行列必至のとろっとろ豚足専門店や、トマトたっぷり牛肉麺がいただける人気店まで!松江南京駅周辺でローカルグルメを楽しむなら、こちらのお店はいかがでしょうか?
こんにちは!台湾グルメ食べ歩きが大好きな台北在住Mae(@qianheshu)です。
MRT中和新蘆線の「松江南京」駅周辺は、台北指折りのオフィス街として知られるエリア。
一見すると、特に見どころのない(←失礼)エリアにも見えるのですが、実はこちらには「四平街商圈」という注目のグルメスポットがあります。
道の両側や真ん中に、グルメ店や屋台がずらりと立ち並ぶ四平街。
毎日のように行列ができる人気グルメ店もあり、周辺に勤める上班族(会社員)のみなさん御用達の美食を楽しむことができます。
今日は、そんな松江南京駅(四平街商圈)周辺から、おすすめのローカルグルメ店をご紹介。
松江南京エリアに滞在される方はもちろんのこと、台北で食べ歩きを楽しみたい方も、ご参考いただけるとうれしいです。
1.【富霸王豬腳】四平街商圈を代表する超人気店。4時間煮込んだとろっとろ豚足は行列してでも食べる価値あり!
四平街商圈のグルメ店と言えば、
真っ先に思い浮かぶのが「富霸王豬腳」。
昼夜関わらず、
いつ来ても行列の絶えないこちらは、
豬腳(豚足)料理がいただけるお店です。
入口向かって左手側にカウンターがあるので、
到着したら、まずはこちらで
食べたいものをオーダー。
「霸王腿扣(もも)」「霸王腿節(すね)」
「霸王腿蹄(あし)」の3種類が、
メインの豚足メニューです。
全て単品となっているので、
ごはんやおかずが必要な場合は、
合わせて別途オーダーしておきましょう。
オーダーとお会計を終えたら、店内へ。
店員さんの案内に従って、席につきましょう。
お料理ができあがったら、
テーブルまで運んできてもらえます。
「145的嗎〜?(145元の方ですか?)」といった感じで、
お支払いした値段で自分がオーダーしたものかどうか、
店員さんより再確認があります。
頼んだものに間違いなければ、
お料理を受け取って、お食事開始です。
この日は、一番人気の「腿扣(もも)」が
すでに売り切れだったので、
「腿節(すね/90元=約320円)」
をいただいてみました。
骨からするっとほぐれるお肉は、
見た目以上に、
ぷりっぷりとろっとろな煮込み具合。
さすがは4時間かけて
煮込まれているというだけあって、
お醤油の風味が芯までしっかり。
白いごはんとの相性は、
言わずもがなに最高です。
くさみもほとんど感じないので、
日本の豚足に苦手意識を持っている方でも、
すんなりいけちゃうかもしれません。
「燙青菜(40元=約140円)」は、
ほうれん草をサッと湯通ししたもの。
ただ、一般的な燙青菜と少し違って、
何由来かは分からないものの、
唐辛子のような、花椒のような、
ピリッとした辛味がアクセントに効いています。
シャキシャキ食感とあっさりとした口あたりが、
こってり豚足のお供にピッタリです。
まだ試したことはないのですが、
潤油豆腐(煮込み油あげ)や、
魯蛋(煮卵)をオーダーされているお客さんも
たくさんおられたので、
今度ぜひ試してみたいと思います。
富霸王豬腳
Address:台北市中山區南京東路2段115巷20號
営業時間:11:00〜20:00(日月定休)
TEL:+886-2-2507-1918
2.【四平街番茄牛肉麵】四平街で麺料理をいただくならこちら!がっつりおなかを満たせるボリューム満点のトマト牛肉麺をぜひ。
四平街で台湾名物・牛肉麺をいただくなら
「四平街番茄牛肉麵」へ。
ところ狭しとお店が並ぶ
四平街商圈を抜けてすぐのところにある、
トマトのイラスト付き看板が目印です。
お店に入ったら、
スタッフさんに人数を告げて、
案内されたテーブルへ。
こちらも、お食事時ともなると
行列ができる人気ぶり。
スムーズにいただくのであれば、
少し時間をずらして訪れるのが
良いかもしれません。
食べたいものが決まったら、
オーダー表に数量を記入します。
左側にテーブル番号を記入する部分もありますので、
忘れずに書いておくようにしましょう。
お会計は、食事が終わってからでOKですよ。
おすすめはやはり、お店の名前にもなっている
「番茄牛肉麵(150元=約540円)」。
番茄(トマト)の濃厚な風味と、
素材そのものの酸味がしっかり効いた、
あっさりスープでいただきます。
麺に使われているのは、
とびっきりもちもちな極太刀削麵!
