSC03378-1024x768.jpg)
台湾のスーパーで
フルーツコーナーへ行くと、
一番よく見かけるミニトマトが
「聖女番茄」。
どのフルーツにしようか
迷ってしまった時など、
ついつい
手が伸びてしまいます。
![台湾のミニトマト「聖女番茄」](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2023/02/DSC03379-1024x768.jpg)
まんまるとしていて、
小ぶりなものから、
明らかにミニではないほど
立派に育っているものまで
サイズは様々。
手でゴシゴシと洗えるくらい、
皮がしっかりと丈夫で、
ハリのある食感を
楽しむことができます。
甘みと酸味は
ちょうど半々くらい〜
若干酸味強めで、
バランスの取れた風味が特徴。
ミニトマトの中では
お値段もリーズナブルで、
1パック
80元(=約350円)前後で
購入できるのも魅力です。
2.【鹽地番茄】塩分の多い土地育ちの大ぶりミニトマト。サラダに合わせるにもピッタリな、酸味の勝る風味がポイント。
![台湾のミニトマト「鹽地番茄」のパッケージ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2023/02/DSC03351-1024x768.jpg)
見た目は
聖女番茄とよく似ている、
ぽってりと丸い
「鹽地番茄」。
こちらも明らかに
ミニとは言えない特大サイズが
たっぷりで、
1パック
90元(=約400円)ほどで
購入できました。
![台湾のミニトマト「鹽地番茄」](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2023/02/DSC03358-1024x768.jpg)
「塩分の多い土で育った
ミニトマト」
「育つスピードがゆっくりな分、
栄養をたっぷり詰め込んで実る」
と、パッケージには説明が。
手に持った時から
感じていましたが、
驚くほどの重量感と
ハリがあって、
表面はパリッ、
中はジューシーで、
食べごたえ満点。
確かに、栄養たっぷりと
言われるのにも
うなづけるように、
果肉がギュギュッと
詰まっています。
甘みはほんのりと感じる程度で、
どちらかと言うと、
酸味の方が少し勝る印象。
そのままいただいても、
もちろんおいしいですが、
サラダに合わせるなら、
鹽地番茄が一番しっくり
くるかと思います。
3.【玉女番茄】「まさにフルーツ!」な、強い甘味にひとめぼれ。1粒ですっかり虜になった、リッチなミニトマト。
![台湾のミニトマト「玉女番茄」](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2023/02/DSC07832-1024x768.jpg)
数ある台湾のミニトマトの中でも、
僕が格別に好きなのが
「玉女番茄」。
カタチは縦に細長く、
ヘタがシャキッと伸びていて、
比較的小ぶり。
しかし、
その小さな粒の中には、
おいしさがぎっしりと
詰まっており、
「まさにフルーツ!」
と、呼ぶにふさわしい、
トマトとは思えないほどの
強い甘みを
堪能することができます。
![台湾のミニトマト「玉女番茄」のパッケージ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2023/02/DSC03314-1024x768.jpg)
ただし、お値段も高め。
こちらは、1パック
150元(=約660円)ほどで、
高い時には、
200元(=約880円)近くにまで
なることも。
台湾のいちごにも比肩しそうな、
なかなかリッチなフルーツと
なっております。
それでも、
見つけたらついつい、
買い物かごへと入れてしまう
不思議。
1粒食べると
すっかり虜にさせられてしまう、
魔性の(?)ミニトマト、
チャンスがあればぜひ1度、
現地にてお試しください。
4.【橙蜜香番茄】甘味が絶妙に勝る、風味のバランスが◎。売り場でひときわ目を惹く、美しい黄金色のミニトマト。
![台湾のミニトマト「橙蜜香番茄」のパッケージ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2023/02/DSC03345-1024x768.jpg)
オレンジ色のミニトマトの中で、
僕がよく買うのは
「橙蜜香番茄」。
今回買ったこちらは、
1パック
100元(=約440円)ほどで
購入できました。
縦長の楕円形なのは、
玉女番茄にも少し似ていますが、
より大ぶりで
丸みがあるルックス。
黄金色という方が
しっくり来そうな、
美しい色合いにも
思わず目を惹かれます。
![台湾のミニトマト「橙蜜香番茄」](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2023/02/DSC03347-1024x768.jpg)
オレンジ色の
ミニトマトの中でも、
特にお気に入りな理由は、
風味のバランス。
甘味と酸味、
どちらも程よく
感じられるのですが、
甘味の方が少しばかり
勝っていて、
フルーツらしさを
上手に兼ね備えているのが
印象的です。
台湾では他品種も含めて、
オレンジ色のミニトマトに
出会う機会も少なくないので、
どんな風に違っているのか、
食べ比べてみるのも
おもしろいかもしれません。
まとめ
![台湾のミニトマト「聖女番茄」のパッケージ](https://kazukimae.com/wp-content/uploads/2023/02/DSC03378-1024x768.jpg)
今日は、
台湾生活でよく食べる
ミニトマト4種
を、ご紹介しました。
ミニトマトは、大きめパックに
たっぷり入ったものが主流ですが、
コンビニや一部スーパーでは、
小分けになったものを
入手することも可能。
カットフルーツの
詰め合わせに
添えられていることもあるので、
それらを活用してみるのも
いいかもしれません。
おやつや食後のデザートに、
台湾ではフルーツとして
親しまれている「小番茄」を、
ぜひ味わってみては?
※記事中の日本円表記は1元=4.4円で計算しています。(2023年2月17日現在)
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