シェアして食べてもちょうどいいのではないか
というくらい、たっぷり使われていて、
満点のボリュームです。
そして麺の上には、一口大どころか、
二口、三口は必要なくらい
大振りな牛肉がごろっごろ。
時間をかけてよーく煮込まれているのが分かる、
ほろっと崩れるやわらかさに、
胃袋をがっつり掴まれてしまいました。
四平街番茄牛肉麵
Address:台北市中山區四平街93號
営業時間:11:00〜14:00 / 17:00〜20:00(日曜定休)
TEL:+886-2-2509-0220
3.【梁記嘉義雞肉飯】お客さんが途切れることのない雞肉飯の有名店。ローカル感たっぷりなお店の雰囲気にも注目です。
四平街商圈周辺にグルメ店が集まる
松江南京エリアですが、
商圈の外にも注目のお店が。
四平街とは反対側、
MRT駅3番出口から歩いてすぐのところにある
「梁記嘉義雞肉飯」も、
お客さんの波が途切れることのない
人気グルメ店です。
並んでいる時は、
向かって右側が外帶(テイクアウト)、
左側が內用(店内で食事)の列になります。
入口には、
時々お孫さんらしき小朋友と戯れている、
老闆らしきおじさんがいるので、
人数を伝えて指定されたテーブルにつきましょう。
オレンジの服を着ているのが店員さんなのですが、
お店の繁盛ぶりを表すかのように、かなりの大人数。
売り切れメニューを
活力全開で伝えてくれるおばちゃんもいて、
店内はものすごく賑やかな雰囲気です。
この台湾らしいローカル感もまた、
こちらのお店に来たら体験したい
ポイントですね 笑
オーダーは、
お店に入る際に渡されたオーダー表に記入。
「外帶便當」と書かれている欄は、
テイクアウト専用のお弁当メニューとなっていますので、
それ以外の欄から食べたいものを選んでいきましょう。
書き終わったら、
テーブルまで店員さんが取りに来てくれます。
お料理が運ばれて来たタイミングで、
先にお会計を済ませておきましょう。
看板メニューの
「雞肉飯(40元=約140円)」は、
必ずオーダーしたい1品。
鶏のうまみと、ネギ油の香りが、
ごはんの一粒一粒にまでしっかり。
塩味の効いたあっさり仕上げで、
思わず一気にかきこみたくなっちゃいます。
一杯ではもの足りなさを感じてしまうほど
本当においしくて、
真面目におかわりを検討しました 笑
そして、ごはんのお供には、
スープや小菜(おかずの小皿メニュー)もぜひ。
野菜に肉、魚と、種類豊富に揃っているので、
いろいろと頼んでシェアしてみるのも、
楽しいかと思います。
(写真は「紫菜排骨湯(50元=約180円)」と
「菜脯蛋(小/30元=約100円)」です。
どちらもおいしくいただきました。)
個人的には、
「香菇雞湯」がすごく気になっているのですが、
タイミングが悪いのか、
いつも売り切れてしまっているので、
また近日中に再チャレンジしに来ます。
梁記嘉義雞肉飯
Address:台北市中山區松江路90巷19號
営業時間:10:00〜14:30 / 16:30〜20:00(土日定休)
TEL:+886-2-2563-4671
Facebook:https://www.facebook.com/梁記嘉義雞肉飯-236008676417282/
4.【阿源煎餅】外はサクパリ、中はもちふわ!テイクアウト専門の焼きたて煎餅に一口で一目惚れ。
一江公園のすぐお隣にある「阿源煎餅」も、
松江南京駅周辺に来たら、
ぜひとも立ち寄っていただきたい1軒。
四平街商圈から少し離れたところにありますが、
近隣上班族からの支持も厚い、
僕のイチオシグルメ店です。
こちらでいただけるのは「煎餅」という、
粉ものグルメ。
軒先には、
こんがりきつね色に焼きあがった煎餅が、
きれいにずらりと並べられていました。
メニューは「蔥肉(ネギ入り豚肉)」
「韭菜(ニラ)」「高麗菜(キャベツ)」
「蘿蔔絲(大根)」「紅豆(あずき)」と、
餡の違いで5種類。
お値段は、どれを選んでも
一律35元(=約130円)となっています。
今日は、その中から
「蔥肉」をオーダーしてみました。
焼きたてほかほかの煎餅は、
手をめいっぱいに広げても収まらないほど、
かなりの大きさ。
サクッ、パリッと弾ける外皮を一口頬張ると、
中から現れるもちもちふわふわな生地。
この食感のコントラストが本当に不思議で、
言うなれば、
絶妙な具合で空気が包み込まれているような感じ?
一口目からズキュンと、
見事にハートを撃ち抜かれてしまいました。
餡は、豚肉ミンチの中に、
ネギがこれでもかというくらい、
ふんだん。
噛めば噛むほどに
ネギの香りがふわっと立ち上ってきて、
歯切れのよい餡が、これまたすごくジューシー。
ボリュームがかなりあるにも関わらず、
それを全く感じないくらい、
ペロリと平らげられてしまいました。
何なら、もう1つ買っておかなかったのを
後悔したほどです。
軽めのお食事や、おやつにもピッタリですので、
松江南京エリアに来たら、
ぜひとも立ち寄られてみてください。
阿源煎餅
Address:台北市中山區四平街31號
営業時間:11:00〜19:00(土日定休)
5.【綠豆蒜啥米】屏東発祥の緑豆スイーツがいただける貴重なお店。夏はマンゴーごろごろのかき氷が大人気!
食べ歩きの最後は、
やっぱり台湾ならではのデザートで締めたいところ。
松江南京エリアで台湾式の甘味をいただくなら、
「綠豆蒜啥米」へ足を運ばれてみてください。
四平街商圈北側の小道に立つ、
緑豆のキャラクターが目印です。
木目がふんだんに使われた店内は、
アットホームで温もり溢れる雰囲気。
黄色い封筒を模した壁には、
オーナーさんがお店の看板デザートに込めた想いが
綴られていました。
こちらのお店の看板デザートは
「綠豆蒜」という
台湾南部の街・屏東が発祥のスイーツ。
台北ではほとんどお目にかかる機会がなく、
幼い頃からおばあちゃんの手作りを
食べて育ったオーナーさんが、
その味を再現したい想いで作り上げたのだそうです。
オーダーはお店の奥にあるカウンターにて、
スタッフさんに直接伝えるシステム。
お会計もこのタイミングで、
先に済ませておきましょう。
「綠豆蒜(小/50元=約180円)」には、
トッピングを2つ選べるということで、
「蜜地瓜(サツマイモ)」と「小湯圓(白玉)」を
プラスしてもらいました。
スプーンを口に運ぶと感じるのは、
台湾伝統スイーツの王道を行くような、
黒糖の素朴な甘さ。
つぶつぶとした綠豆の食感がおもしろく、
ほっとため息がもれそうな、
やさしい風味がします。
寒い季節には、ホットでいただけるのも、
ありがたいポイントです。
そして、こちらの「綠豆蒜啥米」。
夏の大人気メニューなのが、
「愛文芒果冰(200元=約720円)」!
文字通り山盛りに盛られたかき氷の上には、
大ぶりにカットされた
愛文マンゴーの果肉がたっぷり!
かき氷には黒糖風味のシロップがかけられていて、
甘酸っぱいマンゴーの風味とよく合います。
1人で平らげるには
だいぶ苦労するボリュームですので、
ぜひお2人以上でシェアしながら、
夏限定のおいしさを味わってみてください。
綠豆蒜啥米
Address:台北市中山區伊通街106巷6-1號
営業時間:12:00〜20:30(月〜金)/ 13:00〜19:30(土)
TEL:+886-2-2502-6885
Web:http://www.waahat.com.tw/
Facebook:https://www.facebook.com/waahat/
まとめ
今日は、台北・松江南京駅周辺(四平街商圈)の
おすすめグルメ店5軒をご紹介しました。
松江南京駅エリアのグルメ店は、
多くが四平街商圈周辺に集合していますが、
少し離れたところにも見逃せないグルメが。
オフィス街ではありますが、
くまなく歩いてみると、
本当にたくさんのグルメ店や屋台が並んでいるので、
どれをいただくか悩んでしまうくらいです。
僕もまだまだ気になるお店がたくさんあるので、
今後も少しずつ研究予定。
またお気に入りのお店を発見したら、
改めてこちらの記事でご紹介させていただきますね!
※記事中の日本円表記は1元=3.6円で計算しています。(2019年12月現在)
▼魅惑の台湾グルメを眺めながら、旅への想いを盛り上げておきましょう!▼
次回の台北旅行、どこに泊まるかはもうお決まりですか?
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コメント
コメント一覧 (2件)
自分もこのエリア大好きでいつも台湾行く時は松江南京駅近くでホテル取ります
四平街でbacknumberの高嶺の花子さんのMVの撮影されたみたいです
MV観ました!
確かに、あのカラフルな旗たちは間違いなく四平街ですね!
台湾のノスタルジックな魅力がすごく良く出ていて
素敵な映像でした。